搭乗記　ビジネスクラス 09
香港航空 / Hong Kong Airlines 　HX608 香港→成田
1	搭乗年月		2019年3月
2	航空会社概要（搭乗時）		2006年設立の比較的新しい航空会社。社名の通り香港を拠点としていますが、中国の海南航空の傘下にあります。 香港航空、及び海南航空を有する中国の海航集団は経営難が伝えられており、外部からの出資受け入れによる再建を検討中です。また、LCCの香港エクスプレスは、海航集団傘下で香港航空とは姉妹会社の関係にありましたが、2019年3月にキャセイパシフィック航空が香港エクスプレスを買収すると発表され、香港航空とは競合関係に転じることとなりました。 香港航空はフルサービスの航空会社で、定時運航率の高さには定評があり、英航空調査会社OAGによる「OAGパンクチュアリティ・リーグ2019」では世界第3位にランクされています。日本からは、成田、関西、札幌、岡山、米子、鹿児島、沖縄から香港への直行便があります。 保有機体数43、平均機体年齢6.6年 　エアバスA320-200 (11)、330-200 (16)、330-300 (10)、350-900 (6)
3	運賃		HX611便参照
4	機種／機体番号／年齢（引渡し）		エアバスA330-300／B-LNO／6.2年（2013年2月）
5	座席配列／座席数／シートピッチ ／シート幅／リクライニング		ビジネス：1-2-1／32席／42-45インチ／20インチ／180° エコノミー：2-4-2／260席／31-32インチ／17.2インチ／～115° （会社公表数値）
6		オンラインチェックイン	可（出発予定時刻の48時間前～90分前まで）。詳細はこちら
		空港	香港国際空港ターミナル1
		チェックインカウンター	香港航空のチェックインカウンターはKで、一番奥にあります。カウンターには出発時刻の約1時間30分前に到着。ビジネスクラスだったのですぐに対応してもらえました。エコノミークラスの列も短かったので、待ち時間は長くなかったと思います。エコノミークラスでは、端末を使用するセルフチェックインを案内するためのスタッフが待機していました。今回の機材のビジネスクラスは1-2-1の座席配列とのことで、1人用の座席をお願いしました。また、Courtesy Channelという、ビジネスクラスやファーストクラスの乗客向けの優先保安検査レーンを利用できるシートをもらいました。
		機内持込手荷物検査	Courtesy Channelを利用したので待ち時間はなく、1分以内に終了しました。一般の検査レーンもあまり混雑していないようでした。
		出国審査	今回もSmart Departure（事前登録不要のセルフ式自動化ゲート）を利用しました。待ち時間はほとんどなく、審査（パスポート→顔の2段階）もすぐに終わりました。通常の審査カウンターも混雑はありませんでした。
		ラウンジ	HX254便参照。今回は朝の早い時間（8時頃）だったので、前回の夕方の時間帯と比較すると、食事の一部メニューが朝食用に変わっていました。
		搭乗ゲート	219：出入国審査場から一番遠い場所にあるミッドフィールドコンコース（Midfield Concourse/ 中場客運廊）にあるゲートで、その中でも一番端のゲートでした。出国審査場を出てから電車乗り場まで4分、電車の待ち時間＋乗車時間が4～5分、電車を降りてからゲートまで5分、全体では10数分を見ておく必要があります。
7		搭乗率／乗客	ビジネスクラスは満席（32/32）。乗客は中華系がほとんどですが、一組だけ日本人の親子3代の家族連れがいました。エコノミークラスの状況は不明ですが、ちらっと覗いてみたところ、空席は少なかったです。
		座席の快適度	エアバスA330-300の大型機で、機体年齢は約6年でしたが、それほど劣化している印象は受けませんでした。また、座席はHX253便のA350-900に似た構造で、座席の設備、スペース、独立性等の快適度は高かったです。ただ、上記の家族連れの中の幼児が、時々大きな声で騒いでいて、うるさかったです。
		座席の材質	布
		モニター／充電／WiFi等	モニターあり、電源あり（ビジネス・エコノミー）、USBポートなし、有料のWiFiサービスなし。 エンタテインメントサービスについては、HX611便参照。
		シートポケット（収納）	収納スペースは、雑誌等が入っているボックスに加え、シートの横に物を置ける広いスペースがありました。ただし、離着陸時にその棚に大きな物を置いたままにすることはできないと思われます。
		機内食	こちらをご覧ください。
8		搭乗開始予定時刻／搭乗時刻	08:25／08:30-40（ラウンジにいたので正確な時刻は未確認）
		出発予定時刻／出発時刻	09:15／09:17
		離陸／着陸時刻（飛行時間）	09:43／14:09（3時間26分）
		到着予定時刻／到着時刻	14:30／14:28
9		到着空港	成田空港第1ターミナル
		到着ゲート	16：出発時と同じような場所にあるゲートで、入国審査場までは約4分程度でした。
		入国審査	待ち時間は0分（登録不要のパスポートの顔写真による自動化ゲート）。
		手荷物引取り	ターンテーブルに着いてから5分後に荷物が出始め、そこから3分後に自分のスーツケースをピックアップできました。
		税関チェック等	数人の列ができていました。運悪く、時間のかかる人がいる列に並んでしまい、3分程度待ちました。自分のチェックはスーツケースを開けられることもなく、すぐに終わりました。
		一般エリアまでの所要時間	着陸から41分、到着（機体停止）から22分
10	総括		今回の旅行では、香港航空を4便利用しましたが、4便とも予定時刻より早く到着し、まず定時運航の面で素晴らしいと思いました。また、ビジネスクラスは食事やラウンジ等のサービスも問題ないレベルで、今回は格安料金だったこともあり、満足度はかなり高かったです。各空港でチェックインカウンターやゲートが遠かったり、機材の当たり外れがあったりと、気になる点がないわけではないですが、今後も料金次第で利用したいと感じました。経営危機の報道が続いていますが、頑張ってもらいたいです。
ビジネスクラスのチェックインカウンター（出発予定時刻の1時間30分前） エコノミークラスのチェックインカウンター（出発予定時刻の1時間30分前） ビジネスクラスの乗客向けのCourtesy Channelのチケット  Courtesy Channelの標示 ラウンジの食事1 ラウンジの食事2 一番端の219番ゲートまで歩く 219番ゲートより搭乗 今回の機材：エアバスA330-300、機体年齢6.2年 ビジネスクラスの座席1：独立性が高いシート ビジネスクラスの座席2：足元の状況 ビジネスクラスの座席3：大きなモニター、左はテーブル（収納時） ビジネスクラスの座席4：座席横の収納スペース、リモコン等 ビジネスクラスの座席5：読書灯、物やグラス等を置くことができる台等
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