ホテル宿泊記　台北24
  昇美精品旅店 ／ ホテル ビーシック
　Hotel Bchic
　（旧Zimei Hotel／姿美飯店／ジーメイホテル）
1 詳細情報のあるウェブサイト 当ホテル（中国語・英語）、台北ナビ、トリップアドバイザー（口コミ）、expedia（ゲストレビュー）、agoda（クチコミ）
2 宿泊時期／部屋タイプ／番号 2009年12月／豪華套房雙人房（Modern Deluxe Room）／307号室
2008年5月／日本式套房（ジャパニーズスタンダード）／305号室
3 1泊料金／予約方法 2009年12月／NT$2380／（税サ込、朝食付）／ezTravelのサイト（中国語）で即時予約。
2008年5月／NT$1,500（税サ込、朝食付）／ezTravelのサイト（中国語）で即時予約。
4 ホテル概要 台北に10軒以上のビジネスホテルを展開しているBeauty Hotels Taipeiグループ（台北美系列飯店集団）のホテルで、各ホテルにはいずれも「美（Mei）」という文字が入っています。当ホテルはグループの2番目のホテルとして2002年6月に「姿美飯店（Zimei Hotel）の名称で開業しましたが、2014年にいったん営業を終了し、その後の改装を経て同年11月に現在のホテル名で開業しました。

（以下は姿美飯店当時のコメント）
同グループのホテルのうち、当ホテル、宣美、柔美の各ホテルを利用しましたが、いずれも場所がやや不便な一方、料金のわりに室内は大変きれいでセンスがいいという共通点がありました。当ホテルは3軒のホテルの中では一番安く、外観も古いラブホテルのような雰囲気がありました。受付、廊下等もパッとしない感じですが、室内は思いのほかきれいです。
5 立地 台北の中心部に近い立地ですが、最寄駅となるMRTの中山站からはかなり離れており、MRTを中心に移動する人には不便です。コンビニは、ホテルから徒歩１分ほどの長春路と新生北路の交差点にファミリーマートがあります。新生北路を挟んでホテルの反対側にある欣欣百貨の中にスターバックス、スーパーがあります。
桃園国際空港→ホテルは、飛狗巴士（バス）で4番目のバス停の吉林國小から徒歩5分です。バスを降りたらバスの進行方向と反対側に進み、長春路を左折し、さらに新生北路を左折すると見えます。ホテル→国際空港は、タクシーで台北駅に近い國光客運台北東站まで（TW$100程度）行き、バスに乗るのが無難です。
6 客室 概要 （豪華套房雙人房）ドアを開けるとクローゼットと冷蔵庫等があり、壁を隔てて奥に寝室がありました。寝室側にはベッドと机しかありません。机は普通サイズで、引出し付きでした。収納スペースとしてはクローゼットのほか、テレビ台の下が開いています。
（日本式套房）ドアを開けると靴を脱ぐスペースがあり、その先はフローリングになっています。床はきれいで、ツルツルと滑りやすいほどでした。室内は狭い（6.7坪=約22㎡）ですが、床の上でスーツケースを広げることはできました。洋服をかけるクローゼットもありました。机は普通サイズですが、椅子の背もたれが座席と直角になっていて、やや座り心地が悪かったです。
ベッド 1ベッドルームのベッドは、日本式套房がクイーンサイズ、豪華套房雙人房がキングサイズ。
マットは少し硬めで快適でした。
備品（あり） 無料ミネラルウォーター（600ml×2本）、冷蔵庫（無料ドリンク2本入り）、湯沸し、スリッパ、歯ブラシ、ティッシュ、コンドーム。タオルはバスタオルとフェイスタオルが2枚ずつありますが、ハンドタオルはありません。
備品（なし） セーフティボックス、目覚まし時計、アイロン、フルーツ、バスローブ、体重計、傘、FAX
エアコン 風力、温度とも調整可能なタイプですが、冷房を入れていると設定温度を上げても室温は常に20℃に表示され、温度が上がりませんでした（かなり冷えます）。音は強風にすると少しうるさいですが、弱風だと気にならないレベルです。
ドライヤー （豪華套房雙人房）温度のみ、3段階の切り替えがありました。浴室内の引出しに固定されていました。
（日本式套房）温度、風力とも切り替えのない型でした。浴室内に固定されており、やや使いづらかったです。
浴室 （豪華套房雙人房）浴室は広々としており、バスタブと独立したシャワーブースがあります。窓もありました。バスタブにシャワーはありませんが、マッサージ機能付です。足を伸ばすほどの長さはありませんが、きれいなのでゆっくりくつろげると思います。シャワーブースも窮屈さはありません。シャワーはハンドシャワーでした。お湯の出は良好で、温度も安定していました。
（日本式套房）バスタブはなく、シャワーブースのみです、シャワースペースは小さめで少し窮屈に感じましたが、許容範囲内だと思います。お湯の出は良好で、温度も安定していました。
ネット接続 無料。LANケーブルはなし。持参したLANケーブルを接続しIEを立ち上げると、それだけで接続します。通信速度はまずまずでした。
窓・眺望 （豪華套房雙人房）窓の横幅は広めですが、長さは短めです。307号室からは新生北路の高架道路が目の前に見えました。
（日本式套房）窓は小さめです。隣のビルが見えるだけでした。
7 日本語／日本人 NHKが視聴できます。受付では簡単な日本語が通じました。
8 警備／鍵 警備等は特に行われていません。／鍵はカード式（要返却）でしたが、外出時にはフロントに預けるようにいわれました。
9 食事 このクラスのホテルとしては珍しく、ビュッフェ形式の朝食が付いており、宿泊料を考慮すれば十分な水準だと思います。内容は、台湾系の惣菜が中心で、種類は少ないですが、パン、シリアル、フルーツ、野菜、ケーキ等もありました。ただし、オレンジジュースは果汁100%ではありませんでした。
10 スポーツ設備 なし
11 サービス 初回は17時頃、2回目は深夜にチェックインしましたが、特に問題はありませんでした。
チェックアウトは5秒ほどで終わりました。
12 その他 ラブホテルとしても利用されており、コンドームがベッド脇の引き出しに置かれていました。まだ、CATVのアダルト番組も普通に放映されています。
2回目の宿泊時には、部屋に入ったら寝室も浴室も窓が開いていて、車の音がうるさかったです。窓を閉めるとかなり静かになりました。
13 総括 Beauty Hotel グループのホテルは室内がとても綺麗で明るい点が共通しています。当ホテルはグループの中では一番格下ですが、西門や中山駅周辺の同クラスのホテルと比較してレベルが高いと思います。ホテルと市内を一日に何往復もするような場合はタクシー代が嵩みますが、ホテルから一度出かけたら夜まで戻らず、部屋は清潔なら十分という人にはお薦めできるホテルだと思います。
（↓：2009年12月／豪華套房雙人房 Modern Deluxe Room）
入口と寝室の間の通路部分1 入口と寝室の間の通路部分2：左奥が寝室、右奥が浴室
マッサージ機能付きバスタブ シャワーブース内のハンドシャワー
眺望：高架道路 朝食
（↓：2008年5月／日本式套房 ジャパニーズスタンダード）
シャワーブース ハンドシャワー
外観1 外観2
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