ホテル宿泊記　台中17
台中裕元花園酒店 ／ ウィンザー ホテル 台中 　Windsor Hotel Taichung
1	詳細情報のあるウェブサイト		当ホテル（日本語）、旅々台北、台北ナビ、トリップアドバイザー（口コミ）、expedia（ゲストレビュー）
2	宿泊時期／部屋タイプ／番号		2013年6月／デラックスルーム／2307号室
3	1泊料金／予約方法		土曜日14,529円（＋税サ15%、朝食付）。日曜日12,108円（同）。 Expediaで即時予約（福利厚生倶楽部で税サを除く部分のみ8%引き →実費は土曜日13,367円+税サ2,179円、日曜日11,139円+税サ1,816円）
4	ホテル概要		開業2006年、客室数149。世界最大のスポーツシューズメーカー、宝成国際グループのホテルで、台中市内では最高級クラスになります。当ホテルの建物はツインタワーの片方で、もう片方はグループの本社ビルになっています。また、当グループは上海昆山でも「裕元花園酒店」ブランドのホテルを運営しています。 ウェブサイトには当グループに成功をもたらしたバラのストーリーが紹介されており、ホテル内の至る所でバラに関連する装飾品が見られます。ホール天井の照明やローズベーカリー、1階ロビーカウンターの後方に飾られているギリシア人芸術家のバラをイメージした作品、バラのつぼみをイメージして設計された3階まで続く回転扉入り口の階段等のほか、屋外にはバラ園もあります。また、当グループの蔡其瑞総裁は元美術教師だったそうで、ホテルは芸術的なセンスにより設計されているとのことです。日本人の感覚からすると、全般的にちょっとゴテゴテした感があり、エントランスからロビー周辺にそれほど高級感はありません。
5	立地		台中の新しい市街地から少し外れたところにありますが、ローカル線の台中駅からほぼ一本道で続く大通り（台中港路）沿いなので、多くの路線バスが走っており、同駅や通り沿いにあるSOGO、新光三越や遠東百貨等には、大通りの向こう側にあるバス停から乗車すると安く行くことができます（台北市内で使えるEasycard（悠遊カード）が台中の市内バスでも使えます。乗降時に1回ずつタッチするだけ）。ホテルの周辺にはまだかなりの空き地があり、すぐ近くを高速鉄道が通っています。一方で、ホテルの両脇にはスターバックスと24時間営業のマクドナルドがあり、すぐ近くにセブンイレブンもあるので、市街地から外れているわりには便利な立地でした。 高速鉄道台中駅→当ホテルは、161番の無料バス（高速鉄道の切符を見せると無料）で2番目のバス停が当ホテル前になります。所要時間は約30分程度。急ぐ場合はタクシーのほうが無難です。ホテル→高速鉄道台中駅までタクシーを使うと、平日早朝の時間帯で約10分、NT$235でした。
6		概要	客室には安いほうから順にスーペリア（9.4坪、1キングベッド）、デラックス（11.2坪、1ベッドまたは2セミダブルベッド）、デラックスファミリー（同、2ダブルベッド）、ビジネス（12.4坪、1キングベッド）、エグゼクティブ（23坪、1キングベッド）、ウィンザースイート（50.5坪、1キングベッド）の6種類があります。 自分が利用したデラックスルームは、十分な広さがあり、ユニークなレイアウトになっていました（写真参照）。清潔感、高級感も保たれていました。 デスクワークの面では、引き出しが付いた大きなライティングデスクがあります。デスクの正面に電源（空き3）と各種の差込口も揃っていました。電源の差込口はその他の部分にも多数あったので、充電も問題なくできると思います。 AV機器としては、薄型テレビ（SonyのBRAVIA）があり、テレビの向きを変えることもできましたが、それ以外のAV機器は特に何もありませんでした。また、ベッド脇の端末で照明、目覚まし、空調を調整できるようになっていました。 洋服等の収納面ではクローゼットがあるほか、数箇所の引き出しがあり、十分なスペースが確保されています。また、バゲッジラックもあり、スーツケースを広げたまま使用することが可能です。
		ベッド	1ベッドルームのベッドはキングサイズでした。マットも枕もやや柔らかめでフカフカとした快適さがありました。掛け布団にはしっかりとした厚みがあり、高級ホテルに相応しいベッドでした。
		備品（あり）	無料ミネラルウォーター（中×2本、補充あり）、セーフティボックス、湯沸しポット（象印製）、冷蔵庫、スリッパ、歯ブラシ、ティッシュ、バスローブ、体重計、目覚まし時計、フルーツ、複合機（FAX、コピー、スキャナー、プリンター）
		備品（なし）	DVDプレーヤー、Ipodドッキングステーション、アイロン、傘
		エアコン	風力、温度が調整できるタイプ。音は静かでした。
		ドライヤー	Panasonic製。温風のみで、風力は2段階の切り替えがありましたが、強風にしても風力は強くなく（1000w）、髪を乾かすのに時間がかかりました。壁等には固定されていませんでした。
		浴室	浴室は広々としており、バスタブと独立したシャワーブースがあります。トイレも個室になっています。浴室にも大きな窓がありますが、ブラインドを下ろすことも可能です。 バスタブは大理石製で、十分な長さ、深さがあり、清潔感も保たれているので足を伸ばしてくつろげます。また、壁には小型テレビがあり、バスタブからテレビの画面を見ることができます。 シャワーブースのシャワーは、ハンドシャワーとレインシャワーの2種類があり、お湯の出は双方とも良好・快適な水準でした。お湯の温度も安定していました。 浴室の備品として、バスソルトと垢すりがあったほか、使い捨ての髭剃りの質の高さにも驚きました。ただし、トイレに洗浄便座機能はありませんでした。
		ネット接続	室内にLANケーブルがあります。有線接続の料金は不明。 無線も利用可です。、無線の料金は無料で、パスワードも不要でした。インターネットに接続し、IE等を立ち上げると、すぐに繋がりました。通信は快適な速度でした。
		窓・眺望	角部屋だったので、窓が2方向にありました。窓は大きく、自分が利用した23階の部屋は周辺に眺望を遮るもものがなかったので、開放感のある素晴らしい眺望が楽しめました。高速鉄道もよく見えました。
7	日本語／日本人		テレビはNHKの日本語放送が3チャンネル（BS1、BSプレミアム、ワールドプレミアム）視聴できるほか、「緯來日本」というチャンネルで日本の番組が放映されていました。室内には日本語の案内がありました。スタッフの中に片言の日本語を話す人はいましたが、ホテルのスタッフとの会話は英語でした（英語能力が低めの人もいました）。自分が宿泊したのは週末の大安だったため、何組かの結婚式が行われていたせいか、客層は台湾国内の人がほとんどで、日本人や中国本土の観光客は見かけませんでした。
8	警備／鍵		鍵はカード式です。特に警備等は行われていません。
9		朝食	ウィンザーカフェの朝食ビュフェを利用しました。台中や高雄の高級ホテルはどこもそうですが、朝食会場が非常に混雑していることが多く、当ホテルも（他の大規模ホテルほどではないものの、やや）落ち着かない感じでした。食事の品揃えは、一通りのメニューがありましたが、決して充実していると言えるほどではない気がしました。卵料理や麺のコーナーもありましたが、オーダーするには自分のテーブルの上に置かれた番号付のクリップを各コーナーに持っていく必要があり、料理が出来上がったら番号を見てスタッフがテーブルまで持ってきてくれるシステムでした。自分が頼んだオムレツは来るまでに時間がかかり、あまりふっくらしていませんでした。また、料理に高級感はなく、コーヒー等もセルフサービスでした。なお、朝食付プランの宿泊者には、早朝チェックアウトで朝食を取れない場合にはあらかじめ予約しておけば朝食ボックスを用意してくれます。こちらはわりと充実していました。
		ルームサービス	利用しませんでした。
		レストラン	ベーカリー・カフェのRose Corner BakeryでAfternoon High Teaをいただきました。
10		プール	屋内に大きな温水プールがあります。小さな子供用の浅いプールもあります。プールの周辺にデッキチェアやテーブル等もあります。水の透明度は保たれていて、しっかり泳ぐことが可能です。ただし、プールはロープで3レーンに分けられていて、家族連れが子供の水泳の練習に使っていたりするので、プールサイドでくつろぐ雰囲気はありません。くつろぎたい人向けには、屋外にジャグジーとデッキチェアがあります。
		ジム	ホテルの宿泊者以外にも有料会員が利用するジムなので、設備はわりと充実しています。個別テレビ付の有酸素運動のマシンは多数あります。筋トレについては、ベンチプレスとスクワットの設備はありませんでしたが、スミスマシンがあるほか、50ポンド（約23kg）までのダンベル、各種マシンが揃っており、かなりのトレーニングが可能なレベルでした。
		更衣室	あります。
		その他	ジムの中に大きなスタジオがあり、本数は多くありませんが定期のレッスンも開催されています。更衣室の中には、ドライサウナ、ミストサウナ、ジャグジーが揃っています。清潔感もあり、ゆっくりくつろげると思います。
11	サービス		チェックインは13時前、チェックアウトは早朝でしたが、問題なく終わりました。 ターンダウンサービスはありませんでした。 テレビのリモコンを壁と家具の間の細い隙間に落としてしまったので、取り出してくれるようお願いしたら、すぐにスタッフがやってきて、迅速に対応してくれました。 ホテルにしては良心的な価格でマッサージを受けることができます。上手でした。
12	その他		ホテルの車寄せは大通りと反対側にあり、あまりタクシーが通っていないので、早朝や夜間でベルスタッフがいないときにタクシーを見つけるのは少し苦労しました。ツインタワーのメインエントランスがある大通り側に出るとタクシーは通っていますが、市内や駅に向かうのは大通りの向こう側からになるので、歩道橋等を渡るかユーターンしてもらう必要があり、それも少し面倒でした。
13	総括		開業から7年程度が経過していますが、メンテナンスが行き届いており、快適に滞在できました。立地も思った以上に利便性が高かったので、今後も価格次第ではまた利用したいと思えるホテルでした。
向きが変えられるテレビ 寝室側から撮影：左が浴室、中央がクローゼット、右が入口ドア 大きな窓がある明るいバスタブ バスタブの中から小型テレビを視聴できる レインシャワーとハンドシャワー トイレ：温水洗浄機能はなし クローゼット内：セーフティボックスとバスローブ等 グラス、カップ、無料のお茶等 ミニバー1 ミニバー2 象印製の湯沸しポット 照明・空調・アラームを調整できる端末 FAX、コピー、スキャナー、プリンターの複合機等 デスクの正面にある電源（空き3）と各種の差込口 眺望1：中央は台中港路、左隅は統聯客運のバスターミナル 眺望2 眺望3：中央は台湾高速鉄道 外観1：中央左が当ホテル、右はグループ本社ビル 外観2：当ホテルのメインエントランス 外観3：宝成国際グループ企業本部入口 屋外景観SPAプール SPAプールの横にあるチェア等 ロビー周辺1：ホール天井のバラのライト等 ロビー周辺2：磨玉人翡翠芸術創作館 花園庭園1 花園庭園2 花園庭園3 客室内のフルーツ ウィンザーカフェの朝食ビュフェ1 ウィンザーカフェの朝食ビュフェ2：薄いオムレツ ウィンザーカフェの朝食ビュフェ3 ウィンザーカフェの朝食ビュフェ4 朝食ボックス 高速鉄道台中駅からは161バス（高鉄切符で無料）で2番目のバス停
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