ホテル宿泊記　台中15
  台中香城大飯店 ／ 台中チャーミング シティ ホテル
　Taichung Charming City Hotel
1 詳細情報のあるウェブサイト 当ホテル（中国語）、楽天トラベル（お客さまの声）、agoda（くちコミ）、トリップアドバイザー（口コミ）
2 宿泊時期／部屋タイプ／番号 2012年3月／行政客房／1001号室
3 1泊料金／予約方法 7,213円（＋税サ15%、朝食付）。エクスペディアにて即時予約
4 ホテル概要 開業2010年１月、客室数70。香城飯店企業集団が運営するホテルで、同グループは、香城大飯店（台北、花蓮、台中）のほか、香樹花園酒店、喬合大飯店、豪城大飯店、香都大飯店等の名称で中小規模のホテルを台北市内に展開しています。
5 立地 台中市中心部の北側、文心路と昌平路の交差点からすぐの場所にあります。ガイドブック等に出ている台中市中心部の地図からはみ出しています。
最寄り駅は在来線の太原駅です（11「サービス」参照）。
バスは、ホテル近くの文心路沿いに「文心昌平路口」のバス停があります。53番と68番のバスを使うと太原駅から（少し大回りしますが）同バス停まで所要十数分です。77番のバスを使うと、新光三越や廣三SOGOに乗り換えなしで行くことができます。85番のバスは、高速鉄道の台中駅と直結しています。在来線の台中駅方面には14番のバスがあります（別のバス停「昌平文心路口」が昌平路沿いにあります）。タクシーを使うと同駅まで10〜15分程度（NT$150前後）です。
ホテルの周辺は地元向けの商店と住宅が混在するエリアで、レストランや屋台、靴屋街（昌平路皮鞋街）や洋服の問屋街（天津成衣街）があります。コンビニは、ホテルのすぐ傍にセブンイレブンがありますが、欧米系や日系のカフェやファーストフードはありません。
自分は高速鉄道台中駅→当ホテルまで、在来線とバスを乗り継いでみました。高速鉄道台中駅→徒歩数分→在来線新烏日駅→（各駅停車）→太原駅→（待ち時間15分）→53番のバス→文心昌平路口→徒歩3分→当ホテルでした。ホテルから高速鉄道（高鉄）台中駅までは当ホテルの無料送迎サービス（11「サービス」参照）を利用しましたが、日曜日の昼間の時間帯で23分かかりました。
6 客室 概要 客室には、安いほうから順に商務客房（7坪）、行政客房（9坪）、精緻客房（11坪）、尊爵套房（12坪）、經典套房（11坪）、香城套房（14坪）があり、部屋により広さとベッドの種類等が異なっています。
自分の部屋は、広さとベッドの大きさから見て行政客房と思われます。行政客房は、部屋の大きさと比較してベッドが大きく、やや窮屈な印象がありました。家具等に高級感はありませんが、まだ新しく、床もフローリングで清潔感はありました。清掃も問題なく行われていました。
デスクワークの面では、2つの引き出しが付いた大きなライティングデスクがあります。デスクの脇に電源（空き2つ）もあり、（無線LANを除くと）快適な環境が整えられています。
AV機器は、壁掛けの32インチ薄型テレビ（SHARPのAQUOS）とLGのDVDプレーヤーがありました。洋服等の収納面ではクローゼットがあり、クローゼットの中には棚もありました。また、バゲッジラックもあり、小さいスーツケースなら広げたまま使用することが可能ですが、大きいスーツケースは厳しいと思います。
ベッド ベッドは、商務客房が180×200cm×1台、行政客房と精緻客房が210×200cm×1台、尊爵套房が105×200cm×2台、經典套房が150×200cm×2台、香城套房が240×210cm×1台となっています。
行政客房のベッド（210×200cm）は、2台のシングルベッドを合わせたもの（ツインにすることも可能）ですが、中敷きがしっかりしているので中央部分のくぼみは気になりませんでした。その中敷のおかげで程よい柔らかさが感じられ、寝心地は良好でした。なお、枕は標準的な硬さで、掛け布団はしっかりとした厚みがありました。
備品（あり） 無料ミネラルウォーター（600mi×2本）、湯沸しポット、冷蔵庫（空）、スリッパ、歯ブラシ、ティッシュ、DVDプレーヤー、フルーツ
備品（なし） セーフティボックス、傘、FAX 、Ipodドッキングステーション、バスローブ、体重計、目覚まし時計、アイロン、ハンドタオル（タオルはバスタオルとフェイスタオルが各2）
エアコン 風力、温度が調整できるタイプ。音は強風にしなければあまり気にならない大きさでした。
ドライヤー BLUEskyというブランドで、風力は2段階の切り替えがありました（冷風はなし）。強風にしてもあまり風力は強くありませんでしたが、壁等には固定されておらず、問題なく使えました。
浴室 浴室は、バスタブのすぐ横にシャワーと洗い場があるので、日本人には使いやすい構造だと思います。バスタブは十分な長さ、深さがあり、清潔感も保たれているので足を伸ばしてくつろげます。また、浴室には窓があり、（たいした景色ではありませんが）外を見ながら入浴できます。
シャワーは、レインシャワーとハンドシャワーがあり、双方とも物凄い勢いでお湯が出てきました。これまで利用したホテルの中で、湯量はトップクラスの快適さでした。また、お湯の温度は概ね安定していました。なお、トイレに洗浄便座機能はありません。
ネット接続 無料。室内にLANケーブルはありません。客室の無線LANはありません（無線LANは1階と2階のみ利用可能）。
IE等を立ち上げると、Username（部屋番号）、Password（予約番号、画面に表示されている）を入力する画面がでてくるので、必要な情報を入力すると繋がります。通信は光ファイバーなので、快適な速度でした。
窓・眺望 窓はそれほど大きくはありませんが、ホテルの隣に高層ビルはないので、圧迫感はないと思います。10Fの自分の部屋からは、文心路沿いの高層ビルやその北側の古い住宅群が見えました。
7 日本語／日本人 NHKは（日本語、英語放送とも）視聴できません。97チャンネルでNHKの中国語吹き替え放送をやっており、日本語の字幕もありましたが、画像が荒く音も悪かったので、見る気になりませんでした。室内等には日本語の案内はありません。スタッフも中国語と英語が中心です。客層も現地の台湾人がほとんどで、日本人をターゲットにしている感じはしませんでした。
8 警備／鍵 鍵はカード式です（要返却）。特に警備等は行われていません。
9 食事 朝食 ビュッフェ形式の朝食が付きます。時間は7〜10時。目玉焼きや麺類を作ってくれるスタッフがいるほか、惣菜はわりと種類が多めでした。ただし、高級感はなく、品揃えは限定的で、野菜、シリアル、ヨーグルト等はなく、フルーツやパンも一種類だけでした。宿泊料金を踏まえると妥当なレベルだと思います。
ルームサービス ありません。
レストラン ありません。
10 スポーツ設備 ありません。
11 サービス チェックインは14時30分頃でしたが、部屋の準備ができるまで10分待ってほしいと言われました。実際、10分ほどで案内してくれました。チェックアウトは名前を確認しただけですぐに終わりました。
高速鉄道の台中駅、在来線の台中駅、太原駅等への無料送迎サービスがあります。利用する3時間前までに予約が必要なようです。11時22分発の新幹線に乗りたいと言ったら、10時30分に出発すると言われました。
24時間オープンのラウンジがあり、無料でコーヒー等が提供されています。
コインランドリー（1回NT$60。洗剤は無料で提供）があります。
12 その他 特になし。
13 総括 前回宿泊した中科大飯店が日本人向けの対応を極めて重視しているのに対し、当ホテルは日本人向けの特別対応はされておらず、日本人の利用をあまり想定していないように感じました。ただ、部屋の新しさや設備は当ホテルのほうが上なので、英語か中国語で対応できる人で、アットホームな雰囲気ｶﾞ苦手な人には当ホテルのほうが快適かもしれません。
ベッド以外は狭い寝室のスペース 右手前=洗面台、左手前=トイレ、中央奥=シャワー、左奥=バスタブ
バスタブ：窓とブラインドあり レインシャワーとハンドシャワー
クローゼット1 クローゼット2
DVDプレーヤー 室内のフルーツ
眺望1 眺望2
外観 エントランス
（左上・右上）
朝食

（左横）
コインランドリー。左端の洗剤は無料
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