ホテル宿泊記　台中14
中科大飯店 ／ 中科ホテル 　Zhong Ke Hotel
1	詳細情報のあるウェブサイト		当ホテル（日本語）、楽天トラベル（お客さまの声）、トリップアドバイザー（口コミ）
2	宿泊時期／部屋タイプ／番号		2011年12月／ビジネスダブルで予約→中科スイートにアップグレード／1908号室（最上階）
3	1泊料金／予約方法		NT$2,092（税サ込、朝食付）／楽天トラベルで即時予約
4	ホテル概要		開業2003〜04年頃（詳細不明）。客室数200。台中の中級ビジネスホテルでは最大規模を有するホテルです。
5	立地		台中市中心部の北側、崇徳路沿いにあります。ガイドブック等に出ている台中市中心部の地図からはみ出していますが、ホテルの隣にある民俗公園が目印になります（公園自体は工事中で閉鎖：2011年12月時点）。ホテルから徒歩2〜3分の距離にコンビニ（セブンイレブンとファミリーマート）があります。また、4〜5分の距離にモスバーガーがあるほか、ホテル周辺には多数のレストランがありますが、カフェはありません（11「サービス」参照）。 移動はタクシーかバスを使うことになると思います。バスは、ホテル近くの崇徳路沿いに「民俗公園」のバス停があり、58、65、105のバスは在来線（台鉄）の台中駅を経由します。 高速鉄道（高鉄）台中駅とホテルとの往復は、車で20分前後かかり（11「サービス」参照）、中心部のホテルよりもやや割高になります。高鉄の台中駅と隣接する新烏日駅から太原駅まで行き、そこからタクシーを使う手もあります（台鉄の待ち時間が短ければわりと効率的かも）。自分は台中駅から台中公園に向かう高鉄の無料シャトルバスを途中（中山堂）まで利用し、そこからタクシーを使ってみましたが、バスの乗車時間が長くかかるのであまりお薦めしません。
6		概要	客室には、シングル、デラックスシングル、デラックスダブルツイン、中科スイート（2種類）があります。スイート以外は約10坪（33�u）、スイートは約17坪（56�u）の広さがあります。 自分が利用した中科スイートは、入口の部分にリビング（=ソファ＋テーブル＋ライティングデスク）があり、その奥にベッドルームと浴室がありました。スイートといえども高級感はなく、単に広いだけといえなくもありませんが、開放感・清潔感のある部屋だったので総じて快適でした。 デスクワークの環境としては、引き出し付きの大きめのライティングデスクがあります。デスクの前にある電源はドライヤーとテレビで塞がれていますが、これらを外せばPC等の電源を確保できます。 AV機器は、薄型テレビ（SAMPO）以外には特に何もありません。機能面では、ベッド横の端末で照明をまとめて点灯・消灯することができました。収納面では、クローゼットと荷物用の台があり、台の上でスーツケースを広げたまま使用することが可能です。
		ベッド	当ホテルのウェブサイトによると、ベッドは部屋のタイプに関係なく全て170cm×190cm。枕は厚みがあり、掛け布団は薄め、マットは固め。高級ホテルと比較すると快適さは劣りますが、疲れていたのでよく眠れました。
		備品（あり）	無料ミネラルウォーター（550mi×4本以上、補充あり）、セーフティボックス、湯沸し、冷蔵庫、スリッパ（薄い使い捨てタイプと使い捨てでないタイプの双方があり）、歯ブラシ、ティッシュ
		備品（なし）	傘、FAX 、DVDプレーヤー、Ipodドッキングステーション、バスローブ、体重計、フルーツ、目覚まし時計、アイロン
		エアコン	冷暖房の別と温度を調整が可能なパネルがありましたが、使い方がよくわかりませんでした。
		ドライヤー	中国製の達新牌というブランドで、温度・風力の切替えはありませんでした（高温のみ）。デスクの向かいの壁に固定されていましたが、問題なく使えました。
		浴室	浴室はあまり大きくはなく、独立したシャワーブースはありませんでした。バスタブは安っぽい印象ですが、清潔感は保たれており、ある程度の長さ・深さがあるので、足を伸ばして体を温めることができます。シャワーはハンドシャワーで、お湯の出は問題のないレベルでした（やや弱め）。お湯の温度は概ね安定していました。
		ネット接続	無料。室内にLANケーブルがありますが、無線LANも利用可能です。 インターネットの接続にパスワードは不要です。通信は快適な速度でした。
		窓・眺望	窓はそれほど大きくはありませんが、ホテルの周辺に眺望を遮るような建物はなく、圧迫感はないと思います。特別なものが見えるわけではありませんが、19Fの自分の部屋からは町並みが一望できました。
7	日本語／日本人		テレビはNHKの日本語放送が3つのチャンネル（うちBSが2つ）で視聴できるほか、「緯來日本」というチャンネルで日本の番組が放映されていました。室内には日本語の案内が完備されています。スタッフはほぼ全員、ある程度の日本語を話すので、英語や中国語は必要ありません。ビジネスセンターには日経、朝日、サンケイスポーツの三紙に加え、コミック雑誌も置かれていました。客層は、日本人と現地の台湾人がほとんどでした。
8	警備／鍵		鍵はカード式です（要返却）。日中はフロントの外に男性職員がいて入館者に声をかけているので、セキュリティはしっかりしていると思います。
9		朝食	ビュッフェ形式の朝食が付きます。高級感はなく、雰囲気も料理も大衆食堂のような感じですが、惣菜、点心、パン、フルーツ、野菜等、一通りのメニューは揃っており、宿泊料金を踏まえると十分なレベルだと思います。
		ルームサービス	ありません。
		レストラン	利用しませんでした。（ホテル内にはコーヒーショップがあり、同一の建物内に当ホテルとは関係のなさそうな台湾料理のレストランが入店しています）
10		プール	ありません。
		ジム	何台かのジョギングマシンがありますが、コーヒーショップのすぐ横に置いてあるので、あまり利用する気にならないと思います。
		更衣室	ありません。
		その他	ありません。
11	サービス		午後6時頃にチェックインしました。チェックインの際に部屋代の支払いを行います。手続きは問題なく終わりました。一方、チェックアウトはカードを返却するだけで終わりました。 1日5着まで、クリーニングの無料サービスがあります。朝に出せば当日中に戻ってきます。高級素材には使えませんが、持参する荷物と洗濯物が減らせるのでとても便利です。 6時と13時15分に高速鉄道台中駅までの無料シャトルサービスがあります。早朝便の場合、前日までに予約→ホテルを午前5時50分に出発→約20分で駅に到着、という流れです。始発に間に合うので、例えば朝9時過ぎの松山空港発のフライトなら間に合います。自分が利用した際に他の利用者はおらず、貸切状態になりました。なお、同駅→ホテルは14時15分の1回のみです（利用方法等の詳細不明）。 このクラスのホテルには珍しく、チェックイン後にスタッフが部屋まで荷物を運んでくれました。 ホテル周辺の飲食店が記載されている大きな地図をもらうことができます。 フロント周辺を通過するだけで、大概スタッフが日本語で声をかけてくれます。 冷蔵庫に無料の缶ビールが2本ありました。また、楽天インターネット予約の特典として、コーヒーショップの無料コーヒー券がもらえます。
12	その他		特になし。
13	総括		建物や設備等のハード面は料金相応の中級クラスですが、心のこもった日本語でのサービスというソフトの面においては、このホテルを上回るホテルにはお目にかかれないのではないかと思うほど、素晴らしいホテルでした。一人で放っておいてほしい人には少し鬱陶しく感じるかもしれませんが、台湾らしい親切心や温かさに触れることのできる、貴重なホテルだと思います。
リビングルーム1 リビングルーム2 セーフティボックス：窓際にポツンと置かれていた コーヒー、お茶、歯ブラシ、石鹸等 湯沸しと無料の飲料水 無料のビールと飲料水 眺望 高速鉄道台中駅までの無料シャトルバン 外観 エントランス 朝食1 朝食2 朝食3 無料洗濯サービスの記入シート
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