ホテル宿泊記　台中10
  台中亞緻大飯店 ／ ホテル ワン 台中
　Hotel ONE Taichung
1 詳細情報のあるウェブサイト 当ホテル、台北ナビ、旅々台北、アップルワールド（クチコミ掲示板）
2 宿泊時期／部屋タイプ／番号 2008年8月／標準客房單人房（Standard Room）／3415号室
3 1泊料金／予約方法 NT$3,999（平日、税込、朝食付）／ezTravel 易遊網のウェブサイト（中国語）で即時予約
4 ホテル概要 2006年11月開業の新しいホテル。客室数は202。ONEは台湾の高級ホテルチェーン、Landisグループの新ブランドです。台中市で最も高いビル「國泰金融大樓」の上層部がホテルになっており、建物全体に洗練された雰囲気がありますが、1Fのエントランスや館内はこぢんまりとしています。
5 立地 台中の中心部にあり比較的便利な立地ですが、ホテルの周辺には公園等が広がっており、落ち着いた雰囲気です。全國大飯店まで徒歩で6〜7分、そごうまで同10分程度の距離です。また、ホテルの隣には、「元祖タピオカミルクティ」で有名な春水堂（経國店）があるほか、公益路の勤美天地（徒歩2分程度）にスターバックスやミスタードーナッツ、レストラン街、100円ショップのダイソー（台中は39元ショップ）があります。コンビニは、ホテル横の公園の向こう側（公益路×中興街、ホテルから徒歩3分程度）にセブンイレブンがあります。ATMはホテルと同じビルのオフィスの1F入口にあります。
台湾高速鉄道台中駅からは、市内までの無料シャトルバスがあり、これを利用すると少し節約できます。当ホテルへは公益路口で下車し、そこからタクシーに乗り換えると1メーターで到着します。
6 客室 概要 旅々台北によると、Standard Roomの広さは9〜11坪。広々としているというほどではありませんが、スーツケースを広げるスペースは十分にあり、洋服等の収納についても、引き出しはありませんが、クローゼットは大きめです。
このホテルの最大の特徴はworkstationというコンセプトです。具体的には、特にAV・IT関連の設備が充実しており、37インチ液晶テレビ（ただし画像の動きがぎこちなくきれいな映像ではない）、DVDプレーヤー、5.1 サラウンド音響システム（小さなスピーカーが机に3個＋ベッド脇2個）、iPodコネクター、レーザープリンターが設置されています。また、広々とした机、3万元の人間工学チェアも用意されています。このほか、テレビでは、日本語で会計やメッセージを確認できます。こうした最新の設備、機能が備わっているので、室内は大変モダンな雰囲気です。
ベッド 1ベッドルームのベッドはキングサイズ。マットはやや硬めで、枕も大きく、大変快適でした。
備品（あり） 無料ミネラルウォーター（600ml×2本）、歯ブラシ、スリッパ、冷蔵庫、湯沸し、セーフティボックス、ティッシュ、厚手のバスローブ、目覚まし時計、体重計、フルーツ、文房具一式（糊、修正テープ、シャーペン、鉛筆、消しゴム、クリップなど）
備品（なし） アイロン、傘、FAX。
当ホテルのウェブ等には各部屋に携帯電話があると記載されていますが、見当たりませんでした。
エアコン 温度・風力の調整が可能なタイプです。音は静かでした。
ドライヤー 冷風弱、温風弱・温風強の3段階の切替があります。コードは浴室に固定されていてやや使いづらいですが、浴室に椅子があるので、座ってドライヤーを使える点は○です。
浴室 Standard Roomには独立型のシャワーブースはありません。浴槽のシャワーはハンドシャワーで、お湯の出は十分な水準です。お湯の温度も概ね安定していました。バスタブは深めかつ長めで、足を伸ばせます。洗面スペースの上に小型のテレビ（回転可能、防水リモコン付）があるので、テレビを見ながらゆっくりできます。
マイナス点としては、蛇口が立方体のような形をしており、握りにくいです。
ネット接続 無料。室内にLANケーブルがありますが、無線LANも利用可能です。無料なので、LANケーブルをパソコンに挿入すると、自動的に接続しました（無線も同様）。通信速度は特に問題のない水準でした。
窓・眺望 高層階にあり、台中の中心部を一望できるような眺望でしたが、窓が汚れていて折角の眺めをきれいに見ることができないのがとても残念でした。
7 日本語／日本人 テレビはNHK（2種）が視聴できます。室内等には日本語の案内がほぼ完備されています。日本経済新聞の配達がありました。客層は台湾国内の人が多く、日本人はあまり見かけませんでした。
8 警備／鍵 鍵はセンサー式のカードタイプ。エレベーターで部屋に戻るとき、室内に入るとき、ジム内に入る際にはカードをセンサーに反応させる必要があり、セキュリティはしっかりしています。
9 食事 朝食 台湾の家族連れの利用が多く、あまり高級感は感じられませんが、ビュフェには一通りのメニューが揃っていました。卵料理を作ってくれるスタッフもいました。
ルームサービス 利用しませんでした。メニューはテレビで確認できますが、選択肢が著しく少ないのであまり期待しないほうがよいと思います。
レストラン 利用しませんでした。なお、1階のベーカリーLitz Bakeryでアイスアメリカーノ（NT$100）を買って持ち帰りましたが、しっかりした味でした。
10 スポーツ設備 プール ありません。
ジム 筋トレ用のマシンは3機しかありませんが、ダンベルは20kgまで揃っているので、基本的なトレーニングはできると思います。有酸素運動のマシンは揃っていますが、テレビ等はついていません。24時間利用可能です。
更衣室 ありません。なお、ジム内にロッカーがあります。
その他 ありません。
11 サービス チェックイン（午後3時）、チェックアウト（正午）は特に問題はありませんでした。
チェックアウト15分前に確認の電話がありました。
チェックイン時に、自分の名前とホテルの名称等が入った名詞がもらえます。
チェックアウト後のタクシー乗車時に、NT$15のタクシー割引券をもらいました。
12 その他 特になし。
13 総括 食事やスポーツ等のレジャー系重視の人にはあまり向かないかもしれませんが、室内のITやAV環境を重視する人には利用価値の高いホテルだと思います。
（↑：洗面台の下に椅子があります） （↑：浴室内のテレビ：向きを変えられます）
（↑：DVDプレーヤー） （↑：プリンター）
（↑：LANケーブル等） （↑：ベッド脇のテーブルに小さなスピーカーがあります）
（↑：文房具セット） （↑：フルーツ）
（↑：朝食1） （↑：朝食2）
（↑：眺望1） （↑：眺望2）
（↑：エントランス） （↑：外観）
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