ホテル宿泊記 台中8
  全國大飯店 / ホテル ナショナル 台中
 Hotel National Taichung
1 詳細情報のあるウェブサイト 当ホテル(日本語)、台北ナビ旅々台北アップルワールド(クチコミ掲示板)
2 宿泊時期/部屋タイプ/番号 2007年6月/一番安い部屋(A館のスーぺリアルーム)/1117号室
3 1泊料金/予約方法 NT$3,280(税込、朝食付、土曜)/ezTravel 易遊網のウェブサイト(中国語)で即時予約
4 ホテル概要 1979年3月開業の老舗ホテル。客室数は306。2001年頃までJALホテル系列の高級ホテルでしたが、外観、館内とも年季が入っており、現在は「一昔前の高級ホテルが寂れてしまった」雰囲気を漂わせています。建物はフロントのあるA館と丸い外観のB館に分かれています。
5 立地 台中の中心部にあり、便利な立地です。デパートのそごう(廣三SOGO)まで徒歩数分で、コンビニはそごうの裏にあります。また、ファーストフードでは、スターバックスが徒歩1分(台中港路沿い)、台中港路の反対側にマクドナルドとモスバーガーがあります。そごうまで行けば、フードコート等も揃っています。
台湾高速鉄道(新幹線)の台中駅からはタクシーで10数分、駅→ホテルが245NT$、ホテル→台中駅が310NT$でした(復路は往路と違うルート経由)。
6 客室 概要 室内はよく整備されており、清潔に保たれています。家具が安物ではないため、落ち着いた感じがします。スーペリアルームの広さは7坪(23平米)で広くはなく、引き出し等の収納スペースもあまりありません。
ベッド ワンベッドルームのベッドサイズはダブルで、ゆったりしています。マットの硬さも標準的で快適でした。
備品(あり) 無料ミネラルウォーター(500ml×2本)、ポット、冷蔵庫、フルーツ、セーフティボックス、スリッパ、歯ブラシ、ティッシュ、時計、浴衣、体重計等、必要なものは概ね揃っている感じがします。
備品(なし) アイロン、バスローブ(浴衣あり)
エアコン 温度調節ができないタイプで、音もやや大きめでした。
ドライヤー 温風のみで風力の切り替えもありません。壁に固定されており使いにくいです。
浴室 バスタブはありますが、独立型のシャワーブースはありません。シャワーはハンドシャワーです。お湯の量は豊富で、温度調整も問題ありませんでした。
ネット接続 無料。室内にLANケーブルはありませんが、持参したLANケーブルをPCとインターネットの差込口に接続し、IEを立ち上げると自動的につながりました。速度も問題ありませんでした。
窓・眺望 見晴らしはよく、そごう(廣三SOGO)が正面に見えました。
7 日本語/日本人 NHKは2種類視聴できます。夕方には読売新聞が届けられました。日本人の宿泊客もかなり見かけました。室内の案内にも日本語の表示がされています。
8 警備/鍵 鍵は(カードキーではなく)旧式で、持ち運びが不便です。
9 食事 朝食には一通りのメニューがありますが、品数は少なめで見た目もイマイチでした。卵料理専門コーナーもありましたが、スタッフが不在の時間が長かったです。また、1階のロビーラウンジで牛肉麺とケーキを食べましたが、両方とも不味かったです。また、牛肉麺は出てくるまでにかなり待たされました。
10 スポーツ設備 台北ナビ等にはプールがあると記載されていますが、プールは閉鎖されています。
11 サービス チェックイン・チェックアウトはスムーズで、チェックイン時には、宿泊料を代理店に前払いしていたせいかクレジットカードの提示も求められませんでした。
12 その他 最初に館内及び室内に入ったとき、古い建物にありがちなにおいが気になりました。
シャワーカーテンも少しにおいました(途中から気にならなくなりました)。
13 総括 備品は十分に揃っていて、特に不自由なく滞在できましたが、鍵、エアコン、ドライヤー等が旧式で、最新の設備を揃えたホテルと比較するとやはり見劣りがします。スポーツ施設もなく、ホテルでゆっくり滞在するといった目的には適さないと思います。立地と日本語環境を重視するが、高級ホテルはもったいないという人にお薦めできるホテルだと思います。
(↑:眺望:中央が廣三SOGO) (↑:外観:左が古いA館、右がB館)
(↑:ウェルカムフルーツ) (↑:朝食)
(↑:ロビーラウンジの珍味牛肉麺 NT$260) (↑:ロビーラウンジのケーキセット=Mango Chocolate Cake NT$170)
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