ホテル宿泊記　台中03
長榮桂冠酒店（台中） ／ エバーグリーン ローレル ホテル 台中 　Evergreen Laurel Hotel (Taichung)
1	詳細情報のあるウェブサイト		当ホテル（日本語）、台北ナビ、旅々台北、トリップアドバイザー（口コミ）、expedia（ゲストレビュー）、agoda（くちコミ）、4travel.jp（クチコミ）、楽天トラベル（お客様の声）、アップルワールド（クチコミ広場）
2	宿泊時期／部屋タイプ／番号		2003年11月／スーペリア／828号室 2010年11月／スーペリア／1012号室（スタンダードシティービュークイーンベッドルームで予約）
3	1泊料金／予約方法		2003年11月／NT$2,600（税込、朝食なし)／Asia travel（英語）で予約 2011年11月／NT$3,300（税込、朝食付)／楽天トラベルで即時予約
4	ホテル概要		1993年開業、客室数は354。台中では最大級のホテルで、スポーツ施設やスパ等の設備も充実しており、館内にはATMもありました。世界有数の海運会社を中核とする台湾のコングロマリット、エバーグリーングループのホテルで、台湾内では当ホテルがエバーグリーンブランドのホテル第一号となりました。当ホテルのウェブには「有名人の足跡」というページがあり、有名人も利用する高級ホテルだとアピールしています。
5	立地		台中の中心部にあり比較的便利な立地です（ただし在来線の台中駅からは遠い）。永豐棧酒店（Tempus Hotel Taichung）と大通り（台中港路）を挟んで斜め向かいにあります。立地については永豐棧酒店の体験記を参照してください。なお、コンビニやレストラン等は永豐棧酒店の側に集中しており、当ホテル側よりも便利です。 高速鉄道の台中駅と当ホテルの間をタクシーで移動すると、約15分、NT$260（往路）、NT$270（復路）でした。
6		概要	スーペリアルームは、ツインルームと1ベッドルームで大きさが違うようで、当ホテルのウェブサイトによると自分が宿泊した1ベッドルームは34.4�uとなっています（ツインルームは29.4�u）。浴室に無駄なスペースがありますが（後述）、それでも室内に窮屈さはなく、カリン材の高級家具の茶色とカーペットの緑色が落ち着いた雰囲気を醸し出しています。ホテルは開業からかなりの年数が経っていますが、2003年に宿泊したときと比較しても老朽化した印象はなく、清掃やメンテナンスはしっかりと行われていると思います。テレビもブラウン管から液晶に代わっていました。 仕事面では、脇に電源のあるデスクがあり、引き出しもついていて、快適にデスクワークができる環境です。機能面では、テレビで会計情報やメッセージ等が（日本語環境で）確認できるようになっていました。ただ、最新のAV機器等には対応しておらず、テレビが液晶に変わっている点以外は古さを感じました。また、ベッド脇で照明を調整できない点も不便でした。収納面では、大き目のクローゼットに加え、テレビ台の下に引き出しがあり、十分なスペースがあります。また、スーツケー置き場も確保されていました。
		ベッド	スーペリアルームの1ベッドルームのベッドはキングサイズ（180cm×200cm）。マットは硬め、枕は平均的な硬さで、寝心地は悪くはありませんでしたが、好みが分かれると思います。
		備品（あり）	無料ミネラルウォーター（580ml×1日2本）、歯ブラシ、スリッパ、冷蔵庫、湯沸し、セーフティボックス、ティッシュ、浴衣、フルーツ
		備品（なし）	バスローブ、DVDプレーヤー、iPodドッキングステーション、目覚まし時計、アイロン、体重計、傘、FAX
		エアコン	温度・風力の調整が可能なタイプです。音は強風にしない限り静かでした。
		ドライヤー	温風強、温風弱、冷風強の3段階の切替えがありました。浴室の壁に固定されていましたが、コードは十分な長さがあり風力も強めだったので、問題なく使えました。
		浴室	浴室は大理石製ですが、独立したシャワーブースがなく便座の周辺に無駄なスペースが広がっているせいか、あまり高級感はありません。ただ、バスタブは深めで幅も長さも十分にあり、清潔なので足を伸ばしてくつろげると思います。シャワーはハンドシャワーで、お湯の出は良好でした。お湯の温度も安定していました。
		ネット接続	室内にLANケーブルがあります。料金は無料です。LANケーブルをパソコンに挿入すると、当ホテルのインターネットサービスのウェブサイト（英語・中国語）が出てきます。「Go」をクリック→「Clich Here」をクリックすると自分が設定したホームページに移動しました。通信速度は特に問題のないレベルでした。
		窓・眺望	（1012号室）台中港路側の部屋にはベランダがありましたが、外には出られないようになっていました。窓は大きく、開放感はありますが、特に何が見えるというわけではありませんでした。 （828号室）台中港路と反対側の部屋だったので、住居が見えるだけでした。窓も1012号室と比較すると小さく、眺望に関しては台中港路側の部屋のほうがよいと思います。
7	日本語／日本人		テレビはNHKワールドプレミアム（日本語）とBS1が視聴できます。室内等の一部には日本語の案内があり、テレビの画面では日本語環境でホテルの情報等を見ることができました（ただし、日本語は少し怪しい）。受付では簡単な日本語が通じました。客層は台湾国内の人が多く、欧米系もちらほらと見かけましたが、（週末に利用したせいか）日本人にはお目にかかりませんでした（決して日本人の利用が少ないわけではないと思います）。
8	警備／鍵		鍵はカード式です。警備等は特に行われていません。
9		朝食	カフェ・ローレルの朝食ビュフェを利用しました。一通りのメニューは揃っていますが高級感は感じられず、全般的にあまり美味しくありませんでした。パンはパサパサしており、惣菜の中には冷めているものもありました。朝食付のプランなら特に問題ないと思いますが、別料金を払ってまで食べるほどのものではないかもしれません（料金は不明）。なお、卵料理のコーナーがありましたが、スタッフに直接オーダーするのではなく、コーナーの前にメニュー別の入れ物が用意されており、その中に各テーブルにある番号札のようなものを入れておくと席まで運んでくれるシステムになっていました。
		ルームサービス	ハンバーガーを頼みました。ボリュームがあり、味は「肉そのもの」といった感じでした。NT$150の追加でデザートとコーヒーまたは紅茶を追加することができたので試してみましたが、予想していたよりもまともなデザート（プチケーキ3種）がでてきて、お得な気がしました。
		レストラン	利用しませんでした。
10		プール	比較的大きな屋外プールがあり、しっかり泳ぐことができると思います。また、プールの周辺にはデッキチェアも置かれており、雰囲気も悪くありません。ただし、大通り沿いにあるため、車の音がかなり聞こえます。また、台湾のホテルは子供連れの家族の利用が非常に多いので、時間帯等によってはあまりのんびりできないかもしれません。
		ジム	有酸素運動用には、個別テレビ付のジョギングマシン等があります。筋トレ用には、スミスマシンのほか、ダンベルが軽めのものからかなり重いものまで幅広く揃っています。また、その他の筋トレ用マシンもある程度の種類があり、かなりのトレーニングができると思います。
		更衣室	あります。
		その他	更衣室の中に、ドライサウナ、スチームサウナ、ジャグジーがあり、くつろげます。プール・ジムのほか、スカッシュコートと卓球の設備があります。
11	サービス		チェックイン（午後5時過ぎ）、チェックアウト（午前11時頃）はすぐに終わりました。なお、時間帯によってはチェックアウトが混雑するので、特定の時間のチェックアウトを避けるよう、お願いの掲示が出ていました。 ターンダウンサービスはありません。
12	その他		特になし
13	総括		台中の他の高級ホテルと比較すると、全般的に高級感に欠ける部分はありますが、特に支障はなく快適に滞在できました。宿泊料が他の高級ホテルよりも高く設定されていることがあり、その場合は他のホテルを選んだほうがよいと思いますが、ルームサービスやスパの料金は手頃でしたので、宿泊料金が妥当な水準ならまた宿泊してもよいと感じました。
（↓：スーペリア：1012号室：2010年11月） クローゼット内1 クローゼット内2 眺望 室内のフルーツ 　（左）ルームサービス：Hamburger of Beef with Bacon or Cheese TW$310＋set (dessert & coffee) NT$150+サービス料10% 　（右）レストラン「カフェ・ローレル」の朝食1 レストラン「カフェ・ローレル」の朝食2 レストラン「カフェ・ローレル」の朝食3 （↓：スーペリア：828号室：2003年11月） 窓と眺望 外観
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