ホテル宿泊記　台中1
  永豐棧酒店 ／ テンパス ホテル 台中
　Tempus Hotel Taichung
1 詳細情報のあるウェブサイト 当ホテル（日本語）、旅々台北、アップルワールド（クチコミ掲示板）
2 宿泊時期／部屋タイプ／番号 2008年8月／商務客房單人房（スタンダードルーム）／B館917号室
2003年9月／（カテゴリー不明）／B館506号室
3 1泊料金／予約方法 2008年8月／NT$3,850（土曜、税込、朝食付）／ezTravel 易遊網のウェブサイト（中国語）で即時予約
2003年9月／2泊合計27,400円（金土曜、税込、朝食なし）／JHCで予約
4 ホテル概要 1996年開業。客室数は260。台中有数の高級ホテルです。以前のホテル名は永豐棧麗緻酒店（The Landis Taichung）で、台中のHotel Oneと同じランディスホテルシステムの一員でしたが、2009年から現在のホテル名に変わり、ランディスグループからも外れています。
ホテルは3つの建物（A館とB館、マンダラクラブ）から構成されており、A館とB館はL字型の配置になっています。A館（台中港路側）は9階以上のみがホテルで、メインエントランスはB館にあります。外観（正面）、ロビーとも、豪華というほどではありませんが高級感があります。
5 立地 台中の中心部にあり比較的便利な立地です（ただし在来線の台中駅からは遠い）。当ホテルから徒歩5分程度の距離に精明一街があります。そごうまでは徒歩10分程度だと思います。ホテルの周辺には地場系のイタリア料理店やカフェ等があり、当ホテルのマンデラクラブの建物の1階にハーゲンダッツもあります。ただし、スターバックスやマクドナルド、KFCはありません。なお、コンビニは、ホテルの斜め向かいにhi-lifeがあります。ATMは、当ホテルA館の建物の1Fの華南銀行の中にあります。
台湾高速鉄道の台中駅からは、市内までの無料シャトルバスがあり、これを利用すると少し節約できます。当ホテルへは「公益路口」で下車し（車内表示あり）、そこからタクシーに乗り換えると近いです。当ホテルから同駅までタクシーを利用すると、約15分、NT$250でした。台湾桃園国際空港から台中行きのバスは当ホテルの前に停車します。
6 客室 概要 室内は清潔で、大理石の机や家具、カーペット等の色合いが上品な印象です。一番安いスタンダードルームでも10.5坪（34.7平米）の広さがあり、ゆったりしています。机は大きく、引き出しにもかなり収納できます。洋服等の収納についても、クローゼットと引き出しがあります。テレビはPanasnicのVieraでしたが、その他に最新のIT、AV設備等はなく、照明の調整がベッド脇でできないのはやや不便でした。
ベッド スタンダードルームの1ベッドルームのベッドはクイーンサイズ。当ホテルのウェブサイトには羽毛布団、羽毛枕とあります。マットはかなり硬めで、好みが分かれると思います。
備品（あり） 無料ミネラルウォーター（600ml×2本）、歯ブラシ、スリッパ、冷蔵庫、湯沸し、セーフティボックス、ティッシュ、厚手のバスローブ、浴衣、目覚まし時計、体重計、フルーツ
備品（なし） アイロン、傘、FAX
エアコン 温度・風力の調整が可能なタイプです。音は静かでした。
ドライヤー 風力のみ2段階の切替があります。強風でも風力はやや弱めでしたが、壁等には固定されておらず、普通に使えました。
浴室 浴室はグリーンの大理石で作られており、高級感があります。浴室内に独立型のシャワーブースとバスタブがあります。シャワーブースのシャワーはハンドシャワーと固定式の2種でした。ブース内は広々としており、シャワーのお湯も大変勢いよく出てくるので快適でした。お湯の温度も安定していました。また、バスタブはかなり深めかつ長めに作られており、ゆっくりできると思います。バスタブにもハンドシャワーがあります。
ネット接続 無料。室内にLANケーブルがあり、それを持参したPCに接続してIEを立ち上げると、自動的に接続しました。通信速度は特に問題ありませんでした。
窓・眺望 高層ホテルではないため、眺望はあまり期待できません。窓も外側が汚れていました。
7 日本語／日本人 テレビはNHKのBS1とBS2が視聴できます。室内等には日本語の案内がほぼ完備されていました。日本経済新聞と産経新聞が朝食会場のレストランLa Modeにあります。客層は台湾国内の人が多く、日本人は見かけませんでしたが、台湾のホテルなので、日本語もある程度通じると思われます。
8 警備／鍵 鍵はカード式ではありませんが、大きなキーホルダー等は付いておらず、外出時もフロントに預ける必要はありません。ただし、カード式と違って財布等には入れにくいので、失くさないよう注意が必要です。
9 食事 朝食はビュッフェ形式です。卵料理専門のコーナーがない、コーヒーはセルフサービス、「肉まん」と表示されているのに中身はあんまんだった、といった点は残念ですが、メニューは豊富で概ね満足できる水準でした。特に、サラダとフルーツの種類が多い点が○でした。フルーツでは、写真の他にドラゴンフルーツやパッションフルーツもありました。
10 スポーツ設備 プール マンダラクラブ内に屋外温水プールがあります。大人用は長さが25m程度あり、速く泳ぐ人、レッスンを受ける人に専用コースも設けられているので、本格的に泳ぎたい人向けです。大人用プールの脇に、子供用プール、サウナ（ドライとスチーム）、ジャグジーがあります（更衣室内にもあります）。プールは南国の木々に囲まれ、デッキチェアも多数用意されていますが、住宅に囲まれていること、パラソルがないこと、マンダラクラブの会員や子供も利用も多いことから、あまりのんびりはできないかもしれません。
ジム 当ホテルに隣接し、敷地面積1,700坪、建坪2,236坪を占める会員制のスポールクラブ「マンダラクラブ」が無料で利用可能です。フリーウェイト、マシンともに充実しており、通常のジムと同じトレーニングをすることが可能です。
更衣室 あります。
その他 ジムの館内には、エアロビクススタジオ、スカッシュコート、卓球及びビリヤードの設備があります。また、更衣室の中に、ドライサウナ、スチームサウナ、強烈な水圧のジャグジーがあり、くつろげます。
11 サービス チェックイン（午後12時過ぎ）、チェックアウト（午前11時過ぎ）は特に問題ありませんでした。
12 その他 特になし。
13 総括 台中の最高級クラスのホテルの中では、Hotel ONEがビジネスに特化しているのに対し、当ホテルはスポーツ設備等も含めた総合力で勝負している印象。Hotel ONEよりも当ホテルのほうが料金は安いので、AV機器等にこだわりがなければ、当ホテルのほうがコストパフォーマンスは高いと思います。
（↑：シャワーブース1:：ハンドシャワー） （↑：シャワーブース2:：固定式シャワー）
（↑：トイレ） （↑：入口横のテーブル）
（↑：浴衣） （↑：セーフティボックス、無料コーヒー等）
（↑：室内から見たプール：右が子供用、奥にジャグジーとサウナ） （↑：眺望）
（↑：エントランス） （↑：外観1：中央の丸い建物がB館、その右奥がA館）
（↑：外観2=台中港路から：丸い建物がA館、その右がマンダラクラブ） （↑：外観3：マンダラクラブの建物）
（↑：ミニバー） （↑：フルーツ）
（左上、右上、左横：朝食）
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