ホテル宿泊記　バンコク17
  Maxx Hotel
　マックス ホテル
1 詳細情報のあるウェブサイト バンコクナビ、トリップアドバイザー（みんなの口コミ）、agoda（最新のお客様コメント）、
2 宿泊時期／部屋タイプ／番号 2008年6月／Superior Room／2211号室
3 1泊料金／予約方法 1600バーツ（税込、朝食付）／当ホテルのサイトで即時予約。
4 ホテル概要 客室数350の大規模ホテル。開業は1990年代前半で、当時は日系のサンルートでしたが、2001年頃に経営が変わりました。外観は正面から見ると普通ですが、高速道路の通行時に裏側から見るとかなりボロいです。館内に入ると、ロビー周辺は落ち着いた印象ですが、エレベーターや廊下等は蒸し暑く安っぽい雰囲気が漂っており、特に廊下は照明が少ないので日中、深夜とも薄暗かったです。
5 立地 バンコクの東側にあり、国際空港に近く市街には遠い立地です。国際空港から当ホテルまでは、タクシーで約17分（深夜・渋滞なし）、料金はメーター153バーツ＋50バーツ（高速道路料金は不要）でした。ホテルの前のラマ9世通りは一方通行ですが、ホテルから空港へ向かう際もすぐにUターンできる場所があるので、同じくらいの時間で到着すると思います（高速道路料金は必要）。
ホテルの最寄駅は地下鉄のプラ・ラーム9ですが、ラマ9世通りを一直線に歩いて15分前後かかるようです。通り沿いに見るべきものは特に何もなく、車の交通量も多いので、歩くのには適していません。
ホテルは何もない空き地の中に立っているような感じです。旅行者が利用できるようなものは周辺にはありませんが、ホテルからプラ・ラーム9駅の方向に3分ほど歩くとガソリンスタンドがあり、その中に飲料等を販売している小さな店があります。また、さらに1分ほど歩くと、Royal City Avenue（RCA）の入口があり、ATM（バンコク銀行）があります。RCAの入口には、多数のモーターサイが待機しているので、バンコクの中心部に出るにはモーターサイを利用してプラ・ラーム9駅まで行くのが最も効率的だと思われます。
6 客室 概要 室内は、床がタイル張りになっており、高級感はありませんが清潔な印象です。当ホテルのウェブサイトによると、Superior Roomの広さは32平米。ゆったりとした造りで、ある程度の収納スペースが確保されています。机のスペースも十分でした。一方で、備品がほとんどないため、無駄に広いという気もします。また、かつては使用されていたと見られるセーフティボックスが使用不可になっていたり、電球がひとつ切れていたりと、メンテナンスの悪さも目に付きました。
ベッド 1ベッドルームのベッドはキングサイズ。2ベッドルームはシングルサイズ。マットは平均的な硬さでした。
備品（あり） 無料ミネラルウォーター（500mi×2）、冷蔵庫
備品（なし） セーフティボックス（ボックスはあるがドアロック機能なし）、歯ブラシ、ハンドタオル（バスタオルとフェイスタオルはあり）、スリッパ、ティッシュ、湯沸し、バスローブ、フルーツ、目覚まし時計、傘、体重計、アイロン、FAX
エアコン 温度・風力とも調整が可能なタイプで、音はやや大きめでした。
ドライヤー 浴室の壁に固定されている旧式のタイプで使いつらいですが、風力は2段階の切り替えがありました。
浴室 浴室はあまり広くなく、独立型のシャワーブースもありません。全般的にやや古びた感じがしますが、汚くはありません。バスタブは細めですが、長さは十分にあり、足を伸ばせます。シャワーは固定式で、お湯の出は極めて良好でした。温度も安定していました。なお、シャワーのお湯と水の表示（赤マークと青マーク）が逆になっていました。
ネット接続 Superior Roomの室内でインターネットは利用できないと思われます。
窓・眺望 窓は大きく、正面に視界を遮る高い建物もないので、眺望は良好です（窓ガラスはあまり綺麗ではない）。自分の部屋からは、眼下に空き地が見え、ラマ9世通りと高速道路を進む車や、ラディソンホテル等のビル群がよく見えました。
7 日本語／日本人 テレビはNHKが視聴できます。朝食会場の入口に当日の読売新聞がありました。室内には、モーニングコールの日本語案内がありますが、その他は案内自体がほとんどありませんでした。客層は、アジアの団体客が中心ですが、日本人のツアー客も見かけました。
8 警備／鍵 鍵はカード式です（要返却）。
9 食事 朝食 一応ビュッフェ形式ですが、品数はかなり少なめで卵料理専門のスタッフもいません。いかにも不味そうな料理が並んでおり、実際に食べても厳しいものがありました。午前9時頃に行きましたが、料理が全く補充されていないうえに、テーブルの片付けも全く行われておらず、サービス面も×でした。なお、利用時間は朝5時30分から10時までとなっており、午前便で帰国する場合にも利用可能ですが、空港で食べることをお薦めします。
ルームサービス 利用せず。
レストラン 利用せず。チェックアウト時（正頃頃）に1Fのレストランを見たら、団体客で長蛇の列ができていました。
10 スポーツ設備 プール プールは大人用と子供用がありますが、大人用はかなり小さく、本格的に泳ぎたい人には不向きです。また、プールの周りには朽ち果てたようなデッキチェアがいくつか置いてあるだけで雰囲気も殺伐としており、あまり利用価値はないと思われます。
ジム バーベルはないものの、ダンベルやスミスマシン等の筋トレ用設備、有酸素運動用のマシンが一通り揃っています。ただ、冷房が入っていませんでした（冷房調整機能は利用不可の状態）。ジムを利用したい旨をホテル側に言えば冷房を入れてくれるのかもしれませんが、あのままでは暑くて利用する気にならないと思います。
更衣室 なし。
その他 なし。
11 サービス チェックインは深夜1時頃でしたが、問題なく終わりました。ただし、受付の女性の態度は極めて横柄な感じでした。なお、チェックインの際に、クレジットカードで宿泊料金を支払っていたので、チェックアウトはすぐに終わりました。
12 その他 廊下やエレベーターに冷房が入っておらず、暑く感じます。
ホテル脇の駐車場に大型バスが待機しており、アジアの団体ツアー御用達のホテルになっているようです。
スタッフの態度が総じて悪く、すれ違っても挨拶等は全くありません。唯一、正面入口付近にいるスタッフは、タクシーを拾う際にサポートしてくれました。
13 総括 ハード面はそれほど悪くないのですが、立地、サービス、メンテナンス等の面でマイナス材料が多く、値段相応だと感じました。一日中外出しており、ホテルではシャワーを浴びて寝るだけなら、問題なく利用できますが、それ以外のこと（食事等）をしようとするとがっかりします。深夜着の当日や午前発の前泊にコストを抑えて泊まる分には、Ibis Huamarkよりも少し料金が高い分、当ホテルのほうが快適だと思いますが、連泊するとストレスがたまる気がします。
（↑：旧式のドライヤー） （↑：ロック機能のない「元」セーフティボックス）
（↑：無料ミネラルウォーターとミニバー） （↑：朝食）
（↑：プール：チェアはほとんどなし） （↑：眺望1）
（↑：眺望2：当ホテルに隣接する空き地） （↑：眺望3：←の空き地の向かい側）
（↑：エントランス） （↑：外観：荒んだ雰囲気）
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