ホテル宿泊記　バンコク12
  Eastin Hotel Makkasan Bangkok
　イースティン ホテル マッカサン バンコク
1 詳細情報のあるウェブサイト 当ホテル（日本語）、バンコクナビ、トリップアドバイザー（みんなの口コミ）、Expedia（ゲストレビュー）、agoda（最新のお客様コメント）
2 宿泊時期／部屋タイプ／番号 2008年4月（Eastin Hotel & Spa当時）／Superior room／1717号室（2ベッド）→1628号室（1ベッド）。
初日は希望していた1ベッドルームが満室だったため、2日目に部屋を代えてもらいました。
3 1泊料金／予約方法 2,500バーツ（税込、朝食付、2連泊以上でランチ1回付き：タイ料理レストランGarlic & Pepperで6品のコース）／当ホテルのサイトで即時予約
4 ホテル概要 1990年代中盤にEmpress Bangkokとして開業。2000年代に入ってEastin Bangkok Hotelの名称に変わりました。2007年12月には、約半年間の休業・改装を経てEastin Hotel & Spa の名称でリニューアルオープンしました。その後、また少しホテル名が変わり、現在の名称になっています。
客室数は280。改装後はホテル全体がグレードアップされたようです。
5 立地 バンコクの中心部からやや北側に位置しています。ホテルの真裏に国鉄のマッカサン駅がありますが（バンコク市内の移動には不向き）、BTSや地下鉄の駅は遠く、チットロム駅やパヤータイ駅まで歩くと15〜20分程度かかります。無料シャトルバスはありますが、1日4便しかなく事前に予約が必要なので、利用価値は高くありません。タクシーを使う場合も、ホテル周辺は一方通行のため回り道をすることが多いうえに、渋滞に巻き込まれることもあり、近距離の移動に予想以上の時間がかかることがある点は要注意です。近距離の移動はモーターサイが一番便利でしょう。一方で、高速道路沿いにあるため国際空港との往復は便利で、空港からホテルまでは平日の夕方でもタクシーで約30分でした。
ホテル周辺は屋台等も多い下町の雰囲気です。ホテルから徒歩1分の距離にセブンイレブンがありますが、周辺にファーストフードやコーヒーショップ等はありません。
6 客室 概要 室内はとても清潔でした。ただし、安普請なところも目に付き、高級感はあまり感じられません。室内は、1ベッドルームと2ベッドルームでレイアウトが異なっており、1ベッドルームはユニークなレイアウトです（写真参照）。
室内の広さは平均的ですが、机や引き出しのスペースは広めで、ある程度の収納スペースも確保されていました。また、ベッド脇の端末で、照明、エアコンの強度、目覚まし時計のセットができるようになっています。
ベッド 1ベッドルームのベッドはキングサイズ、2ベッドルームはシングルサイズ。マットはやや硬めで快適でした。
備品（あり） 無料ミネラルウォーター（500ml×1日2本）、スリッパ、冷蔵庫、湯沸し、セーフティボックス、ティッシュ、バスローブ、目覚まし時計
備品（なし） 歯ブラシ、フルーツ、体重計、傘、アイロン
エアコン 温度・風力の調整が可能ですが、各々の調整が別の場所にあります。音はそれほど気になりませんでした。
ドライヤー 風力のみ2段階の切り替えがあるタイプ。壁等に固定されておらず、問題なく使えました。
浴室 独立型のシャワーブースはありません。バスタブは浅め・細めですが、長さは十分で足が伸ばせます。バスタブ、シャワーカーテンは清潔でした。シャワーは固定式で、お湯の出は支障のないレベルです。排水が遅いのですが、栓を抜いて使う（簡単に抜いて戻せる）と問題なく使えます。お湯の温度は安定していました。
初日はお湯が最初かなり濁っていて、しばらくしてきれいになりました。翌日は朝からお湯が濁っていて改善しなかったので、スタッフに尋ねたところ、ホテル全体の問題なのでボイラーをチェックしているとのことで、約1時間後に改善しました。トイレには洗浄用のハンドシャワーがついています。
ネット接続 室内にLANケーブルはありません。料金は200バーツ／1時間、400バーツ／3時間、600バーツ／1日、1500バーツ／3日、2200バーツ／7日（税込）でした。持参したLANケーブル接続後、IEを立ち上げると当ホテルのサイト（英語）に繋がります。指示に従ってNAMEに4ケタの部屋番号、PASSWORDに自分の名字を入力しSUBMITをクリックすると料金表が出てくるので、コースを選択し、OKをクリックするとつながります。なお、1717号室では問題なく接続しましたが、1628号室では接続できませんでした（時間の関係で修理等は依頼せず）。
窓・眺望 窓は大きく、視界を遮るものもないので開放感があります。高速道路が複雑に交差し、慌しく行き交う車の動きがよく見えます。また、1628号室は真下にプールが見えました。ただし、窓はあまり綺麗ではありません。
7 日本語／日本人 テレビはNHKが視聴できます。室内等の一部に日本語の案内があります。客層は欧米系、中華系等幅広く、日本人も見かけました。
8 警備／鍵 部屋に行くには8階で一度エレベーターを乗り換え、フロント前を通過する必要があります。
鍵はカード式（要返却）です。
9 食事 朝食 ビュッフェの品数は平均的な水準で、過不足なく一通りのものが揃っていました。卵料理や麺を作ってくれるコーナーもあります。宿泊料金（朝食付）を考えると十分な水準だと思いました。
ルームサービス サンドウィッチとデザート、コーヒーを頼みましたが、約20分でもってきてくれました。コーヒーはポットではなく、カップに1杯のみだったのが期待はずれでした。
レストラン タイ料理のGarlic and Pepperを利用しました。ホテルにしては料金が高くなく、味もよかったです。無料のランチ（「3.1泊料金」参照）もとても充実しており、大満足でした。
10 スポーツ設備 プール プールの幅は狭いですが、しっかりと泳げる長さです。雰囲気もよく、デッキチェアも多いのでのんびりするにもよいと思います。ただし、高速道路が真横なので車の音が気になるかもしれません。自分が見たときには利用者は少なく、子供もいませんでした。
ジム 有酸素運動のマシンは3種類（7台）ありました。筋トレのマシンは少ないですが、ダンベルが置いてあるので、ある程度のトレーニングはできると思います。
更衣室 あります。ただし、小さく簡素で、高級ホテルのようなベンチ等はありません。
その他 更衣室の横にドライサウナがあります。
11 サービス 午後5時過ぎにチェックインしました。チェックインの際、ウェルカムドリンクのサービスがありました。
チェックアウトは室内を確認するため5分ほど待たされましたが、特に問題なく終わりました。
スパ（Sundaree Spa）のオープン記念として、20分間の無料マッサージ（頭と肩）、レストランのオープン記念として、Coffee Shop（ビュッフェ）とGarlic & Pepper（飲料を除く）の50%割引サービスがありました。
スタッフはとても親切で、ソフト面は良好だと思います。タクシーに乗るときや頼みごとをした際の対応は丁寧かつ迅速で、好感がもてました。
12 その他 冷房が入っていないのか、エレベーターの中や廊下が暑く感じられました。
現在も部分的に工事をしているせいか、廊下でシンナーが臭うことがありました。
高速道路の傍なので、朝を中心に車の音が時々聞こえますが、うるさくて眠れないほどではないと思います。
タクシーの運転手のこのホテルの発音は「イーッティン」でした。
13 総括 立地とハード面にはやや問題があり、時間に追われる出張者やバンコク初心者が利用するには厳しいかもしれません。一方で、サービスは充実しており料金も手頃なので、バンコクの地理に詳しくタクシーやモーターサイを使いこなせる人、コスト重視のリピーター、トランジット等にはお薦めできるホテルだと思います。
（↑：1717号室=2ベッドルーム1） （↑：1628号室=1ベッドルーム1）
（↑：1717号室=2ベッドルーム2） （↑：1628号室=1ベッドルーム2）
（↑：1717号室=2ベッドルーム3） （↑：1628号室=1ベッドルーム3：テレビは天井から吊り下げ）
（↑：1717号室=2ベッドルーム4） （↑：1628号室=1ベッドルーム4）
（↑：1717号室=2ベッドルーム5） （↑：1628号室=1ベッドルーム5）
（↑：ベッド脇の端末=照明、エアコンの強度、目覚まし） （↑：外観）
（↑：眺望1=正面奥に高速道路） （↑：眺望2=手前にも高速道路）
（↑：プール1） （↑：プール2=部屋から）
（タイ料理レストランGarlic and Pepperはこちら）
（↑：レストランGarlic and Pepperのランチ=2連泊とセット3） （↑：ルームサービス：Filet Steak Sandwich 220バーツ、
　　　Banana Split 95バーツ、Coffee 80バーツ＋17.7%）
（↑：朝食1） （↑：朝食2）
（↑：朝食3） （↑：ウェルカムドリンク）
（↑：ホテルの裏にある国鉄マッカサン駅） （↑：シャトルバスサービス=要予約）
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