搭乗記　格安航空会社（LCC） 32
エアアジアX / AirAsia X 　D7 373 台北→クアラルンプール
1	搭乗年月		2019年7月
2	航空会社概要（搭乗時）		2007年に設立された、マレーシアを拠点とするエアアジア・グループの長距離LCCで、飛行時間4時間以上の長距離を運航。日本路線は、羽田、関西、新千歳とクアラルンプールの間、及び関西とホノルル間に直行便があります。 エアアジア・グループ全体で見るとLCCとしてはアジア最大級の規模。スカイトラックス社の調査において2009年から2019年まで11年連続で「世界ベストローコストエアライン（World’s Best Low Cost Airline）」に選出される（エアアジアXは2019年のランキングで第5位）など、（2014年に墜落事故を起こしましたが）格安航空会社の中では評価の高い会社です。また、東南アジア各国に子会社を設立して、路線を拡大しています。 保有機体数24、平均機体年齢7.2年 　エアバスA330-300 (24)
3	運賃		航空券 NT$1,988＋ 台湾／空港使用料 NT$500＋ バリューパック（※） NT$1,299.8＋ 支払手数料 NT$220 合計 NT$4,007.8＝14,212円（片道） （※）バリューパックは以下の内容 受託手荷物20kgまで、スタンダードシート座席指定、既定の機内食1食
4	機種／機体番号／年齢（引渡し）		エアバスA330-300／9M-XBC／3.6年（2015年12月）
5	座席配列／数／シートピッチ／幅		プレミアムフラットベッド：2-2-2／12席／59インチ／19インチ ホットシート（最前列）：3-3-3／27席／足元17.5インチ／16インチ以上 スタンダードシート：3-3-3／338席／30インチ以上／16インチ以上 （会社公表数値）
6		オンラインチェックイン	可（出発予定時刻の14日前～4時間前まで）。詳細はこちら。
		空港	台湾・桃園国際空港ターミナル1
		チェックインカウンター	チェックインカウンターには出発時刻の1時間30分前に到着。自分以外に乗客は誰もおらず、スタッフが手持無沙汰な状態で、おしゃべりをしていました。
		機内持込手荷物検査	平日の午後だったせいか閑散としており、待ち時間もなく終わりました。
		出国審査	今回も自動化ゲートへ行くよう誘導されましたが、またしても指紋認証がうまくいかず、通常のカウンターに行って手続をしました。やり直しも含めた所要時間は2~3分でした。
		搭乗ゲート	B3：ターミナル1のBゲートはB1、B2、B3が一番遠い場所でまとまっており、出国審査場からは6分程度かかりました。
7		搭乗率／乗客	5割前後／空席の目立つフライトでした。詳細はわかりませんが、マレーシア人（マレー系、中華系）が過半を占めているように見えました。
		快適度	機体年齢3.6年の機材で、ピカピカではないが劣化もしていないレベルでした。エアアジアXは中型機を利用しており、シートはエコノミークラスでも足元に余裕があったほか、隣の座席は空席だったので圧迫感もありませんでした。機内で騒ぐ人もおらず、概ね快適に過ごせました。
		座席の材質	革製
		モニター／充電／WiFi等	モニター、USBポート、電源なし。 機内有料エンタテインメントサービスがあり、事前予約の場合MYR59、予約なしの場合MYR69となっていました（1年前よりMYR10値上がり）。ただ、映画やテレビ番組の本数は少なく、邦画や日本語の字幕があるものは限られるので、あまり利用する人はいないのではないかと思いました。
		シートポケット（収納）	座席下部：横幅は少し狭く感じられましたが、前後の柔軟性が高いのである程度の収納力は確保されており、文庫本、収納ケース、大きめのデジカメ、小型ノートPCが普通に入りました。
		機内食	バリューパックに付く既定の機内食はこちらをご覧ください。 なお、機内のメニューを見ると、種類が多いうえに比較的良心的な価格となっており、これまで利用したアジアのLCCの機内食の中では、極めて充実度が高いと思いました。ナシレマ、炒飯、ラザニア、チキンライス、野菜カレー等の一般の食事が12種（MYR20~22）、ハンバーガーMYR12、サンドウィッチ（MYR9）、おにぎり・菓子・デザート・カップヌードル・飲料等（MYR6~12）、酒類（MYR15~28）がありました。クレジットカードはで利用可能で、外貨での支払いは紙幣のみ（硬貨は不可）、お釣りはMYRで戻ってくるとのことでした。。
8		搭乗開始予定時刻／開始時刻	15:30→55／16:01 クアラルンプールからの機材の到着が遅れ、搭乗予定時刻の変更が15:30を過ぎた頃にアナウンスされ、さらに変更後の時刻から6分後にようやく搭乗が始まりました。
		出発予定時刻／出発時刻	15:55／16:35
		離陸／着陸時刻（飛行時間）	16:57／21:12（4時間15分）
		到着予定時刻／到着時刻	20:35／21:20
9		到着空港	クアラルンプール国際空港（ターミナル2：klia2）
		到着ゲート	P8：ゲートはサテライトビルの中にあり、動く歩道が設置されている場所も限定的なので、入国審査場まで普通に歩いて10分かかりました。
		入国審査	各カウンターの行列は数人程度で、待ち時間も含めた所要時間は4分でした。
		手荷物引取り	ターンテーブルに到着したときにはまだどの荷物も出てきていませんでしたが、ターンテーブルが動き始めてからすぐに自分の荷物が出てきたので、待ち時間も含めた所要時間は3分でした。
		税関チェック等	一応、スーツケースを検査用の機器に通す必要がありますが、特に中を開けられることもなく、すぐに終わりました。
		一般エリアまでの所要時間	着陸から34分、到着（機体停止）から26分。
10	総括		個人的な印象としてエアアジアは遅延が多い印象がありますが、今回も台北の出発が40分遅れ、その後もまったく挽回できないままクアラルンプールの到着が45分遅れました。機内は快適でクアラルンプール到着後の手続はスムーズでしたが、45分の遅延には不満が残りました。
チェックインカウンター（出発時刻の1時間30分前＝閑散） ターミナル1のBゲートはB1、B2、B3が一番遠い場所でまとまっている B3ゲートより搭乗 今回の機材：エアバスA330-300、機体年齢3.6年 シートポケットと足元の状況（多少の余裕あり） 空席が目立つ機内
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