搭乗記　格安航空会社（LCC） 31
スクート / Scoot 　TR894 高雄→関西
1	搭乗年月		2019年6月
2	航空会社概要（搭乗時）		シンガポール航空傘下の格安航空会社（出資比率100%）。設立は2011年。主に中距離路線の運航を行っています。 なお、シンガポール航空グループの短距離路線は、主として同社の100%子会社であるシルクエアが担当していますが、シルクエアはシンガポール航空に吸収合併されると公表されており、同社の短距離路線は段階的にスクートに移管される予定です。 日本とシンガポールの間の直行便は関西－シンガポールだけですが、乗継便としては、成田－台北－シンガポール、成田－バンコク－シンガポール、関西－高雄－シンガポール、札幌－台北－シンガポールの路線があります。 保有機体数48 　エアバスA319-100 (1)、320-200 (26)、A320neo (2) 　ボーイング787-8 Dreamliner (10)、787-9 Dreamliner (9)
3	運賃		航空券 NT$2,308＋ 台湾／税金 NT$740＋ 受託手荷物1個（20kgまで） NT$690＋ 座席指定料（スタンダード） NT$190 合計NT$3,928＝13,888円（片道）
4	機種／機体番号／年齢（引渡し）		エアバスA320-200／9V-TRQ／6.9年（2012年7月）
5	座席配列／数／シートピッチ／幅		エコノミーのみ：3-3／180席／28インチ／20.5インチ （ストレッチシート18席：シートピッチ34インチ以上）（会社公表数値）
6		オンラインチェックイン	今回は不可。シンガポール、インド、ソウル、ベルリン、日本出発の直行便フライトのみ可（旅程に乗継便が含まれる場合は不可）。詳細はこちら。
		空港	高雄国際空港
		チェックインカウンター	チェックインカウンターには出発時刻の1時間20分前に到着。自分以外にチェックインを待っている人はおらず、1分程度の待ち時間ですぐに対応してもらえました。
		機内持込手荷物検査	こちらも待っている人はおらず、すぐに終わりました。
		出国審査	こちらも待っている人はほとんどいませんでした。最初は自動化ゲートに案内されたのですが、指紋認証がうまくいかず、通常のカウンターに並び直したので、所要時間は数分程度でした。
		搭乗ゲート	31：一番手前と奥の中間にあるゲートで、出国審査場からの所要時間は3分程度でした。
7		搭乗率／乗客	ほぼ満席／正確にはわかりませんが、台湾人が圧倒的に多い気がしました。
		快適度	エアバスA320-200の機材で、機体年齢は約7年でしたが、特に劣化は感じませんでした。足元に余裕はありませんでしたが、短時間なので問題ありませんでした。機内は静かで、概ね快適でした。
		座席の材質	革製
		モニター／充電／WiFi等	なし（スクートTV、有料WiFi、有料電源はボーイング787機のみ）
		シートポケット（収納）	座席下部：横幅、縦幅、奥行きとも標準的なサイズより少し小さく感じました。収納力は高くなく、文庫本、収納ケース、大きめのデジカメ、小型ノートPCがギリギリ入りました。
		機内食	利用しませんでした。 機内のメニュー（先月利用したTR898便と同じ）を見ると、品揃えは豊富なものの、価格はかなり高めの設定でした。温かい食事（いずれもS$12＝約950円）が7種（ナシレマ、鶏肉の蒸し煮ライス添え、ラザニア、照り焼きチキン、マッカーニーチキンとバスマティライス、マドラスカレー、ほうれん草フジッリ）、サンドウィッチ等の軽食がS$9＝約715円、カップヌードルがS$5＝約400円、スナック・スイーツ類がS$2~6＝約160~480円、飲料がS$4＝約320円、酒類がS$8~9＝約640~720円でした。 クレジットカードの利用はS$3以上のみ可能、外貨での支払いは紙幣のみ可能（硬貨は不可）で、お釣りはS$で戻ってくるとのことでした。
8		搭乗開始予定時刻／開始時刻	10:45／10:45
		出発予定時刻／出発時刻	11:30／11:20
		離陸／着陸時刻（飛行時間）	11:35／15:06（2時間31分）
		到着予定時刻／到着時刻	15:35／15:14
9		到着空港	関西国際空港第1ターミナル
		到着ゲート	31：南ウイングの端に近い場所でしたが、機外に出てからウイングシャトルに乗り、入国審査場までの所要時間は5分でした。
		入国審査	待ち時間ゼロ（パスポートの顔写真による自動化ゲート）
		手荷物引取り	ターンテーブルに到着してから間もなく荷物の運び出しが始まりました。自分のスーツケースをピックアップするまでの待ち時間は6分でした。
		税関チェック等	待ち時間なし。パスポートと税関申告書を確認しただけで、特にスーツケースを開けられることもなく終了しました。
		一般エリアまでの所要時間	着陸から28分、到着（機体停止）から20分。
10	総括		スクートは中型機と小型機で状況が大きく異なり、今回利用した小型機は座席やサービス内容の点で他のLCCと似たり寄ったりでした。ただ、短時間のフライトだったので、狭さ等はそれほど気になりませんでした。また、予定より早く到着するなど、待ち時間等のストレスもなかったので、総じて快適でした。高雄→東京便は早朝発のフライトが多いので、（関空→羽田の国内移動費用も含め）料金次第では関空経由も悪くないと思いました。
（左上） チェックインカウンター（出発時刻の1時間20分前＝閑散） （右上） 31番ゲートより搭乗 （左横） 小型機なので足元の余裕なし
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