搭乗記　エコノミークラス 09
日本航空 / Japan Airlines 　JL742 マニラ→成田
1	搭乗年月		2017年6月
2	航空会社概要（搭乗時）		「ワンワールド」のメンバー。 保有機体数159（ボーイング737、767、777、787）、平均機体年齢8.9年。
3	運賃		JL741便参照
4	機種／機体番号／年齢（引渡し）		ボーイング767-300／JA616J／10.2年（2007年4月）
5	座席配列／数／シートピッチ／幅		ビジネス：1-2-1／24席／（ベット長）約200cm／52cm エコノミー：2-3-2／175席／84-86cm／45cm
6		オンラインチェックイン	可（出発の72時間前から1時間前まで）
		空港	マニラ・ニノイアキノ国際空港（NAIA）ターミナル1
		空港到着	NAIAまでは渋滞に巻き込まれると余分な時間がかかるうえ、空港内も混雑することが多かったので、他の都市よりも早めにホテルを出ましたが、日曜日で渋滞がなかったことに加え、空港のすぐ傍まで新しい高速道路が開通していて、マカティ中心部からわずか20分程で到着しました（高速道路料金は20+45=65ペソ）。ただし、日曜日は一般道でもそれほどの渋滞はなく、所要時間はあまり変わらない可能性もあります。
		チェックインカウンター	NAIAでは、空港の建物に入る際に1回目の荷物検査があり、問題なくこれを終えてビル内に入ると、長蛇の列ができているところがあり瞬間的に焦りました。ただ、これは出稼ぎ労働者が主として利用するサウジ航空（サウディア）のチェックインの列でした。JALのカウンターには出発予定時刻の約2時間10分前に到着しましたが、エコノミークラスも行列はなく、すぐに対応してもらえました。現地スタッフが日本語で丁寧に対応してくれて、さすがはJALだと思いました。
		出国審査	待ち時間も含めて所要時間は3分程度。なお、昔は出国審査の前に空港税の支払いや出国カードの記入が必要でしたが、いつの間にかこれらは不要になっていました。
		機内持込手荷物検査	機内持込荷物の検査にも列はなく、2分ほどで完了。空港に到着してからの一連の手続は15～20分程度で完了し、従来とは比較にならないほどスムーズでした。
		搭乗ゲート	4：出国審査場から最も離れた場所にあるゲートですが、ターミナル1は狭いので、手荷物検査場からゲートまでは3～4分程度でした。
7		搭乗率／乗客	満席でした。乗客は日本人とフィリピン人が半々程度、それに欧米系の人もちらほらと見かけました。
		快適度	JAL SKYSUITE 767（新・間隔エコノミー）という新しいタイプの座席で、従来のタイプよりも足元のスペースが10cm広いそうです。実際、かなり余裕があり快適でした。なお、JALの国際線エコノミークラスシートは、SKYTRAX社主催の「ワールド・エアライン・アワード」で、2015年に「ベスト・エコノミークラス・エアラインシート賞」を受賞しています。
		座席の材質	布製
		モニター／充電／WiFi等	モニターあり／USBポート・映像入力端子・スマートフォンホルダー・PC電源（3人掛け席に2つ、2人掛け席に1つ）／WiFiあり（有料）
		シートポケット（収納）	座席下部：横幅は広くありませんが、奥行きにわりと余裕があったことに加え、手前には小さなポケットが2つ設けられており、収納力は高かったです。小型PC、カメラ、文庫本等が収納できました。
		機内食	こちらをご覧ください。
8		搭乗開始予定時刻／開始時刻	13:55／詳細不明 ゲートに行ってみたら、悪天候のため搭乗開始は14:30頃の予定との説明がありました。空き時間を利用して20分のマッサージを受けて14:30の少し前にゲートに戻ったら最終搭乗案内中になっていました。
		出発予定時刻／出発時刻	14:25／14:38
		離陸／着陸時刻（飛行時間）	15:03／19:50（3時間47分）
		到着予定時刻／到着時刻	19:55／19:57
9		到着空港	成田空港第2ターミナル
		到着ゲート	64:（連絡通路を進んだ先のサテライトビル側ではない）本館の左端にあるゲートで、入国審査場までは5分程度でした。
		入国審査	待ち時間0分（自動化ゲート）。通常の審査も空いていました。
		手荷物引取り	待ち時間10分。ターンテーブルに到着した時には既に荷物が出てきていましたが、マニラ便は荷物の多いフィリピン人の乗客も多いので、自分の荷物が出てくるまで少し時間がかかりました。
		税関チェック等	待ち時間1分。特に荷物を開けられることもなく通過。
		一般エリアまでの所要時間	着陸から32分、到着（機体停止）から25分。
10	総括		搭乗前に激しい雷雨があったため、搭乗時間が少し遅れたものの、到着時にはこれを挽回し、ほぼ予定通りに戻ってくることができました。NAIAへの移動とターミナル1内での諸手続が極めてスムーズだったことに加え、成田での入国も順調に進み、ほとんどストレスのない快適なフライトでした。また、今回の旅で、世界最悪の空港にランクされたこともあるNAIA、特にターミナル1については、他ターミナルへの分散や施設・サービス面の改善等が進んだことが実感でき、悪い印象が払しょくされました。
空港に入っていきなり現れた長蛇の列はサウジ航空（サウディア）でした （左上） JALのチェックインカウンターは混雑なし（出発予定時刻の2時間10分前。機内は満席） （右上） 機内持込手荷物検査では靴を脱ぐように指示されますが、検査後の場所には椅子と靴ベラの用意あり。これもサービス改善の一環？ （左横） ゲートに向かう通路（それほど長くありません） （左下） JALの案内。通路の先には4つのゲート （右下） 今回は4番ゲートより搭乗。ゲートに到着したときは最終搭乗案内中で、ほとんどの乗客が既に搭乗
トップページに戻る