搭乗記　ビジネスクラス 12
フィリピン航空 / Philippine Airlines 　PR502 シンガポール→マニラ
1	搭乗年月		2019年5月
2	航空会社概要（搭乗時）		1941年3月に設立されたアジアで最長の歴史を持つ航空会社で、フィリピンのナショナル・フラッグ・キャリア。航空連合には非加盟。 長い歴史の中で、運航停止や会社更生法の申請を経験するなど、経営難が長く続いていましたが、近年は経営も安定してきています。また、スカイトラックス社の「ワールド・エアライン・スター・レイティング」で4つ星を獲得しており、機内アナウンス等では4つ星の航空会社であることを強調しているのが印象的でした。 日本との直行便は、マニラと千歳、成田、羽田、中部、関西、福岡、セブと成田、中部、関西、台北と関西の各路線があります。 保有機体数70、平均機体年齢4.8年 　エアバスA320-200 (10)、A321-200 (24)、A321neo (6)、 　　　　　　 A330-300 (15)、A350-900 (5) 　ボーイングB777-300 (10)
3	運賃		PR891便参照
4	機種／機体番号／年齢（引渡し）		エアバスA321-200／RP-C9907／5.5年（2013年11月）
5	座席配列／数／シートピッチ／幅		ビジネス：2-2／12席／37インチ／21インチ プレミアムエコノミー：3-3／18席／34インチ／18インチ エコノミー：3-3／169席／30インチ／18インチ （シートピッチ、シート幅はSeatGuru数値）
6		オンラインチェックイン	可（出発予定時刻の24時間前～75分前まで）。詳細はこちら
		空港	シンガポール・チャンギ国際空港ターミナル1
		チェックインカウンター	フィリピン航空のチェックインカウンターはターミナル1の一番端にありました。カウンターには出発時刻の1時間25分前に到着。待っている人はほとんどいませんでしたが、カウンター数が少なく（ビジネス、ウェブチェックイン済、エコノミーのカウンターが各1のみ）、前の人の処理に結構な時間がかかったため、4～5分間待ちました。自分の発券手続はすぐに終わりました。
		出国審査	パスポートの顔写真と親指の指紋による自動化ゲートと通常のゲートがあり、通常のゲートのほうに並んでいたら、日本人は自動化ゲートを使用できるので自動化ゲートに行くように指示されました。自動化ゲートに列はできておらず、すぐに審査は終わりました。
		ラウンジ	フィリピン航空は、チャンギ国際空港では、SATS PREMIER LOUNGEというラウンジを利用しています。座席数は多く、座席のタイプもいろいろありました。食事もそこそこ充実しており、フィリピン航空が運営するニノイアキノ国際空港のマブハイラウンジよりも、断然こちらのラウンジのほうがよかったです。
		機内持込手荷物検査	チャンギ国際空港の機内持ち込み手荷物等のセキュリティチェックは、搭乗ゲートの直前のところで行います。自分が到着したときには6～7人の列ができていて、審査終了までに数分を要しました。
		搭乗ゲート	D48：ターミナル1の一番端にあるゲートで、出国審査場からの所要時間は6～7分でした。
7		搭乗率／乗客	ビジネスクラスは2/12。エコノミークラスはほぼ満席（推定）。エコノミークラスの乗客はフィリピン人が大半のようでしたが、欧米人やその他のアジア人もなどちらほらと見かけました。空席は少なかったと思います。
		座席の快適度	PR891便と同じ機材（RP-C9907）でした。今回はビジネスクラスの乗客が2人だけだったので、くつろいで過ごせただけでなく、サービスも行き届いていて快適でした。また、PR891便では搭乗時のドリンクサービスにミックスベリージュース、PR501便ではレモネードがありましたが、今回はバナナスムージーがあり、これが濃厚でとても美味しかったです。食事の時のドリンクにも同じものをお願いしました。
		座席の材質	PR891便参照
		モニター／充電／WiFi等	PR891便参照
		シートポケット（収納）	PR891便参照
		機内食	こちらをご覧ください。
8		搭乗開始予定時刻／搭乗時刻	09:45／10:23
		出発予定時刻／出発時刻	10:30／11:00
		離陸／着陸時刻（飛行時間）	11:21／14:37（3時間16分）
		到着予定時刻／到着時刻	14:15／14:44
9		到着空港	マニラ・ニノイアキノ国際空港ターミナル2
		到着ゲート	11（?）：機外に出てからターミナルの建物の一番外側を回り込むように5分ほど歩いて、入国審査場に着きました。
		入国審査	到着便が他にほとんどない時間帯だったせいか、入国審査の列はできておらず、待ち時間はゼロでした。審査の所要時間は1分程度でした。
		手荷物引取り	ターンテーブルに着いてから約2分後に荷物の運び出しが始まり、そこから1分後に自分のスーツケースをピックアップできました。
		税関チェック等	機内で記入した書類を渡して通過。
		一般エリアまでの所要時間	着陸から24分、到着（機体停止）から17分
10	総括		搭乗が何の案内もなく30分程度遅れ、そのまま到着まで30分遅れました。PR501便も遅延したので、フィリピン航空は相変わらず定時運航に対する意識があまり高くないように感じました。ただ、そのほかの面では、チャンギのラウンジ、機内、到着後といずれも快適・順調だったので、全体的に見るとまずまずのフライトだったと思います。
チェックインカウンター（出発予定時刻の1時間20分前） SATS PREMIER LOUNGE入口 ラウンジ内1  ラウンジ内2 ラウンジ内3 ラウンジ内4 ラウンジ内5  ラウンジ内6；シャワーもありました ラウンジの食事1：左は麺コーナー ラウンジの食事2 ラウンジの食事3 ラウンジの食事4 ラウンジの食事5 ラウンジの食事6：アルコール飲料等 ラウンジの食事7 ラウンジの食事8 （左上） 10:30出発予定が、何のアナウンスもなく30分遅延 （右上） 今回の機材：エアバスA321-200、機体年齢5.5年 （左横） 搭乗直後のドリンクサービス（色はピンクでもバナナスムージー） （左下） 足元の状況とシートポケット：足元は広いが、シートポケットは小さい （右下） 今回は空席が目立ったビジネスクラスのシート
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