ホテル宿泊記 台中22
  来来商旅(來來商旅) / ライライ ホテル
 Lai Lai Hotel
1 詳細情報のあるウェブサイト 当ホテル(日本語)トリップアドバイザー(口コミ)expedia(ゲストレビュー)agoda(クチコミ)
2 宿泊時期/部屋タイプ/番号 2017年7月/プレミア/902号室
3 1泊料金/予約方法 9,884円(税サ込、朝食付)/agodaで即時予約
4 ホテル概要 2013年3月開業。客室数74。
1980年から2003年まで「來來百貨」というデパートとして運営されていた古い雑居ビル(來來大楼)の一部をリノベーションして開業したホテルで、ビルの中にホテルが入居している形になっています。当ホテルの親会社(豐群企業集團)はかつて來來百貨を運営していましたが、既に百貨店事業からは撤退しており、現在はコンビニのOKマート等を運営しています。
ホテルは建物の1階(ロビー等)、地下1階(朝食レストラン)、5階(客室+ランドリー)、9階(客室)のみを利用していて、ホテル内のエレベーターはこれらの階にしか停まらない仕組みになっていました。
5 立地 住所は北区で、ローカル線の台中駅や台中公園の北側に位置しています。当ホテルから5分程度歩くと中友百貨という大きなデパートがあり、中にはスタバやレストラン、フードコート等が揃っています。また、大通りを挟んで向かい側には日本のドラッグストアのトモズ(Tomod’s)があるほか、ホテルから徒歩2〜3分の距離にコンビニのHi-Lifeやマクドナルドもあり、徒歩圏内に一通りのものが揃っています。さらに、当ホテルがある雑居ビルの1階と地下には生活雑貨を幅広く扱う光南大批發、2〜4階にはWorld Gymが入居しています。
一方で、当ホテル周辺の公共交通機関としてはバスしかありません。最寄りのバス停は「國立臺中科技大學」(当ホテルから徒歩1分未満)で、このバス停に停まる大半のバスはローカル線の台中駅を通ります(バス停で確認可能)。また、通り(三民路)の反対側のバス停でバスに乗ると、次のバス停が「中友百貨」になります。台中のバスでは、台北のEasycard(悠遊カード)が無料で使える(2017年7月時点)ので、このカードがあるとわりと気軽にバスが利用できます(ただし、台中駅に出る場合は少し大回りになります)。
高速鉄道台中駅とホテルとの間はタクシーで20分以内、料金はNT$275〜295でした。
6 客室 概要 客室には、@スーペリア(8坪、窓なし)、Aプレミア(8坪)、Bデラックス(12坪)、Cエグゼクティブスイート(15坪)、Dプレジデントスイート(25坪)があります。
スーペリアとプレミアの客室は同じ広さなので、階と窓の有無が違うだけだと思われます。自分が利用したプレミアは、程よい大きさで、家具等が無駄なく配置されていました。高級感はないものの、カーペットや家具等は落ち着いた色合い・デザインで、安っぽい感じはしませんでした。また、ホテルはまだ開業から4年程度で清掃もきちんと行われており、清潔感は保たれていました。
デスクワークの環境としては、大きなワーキングデスク(深めの引き出し3個付き)、椅子がありました。空きコンセントはデスク正面と下の壁に2、壁3、ベッド脇(家具をずらすとありました)1、浴室2、計8箇所でした。AV機器としては、CHIMEI製の大型液晶テレビがありましたが、その他は何もありませんでした。機能面では、ベッド脇に照明のスイッチがありましたが、これで全部を点灯・消灯することはできませんでした。洋服等の収納にはクローゼットのほか、ベッド脇に収納スペースもありました。また、スーツケースを広げたまま使用できるバゲッジラックもあり、十分なスペースが確保されていました。
ベッド 1ベッドルームのベッドサイズはキングサイズ。マットや枕は標準的な仕様で、掛布団にはしっかりとした厚みがありました。高級感はありませんが、快適でした。
備品(あり) 無料飲料水(中×2本、補充あり)、セーフティボックス、冷蔵庫(空)、湯沸し、スリッパ、歯ブラシ、ティッシュ
備品(なし) フルーツ、体重計、目覚まし時計、DVDプレーヤー、iPod/iPhoneドッキングステーション、アイロン、傘、バスローブ
エアコン 冷房のみで、風力、温度の調整が可能なパネルがありました。温度調整は正常に機能していてよく冷えましたが、風力は強風にしてもあまり強くなりませんでした。音は静かでした。
ドライヤー Philips製で、冷風弱、温風弱、温風強の切替がありました。温風強にするとある程度の風力はあったので、特に支障なく使えました。浴室等の壁にも固定されていませんでした。
浴室 スーペリアとプレミアの客室にバスタブはありません。シャワーブースは広々としており、小物を置くスペースもあったので、使いやすい構造でした。シャワーはハンドシャワーで、お湯の出し方を変えられるタイプでした。水圧は支障のないレベルでしたが、やや弱めでした。お湯の温度は安定していました。
また、トイレに温水洗浄便座機能はありませんでした。また、トイレットペーパーは(トイレ内ではなく)ごみ箱に捨ててくださいという案内がありました。
ネット接続 室内にLANケーブルはなく、有線接続については不明。WiFiは無料で利用できました。部屋毎にネットワークが割り振られており、部屋番号のネットワークを選択し、チェックイン時に渡されたパスワードを入力するとすぐにつながりました。通信速度は快適な水準でした。
窓・眺望 スーペリアの部屋には窓がありませんが、自分が宿泊したプレミアには大きな窓がありました(スーペリアとプレミアの料金差は1,000円程度)。902号室は通り側(三民路)で、正面と左側はビルが見えるだけでしたが、右側には台中公園等、ローカル線の台中駅の方向の景色がよく見えました。
7 日本語/日本人 テレビはNHKの日本語放送と「緯來日本台」という日本の番組を放送しているチャンネルが視聴できました。また、室内等には日本語の案内がありました。ただし、受付のスタッフは英語が中心でした。客層は、台湾人と香港人が多く、中国本土からの団体客や日本人は見かけませんでした。
8 警備/鍵 鍵は電子カードキーでした(要返却)。エレベーターにセキュリティシステムはなく、警備等も特に行われていませんでした。客室に行く際にもフロントの前を通る必要はありません。ただし、エレベーターはホテル専用となっており、同じビルのホテル以外の利用者と一緒になることはありません。
9 食事 朝食 Cafe125の朝食ビュフェを利用しました。ビュフェのメニューとしては、惣菜・ソーセージ、野菜、果物、トースト・パン類、シリアル、台湾式朝食、粥、デザート、コーヒー、ジュース(果汁100%ではない)等があり、それほどクオリティが高いわけではありませんが、ホテルの規模と料金を踏まえると、悪くはないと思いました。また、2回利用しましたが、メニューの入れ替えもあり、飽きずに食べられました。
ルームサービス ありません。
レストラン (朝食以外は)ありません。
10 スポーツ設備 プール ありません。
ジム 同一ビル内のWorld Gymが無料で利用できる点が当ホテルの大きな特徴となっており、トレーニングが好きな人には申し分のない環境です。実際に行ってみましたが、とにかくマシンや設備の数がとても多く、日本の小さなジムでは見たことがないようなマシンも多数ありました。一方で、日本の一般的なジムと比較してスタッフは少なく、マシンの使い方を(無料で)教えてくれるような人はいませんでした。なお、貸し出しがあるのはタオルだけなので、シューズやウェアは持参する必要があります。また、ロッカーを使う場合、自分でロッカーキーを用意する必要があります(忘れた場合は同じビル内の「光南大批發」の地下1階で安く購入可能)。
更衣室 World Gym内にあります。
その他 World Gymの更衣室内に、ドライサウナとミストサウナ、ジャグジーが完備されていました。
11 サービス チェックイン(午後10時)、チェックアウト(午前10時)は、問題なく終わりました。
無料のセルフ式ランドリー(洗濯機、乾燥機各2台)がありました。洗剤も置いてありました。
12 その他 特になし。
13 総括 わりと口コミ評価が高かったので、宿泊してみました。特に問題があったわけではないものの、極めて普通の印象を持ちました。World Gymが無料で使える点は評価できますが、ウォシュレットがない点、窓なしの部屋がある点等には注意が必要です。
シャンプー、歯ブラシ、髭剃り等 トイレに温水洗浄機能はなし
シャワーブース1 シャワーブース2
クローゼット内:セーフティボックス、スリッパ 無料飲料水、お茶、湯沸し等
空の冷蔵庫 デスク正面のコンセント等
眺望1 眺望2:台中公園、ローカル線の台中駅方面
セルフ式のランドリー 1階の休憩スペース:コーヒー等の用意あり
外観1:このビルの5階と9階に客室 外観2:右下の黒い部分が当ホテルのエントランス
Cafe125の朝食1 Cafe125の朝食2
Cafe125の朝食3 Cafe125の朝食4
WiFiの速度計測結果
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