ホテル宿泊記　台中02
台中金典酒店 ／ スプレンダー 台中 　The Splendor Taichung
1	詳細情報のあるウェブサイト		当ホテル（日本語）、旅々台北、トリップアドバイザー（口コミ）、楽天トラベル（お客様の声）、agoda（くちコミ）、expedia（ゲストレビュー）、4travel.jp（クチコミ）
2	宿泊時期／部屋タイプ／番号		2011年7月／Superior／2315号室 2003年10月／Superior／1631号室
3	1泊料金／予約方法		2011年7月／13,167円（税込、朝食付）／expediaで予約 2003年10月／2泊合計27,400円（税込、朝食なし）／JHCで予約
4	ホテル概要		台中を代表する高級ホテルの一角。客室数は222。1999年5月2日開業。当時は台中晶華酒店（Grand Formosa Taichung）の名称でしたが、2002年7月より経営が変わり「台中日華金典酒店」となりました。その後、いつのまにか「日華」がなくなり、現在のホテル名となっています。 当ホテルは32階建て高層ビル「中港晶華大樓」の中にあり、11階から23階を使用しています。受付は12階です。部屋に戻るには12階で一度エレベーターを乗り換えなければならないので、セキュリティ面では安心ですが、少し面倒かもしれません。なお、ロビーに入ると高級感が感じられますが、ビルの外観はやや寂れた印象です。また、1〜10階に出店していたデパート（建台大丸台中店）の閉店後は長らく低層部分に廃墟のような雰囲気が漂っていましたが、2011年6月から新たにショッピングセンターを建設するとのことで、1〜10階の外観が壮絶な状況になっていました。
5	立地		台中の中心部にあり比較的便利な立地です（ただし在来線の台中駅からは遠い）。大通り（台中港路）を挟んで向かいにそごうがあり、台中の主要ホテルの中では最も立地のよいホテルだと思います。そごうの中にはフードコートやレストラン街、スターバックスがあり、ホテルの周辺にマクドナルドやモスバーガーもあります。 台湾高速鉄道の台中駅からは、市内までの無料シャトルバスがあり、これを利用するとタクシー代を節約できます（当ホテルの日本語ウェブサイトに詳細な案内あり）。シャトルバスは「台中金典酒店（SOGO百貨）のバス停に停車するので、そこから歩けます。
6		概要	自分が宿泊したスーペリアルームの広さは10坪、ワンランク上のデラックスルームは12坪となっています。スーペリアルームにもソファをはじめとして、大きな家具が置かれていますが、窮屈な感じはありません。2003年に宿泊したときと比較して少し家具等が古びてきた印象はありますが、清掃やメンテナンスはしっかりと行われていると感じました。 仕事面では、引き出し付きの大きなライティングデスクと高さの調節が可能な椅子があり、快適にデスクワークができる環境です。機能面では、ベッド脇の端末で照明、空調、アラームを調整できるようになっていました。テレビは薄型（HERANというブランド）、他のAV機器等には対応していません。収納面では、大き目のバゲッジラックとクローゼットがありました。また、引き出しもクローゼットの中やベッド脇、テレビ台の中にあり、十分なスペースがあります。
		ベッド	1ベッドルームのベッドはキングサイズ。掛け布団は厚め、マットはやや硬め、枕は平均的な硬さで、快適に眠れました。
		備品（あり）	無料ミネラルウォーター（550ml×1日2本）、歯ブラシ、スリッパ、冷蔵庫、湯沸し、セーフティボックス、ティッシュ、浴衣、菓子（パイナップルケーキ）、目覚まし時計、文房具セット
		備品（なし）	DVDプレーヤー（無料レンタルあり）、iPodドッキングステーション、バスローブ、アイロン（無料レンタルあり）、体重計、傘、FAX。なお、上記以外にも、電気ヒーターや変圧器等、無料でレンタル可能な物のリストが部屋にありました。
		エアコン	温度・風力の調整が可能なタイプでした。設定温度を下げるとゆっくりと室温が下がっていきましたが、風力は強度を変えてもあまり変わらないようでした。音は強風にしない限り静かでした。
		ドライヤー	達新牌というブランドで、温度のみ3段階の切り替えがありました。風力は十分でしたが、浴室の壁に固定されており、コードも長くなかったので、少し使い難かったです。
		浴室	浴室も広々としており、バスタブと独立したシャワーブースがあります。また、大理石製で高級感があります。バスタブはかなり深く幅も広いので、日本の風呂のような感じでくつろげます。シャワーブースも十分なスペースがあり、使いやすいです。 バスタブにはハンドシャワーがありました。シャワーブースには、固定式のシャワーとハンドシャワーがありました。バスタブ、シャワーブースともお湯の出は良好で、お湯の温度も安定していました。また、トイレは温水洗浄機能付でした。
		ネット接続	当ホテルのウェブサイトによると、有線、無線の双方でブロードバンド接続が可能です。 室内にLANケーブルがあります。料金は無料です。LANケーブルをパソコンに接続してIEを立ち上げると、自動的に繋がりました。通信速度は標準的なレベルでした。
		窓・眺望	（2315号室） 窓は大きいのですが、最上階であるにもかかわらず窓の正面には建物の壁しか見えない構造になっていました。また、窓の外にはベランダがありましたが、窓の鍵がしまっており、外には出られませんでした。なお、片隅から、市内の様子が少しだけ垣間見えました。 （1631号室） 窓の向こうは建物の壁しか見えない構造になっていました。
7	日本語／日本人		NHKは日本語放送が3チャンネル（ワールドプレミアムとBS×2？）が視聴できます。室内等には（怪しげな）日本語の案内がほぼ完備されています。ロビーには日経と朝日が置いてありました（無料の閲覧用かどうかは不明）。ただし、客層は台湾国内の人が圧倒的に多く、欧米系もちらほらと見かけましたが、（週末のせいか）日本人にはほとんどお目にかかりませんでした。
8	警備／鍵		鍵はカード式です。警備等は特に行われていませんが、深夜10時から午前4時までは、カードキーを差し込まないとエレベーターが動かないシステムになっていました。
9		朝食	Euro A（亜歐廣場）の朝食ビュフェを利用しました。台中や高雄の高級ホテルはどこもそうですが、朝食会場が家族連れ等でごった返していることが多く、当ホテルも落ち着かない感じでした（離席時の混乱を避けるため、各テーブルの上に「食事中」か「終了」かを示す札が置いてありました）。ただ、台中や高雄の他の高級ホテルと比較すると、当ホテルの朝食はかなり充実していると思います。卵料理や麺のコーナーがあるほか、とにかく品数はとても豊富でした。ただし、メニューや素材にそれほど高級感はなく、特にジュースは不味かったので、過度の期待は禁物です。
		ルームサービス	利用しませんでした。
		レストラン	カフェレストランのランデブーで、牛ショートリブ・ステーキ赤ワインソースを食べました。肉（ニュージーランド産）はショートリブで油っぽかったですが、味付けはまずまずでした。セットでスープ、パン、サラダ、コーヒー（以上はセット）、デザートのケーキ（メニューになし）が付いて約2000円だったので、ホテルの食事にしてはお得感がありました（しかも、合計でNT$715のはずが、チェックアウトの際にはなぜかNT$617になっていました）
10		プール	当ホテルの15Fにあるスポーツ設備は東方健康倶楽部が運営しており、宿泊者以外の会員が数多く利用していますが、ホテル宿泊者も無料で利用できます。屋外にある大きな長方形の温水プールは、全体を3分の2と3分の1程度に二分し、広いほうのレーンは浮き輪を持った子供の遊び場のようになっており、狭いほうのレーンが水泳の練習用といった感じでした。プールサイドには多数のデッキチェアがありますが、パラソルはなく、子供が走り回っていたりするので、あまりのんびりとくつろぐ雰囲気ではありませんでした。
		ジム	個別テレビ付きの有酸素運動用マシン8台のほか、筋トレ用にはスミスマシンとバーベル、ダンベル、各種マシンがありましたが、マシンにやや偏りがあり、基本的なトレーニングができるレベルだと思います。なお、他の設備（「その他」参照）と比較して、ジムは見劣りがする気がしました。
		更衣室	あります。
		その他	ジムの横にエアロビクスのスタジオがあります。更衣室の中に、ドライサウナ、スチームサウナ、大きなジャグジーがあり、サウナエリアはとても充実していました。
11	サービス		チェックイン（午後3時頃）はすぐに終わりました。 日曜日の正午にチェックアウトしましたが、家族連れ等で混雑しており、少し待たされました。 ターンダウンサービスはありません。
12	その他		特記事項なし。
13	総括		眺望の悪い部屋に当たる確率が比較的高いこと、（2011年7月時点では）低層階の工事が恐ろしく感じられること、等のマイナス点はありますが、これといった問題もなく快適に滞在できました。立地のよさ、一定の設備を揃えていること等を踏まえると、台中で高級ホテルに泊まりたい際の選択肢には入ってくると思います。
（↓：2011年） クローゼット内1 クローゼット内2 セーフティボックス、カップ、引き出し 目覚まし時計、照明・空調・アラームを調整できる端末等 無料飲料水、湯沸し ミニバー 眺望1：正面からは向かいの壁しか見えない構造 眺望2：片隅からわずかに見える台中市内 無料のパイナップルケーキ 無料のチョコレート 外観1：1〜10階を取り壊しショッピングセンターを建設中 外観2：同左。日本では考えられない壮絶な光景 （上の4枚）カフェレストラン・ランデブー：Pan-fried Beef of Short Rib's with Red Wine Sauce NT$650+サービス料10%、セットでシェフサラダ、パン、本日のスープ、コーヒーまたはジュース付。実際にはメニューにないケーキも出てきてNT$617しか課金されませんでした。 レストランEuro A 亜歐廣場の朝食1 レストランEuro A 亜歐廣場の朝食2 レストランEuro A 亜歐廣場の朝食3 レストランEuro A 亜歐廣場の朝食4：離席時の混乱を避けるための札 （↓：2003年、2007年） 外観 フルーツ 　　（上）レストランEuroA： イタリアンサラダNT$80＋4種のチーズのピザNT$200＋アイスコーヒーNT$150＋サービス10% 　　　　　−食事のみ20%割引（2007年5月）
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