| ホテル宿泊記 台北40 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 台北國賓大飯店 ／ 台北アンバサダーホテル Ambassador Hotel Taipei |
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| 1 | 詳細情報のあるウェブサイト | 当ホテル（日本語）、台北ナビ、旅々台北、トリップアドバイザー（口コミ）、agoda（最新のくちコミ）、expedia（ゲストレビュー）、楽天トラベル（お客様の声）、4travel.jp（クチコミ） | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2 | 宿泊時期／部屋タイプ／番号 | 2016年5月／スーペリアシングルルーム／752号室 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 3 | 1泊料金／予約方法 | 12,934円（＋税サ15.5%、朝食付）／expediaで予約 （福利厚生倶楽部で税・サービス料を除く部分が7%割引→実費は14,033円） |
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| 4 | ホテル概要 | 台湾で初めて国際基準を満たしたデラックスホテルとして1964年に開業、客室数は402。 現地資本のかなり古いホテルで、外観やホテル内には一昔前の雰囲気が漂っていますが、頑張ってメンテナンスを重ね、一定のクオリティを維持しています。当ホテルのウェブサイトでは、「ヨーロッパの新古典主義の風格があふれるホテル内では国際レベルの質感とアンバサダーならではのあたたかさを感じながら快適な時間をお過ごしいただけます」と記載されています。当ホテルはまた、独立系のホテルが加盟するWorldhotelsのデラックスホテルとしても認定を受けています。 アンバサダーホテルは台北の他、高雄（1981～）と新竹（2001～）でも同名のホテルを運営しています。また、同グループは新しいホテルブランドambaを2012年から展開しており、2016年5月時点ではamba台北西門町とamba台北中山があります。ambaは創意とエコを重視した理念、モダンなデザイン等を特徴としています。 |
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| 5 | 立地 | 当ホテルは台北市の中心部、中山区の中山北路沿いにあります。当ホテルの周辺には最高級ホテルやビジネスホテル、高級ブティック、マッサージ店等が数多く存在しており、旅行者向けのエリアとなっています。 当ホテルはMRT淡水信義線の雙連駅で、1番出口と当ホテルの間は徒歩5分程度です。なお、1番出口は上りのエスカレーターしかないので、下りのエスカレーターを使いたい場合は、民生東路を挟んで反対側にある2番出口が便利です。なお、ホテルと雙連駅の間は、中山北路を横断するとき以外、ほぼすべて屋根付きの場所を移動できます。 ホテルから駅周辺にはコンビニ、ファーストフード、カフェ、ATM等がそろっています。また、雙連駅の隣の中山駅も徒歩圏内にあり、新光三越等があって便利です。 当ホテルのウェブサイトによると、台北松山空港まで車で約15分、桃園国際空港まで車で約40分となっています。桃園空港→ホテルは、台北駅行きの國光客運で、当ホテルの名前がバス停になっていますが、ホテルを挟んで中山北路の反対側に停車するので、横断歩道のある場所を横断する場合は大回りになります。ホテル→桃園空港は、台北駅を始発とする國光客運を使うのが無難だと思います。 |
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概要 | 客室には(1)スタンダードルーム、(2)エグゼクティブフロアルーム（9～11F、ラウンジ利用特典付）、(3)スイート（同）があります。 (1)には、①スーペリアシングル（23㎡）、②スーペリア（27㎡）、③スーペリアツイン（26㎡）、④デラックス（30㎡）、⑤パーラー（32㎡、リビング付）、⑥プレミア（40㎡、リビング付）があります。 (2)には、②エグゼクティブ（27㎡）、③エグゼクティブツイン（26㎡）、④エグゼクティブデラックス（30㎡）、⑤エグゼクティブパーラー（32㎡、リビング付）、⑥エグゼクティブプレミア（40㎡、リビング付）があります。(1)(2)の②③④⑤⑥は各々、部屋とベッドのタイプ・大きさがほぼ同じようです。 (3)には、45㎡～180㎡までの5タイプがあります。 自分が利用したスーぺリアシングルは、当ホテルの中で一番安くて狭い部屋になりますが、23㎡でも窮屈な感じはせず、使いやすい広さでした。クイーンサイズのベッド、椅子・テーブル・ライティングデスク、テレビ台等が置かれてもなおスペースには若干の余裕がありました。 創業から50年以上が経過しているため細部にまで目を向けると古さは否めず、ウェブサイトの写真で見るよりもかなり年季が入っていて、高級感は感じられませんでした。改装は継続的に行われており、清潔感も保たれていますが、室内の雰囲気・デザインは良くも悪くもレトロです。また、自分が部屋に入った時に、クローゼットの上の棚に空の袋が放置されていた点は残念でした。 デスクワークの面では総じて快適な環境が整備されていました。ライティングデスクは大きな引き出し付で、スペースも十分にありました。ただ、コンセントはデスクの下にあり、デスクの正面やデスク上にコンセントがある最近のホテルと比較するとやや使い難かったです。空きコンセントはデスク下2、テレビ台の脇1、寝室の壁3の計6でした。 AV機器としては液晶テレビ（ソニー製）がありましたが、それ以外のAV機器は特に何もありませんでした。また、テレビ画面で会計やメッセージ等が確認できるシステムがありましたが、実際に使ってみると機能していないことが判明しました。ベッド脇のスイッチで照明とアラームを調整できるようになっていました。 洋服等の収納面では棚付きのクローゼットがあるほか、折り畳み式のバゲッジラックがあり、ある程度のスペースが確保されていました。ただし、バゲッジラックは小さかったので、その上でスーツケースを広げたまま使用するのは不安定で、スーツケースを広げるのはベッドか床の上になると思います。 |
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| ベッド | ベッドサイズはスーペリアシングルが140cm×200cm×1台、スーペリア／エグゼクティブが183cm×200cmまたは165×200cm×1台、スーペリアツイン／エグゼクティブツインが114cm×200cm×2台、デラックス／プレミア／エグゼクティブデラックス／エグゼクティブパーラー／エグゼクティブプレミアが165cm×200cm×1台、パーラーが150cm×200cm×1台、スイートが210cm×200cm×1台または105cm×210cm×2台となっています。 当ホテルのウェブサイトには、寝具について「オーダーメイドのマットレス、羽毛布団、枕、抗アレルギーの枕＆布団」と記載がありました。実際に寝てみると、マットは標準的な硬さで、掛け布団も薄っぺらではなく、贅沢感はあまりないものの快適に休めました。なお、枕は硬いものと柔らかいものが1つずつ用意されていました。 |
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| 備品（あり） | 無料ミネラルウォーター（中×2本、補充あり）、セーフティボックス、湯沸し、冷蔵庫、スリッパ、歯ブラシ、ティッシュ、アイロン、目覚まし時計、傘、浴衣 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 備品（なし） | DVDプレーヤー、iPod/iPhoneドッキングステーション、体重計、バスローブ（エグゼクティブ以上の部屋のみ○）、フルーツ（同） | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| エアコン | 風力、温度が調整できるタイプ。音は大きめでした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ドライヤー | 中国製の達新牌というブランドでした。温度はcool 、warm、hotの3段階になっていました。ただ、風力の切り替えがなく、音が大きいわりに風は弱かったので、かなり使い難かったです。また、浴室の引き出しに固定されていましたが、コードの長さは十分だったため、その点は問題ありませんでした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 浴室 | 浴室も一昔前のスタイルです。バスタブはありますが、独立したシャワーブースはありませんでした。 バスタブの長さと幅は十分にあり、清潔感も保たれているので足を伸ばして温まることができます。ただし、深くはありません。 バスタブのシャワーはハンドシャワーでした。水勢は快適なレベルで、お湯の温度も概ね安定していました。 トイレには温水洗浄便座機能（TOTO製）がありました。 |
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| ネット接続 | 有線、WiFiとも無料で、有線については室内にLAN Cableがありました。インターネットに接続しブラウザを立ち上げ、認証を行うとすぐに利用することができます。WiFiの速度は快適な水準でした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 窓・眺望 | 窓は部屋の横幅いっぱい、天井から2/3程度までの大きさがありました。当ホテルの建物はU字型になっており、部屋の向きによって眺望は変わると思いますが、自分の部屋は中山北路に面していたので、大通りとその向こうの建物が見えました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 7 | 日本語／日本人 | テレビはNHKワールドプレミアム（日本語）、NHKのBS2チャンネル、及びテレビ朝日（?）の計4チャンネルが視聴できました。室内には日本語の案内がありました。また、受付や電話対応のスタッフは日本語での会話が可能でした。このほか、サン・ビジネス台湾経済情報という日本語情報誌の配達がありました。客層は台湾人の次に日本人が多いような印象で、中国本土の旅行客はそれほど多くないように感じました。なお、JALのパイロットやキャビンアテンダントの一部が（ホテルロイヤルニッコー台北ではなく）当ホテルを利用しているのを見かけました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 8 | 警備／鍵 | 鍵はカード式です。エレベーターにセキュリティの機能はありません。入口にスタッフはいますが、警備等は行われていません。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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朝食 | 西洋料理レストラン「明園」の朝食ビュフェを利用しました（有料の場合はNT$560とウェブサイトに記載あり）。 当ホテルの朝食は料金のわりに充実度が高いと思いました。最高級クラスのホテルほどではないものの、目玉焼きや麺を作ってくれるコーナーあったほか、点心（小龍包あり）、惣菜、野菜・サラダ、フルーツ、ヨーグルト、ハム類・チーズ、パン・シリアル、お粥、台湾風朝食、各種飲料等がありました。珍しいところでは、麺のコーナーの隣で餃子を調理していて、餃子が食べられるようになっていた（皮が硬い）ほか、日本風のサンドウィッチがありました。惣菜等を中心にメニューの入れ替えもかなり行われていました。一方で、一般的な高級ホテルの朝食の定番メニューとなっているオムレツ、パンケーキ、ワッフル、フレンチトースト等はありませんでした。また、日本食も味噌汁があるだけでした。 |
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| ルームサービス | 利用しませんでした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| レストラン | 利用しませんでした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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プール | ウェブサイトには、「4Fに屋外プール（15ｍ）と児童用プールがあり（利用可能期間・時間は5月～10月の7:00～19:30）」、草花が茂るプールサイドバルコニー」などといった記載がありましたが、荒れ果てた状態で使用できなくなっていました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ジム | ジム（営業時間7:00～22:00）には、有酸素運動用のマシン6台（個別テレビなし）、2.5ポンド～55ポンドまでのダンベル、角度調節可能なベンチ、複合型の筋トレマシン一式、その他のマシン1台、バランスボール、ヨガマットがありました。設備は古くあまり充実しているわけはありませんが、比較的重いダンベルがあるので、全身のトレーニングが一通りはできると思います。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 更衣室 | あります。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| その他 | 更衣室の中に、スチームサウナとミストサウナがありました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 11 | サービス | チェックインは深夜12時過ぎ、チェックアウトは午前10時頃でしたが、問題なく終わりました。 ターンダウンサービスはありません。 当ホテルのウェブサイトによると、無料シャトルバスのサービスとして、当ホテルと台北世界貿易センター間（台北世界貿易センターで大型展示会の開催期間のみ）及び当ホテルと新竹アンバサダーホテル間（週末のみ）があります。 |
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| 12 | その他 | 開業から50年以上を経ていることを踏まえると、メンテナンスはよく行われていると思いますが、がたがきている部分や放置されているもの、最新のホテルと比較して見劣りする部分が散見されました。上記以外でも例えば、洗面台の水道の蛇口からの水漏れ、窓を開けようとした際のサッシの不具合、3基あるエレベーターのスイッチが共通化されていない（右のスイッチを押しても一番左のエレベータは反応しない）、等々。滞在の支障になるほどではないものの、小さな点が積み重なると、やはり古さを感じてしまいます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 13 | 総括 | 滞在中に大きな支障は何もありませんでしたが、ちょっとした不便を感じる機会が意外に多かったです。また、プールを営業していないのにウェブでの情報を更新していない点もマイナスでした。個人的には自信を持って推奨できるホテルという印象は持ちませんでしたが、立地やサービスはよいので、斬新なスタイルのホテルが苦手な人は料金次第で選択肢に入れてもよいのではないかと感じました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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