ホテル宿泊記 台北33
  美麗信花園酒店 / ミラマー ガーデン 台北
 Miramar Garden Taipei
1 詳細情報のあるウェブサイト 当ホテル(日本語)台北ナビ旅々台北トリップアドバイザー(口コミ)楽天トラベル(お客様の声)agoda(くちコミ)expedia(ゲストレビュー)4travel.jp(クチコミ)
2 宿泊時期/部屋タイプ/番号 2011年7月/デラックスルーム/615号室
3 1泊料金/予約方法 13,361円(税サ込、朝食なし)。expediaで即時予約
4 ホテル概要 2006年5月24日開業。客室数203。ウェブサイトによると、当ホテルは台湾政府の観光客倍増推進計画によって誕生したホテルで、台湾で初めてBOT方式(民間事業者が自らの資金で対象施設を建設し(Build)、維持管理・運営を行い(Operate)、事業終了後に所有権を公共へ移転する(Transfer)方式)を採用しています。また、当ホテルの運営は「春秋国際股份有限公司」が担当しており、日本人も経営に参画しています。
5 立地 台北の中心部、建国南北高架道路と東西市民大道の交差点の角に位置しています。最寄り駅はMRT板南線の忠孝新生駅になりますが、駅まではかなりの距離があり、移動はタクシーになると思われます。また、ホテルの周辺には上記の2つの大通りの対角線方向にセブンイレブンがあります(信号待ちがなければ徒歩1~2分)が、カフェやファーストフード等はなく、総じて不便な立地です。なお、ウェブサイトには、ホテルの近くに3C電子商圏の光華商場と休日の古董品マーケットがあると記載されています。
6 客室 概要 デラックスルームの広さは40 - 42㎡。室内は広々としており、家具が余裕を持って置かれています。アイボリーと珈琲色と金を基調にした色合いでまとめられた部屋は落ち着いた雰囲気で、高級感も感じられます。清掃もきちんと行われていました。
デスクワークの環境は、引き出し付きの大きなライティングデスクがあるほか、デスクの脇に小物を置くスペースや電源も確保されており、仕事はやりやすいと思います。機能面では、薄型テレビ(ViewSonicというブランド?)が置かれており、浴室にもスピーカーがあってテレビの音声を聞けるようになっていますが、最新のAV機器等には対応していません。収納面では、寝室側からも浴室側からも開閉可能なクローゼットがあり、クローゼットの中に引き出しもありました。また、バゲッジラックも置かれており、特に支障なく利用できました。
ベッド 1ベッドルームのベッドはキングサイズ。掛布団は薄めですが、マットや枕は平均的な固さで、快適に眠れました。なお、ベッドの高さが低めなので、高齢者や子供には使いやすいと思います。
備品(あり) 無料ミネラルウォーター(600mi×2本)、セーフティボックス、湯沸し、冷蔵庫、スリッパ、歯ブラシ、ティッシュ、バスローブ、目覚まし時計
備品(なし) アイロン、フルーツ、体重計、傘、DVDプレーヤー、Ipodドッキングステーション
エアコン 温度、風力とも調整可能でした。音は静かでした。
ドライヤー 達新牌というブランドで、温度のみ3段階の切り替えがありました。浴室の壁等には固定されていません。自分の部屋のドライヤーは、途中で動かなくなってしまうことがありました(使用時間が長すぎると自動的に電源が切れる仕組みになっている可能性あり)。
浴室 浴室は大理石製です。ウェブサイトには「独立した」バスタブとシャワー設備があると記載されていますが、バスタブとシャワースペースは隣接していて同じガラス戸の中にあるので、とても使いやすかったです。
バスタブは十分な大きさ、深さがあるので、足を伸ばしてくつろげます。シャワーにはハンドシャワーとレインシャワーがあり、お湯の出は標準的な水準でした。お湯の温度も概ね安定していましたが、熱いお湯が出てくるまでに数分かかりました。
ネット接続 LANケーブルがあります。有線と無線の両方が使えます。料金はNT&150/2時間、NT$250/1日でした。
Docomo inter Touchが運営しています。LANケーブルを(または無線LANに)接続しIEを立ち上げると英語の利用料金案内等のページが出てきます(日本語に変更可能)。このページ上で、料金を選択し、接続(Connect)をクリックすると繋がります。通信速度は特に支障のない水準でした。
窓・眺望 窓は大きく作られており、開放感があります。6Fの自分の部屋は、正面の同じ高さに市民大通の高架道路があり、あまり眺望がよいとは言えませんが、左奥に台北101が見えました。
7 日本語/日本人 テレビはNHKが2チャンネル(いずれも日本語)視聴できます。室内や公共施設では日本語の案内が完備されていました。ただし、フロントのスタッフとのやり取りはほとんど英語、配達される新聞も現地の英字新聞でした。客層は、台湾の人が多かったですが、日本人や欧米系の人も見かけました。
8 警備/鍵 鍵はカード式です。カードを差し込まないとエレベーターが動かないようになっていますが、カードを入れると自分の宿泊している階以外にも行けるので、あまり精緻なシステムではありません。また、夜間を除く時間帯ではエントランスにドアマンが待機していました。
9 食事 朝食 利用しませんでした。(ルームサービスはなし、以下参照)。
ルームサービス 利用しませんでした。ルームサービスは夕方5時30分から夜11時45分の間しか利用できず、朝食、昼食には対応していない点は残念でした。
レストラン ガーデンテラス・レストランで「スパイシーなケジャン風チキンとシーザーサラダ」「カッペリーニパスタのボンゴレ 香ばしいグースオイル風味」を食べてみました。サラダは十分なボリュームがあり、味も普通に美味しかったですが、パスタは少し癖のある味で量も少なく、少し不満が残りました。
10 スポーツ設備 プール 年中利用可能な温水プールがあります。2レーンの細長いタイプで、自分が見たときにはまじめに泳いでいる人や子供連れがいましたが、混んでいて泳げないというほどではありませんでした。水の透明度も確保されていました。なお、プール内ではスイミングキャップの着用が求められます。
プールの部分は屋外に出ていますが、ほとんどのデッキチェアは屋根のある部分に置かれており、あまり日光浴を楽しむような構造にはなっていませんが、見晴らしはよいので、ゆっくりくつろぐことは可能だと思います。
ジム 個別テレビ付きの有酸素運動用マシン8台のほか、筋トレ用にはスミスマシンとバーベル、ダンベル(5.5~50.5ポンド)、各種マシンがあり、ある程度のトレーニングができるレベルでした。
更衣室 あります。
その他 更衣室の中に、スチームサウナ、ドライサウナに加え、ジャグジー機能付きの大きな浴槽があり、日本の銭湯のような感じでくつろげます。ただし、浴槽のお湯の温度は高めでした。
11 サービス 朝10時頃にチェックインを試みましたが、さすがにまだ部屋の準備ができていないと言われました。何時になったらできるか聞いたら、15時という規則通りの回答が帰ってきたので、もう少し早くできないか頼んだら、14時と言われました。あまり柔軟な対応はできないようです(荷物の預かりは可能)。
チェックアウト(朝11時45分に確認の電話あり)は特に問題なく終わりました。
ターンダウンサービスはありません。
12 その他 高架の大通り(市民大通)に面しているため、慢性的に車の音が聞こえましたが、防音はしっかりしているようで、うるさいと感じるほどではありませんでした。
13 総括 ビジネスホテルと欧米系高級ホテルの中間に位置し、料金相応のホテルだと感じました。レストランやスポーツ設備等を兼ね備えていますが、至れり尽くせりというレベルではなく、贅沢を楽しむといった感じではありません。また、そうした設備を利用する予定がない場合、当ホテルはネットの利用が有料であるうえに移動のタクシー代も嵩むので、立地のよい高級ビジネスホテルのほうがコストパフォーマンスはよいと思います。クチコミ等の評価が高いホテルですが、個人的にはあまり心のこもったサービスを受けた感じがせず、少し期待はずれでした。
クローゼット内:セーフティボックス、バスローブ、スリッパ等 湯沸し等
ミニバー1 ミニバー2
眺望1 眺望2:左奥に台北101
プール1 プール2
ホテル内の庭園1 ホテル内の庭園2
ホテル内の庭園3 ホテル内の庭園4
外観 エントランス
左上、右上、左横)
ガーデンテラスレストラン


(左上)
パン=無料、アイスコーヒー NT$220
(右上)
スパイシーなケジャン風チキンとシーザーサラダ NT$240
(左横)
カッペリーニパスタのボンゴレ 香ばしいグースオイル風味 NT$420

料金は上記+サービス料10%。ただし宿泊者割引あり=詳細不明
トップページに戻る        台北のホテルリストに戻る