ホテル宿泊記　台北29
  六福皇宮 ／ ウェスティン 台北
　Westin Taipei
1 詳細情報のあるウェブサイト 当ホテル（日本語）、台北ナビ、アップルワールド（クチコミ広場）、旅々台北、
トリップアドバイザー（口コミ情報）
2 宿泊時期／部屋タイプ／番号 2009年10月／デラックスルームで予約→Westin Guest Officeにアップグレード／830号室
3 1泊料金／予約方法 NT$5,695（+税サ15.5%、朝食付）。JTBで予約（当ホテルのネットでの直接予約「朝食付で賢く節約（2泊以上、キャンセル不可）」プランと同一料金）。
4 ホテル概要 開業1999年。客室数288。台北では数少ない欧米系5星ホテルの一角です。ウェスティンは2005年に創業75周年を迎えた米系ブランドで、1998年からスターウッドホテルグループに属しています。ウェスティンは1999年から導入されているヘブンリーベッド（羽毛布団、5つの枕、ピロートップマットレスの組み合わせ）で有名です。
5 立地 台北市の東部にあります。最寄り駅は南京東路駅でホテルからは徒歩5分前後の距離です。ホテルから駅までの道にはほとんど屋根があり、比較的歩きやすいです。ホテルの1階にStarbucksがあり、徒歩2分の距離にコンビニのHi-Lifeがあります。桃園国際空港→ホテルは、長榮巴士が南京東路駅前に停車します。
6 客室 概要 一番安いデラックスルームの広さは39㎡。予約したのはデラックスルームでしたが、自分が利用した部屋は、室内にファックス・コピー・スキャナ・プリンターの複合機があったので、Westin Guest Office（ウェスティンのお客様用オフィス）にアップグレードされたと思われます。Westin Guest Officeはウェブサイトによると、「ゲストルームとオフィスの機能を融合。独立したライティングデスク、ファックス･･･など充実したオフィス用品、各種ビジネス設備を取り揃え･･･」とあります。
Westin Guest Officeの室内は入口部分、寝室部分、浴室部分に分かれ、大変広々としています。入口部分にはクローゼット、スーツケース置場、ミニバーがあります。寝室部分には大きなデスク、ソファと小テーブル等があります。家具には高級感があり、明るい木目調で統一されています。掃除も問題なく行われており、清潔感も保たれています。
仕事面では、机が大きく引き出しや収納スペースもあるので快適です。機能面では、コピー等の複合機があるほか、薄型の大画面テレビが設置されています。また、テレビ上で会計やメッセージ等を確認できるようになっています。洋服等の収納では、クローゼットのほか、スーツケース置場の下やベッド脇に引き出しがあり、十分なスペースが確保されています。
ベッド 1ベッドルームのベッドはキングベッド。やはり、WestinのHeavenly Bedには他のホテルと異なる快適さが感じられました。直前に利用したWestin Kuala Lumpurと比較すると、掛け布団はやや軽めでしたが、敷き布団の弾力性は同じでした。
備品（あり） 無料ミネラルウォーター（600mi×2本、補充あり）、セーフティボックス、冷蔵庫、湯沸し、コーヒーメーカー、スリッパ、歯ブラシ、ティッシュ、ラジオ付き目覚まし時計、厚手のバスローブ、体重計、傘、アイロン、（以下はWestin Guest Officeのみ）FAX・コピー・プリンター・スキャナー複合機、文房具セット
備品（なし） フルーツ、DVDプレーヤー
エアコン 風力、温度とも調整可能なタイプですが、実際に機能しているかどうか不明（温度、風力を変えても変化が感じられず、自動調整されている可能性あり）。音は静かでした。
ドライヤー 温風のみで、風力は2段階の切り替えがあるタイプでした。ドライヤーが小さいせいか、強風にするとドライヤーを持っている手にかなりの振動を感じましたが、壁等には固定されておらず、風力も問題ない水準でした。
浴室 浴室は大理石製で、高級感があります。浴室内は広々としており、バスタブと独立したシャワーブースがあります。バスタブにシャワーはありませんが、大変深く、足をのばしてくつろげます。バスタブにシャワーはありませんが、お湯はかなりの勢いで出てくるのですぐに溜まります。シャワーブースも広々としていますが、シャワーは固定式のみでした。シャワーの水勢はとても強く快適でした。お湯の温度も安定していました。
ネット接続 LANケーブルがあります。有線と無線の両方が使えます。料金は有線のみの場合がNT$14／1分、NT$680（上限）／24時間（税込）、有線・無線両方の場合がNT$17／1分、NT$800（上限）／24時間（税込）でした。
Docomo inter Touchが運営しています。LANケーブルを接続しIEを立ち上げると日本語・英語混合の利用料金案内等のページが出てきます。このページ上で、有線のみか有線・無線の双方を利用するか選択し、接続希望日数を入力し、（利用規約を見て）承諾するをクリックすると繋がります。通信は高速で快適でした。
窓・眺望 窓は大きめで閉塞感はありませんでしたが、自分の部屋からは特に何が見えるというわけではなく、眺望はパッとしませんでした。ただし、プールからは台北101が見えました。
7 日本語／日本人 NHK のBS1、BS2、World Premiumが視聴できます。室内にはある程度の日本語表示があります。宿泊客は台湾人が中心ですが、欧米人、日本人（団体客も含む）も見かけました。
8 警備／鍵 鍵はカード式です。警備等は特に行われていません。
9 食事 朝食 「イーストウエスト ブッフェレストラン」を利用しました。いわゆる欧米系高級ホテルの一般的な朝食ビュフェという感じで、惣菜、粥、点心、シリアル、サラダ、フルーツ、ヨーグルト等が一通りそろっており、1日では食べきれないほどの種類があります。味も総じてよかったと思います。ユニークなところでは、担仔麺を作ってくれるコーナーや、オレンジを絞ってジュースにしてくれるコーナー、アイスクリーム等がありました。また、卵料理を作ってくれる専門のスタッフがいて、オムレツを頼んだら席まで持ってきてくれました。
ルームサービス 利用しませんでした。
レストラン 利用しませんでした。
10 スポーツ設備 プール 2レーンの屋内プールがあります。プールの中央部分から日差しが差し込むようになっており、室内プールにありがちな閉塞感がなく、雰囲気も良好でした。プールは細長い構造で、水もきれいなのでしっかり泳ぐことが可能です。また、デッキチェアやテーブルもあるので、プールサイドでくつろぐこともできます。なお、プールの脇にジャグジーがありますが、水流は弱めでした。
ジム ウェブサイトには「9階と10階に位置する広さ1,200m2のウェスティンワークアウトジム」とあり、9階には有酸素運動のマシンが、10階には筋トレ用の設備及びプールがあります。有酸素運動のマシンの台数は多く、一部にパーソナルテレビがついています。筋トレ用には、スミスマシンとダンベルがあるほか、マシンの種類も多いのでかなりのトレーニングができると思います。
更衣室 あります。
その他 更衣室の中に、ドライサウナ、スチームサウナ、温水と冷水のプランジプールがあります。
11 サービス チェックインの際、朝食付で予約したのに朝食はついていないと言われ、再確認をお願いしたらすぐに訂正してくれました。
チェックアウト時には、請求書に「宿泊料金」が「ジムメンバーシップ」と記載されていたので、訂正してもらいました。
ターンダウンサービスがあります。
12 その他 特になし。
13 総括 ヘブンリーベッドのほかにも、高級ホテルに求められる機能をひととおり有しており、快適な滞在となりました。食事やスポーツ等でホテルライフを楽しむことが可能で、料金次第ではまた宿泊したいと思えるホテルです。
（↑：ベッドルーム1） （↑：ベッドルーム2）
（↑：ベッドルーム3） （↑：ベッドルーム4）
（↑：エントランス部分1：右側に浴室） （↑：エントランス部分2：左側に冷蔵庫等）
（↑：エントランス部分3） （↑：エントランス部分4）
（↑：ミニバー） （↑：ラジオ付き目覚まし時計）
（↑：屋内プール1） （↑：屋内プール2）
（↑：屋内プール3） （↑：プール脇のジャグジー）
（↑：眺望） （↑：外観）
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