ホテル宿泊記　台北04
  台北華國大飯店 ／ インペリアル ホテル 台北
　Imperial Hotel Taipei
1 詳細情報のあるウェブサイト 当ホテル（日本語）、台北ナビ、旅々台北、トリップアドバイザー（口コミ）、楽天トラベル（お客様の声）、expedia（ゲストレビュー）、agoda（くちコミ）、4travel.jp（クチコミ）、アップルワールド（クチコミ広場）
2 宿泊時期／部屋タイプ／番号 2010年8月／クラブデラックスルーム／917号室
2002年3月／スーペリア／532号室
3 1泊料金／予約方法 （2010年8月）9,561円（税込、朝食・クラブラウンジ利用特典付）。Expediaで即時予約
（2002年3月）12,400円（税込、朝食付）／タビックスジャパンで予約
4 ホテル概要 1967年に開業したホテルで、既に40年以上の歴史があります。1990年代後半から2002年5月まで、Imperial Intercontinental（華國州際飯店）としてインターコンチネンタル系列に入っていたこともあり、最高級クラスには及びませんが一定のクオリティをキープしています。客室数は288。（エキストラベッドではない）トリプルルームもあり、ツアーでもよく利用されています。
館内は12階までの吹き抜け構造になっており、安っぽい感じはありません。2010年8月に宿泊した際には、外装の修繕工事が行われていました。
5 立地 MRT淡水線の民権西路駅と圓山駅の中間あたりに位置しており、駅まで歩くと十数分かかるので、市内の移動ではタクシーの利用が中心になると思います。コンビニはホテルの近くにセブンイレブンがあります。ホテルの周辺はローカル色の強いエリアで、大型雑貨店の勝立生活百貨、屋台街の晴光市場がある反面、外資系のファーストフードやカフェ等はありませんでした。
国際空港との往復では、大有巴士（バス）西線のバス停がホテルのそばにありますが、循環運転で空港→ホテルはかなり遠回りになるので、バスで台北市街に入ったらタクシーに乗り換えるほうが無難です。逆にホテル→空港はこのバスが便利です。自分はタクシーで当ホテルから台湾桃園国際空港に直行しましたが、日曜日の早朝の渋滞のない時間帯で所要時間は35分程度でした。
6 客室 概要 クラブデラックスルームの広さは43㎡。一番狭いスーペリアルームとクラブプレミアルームは33㎡なので、かなり違ってきます。
（以下は2010年8月に利用したクラブデラックスルーム）
クラブデラックスルームルームは広々としており、大きなソファとテーブルが置かれています。スーツケース置き場もありました。
建物の古さは否めず、室内にもあまり高級感は感じられませんが、メンテナンスは十分に行われており、清潔感は保たれています。家具等はクラシックなタイプでまとめられており、落ち着いた雰囲気が感じられます。
デスクは一定の大きさがあり、引き出しもあるのでデスクワークには問題ない水準です。洋服等の収納では、クローゼットがあるほか、引き出しがテレビ台の下、ベッド脇、クローゼット内にあり、十分なスペースが確保されていました。
ベッド 1ベッドルームのベッドはキングベッド。マットも枕もやや柔らかめで、とても快適でした。
備品（あり） 無料ミネラルウォーター（600mi×2本、補充あり）、セーフティボックス、冷蔵庫、湯沸し、スリッパ、歯ブラシ、ティッシュ、目覚まし時計、厚手のバスローブ、フルーツ（補充あり）、体重計、傘、アイロン
備品（なし） DVDプレーヤー、FAX
エアコン 風力、温度とも調整可能なタイプ。ものすごくよく冷えました。音は静かでした。
ドライヤー Philips製で、温度は3段階、風力は2段階の切り替えがあるタイプでした。壁等には固定されておらず、風力も十分でした。
浴室 クラブデラックスルームには、バスタブと独立したシャワーブースがあります。バスタブは深めに作られており、きれいなので、足をのばしてくつろげます。バスタブのシャワーはハンドシャワーで、湯量は問題のない水準でした。シャワーブースはあまり広くはなく、シャワーは固定式でしたが、シャワーの湯量に問題はなく、お湯の温度も安定しており、特に支障はありませんでした。なお、トイレは全室、ウォッシュレット付きです。
（2002年宿泊時）スーペリアルームはバスタブのみで、シャワーブースはありませんでした。
ネット接続 LANケーブルがあります。料金は室内で利用する場合、NT$100／1時間、NT$400／24時間（税込）。有料で利用する場合、LANケーブルを接続しIEを立ち上げると料金選択、ユーザーネーム、パスワード入力（英語）のページが出てきました。（有料で利用しなかったため詳細は不明）
窓・眺望 窓は大きめで閉塞感はありませんでしたが、今回（9F）も前回（5F）も周辺の古いビルが見えるだけで、眺望はパッとしませんでした。
7 日本語／日本人 テレビはNHK 1、NHK2、BS2、WOWOWが視聴できます。室内には日本語表示が揃っています。宿泊客は台湾人が中心ですが、欧米人、日本人（団体客も含む）も見かけました。クラブラウンジには日経新聞が置いてあり、1階の売店で日経、読売、朝日を販売していました。スタッフの中には日本語を話す人もいました。
8 警備／鍵 鍵はカード式で、センサータイプです。警備等は特に行われていません。
9 食事 朝食 クラブラウンジの朝食を利用しました。「コンチネンタル・ブレックファスト」となっており、メニューの入れ替えもほとんどありませんでしたが、惣菜、粥、点心、シリアル、サラダ、フルーツ、ヨーグルト、ジュース等が各々1～2品目程度あり、ビュフェスタイルとなっていました。これらに加えて、オムレツ等の卵料理をオーダーできます。格別美味しいと感じるものはありませんでしたが、高級ホテルの朝食で思い切り贅沢をしてみたいという人でなければ、特に問題ない水準だと思います。（レストランの朝食は不明）
ルームサービス 利用しませんでした。
レストラン 利用しませんでした。
10 スポーツ設備 プール ありません。
ジム バーベルはありませんでしたが、ダンベルが重量別に揃っているほか、有酸素運動マシン、筋トレのマシンも数種類ずつあるので、ある程度のトレーニングは可能だと思います。
更衣室 不明
その他 ジムの脇にサウナがありますが、入口に休業日を知らせるカレンダーが置いてあり、毎日開業しているわけではなさそうでした。また、自分が見に行った際には、休業日でないにもかかわらず、照明等がついておらず、稼動していないようでした。いずれにせよ、サウナはあまり期待しないほうがよさそうです。
11 サービス チェックイン、チェックアウトは問題なく終わりました。
ターンダウンサービスはありません。
クラブラウンジ（6:30～22:00）の利用特典としては、朝食（上記）のほか、無線LANでのインターネット無料接続、飲料等のサービス、18:00～20:00のカクテルアワー等があります。
12 その他 老舗ホテルのため、タクシーの運転手によく知られており、「（林森北路 リンシンペイルー）華國大飯店 フアコーダーファンティエン」と言うだけで、当ホテルに戻ってくることができました。
13 総括 最高級ホテルと比較すると設備、サービスとも見劣りがしますが、一定のクオリティは維持されており、1万円以内でクラブデラックスルームとクラブラウンジが利用できたのは大変お得だと感じました。一方、ランクの低い部屋の場合、客室だけを比較すると、当ホテルよりも最近の新しいビジネスホテルのほうが、コストパフォーマンスはよいと思います。
（↓：クラブデラックス：2010年8月）

（上）客室のエントランス部分　
　　　　　　　　　　　　　　　（右）クローゼット内　
眺望 フルーツ
クラブラウンジの朝食1 クラブラウンジの朝食2
（↓：スーペリア：2002年3月）
（左上）
洗面スペース

（右上）
眺望：古い建物が見えるだけ

（左横）
ルームサービス
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