ホテル宿泊記　台北01
  天成大飯店 ／ コスモス ホテル
　Cosmos Hotel
1 詳細情報のあるウェブサイト 当ホテル（日本語あり）、台北ナビ、旅々台北、トリップアドバイザー（口コミ）、楽天トラベル（お客さまの声）、4travel.jp（クチコミ）、expedia（ゲストレビュー）、agoda（くちコミ）、アップルワールド（クチコミi）
2 宿泊時期／部屋タイプ／番号 2012年5月／Economy（窓なし）／1423号室
2000年2月／スーペリアシングル／1605号室
3 1泊料金／予約方法 （2012年5月）NT$2,290（＋サービス料10%、朝食なし）／楽天トラベルにて即時予約
（2000年2月）NT$2,750（税込、朝食付）／中正国際空港（当時）で予約
4 ホテル概要 1980年頃開業。客室数226。好立地の中級ホテルとして日本でもお馴染みで、日本語での対応が可能なことに加え、（エキストラベッドではない）トリプルルームもあり、パッケージツアーでもよく使われています。2008年冬に開業した西門の台北花園大飯店も同系列になります。
5 立地 台北駅のすぐ傍にあり、M3出口から徒歩30秒程度です。高速鉄道、地下鉄、在来線、桃園国際空港バス等の公共交通機関がすべてスムーズに利用できることから、台北市内にある多数のホテルの中で、立地の面で当ホテルの右に出るホテルはないと思われるほど、利便性が高いです。
また、ホテル周辺は繁華街なので、食事や買物等にも便利です。台北駅の地下には地下街があり、フードコート等もあります。コンビニは、セブンイレブンが当ホテルの数軒先にあります。デパートも新光三越が近いです。
桃園国際空港との往復は、台北駅が國光客運のバスの終点及び始発となっており、ホテルからは徒歩数分の距離です（降車>乗車は別の場所になります）。ホテルから空港までは、平日朝6時40分発のバスでも途中に少し渋滞があり、1時間近くかかりました。
6 客室 概要 （2012年5月）
客室のタイプとしては、価格の安い順に、①Economy（16㎡）、②Superior SIngle（20㎡）、③Executive Deluxe（20㎡）、④Superior Twin（23㎡）、⑤Family Triple（23㎡）、⑥Deluxe Triple（23㎡）、⑦VIP（20㎡）、⑧Family Quad（25㎡）、⑨Deluxe Family（36㎡）、⑩Deluxe Suite（36㎡）、⑪Cosmos Suite（36㎡）があります。
自分が宿泊した①は窓がない一番下のカテゴリーですが、部屋数は限られており、14Fではフロアマップを見る限り（自分が利用した）1423号室しかないようでした。Economyの室内は狭く、窓もないので多少の圧迫感があります。高級感は全くありません。家具やカーペット等もどことなく安っぽいです。清掃はきちんと行われていますが、建物の古さは否めません（ただし、不潔・不快ということはありません）。
デスクワークの環境は、引き出し付きの小さいライティングデスクがあるほか、デスクの脇には小物等を置ける棚があり、部屋が狭いわりにはコンパクトにうまくまとめてある感じがします。電源も机のすぐ傍に（ひとつだけですが）確保されていました。
AV機器では、薄型テレビ（SONYのBRAVIA）とDVDプレーヤー（SONY）がありました。また機能面では、ベッド横の端末で照明、空調の風力、アラーム等を調整できるようになっています。
収納面では、クローゼットがあるほか、スーツケースを広げたまま使用できる台や引き出しもあるので、部屋が狭いわりにある程度のスペースは確保できると思います。
ベッド （2012年5月）客室タイプ別のベッド数は、上記①～⑪のうち、①②③⑥⑨⑩⑪がベッド数1、④⑤⑧⑨が2、⑥が3となっています。ベッドの大きさは部屋により異なりますが、自分が利用したEconomyのベッドはクイーンサイズ（140×200cm）。マットは硬めでしたが、枕は標準的な柔らかさで、掛け布団はある程度の厚みがあり、問題なく眠れました。
備品（あり） （2012年5月）無料ミネラルウォーター（600mi×2本）、セーフティボックス、湯沸し、冷蔵庫（空）、スリッパ（薄い）、歯ブラシ、ティッシュ、バスローブ、目覚まし時計、DVDプレーヤー、体重計
備品（なし） （2012年5月）アイロン、フルーツ、傘、Ipodドッキングステーション
エアコン （2012年5月）温度、風力とも調整可能ですが、風力調節はベッド脇、温度調節は壁にありました。音は大きめで、弱風でも強めの風が出てきました。
ドライヤー （2012年5月）中国製の達新牌というブランドで、温度・風力の切替えはありませんでした（高温のみ）。洗面台の横の壁に固定されていましたが、ある程度の風力はあり、コードも長めだったので問題なく使えました。
浴室 （2012年5月）Economyは浴室も狭いです。バスタブはあり、清潔感は保たれていますが、あまり大きくないので、足を伸ばしてゆっくりする感じではありません。
バスタブにはハンドシャワーとレインシャワーがあり、特にレインシャワーの湯量が十分にあったので快適でした（ハンドシャワーも問題ない水準）。お湯の温度も安定していました。ただし、浴室の天井が低いため、バスタブ及びレインシャワーは身長180cm以上の人には厳しい（少ししゃがまないと使えない）と思われます。
トイレはTOTOの洗浄便座機能付で快適でした。
ネット接続 （2012年5月）有線、無線とも利用可能で、室内にLAN Cableがあります。料金は無料です。無線LANのみ、パスワードが必要となります。インターネットに接続後の設定は不要です。通信速度は快適な水準でした。
窓・眺望 （2012年5月）Economyには窓がありませんでした。
（2000年2月）台北駅がよく見えました。
7 日本語／日本人 （2012年5月）テレビはNHKの衛星放送の2チャンネルが視聴できます。室内には日本語の案内がほぼ完備されています。大半のスタッフがある程度の日本語を話すので、言葉の心配はほとんどないと思います。また、室内には、日本語の「台湾観光月刊」もありました。客層としては日本人と中華系が大半でした。
8 警備／鍵 （2012年5月）鍵はカード式です。入口にスタッフがいてドアの開閉等を行ってくれますが、特に警備等は行われていません。
9 食事 朝食 利用しませんでした。
ルームサービス 利用しませんでした。
レストラン 利用しませんでした。
10 スポーツ設備 ありません。
11 サービス （2012年5月）
チェックイン（15時）、チェックアウト（朝6時）は問題なく終わりました。宿泊料はチェックイン時に前払いでした。
このクラスのホテルにしては珍しく、スタッフがチェックイン後に荷物を室内に運んでくれ、室内の簡単な案内をしてくれました。
12 その他 （2012年5月）
早朝チェックアウトの際、受付には2人のスタッフがいましたが、そのうちの年配の1人は手が空いているにもかかわらず、（担当が違うせいか）全く手伝おうとせず、もう一人の若いスタッフが前の人の処理を終えるまでの数分間、待たされた点は残念でした。
自分が利用した部屋は他の部屋と隣接しておらず、隣室の騒音等に悩まされることはありませんでしたが、通路の音や上の階の音は多少聞こえました。
13 総括 （2012年5月）とにかく交通の利便性を最優先したい人には申し分のないホテルです。同程度の価格でもっと新しく快適なホテルを利用することは可能ですが、そういうホテルは駅から遠かったりするので、細かいことを気にしない人にとって当ホテルの利用価値は高いと思います。今回利用した窓なしのEconomyは、狭くて窓もないので連泊する気にはなりませんが、桃園国際空港を使うトランジットでちょっと台北に立ち寄る場合にはまた利用したいと感じました。
（↓：2012年5月）
カーテンではなくガラスで仕切られたバスタブ レインシャワーとハンドシャワー
湯沸し、無料飲料水、お茶等 空の冷蔵庫
照明、空調の風力、アラーム等を調整できる端末 文房具セット
外観1：中央の建物が当ホテル 外観2：中央の建物が当ホテル
（↓：2000年2月）
洗面スペース、ドライヤー等 朝食：当時
眺望：台北駅がよく見えました 外観：中央の建物が当ホテル
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