| ホテル宿泊記 桃園03 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 翰品酒店桃園 ／ シャトー デ シン 桃園 Chateau de Chine Taoyuan |
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| 1 | 詳細情報のあるウェブサイト | 当ホテル（日本語）、トリップアドバイザー（口コミ）、agoda（クチコミ）、expedia（ゲストレビュー）、楽天トラベル（お客様の声） | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2 | 宿泊時期／部屋タイプ／番号 | 2017年1月／スーペリアシングル／1402号室 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 3 | 1泊料金／予約方法 | 6,738円（＋税サ15%、朝食なし）／Hotels.comで即時予約 アンドロイドアプリの利用で10%割引→実費は7,074円 |
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| 4 | ホテル概要 | 2001年開業、客室数170。開業時は「桃園中信大飯店（チャイナトラストホテル）」という名称でしたが、2012年に全面改装を経て現在のホテル名となっています。 ホテル名のシャトー・デ・シンはフランス語で「中国の城」（シャトーChateau=城、デde=の、シンChine＝中国）の意味で、ロゴにはヨーロッパ貴族の盾（coat of arms）をデザインしているそうです。ホテルブランドの基本コンセプトは「個性をもったホテル、きめ細やかなサービス」で、台湾には桃園、新荘、高雄、花蓮に4軒のシャトー・デ・シンがあります。 シャトー・デ・シンを運営する雲朗観光（L'Hotel de Chine）グループは、この他に、「君品（パレ・デ・シンPalais de Chine）」、「雲品（フロー・デ・シンFleur de Chine）」、「兆品（メゾン・デ・シンMaison de Chine）」、「中信（チャイナトラストChina Trust）」の各ブランドでホテルを台湾の主要都市に展開しています。 |
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| 5 | 立地 | 当ホテルは桃園市の中心部にあり、在来線の桃園駅までは（信号待ちを入れても）徒歩5～6分程度です（他の口コミには10分との記述もありますが、最短ルートを使えばそれほどかかりません）。ホテルの周辺は古い町並みが残っており、地元向けの商店や食堂も多いですが、新しいカフェ等もオープンしていました。コンビニはホテルの正面エントランスを出て右側にファミリーマート、左側にハイライフがありました。また、ハイライフと道路（成功路）を挟んで反対側にスターバックスがありました（ホテルから徒歩1～2分程度）。桃園駅周辺まで行くと、3つのデパートがあるほか、ファーストフード等も多数あります。 当ホテルは桃園国際空港を早朝や深夜に利用する際に利用するケースも多いと思いますが、空港のすぐ傍というわけではなく、高速鉄道の桃園駅からもそれほど近いわけではありません。桃園国際空港→当ホテルは、タクシーで約20分、料金はNT$510でした。 なお、在来線の桃園駅と桃園国際空港間には路線バスも運行されています。桃園客運の5059番のバスは、ホテル正面のバス停「民生路」に停車します。今回はこのバス停から空港まで利用してみましたが、所要時間は52分、料金はNT$45（悠遊カードEasycard使用）でした。桃園始発の時刻（時刻表はフロントでもらえます）から2～3分後に民生路のバス停に到着すると考えて行動したのですが、12:10桃園発のバスが民生路のバス停に到着したのは12:25で、発車後30分のTai Mall（台茂）到着まで座れませんでした。というわけで、このバスは時間と体力がある人以外にはお勧めできません。一方、統聯客運（Ubus）の706番のバスも桃園駅と空港間を結んでおり、こちらは当ホテル前は通りませんが、始発（大遠百デパートの入口前）、頻度、所要時間の点で5059番より利便性が高いと思われます。 |
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概要 | 客室には、スーペリアシングル（7～8坪）、スーペリアツイン（7坪）、スーペリアファミリー（10坪）、デラックスシングル（10～11坪）、デラックススイート（16坪）、シャトースイート（25坪）があります。 自分が利用したスーペリアシングルは7～8坪（23～26㎡）ですが、数字以上に広く感じられました。寝室にはベッドやワーキングデスク等の必要不可欠な設備に加え、小さな丸テーブルと大きな椅子も置かれていました。ホテルは古いので、汚いというわけではないものの、清掃しても落とせないカーペットやテーブル、デスク上のシミ等が目につきました。家具等も安っぽいものを使っているわけではないのですが、かなり年季が入っているため、室内全体に高級感は感じられませんでした。 デスクワークの環境としては、横長の大きなワーキングデスク（大きな2つの引き出し付き）がありました。デスクの正面に空きコンセントとLANケーブルの差込口があり、使いやすいと思います。空きコンセントはデスク正面2、デスク横1、棚1、浴室2の計6カ所ありました。AV機器としては、Panasonic製のテレビ（VIERA）があるだけでした。照明を集中的に管理する機能もなく、一カ所ずつ点灯・消灯する必要がありました。洋服等の収納には、クローゼット、小さなスーツケースを広げて使うことができる台（引き出し付）、ベッド脇の台（棚と引き出し付）があり、十分なスペースがありました。 |
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| ベッド | ベッドは、スーペリアシングルが150cm×200cm×1台、スーペリアツインが100cm×200cm×2台、スーペリアファミリーが150cm×200cm×2台、デラックスシングル・デラックススイート・シャトースイートは180cm×200cm×1台となります。 自分が利用したスーペリアシングルのベッドはミドル（クイーン）サイズで、一人で寝る分には全く問題のない大きさでした。また、マットや枕は硬めで、掛布団にはある程度の厚みがありました。高級感はないものの、問題なく眠れました。 |
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| 備品（あり） | 無料飲料水（中×2本、補充あり）、冷蔵庫（空）、湯沸し、スリッパ（薄いがペラペラではない）、歯ブラシ、ティッシュ、浴衣、フルーツ、体重計 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 備品（なし） | セーフティボックス、目覚まし時計、DVDプレーヤー、iPod/iPhoneドッキングステーション、アイロン（ランドリーにあり）、傘（ホテル入口にあり）、バスローブ（浴衣あり） | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| エアコン | 冷暖房、風力、温度の調整が可能なパネルがあり、説明書もありました。台湾のホテルでは珍しく、暖房機能も作動していました。ただし、部屋の温度が上がるまでかなり時間がかかりました。また、音はやや大きめでした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ドライヤー | 中国製の達新牌というブランドのマイナスイオン機能付きドライヤーでした。温風のみで、風力は強弱の切替がありました。強風にするとある程度の風力はあり、壁等には固定されていなかったので、問題なく使えました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 浴室 | 浴室は広く作られており、バスタブとシャワーブースがありました。シャワーブースはある程度の広さがあり、窮屈な感じはありませんでした。小物を置く場所もありました。シャワーは固定式でしたが、お湯の出は極めて良好、快適な水準でした。ただし、お湯を出し過ぎると排水が追いつかないので、その点のみ注意が必要でした。お湯の温度は安定していました。バスタブは少し安っぽい感じですが、十分な深さとある程度の長さがあるので、ゆっくりできると思います。 なお、トイレには日本と同じタイプのTOTOウォシュレットが付いていました。一方、トイレットペーパーが少し取り難い位置に設置されていました（浴室の構造上、変更は難しい）。 |
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| ネット接続 | 室内にLANケーブルがあり、有線もWiFiも無料で利用可能です。パスワード等の入力は不要で、WiFiの場合、当ホテルの宿泊階のネットワークを選択するとすぐに繋がりました。通信速度は快適な水準でした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 窓・眺望 | わりと大きな窓がありましたが、外側は少し汚れていました。当ホテルの周辺に高層の建物はないので、高層階ならば見晴らしは良好だと思います。14階の自分の部屋からは、古い低層の建物と新しい高層の建物が混在する桃園の街並みがよく見えました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 7 | 日本語／日本人 | テレビはNHKの日本語放送が視聴できます。また、「緯來日本台」というチャンネルで日本の番組が放映されていました。受付のスタッフは英語（＋片言の日本語）で話してくれました（全体的なスタッフの日本語能力は不明）。室内には日本語の案内が揃っていました。また、19階のジムとランドリーに日本語の観光情報誌や雑誌が少し置かれていました。客層はよくわかりませんが、日本人や韓国人のビジネスマンを見かけました。一方、マナーの悪い中国本土の団体観光客は見かけませんでした。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 8 | 警備／鍵 | 鍵は（カードタイプではない）ホルダー付きの旧タイプでした（外出時にフロントに預ける必要はなし）。エントランスにはスタッフがいるときといないときがあり、セキュリティチェックは行われていませんでした。エレベーターのセキュリティ機能もありませんでした。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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朝食 | レストランÇa Vaの朝食ビュフェは、宿泊料金に朝食が含まれていない場合、NT$450（税サ込）だそうです。宿泊料金やホテルのグレードから見るとかなり高めの価格設定だったので、今回は利用しませんでした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ルームサービス | 利用しませんでした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| レストラン | 利用しませんでした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 10 | スポーツ設備 | 19階に小さなジムがあります（利用時間は7:00～22:00）。当ホテルのウェブサイトには、「ジョギングマシーン、コンピューター制御のバイクマシーン、ロデオマシーンなど最新のアスレチック器材を完備」とあります。実際には、有酸素運動のマシン5台（個別にテレビは付いていないが、4台のテレビが天井から設置されている）、複合型のマシン1台、10～30ポンド（4.5～13.6kg）のダンベル、血圧計がありました。簡単なトレーニングが可能なレベルだと思います。更衣室、サウナ等はありませんでした。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 11 | サービス | チェックイン（深夜1時半）、チェックアウト（正午頃）は、問題なく終わりました。 フロントのスタッフに桃園空港行きのバス（「5.立地」参照）について質問した際には、とても丁寧に回答してもらえました。 19階にセルフ式のランドリーがあります（利用時間は7:00～22:00）。小分けした無料の洗剤、アイロン及びアイロン台、靴の乾燥機が揃っていました。 19階に宿泊者が無料で使えるラウンジがあります（利用時間は7:00～22:00）。コーヒー、お茶、フルーツ・お菓子（少しだけ）があり、くつろげる環境になっていました。 室内の案内に、1階ロビーで平日18:00～20::00の間、ハッピーアワーを開催している（無料でアルコール類とクッキーを提供）との説明がありました（詳細不明）。 |
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| 12 | その他 | 防音はあまりできていません。隣室の人の物音がはっきりと聞こえてきました。ただ、それはお互いさまで、大騒ぎするマナーの悪い宿泊者は見かけなかったので、個人的には許容範囲内でした。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 13 | 総括 | 建物の古さから生じる小さな問題はいくつかありましたが、滞在の支障になるほどではなく、立地、ウォシュレット、バスタブ、暖房等、日本人が重視するものがきちんと揃っていて、個人的には正直なところ、予想したよりもかなりよいホテルでした。この地区できちんとしたホテルにコストを抑えて泊まりたい人にはお勧めできると思いました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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