| ホテル宿泊記 シンガポール20 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Park Hotel Farrer Park パーク ホテル ファーラー パーク |
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| 1 | 詳細情報のあるウェブサイト | 当ホテル（日本語）、トリップアドバイザー（口コミ）、agoda（クチコミ）、expedia（口コミ） | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2 | 宿泊時期／部屋タイプ／番号 | 2019年12月／スーペリアルーム／1013号室 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 3 | 1泊料金／予約方法 | S$144（＋税サ17.7%、朝食付）／当ホテルのサイトで即時予約 （実費は約13,800円） | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 4 | ホテル概要 | 2017年5月開業、客室数300。 当ホテルは、シンガポールを本拠とするホテル運営会社パークホテルグループ（Park Hotel Group）に属しています。同グループは香港で1961年に創業し（パークホテル香港）、2006年にシンガポールへ本社を移転しています。現在はシンガポール、香港に加え、中国、モルジブ、日本（グランドパーク小樽）でホテルを運営しています。ホテルのブランドとしては、最高級ホテルのグランドパーク（Grand Park）、高級ホテルのパークホテル（Park Hotel）、中級ホテルのDestinationがあります。 同グループを保有しているのは香港の実業家、羅家寶（Law Kar Po）氏の一族です。同氏は、香港のアパレルブランドBossiniの創設者でもあります。 |
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| 5 | 立地 | 当ホテルは中心部から少し北側に外れたリトルインディアの一角にあり、最寄り駅はMRT北東線のファーラ－パーク駅となります。ホテルの正面出入口と反対側の出入口から外に出ると、そこが同駅のA出口になっており、天候に関係なく楽に移動することができます。また、北東線を使うと乗り換えなしでドビーコート、クラークキー、チャイナタウン等に行けるので、移動の面では利便性が高い立地です。 当ホテルはリトルインディアにあるので、ホテルの周辺にはインド系のレストランやショップが多数あります。インド系の大型モール、ムスタファセンターまでは徒歩4~5分です。また、ホテルから徒歩2~3分のシティスクエアモールには、スターバックス等のカフェやレストラン、スーパー、フードコートがあるほか、ダイソー、ドンキホーテ（DON DON DONKI）、ユニクロ、ベスト電器等も出店しているので、高級ブランド以外は何でも揃います。一方、コンビニは、隣のワンファーラーパークホテルの建物の1階の通路のようなところにセブンイレブンがあります。 チャンギ国際空港と当ホテル間はタクシーで20数分、料金は空港→ホテルが28.3S$、ホテル→空港が18.7S$でした。 |
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概要 | ホテルの客室には、①スーペリアルーム（22㎡、下層階）、②デラックスルーム（22㎡、高層階）、③スカイロフトルーム（20㎡、最上階、クラブラウンジ特典付き）、④クリスタルクラブルーム（22㎡、高層階、クラブラウンジ特典付き）、⑤プレミアロフトルーム（27㎡）があります。①②④は同じ大きさですが、階層、サービスや備品等の内容が異なります。 自分が利用したのは10階の部屋なので、①です。室内は広くはありませんが、バスタブ、小テーブル、ソファ等がなく、窓は大きいので、窮屈な感じはしませんでした。開業してから約2年半とまだ新しく、清潔感が保たれていました。清掃もきちんと行われていました。室内はオーソドックスな構造かつ落ち着いた雰囲気で、濃い木目調の家具には高級感も感じられました。 |
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| 備品（あり） | 無料飲料水（小2、補充あり）、歯ブラシ、スリッパ、冷蔵庫、湯沸し、セーフティボックス（上に開けるタイプ）、ティッシュ、目覚まし、バスローブ、iHome（iBT230：BluetoothまたはUSB経由の音楽再生・ラジオ・アラーム機能付） | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 備品（なし） | ハンドタオル（タオルはバスタオル2とフェイスタオル2）、アイロン、DVDプレーヤー、フルーツ、傘、体重計 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ベッド | 当ホテルのウェブサイトを見ると、客室のタイプに関係なく、ベッドはすべてクイーンサイズ1台と記載されていました。枕やマットレス、掛布団には上質のものが使われており、マットレスの硬さ等は標準的な仕様で心地よく、とても快適に休むことができました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 浴室 | 当ホテルの浴室にバスタブはありません。シャワーブースは広くも狭くもない程度の大きさで、小物を置く棚が取り付けられており、総じて使いやすい構造でした。シャワーブースのシャワーはレインシャワーとハンドシャワーで、両方とも水圧は支障のない水準でした（もう少し強いほうが望ましい）。ハンドシャワーのシャワーヘッドはお湯の出し方を変えられるタイプでした。お湯の温度は不安定で、温度が下がった時に少し待っていると元に戻るような感じで、困るほどのことはありませんでした。シャワーブースの扉はシャワーブース側に開くタイプで、シャワーの使用中、使用後に外の床が濡れることはありませんでした。 また、シャンプー等には、オーストラリアのアメニティ「APPELLES」（アペレス）の製品が採用されていました。 トイレに東南アジアのホテルで定番のホース式の洗浄機能が付いていました。 |
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| デスクワークの環境 | デスクワークの面では、十分な環境が整備されていました。ライティングデスクは、ある程度のスペースがあり、デスクの正面には電源がありました。また、デスクにはわりと大きめの引き出しが二つ付いていて、使いやすい構造でした。椅子は高さの調節ができるタイプでした。デスク周辺の照明も十分な明るさがありました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ネット接続 | LANケーブルは室内にはありませんでした（有線接続の可否等は不明）。WiFiは無料で利用できます。ホテルのネットワークを選択し、部屋番号と姓を入力する画面が出てくるので、それを入力し、SUBMITをクリックするとすぐにつながりました。通信速度は問題のない水準でした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 電源、AV機器等 | 空きコンセントはデスクの前に2、寝室の壁に1、計3の空きしかありませんでした（デスク前の2は日本のプラグがそのまま利用できるタイプ）。USBポート等はありませんでした。 AV機器については、サムスン製の液晶テレビ（43インチ）と、iHome（BluetoothまたはUSB経由の音楽再生・ラジオ・アラーム機能付）がありました。 照明のスイッチは、ベッド脇等にあまり集約されておらず、個々に対応する必要がありました。 |
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| エアコン | 温度・風力の調整ができるタイプで、双方とも正常に機能していました。音は静かで、よく冷えました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ドライヤー | JVDというフランス企業のドライヤーで、温度は3段階、風力は2段階の切替がありました。強風にすると風力は十分にありました。洗面室の壁等には固定されておらず、コードも十分な長さがあったので、快適に使用することができました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 収納スペース | 洋服等の収納には、ハンガーで服を掛けられるスペースがあり、クローゼットのように扉がないのでかえって使いやすかったです。また、その下には、大型のスーツケースを広げたまま置くことができる台がありました。台の下には引き出しがあり、その下にも物を置くことができました。その他に、ベッドの両脇の台に、小さな引き出しがありました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 窓・眺望 | 窓は大きく、上下は天井から床まで、左右も部屋の端から端まであります。当ホテルの周囲には視界を妨げる高層の建物がないので、見晴らしはどの部屋からも概ね良好だと思われます。自分が利用した1013号室からは、正面にキッチナーロードがあり、その左側にCity Square Mall、右側に現在建設中の高層ビル等、右奥にはシンガポール中心部の高層ビル群も見えました。眼下に見えるのは、隣のFortuna Hotelの屋上部分（汚い）でした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 7 | 日本語／日本人 | テレビは、NHKの日本語放送とNHKワ－ルド（英語）が視聴できました。スタッフとのやり取りは英語で、室内に日本語の案内はありませんでした。 客層は場所柄、インド系が圧倒的に多く、その他に欧米系、中華系、東南アジア系等をちらほらと見かけました。日本人とは1組だけ、エレベーターの中で一緒になりました。 |
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| 8 | 警備／鍵 | 鍵は電子カードキー式です。エレベーターにセキュリティ機能が導入されており、ルームキーを端末にタッチしないと客室階のボタンは作動しないようになっていました。また、自分の宿泊階以外のボタンも作動しませんでした。エントランス周辺でのセキュリティ対応は特に行われていないようでした。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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朝食 | レストラン「Blue Jasmine」の朝食ビュフェを利用しました。当ホテルを予約する際、朝食付と朝食なしの宿泊料金の差が極めて小さかったので、同様の状況が続くようであれば、朝食付きにしたほうがお得感はあると思います。 朝食の品揃えは、高級ホテルと比較するとそれほど充実しているわけではありませんが、一通りのものが揃っていて、ホテルのレベルからすると悪くないと思いました。特筆すべきはやはりインド料理のコーナーで、カレー等がとても充実していました。毎日ではありませんが、日本食では味噌汁と白飯がありました。また、オムレツや目玉焼きを作ってくれるコーナーもありました。その他、惣菜、野菜、果物、ハム、チーズ、ソーセージ、フルーツ、ヨーグルト、ミューズリー、パン類、シリアル、ジュース等がありました（各々の種類は限定的）。一部のメニューを除き、補充もきちんとされていて、メニューの入れ替えも行われていました。 また、このレストランには屋外席もあり、自分が利用した時には風が吹き抜けて心地よかったです。 |
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| ルームサービス | 利用しませんでした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| レストラン | 利用しませんでした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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プール | プールは細長い長方形で、水の透明度も高く、しっかり泳ぐことが可能です。プールの端に、子供用と思われる浅い部分もありました。午前中に自分が行ったときには日当たりも良好でした。パラソル付きのデッキチェアがいくつかあり、雰囲気も悪くないので、のんびりするにも適していると思います。インド系の宿泊客が多いせいか、プールサイドで過ごそうという人が少ない気がしました。ただし、レストランがプールと隣接しているので、朝食の時間は少し落ち着かないかもしれません。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ジム | ジムはホテルに併設された病院側の建物の最上階にあり、受付に利用（または見学）を申し出てから案内してもらうようなシステムになっていました。設備としては、有酸素運動用マシン（個別テレビなし）が3台、ダンベル（4kg～12kg）、角度調節が可能なベンチ1台、バランスボール、ヨガマットがありました。設備はかなり限定的なうえ、室内に案内等もないのでわざわざスタッフに聞かないと場所もわからず、手間がかかるわりにたいしたトレーニングはできないので、屋内での有酸素運動が毎日欠かせないような人を除くと、あまり利用価値はないと思います。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 更衣室 | ありません。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| その他 | ありません。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 11 | サービス | チェックイン（深夜2時頃）は問題なく終わりました。その際、朝食とWiFiについての説明がありました。 チェックアウト（午前8:30頃）は、部屋番号とミニバーの使用を確認しただけですぐに終了。同時にタクシーの要否を確認してくれ、すぐに別のスタッフが手配し、4分後に到着する旨及び車の番号を教えてくれました。スーツケースをトランクに入れようとしたら再びスタッフがやってきて手伝ってくれました。サービスがとてもスムーズかつスマートでした。 ターンダウンサービスはありません。 |
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| 12 | その他 | 特になし。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 13 | 総括 | ホテル料金が高いシンガポールにおいて、比較的手頃な料金で利便性の高い場所に大きな問題もなく宿泊できたので、満足度は高かったです。細かい部分で気になるところはあるものの、とてもバランスのよいホテルだと思いました。ホテル内に長く滞在してホテルライフを楽しむようなレベルではありませんが、便利な場所で快適な宿泊環境を確保したいという人にはお勧めできるホテルだと思います。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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