ホテル宿泊記　シンガポール16
Hotel 81 (Premier) Star 　ホテル81 プレミア スター
1	詳細情報のあるウェブサイト		当ホテル（英語）、トリップアドバイザー（口コミ）、agoda（くちコミ）、expedia（ゲストレビュー）、アップルワールド（クチコミ）、楽天トラベル（お客様の声）、4travel.jp（クチコミ）
2	宿泊時期／部屋タイプ／番号		2016年2月／Superior Plus／04-26号室
3	1泊料金／予約方法		6,700円（税サ込、朝食なし）／Apple Worldで予約→福利厚生倶楽部で9%割引→実費は6,090円
4	ホテル概要		開業年不明、客室数204。「Hotel 81」は、「Fragrance」と並ぶシンガポールの低価格ホテルチェーンで、2016年2月時点で24のホテルを運営しています。当ホテルは2013年に改装しており、当グループのホテルの中では比較的評価の高いホテルです。 ホテル81を保有・運営するChoo Chong Ngen氏は、シンガポールのバジェットホテル開発の草分け的な存在で、ホテル81の他にもV Hotel、Value Hotelといった中級クラスのブランドを展開しています。
5	立地		シンガポールの中心部から少し東側に外れたゲイラン地区にあります。この地区は政府公認の置屋街で、当ホテルの位置する（東西に延びるゲイランロードとGuillemard Roadを結ぶ）ロロン18周辺はその中心部にあたるため、ホテル周辺には置屋と安宿が軒を連ねています。 交通の便はよくありません。当ホテルの最寄り駅はアルジュニードですが、歩くと10分以上かかるとのことで、中心部との往復はバスを使うと安く済ませることができます。ホテルを出て右側に進みゲイランロードに出ると、すぐ右手にセブンイレブンと80089番（BEF LOR 18 GEYLANG）のバス停が見つかります（当ホテルから徒歩3分程度）。そこから2、51、63、80、100のバスに乗ると中心部に出られます。中心部からホテルに戻る場合のバス停はGuillemard Roadの80251番（ASSN BLDG）で、7、70、70M、197のバスが利用可能です（詳細はSBS Transitの英語ウェブサイトで要確認）。 なお、セブンイレブンに加えて、当ホテルの左隣の建物の1階にも小さな商店があり、飲料等を買うことができます。 空港→当ホテルはタクシーで約16分でした。高級タクシーに乗ってしまったせいか？料金は（メーターに空港利用3S$と深夜料金50%が加算され）33.7S$でした。
6		概要	客室にはSuperior Plus、Twin、Tripleの3種類があります。 自分が利用したSuperior Plusは一番下のクラスで、狭い部屋ですが、それほど圧迫感はありませんでした。床のフローリングや家具等は安っぽい感じで、サンダル等を持参したほうがよいと思われます。室内にはやや清掃が甘い部分も見られましたが、改装されて日が浅いこともあり、清潔感は保たれていました。 デスクワークの環境は、ある程度のスペースがあるライティングデスク、大き目の引き出しが3つ（うち1つにドライヤー）、背もたれのない椅子がありました。コンセントはデスクの正面に3つありました（うち１つは湯沸しの電源を抜くと使用可能）。 AV機器としては、Sharp製の壁掛け型液晶テレビがあるだけでした。機能面では、ベッド脇のスイッチで照明を一気に点灯・消灯できるようになっていました。 収納面を見ると、クローゼットやスーツケース用の台、バゲッジラック等はなく、洋服を掛けるスペースが壁際に少し設けられているのと、ベッド脇に台が置かれているだけでした。スーツケースは床もしくはベッドの上で広げることになります。
		ベッド	1ベッドルームのベッドはクイーンサイズ。マットはやや硬め、枕は標準的、掛け布団は薄めでした。それほど快適とは言えないものの、寝るだけなら問題ないレベルだと思います。ただし、暑がりの自分が冷房を切っても少し寒く感じたので、寒がりの人は対策をしておいたほうがよいかもしれません。
		備品（あり）	無料ミネラルウォーター（中×1本）、歯ブラシ、シャワーキャップ、バスタオル×2、湯沸し
		備品（なし）	スリッパ、セーフティボックス、ティッシュ、バスローブ、アイロン、目覚まし時計、体重計、傘、フェイスタオル・ハンドタオル（タオルはバスタオルのみ）、フルーツ、DVDプレーヤー、iPhone/iPodドッキングステーション
		エアコン	温度・風力の調整が可能なタイプですが、温度を上げても物凄くよく冷えたので、温度調節はあまり機能していないかもしれません。音はやや大きめでした。
		ドライヤー	JVDというブランドで、冷風・弱、温風・弱、温風・強の切り替え付きでした。温風・強にすると十分な風力がありました。寝室のデスクの引き出しの中に固定されており、コードもそれほど長くはなく少し使い難いと感じました。
		浴室	浴室にバスタブはありません。シンガポールのこのクラスのホテルではシャワーブースとトイレの間に仕切りがないケースも多いようですが、当ホテルはシャワーブースとトイレの間にガラスの仕切りとドアがあり、シャワーを使ってもトイレがびしょ濡れになるといったことはありませんでした。 シャワーブースにはハンドシャワーがあり、水圧は支障のないレベルで、お湯の温度も安定していました。また、シャワーブースはある程度のスペースが確保されていたほか、小物を置くスペースもあり、総じて使いやすかったです。唯一の難点は据付型のボディソープ兼シャンプーで、タンクの中身がまだあるのに繰り返し押しても少ししか液体が出てきませんでした。気になる人は持参したほうがよいと思われます。
		ネット接続	室内にLANケーブルはありません。WiFiは無料で利用可能です。 WiFiのユーザー名や暗証番号等は受付に掲示されていましたが、特に入力しなくてもIE等を立ち上げたらそのまま接続できました。日中にしか利用しませんでしたが、通信速度は特に問題のない水準でした（夜間は不明）。
		窓・眺望	小さい窓がありました。4階の自分の部屋からの眺望は近隣の古い建物が目に入るだけでしたが、窓があったので部屋は狭くてもあまり閉塞感はありませんでした。
7	日本語／日本人		NHKは日本語、英語とも視聴できませんでした。室内に日本語の案内はありません。スタッフとのやり取りも英語になります。食堂がないので、他の宿泊客の国籍等の状況はわかりませんでした。
8	警備／鍵		鍵は電子カード式です（要返却）。チェックインの際にはスタッフから、入館登録をしていない友人等を部屋に招くには事前に受付で手続が必要になると注意がありました。
9	食事		ありませんでした。
10	スポーツ設備		ありませんでした。
11	サービス		チェックイン（午前4時30分）、チェックアウト（正午過ぎ）とも、問題なく終わりました。チェックイン時にチェックアウト時刻を確認したところ、チェックインが極めて遅かったので、午後4時までのレイトチェックアウトが可能とのことでした。これは助かりました。
12	その他		防音対策はほとんど行われていないようで、隣室の音や廊下の物音がかなり聞こえてきました。神経質な人は耳栓を用意したほうがよいと思われます。
13	総括		当ホテルはホテル81の中では「Premier」の名称が付いているうえ、改装されてから数年しか経過しておらず、自分は寝るだけだったので大きな問題もなく滞在できました。場所柄、子供連れやカップル等には勧められませんが、深夜着等で高いホテルに1泊分の料金を払うのがもったいないような時には、利用価値があると思いました。この地区の同チェーンやFragrance系のホテルと比較して少しだけ料金は高いものの、他のホテルの口コミ等を見るとこの地区では当ホテルを選ぶのが無難だと思いました。
寝室の脇にある洗面台 トイレと浴室はガラスできちんと仕切られている トイレ：温水洗浄機能はない 浴室の備品はバスタオル、歯ブラシ、シャワーキャップのみ シャワーブース内 壁際に設けられた洋服等を掛けるスペース 無料飲料水、湯沸し等 空の冷蔵庫 ライティングデスクと引き出し3つ：手前の引き出しの中にドライヤー 眺望 外観1：エントランス 外観2：中央の青い建物が当ホテル 外観3：中央奥の青い建物が当ホテル WiFiの速度計測結果 ホテル周辺の置屋街1 ホテル周辺の置屋街2
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