ホテル宿泊記　シンガポール13
Swissotel Merchant Court 　スイスホテル マーチャント コート
1	詳細情報のあるウェブサイト		当ホテル（日本語）、トリップアドバイザー（みんなの口コミ）、agoda（最新のお客様コメント）、expedia（ゲストレビュー）、楽天トラベル（お客様の声）
2	宿泊時期／部屋タイプ／番号		2009年10月／Swiss Business Advantage room／648号室
3	1泊料金／予約方法		SG$310（＋税サ17.7%、朝食・無料インターネット付）／ JTBで予約（当ホテルでのネットでの直接予約と同一料金）
4	ホテル概要		開業1997年、客室数476（うち、287 室を2008年に改装）。Swissotelは旧スイス航空とネスレにより1980年に創設されたホテルブランドですが、2001年にRafflesグループに買収され、その後の再編を経て現在はSwissotel、Raffles、Fairmontの3ブランドが同一グループ（Fairmont Raffles Hotels International）に属しています。 当ホテルはもともと上記3ブランドのうち旧Rafflesの系列にあり、マーチャントコートホテルという名称でしたが、2002年に現在のホテル名になり、Swissoteiの一員となっています。ちなみに、シンガポールでは、当ホテル、Swissotel the Stamford、Fairmont Singaporeの3ホテルがあのRaffles Hotelと同系列です。当ホテルを同じSwissotelブランドのStamfordと比較すると、当ホテルのほうがワンランク下となります。
5	立地		クラークキーの真横にあり、MRTクラークキー駅の地上入り口までは徒歩2分程度です。ホテルの向かいにThe Centralというショッピングモールがあり、ホテルからその中を通って雨に濡れずに駅まで行くことができます。The Centralの中に24時間営業のコンビニ（その中にATMあり）、スターバックス、ヤクン・カヤトースト等があり、大変便利な立地です。
6		概要	Swiss Business Advantage roomは下から2番目のクラスですが、2008年に改装されたようで、とても綺麗でした。ただし、あまり広くはなく、ベッドと事務机・椅子があるだけで、テーブルやソファ等はありません。高級感もあまり感じられませんが、安っぽいわけではなく、カーペット等の模様やガラス製のデスク、壁にはめ込まれた32インチ液晶テレビ等を見ると、洗練された印象を受けました。 デスクのスペースは十分にあるうえ、デスクの横にモノを置くスペースがあるので、仕事はやりやすいと思います。機能面では、ベッド脇の端末で照明、エアコンの強度、目覚まし等を設定できるようになっています。収納面では、スーツケースを広げる場所は確保できますが、クローゼットを除くと洋服等を収納できるスペースはほとんどありません。
		ベッド	1ベッドルームのベッドはシングルサイズ。掛け布団は薄く、マットの固さは平均的な水準でした。高級ホテルのような快適さは期待できません。
		備品（あり）	無料ミネラルウォーター（500ml×1本）、歯ブラシ、スリッパ、湯沸し、セーフティボックス、ティッシュ、浴衣、目覚まし時計、体重計、アイロン、傘
		備品（なし）	フルーツ、バスローブ、FAX
		エアコン	温度・風力の調整が可能なタイプです（ただし、風力と温度の調整は別々の場所にある）。音は気にならないレベルでした。
		ドライヤー	温風のみで、風力の切り替えもありませんでした。洗面台の壁に固定されており、やや使いにくいですが、風力は強めでした。
		浴室	浴室はバスタブのみで、独立したシャワーブースはありません。バスタブの深さ、長さ、幅は標準的なサイズで、とても綺麗なので、足を伸ばしてくつろげると思います。バスタブのシャワーはハンドシャワーですが、シャワーの水勢は弱めでした。お湯の温度は概ね安定していました。
		ネット接続	室内にLANケーブルがあります。料金はSwiss Business Advantage room以上の部屋は無料。Classic Roomの場合、1時間SG$15（+税込）、1日SG$28。LANケーブルを接続後、IEを立ち上げると日本語の料金案内が出てきます（NTTDocomo Intertouchが運営）。料金を選択して「承諾する」をクリックすると接続します。通信速度は特に問題のない水準でした。
		窓・眺望	窓はあまり大きくはありませんが、窮屈な感じはありません。自分の部屋からは手前にプール、その奥にクラークキーとシンガポールリバーが見えるという、まずまずの眺望でした。
7	日本語／日本人		テレビはNHK（日本語）が視聴できます。室内に日本語の案内はあまりありません。部屋に配られる新聞も現地の英字新聞でした。宿泊客は欧米系、アジア系が多く、日本人はあまり見かけませんでした。
8	警備／鍵		鍵はカード式です。エレベーターはこのカードを挿入しないと動かないシステムですが、カードを入れると他の階にも行けるのであまり厳密ではありません。ホテルの入口やフロント周辺の入館者チェックもあまり厳重な感じではありません。
9		朝食	Market Cafeのビュフェを利用しました。惣菜、ハム・ソーセージ、野菜、フルーツ、パン、ヨーグルト、点心等、一通りのメニューが揃っており、一定のクオリティも確保されています。卵料理を作ってくれる専門のスタッフもいました。ただし、高級ホテルと比較すると品揃えの面ではやや見劣りがします。
		ルームサービス	利用しませんでした。
		レストラン	利用しませんでした。
10		プール	プールは充実しています。大人用と子供用プール、屋外ジャグジーがあり、小さいですがプールにはウォータースライドが2カ所あるので、子供連れが楽しめるようになっています。デッキチェアやパラソルも多数あり、リラックスするにはよいと思います（ただし、子供がうるさいかも）。また、プールとホテルの建物の間には小さな庭園があり、プールの向こうにはクラークキーが見える構造になっているので、雰囲気も素晴らしいです。なお、大人用のプールは深くはありませんが十分な大きさがあり、しっかり泳ぐことも可能です。水もきれいでした。一方、ジャグジーは水圧が弱く、マッサージ効果は期待できません。
		ジム	ジムは24時間営業で、ホテルのランクのわりには内容も充実しています。まず、有酸素運動については、Cardio Studioというコーナーがあり（ウェブサイトに写真あり）、クラークキーを眺めながらバイクやジョギングマシンを使って運動できます（ただし、マシンは最新式ではないので、パーソナルテレビはなし）。筋力トレーニングについても、ベンチプレス、スミスマシン、ダンベル、各種マシンが揃っており、かなり本格的なトレーニングができる水準です。
		更衣室	あります。
		その他	更衣室の中に、ドライサウナとスチームサウナがあります。
11	サービス		午後1時30分頃チェックインをお願いしたら、まだ部屋の準備ができていないので2時間後にきてほしいと言われました。また、1人での利用にもかかわらず、2ベッドルームしか用意できないと言われました。 チェックアウトは問題なく終わりました。ただし、レイトチェックアウトは30分程度しか認めてもらえず、断念しました。 ターンダウンサービスはありません。 セルフランドリーがあります。
12	その他		特になし。
13	総括		立地のよさとスポーツ施設の充実以外、特筆すべきことはなく、シンガポールのホテルの料金が総じて高めであることを考慮しても、コストパフォーマンスが高いとは思えません。特に、繁忙期でもないのに3時30分にならないと部屋が用意できない点、部屋指定・人数指定（1人）をして予約しているのにキングサイズのベッドルームが用意できない点などに不満が残りました。
（↑：ベッド脇の端末） （↑：プール1） （↑：プール2） （↑：プール3） （↑：屋外ジャグジー） （↑：プール横の庭のようなスペース） （↑：プールからの眺望：クラークキー1） （↑：プールからの眺望：クラークキー2） （↑：室内からの眺望） （↑：外観）
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