ホテル宿泊記　シンガポール02
InterContinental Singapore 　インターコンチネンタル シンガポール
1	詳細情報のあるウェブサイト		当ホテル（日本語）、シンガポールナビ、トリップアドバイザー（口コミ）、agoda（くちコミ）、expedia（ゲストレビュー）
2	宿泊時期／部屋タイプ／番号		2011年5月／Deluxe room／1112号室 2002年4月／下から2番目のカテゴリーにアップグレード／905号室 2002年3月／Club Floorにアップグレード／1024号室
3	1泊料金／予約方法		20011年5月／SG$310（＋税サ17.7%、朝食付）／インターコンチネンタルで直接予約 2002年4月／SG$230（＋税サ14.33%、朝食付）／インターコンチネンタルで直接予約 2002年3月／SG$185（＋税サ14.33%、朝食なし）／インターコンチネンタルで直接予約 （当時、インターコンチネンタルの会員は直接予約すると部屋をアップグレードしてもらえる特典がありました）
4	ホテル概要		1995年開業。客室数403。当時インターコンチネンタルホテルを保有していた西武セゾングループが「ブギスジャンクション（「5.立地」参照）」の一角に建設したホテルですが、現在インターコンチネンタルは英国資本となっています。 当ホテルのウェブサイトによると、当ホテルは「ショップハウス（※1） にペラナカン（※2）の芸術性を残したホテル」と紹介されており、一部の部屋がフローリングの「ショップハウスルーム」になっている点がユニークです。 （※1：道路に面した一階部分を商業用、二階以上を居住用のスペースとして使用するスタイルの建物） （※2：中華系の移民男性とマレー女性の結婚から生まれた独自の文化）
5	立地		MRTブギス駅と直結する複合施設ブギスジャンクションの隣にあり、大変便利な立地です。ブギスジャンクションは前述のとおり、当時の西武セゾングループが開発したもので、以前は当ホテルのほか、「パルコ・ブギスジャンクション」「西友」がありましたが、2005年には西友が撤退し、2006年初頭にパルコグループもブギスエリアの株式を売却しています。
6		概要	Deluxe roomは一番下のクラスになります。約10年前に宿泊したときと比較すると、テレビが薄型に変わっていたこと、フルーツがなくなっていたことを除き、大きな変化は感じられず、十分なメンテナンスが行われていると感じました。清潔感、高級感も保たれていました。 Deluxe roomの広さは38�u。程よい大きさで、ベッド2台とデスク、小テーブル、オットマン、テレビ台、バゲッジラックが余裕を持って置かれていました。家具や調度品はクラシックな雰囲気でまとめられており、室内は落ち着いた印象です。 デスクのスペースは十分にあり、引き出しもついているので、仕事や小物の整理はやりやすいと思います。機能面では、ベッド脇に部屋の照明をまとめて管理できるスイッチがありましたが、最新のホテルと比較すると、AV機器の設備は見劣りがします（小さめの薄型テレビがあるだけ）。収納面では、スーツケースを広げられるバゲッジラックのほか、クローゼットや引き出しがあり、十分なスペースが確保されています。
		ベッド	2ベッドルームのベッドはセミダブルサイズ。掛け布団はある程度の厚みがありました。マット・敷布団はフカフカとして柔らかく、個人的にはとても快適でした。なお、少し体が沈むような感じもあるので、好みが分かれるかもしれません。また、枕は7種類から選択できるようになっていました（室内に英語の案内があります）。
		備品（あり）	無料ミネラルウォーター（500ml×2本、補充あり）、歯ブラシ、スリッパ、湯沸し、セーフティボックス、ティッシュ、バスローブ、目覚まし時計、体重計、アイロン、傘、バスソルト
		備品（なし）	フルーツ、浴衣、DVDプレーヤー、iPodドッキングステーション、FAX
		エアコン	温度・風力の調整が可能なタイプです。音はとても静かでした。
		ドライヤー	ALISEOというドイツのブランドでした。温度は3段階、風力は2段階の切り替えがありました。洗面台の壁等には固定されておらず、風力もかなり強めでしたが、コードが短いため少し使いにくく感じました。
		浴室	浴室は広々としており、バスタブと独立したシャワーブースがあります。大理石製で高級感も感じられました。バスタブは深めで、十分な長さもあるので、足を伸ばしてくつろげると思います。シャワーブースのシャワーは固定式で、シャワーヘッドの向きが少し変えられるだけの古いタイプだったので、少し使い難い気がしました。また、シャワーブースのガラス扉に隙間があり、ブースの外に水が漏れていました。なお、バスタブにハンドシャワーがあり、シャワーカーテンも敷かれているので、シャワーブースを使わずにシャワーを浴びることも可能です。シャワーブースもバスタブも、シャワーの水勢は問題のない水準で、お湯の温度も安定していました。
		ネット接続	室内にLANケーブルがあります。料金はSG$0.54（+税込）／1分、SG$30.57（上限）／24時間（料金は選択不可）。LANケーブルを接続後、IEを立ち上げると日本語の料金案内が出てきます（NTTDocomo Intertouchが運営）。利用規約に「承諾する」をクリックすると接続します。通信速度は問題のない水準でしたが、接続状態が不安定になることが何回かありました。
		窓・眺望	窓は大きく、開放感があります。自分の部屋からは正面にオフィスビルが、左手にマリーナベイ方面のビル群が、眼下に当ホテルのエントランスが見えるという、まずまずの眺望でした。
7	日本語／日本人		テレビはNHK World Premium（日本語）が視聴できます。室内に日本語の案内はほとんどありません。部屋に配られる新聞も現地の英字新聞でした。宿泊客は欧米系、アジア系が中心ですが、日本人も見かけました。
8	警備／鍵		鍵はカード式です。正面入口には常に人がいましたが、当ホテルはブギスジャンクション側からの出入りも可能なので、警備は厳重ではありません。
9		朝食	Olive Treeのビュフェを利用しました。惣菜、ハム・ソーセージ、野菜、フルーツ、パン、ヨーグルト、点心等、一通りのメニューが揃っており、丁寧に盛り付けられています。また、メニューの入れ替えもあり、ステーキ（毎日ではない）や砂糖不使用のマフィンなど、品目にこだわりも感じられました。卵料理を作ってくれるスタッフもいました。ただし、品目数は高級ホテルにしては少ないように感じました。
		ルームサービス	利用しませんでした。
		レストラン	利用しませんでした。
10		プール	プールはルームキーでアクセスするようになっており、スタッフはいませんでした（タオルはあらかじめ用意されています）。設備としては大人用と子供用プール、屋外ジャグジーがありました。大人用のプールはある程度の大きさがあり、水も綺麗なので、しっかりと泳ぐことが可能です。また、デッキチェアやパラソルも多数あるので、リラックスするにもよいと思います。ただし、車の音が聞こえるほか、日当たりがあまりよくないこと、オフィスビルが正面にあることから、リゾート感は期待できません（その分、利用者も少なめでした）。
		ジム	ジムは24時間営業です。Clark Hatch Fitness Centerが運営しており、筋力トレーニングについては、ベンチプレス、スミスマシン、ダンベル、各種マシンが揃っており、かなり本格的なトレーニングができる水準です。ただし、マシンは最新式ではないので、有酸素運動用のマシンにパーソナルテレビは付いていませんでした。
		更衣室	あります。
		その他	更衣室の中に、ドライサウナがあります。 更衣室の通路の奥に男女兼用のジャグジーがありますが、場所が中途半端なので、あまり利用する気にならないと思います。
11	サービス		チェックイン（18時）、チェックアウト（6時）は特に問題なく終わりました。 ターンダウンサービスがあります。
12	その他		特になし。
13	総括		ホテルの料金が高いシンガポールにおいて、比較的お手頃な料金でクオリティの高いサービスを提供しているホテルだと思います。
（↓：2011年5月） シャワーブース、トイレ、体重計等 クローゼット内1：セーフティボックス、アイロン等 クローゼット内2：スリッパ等 エントランスにある家具 湯沸し、無料飲料水等 ミニバー 目覚まし時計等 眺望1：中央奥にマリーナベイ・サンズ 眺望2：ホテル正面のオフィスビル ホテルのエントランス1：1112号室から ホテルのエントランス2 外観 プール1 プール2 プール3：子供用 プール4：ジャグジー レストランOlive Treeの朝食1 レストランOlive Treeの朝食2 レストランOlive Treeの朝食3 レストランOlive Treeの朝食4 （↓：2002年） 1024号室 1024号室 905号室 905号室 1024号室 1024号室：ウェルカムフルーツ クラブラウンジの朝食 ルームサービス
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