| ホテル宿泊記 ホーチミンシティ04 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Pullman Saigon Centre プルマン サイゴン センター |
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| 1 | 詳細情報のあるウェブサイト | 当ホテル（日本語）、トリップアドバイザー（口コミ）、agoda（くちコミ）、expedia（ゲストレビュー）、4travel.jp（クチコミ） | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2 | 宿泊時期／部屋タイプ／番号 | 2014年4月／エグゼクティブ／2703号室 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 3 | 1泊料金／予約方法 | 13,094円（元の請求額124.75ドルを円換算。税サ込、朝食及びラウンジ利用特典付※） ／アコーホテルズのウェサイトで即時予約（2泊分の料金で3泊滞在できるプロモーション） ※ラウンジ利用特典：ラウンジ利用（食事は朝食6:00～10:30、午後のリフレッシュ12:00～16:00、ハッピーアワー17:00～19:00、コーヒー・クッキー等はラウンジ営業時間中随時）、16時までの無料チェックアウト、ドライを除くクリーニング毎日2着無料、客室内にアラーム及びラジオ機能付きiPhone/iPodドッキングステーションとエスプレッソコーヒーマシン |
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| 4 | ホテル概要 | 開業2013年9月24日、客室数306。30階建ての高層ホテルで、以前メトロポールホテルがあった場所に全面建て替えにてオープンしました。2つの大きな通り（下記）が分岐する地点にあり、双方の通りに挟まれた長細い二等辺三角形の形の土地に、そのまま二等辺三角形の建物を造ったような格好になっています。 当ホテルはQue Huong（クエフォン）、Liberty（リバティ）等の中級ホテルをホーチミンで運営するSaigon QueHuongグループが保有し、フランスの大手ホテルチェーンであるアコーが運営しています。プルマンはアコーが展開しているアップスケール（デラックス）クラスのホテルで、最上級「ソフィテル」とシティホテル「ノボテル」の中間に位置付けられています。ホテル予約等のウェブサイトでは当ホテルを5星と紹介しているケースもありますが、4星レベルのホテルです。 |
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| 5 | 立地 | ホーチミンシティの中心部（1区）、チャンフンダオ通りとグエンクーチン通りが交差する地点にあります。中心街からはやや西側に外れたロケーションで、ベンタイン市場から徒歩15分程度かかります。バックパッカーにおなじみのデタム通りまでは徒歩5分程度です。 ホテルの周辺には、観光客が利用できるようなカフェチェーンやファーストフード等はありません。デタム通りまで行くと（徒歩で5分以上）、観光客も利用できるカフェ等が揃っています。コンビニは、チャンフンダオ通りをベンタイン市場と反対に進んだすぐのところに、小さな地場系のショップがありました。 ドンコイ通りまでタクシーで行くと、料金は概ね35,000～45,000ドンでした。 タクシーを利用すると、タンソンニャット国際空港→ホテルは土曜早朝の渋滞の少ない時間帯だと所要時間30分未満、料金137,000ドン、ホテル→空港は平日昼間のやや車が多い時間帯で所要時間30分、料金143,000ドンでした。 |
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概要 | 客室には、①スーペリア（35㎡）、②デラックス（高層階）、③エグゼクティブ（25~29階）、④エグゼクティブスイート（70㎡）、⑤プルマンシグネチャースイート、⑥プレジデンシャルスイート（160㎡、29階）があります。③～⑥は30
階のラウンジ利用特典（上記参照）が付きます。 自分が利用した③の広さはウェブ等には記載されていませんが、各階のレイアウト図を見るとおそらく②と③はすべて①と同じ35㎡で、室内は十分な広さがあります。まだ新しいのでとてもきれいでした。 客室はとてもユニークな構造で、寝室とバスタブや洗面台のあるスペースの間に壁がなく、寝室の脇にバスタブが置かれているようなデザインです。バスタブ等がある部分の床はタイル張り、寝室の部分にはカーペットが敷かれています。家具や壁のデザインも、高級感よりは斬新さを追求している印象です。 デスクワーク関連では、丸型の大きなガラステーブルがある一方で、ワーキングデスクはありませんでした。テーブルの横にある電源の差込口は空きがふたつですが、他の部分にも差込口はあるので、充電等は問題なくできると思います。また、壁に沿って小物を置ける棚が設けられています。 AV等の機能面では、Samsung製の壁掛け型液晶テレビがあります。テレビの画面上では目覚ましの設定や請求書・メッセージ・ホテルのサービスの確認等ができるようになっていました。 洋服等の収納には、大きなクローゼットがあるほか、大きなスーツケースを広げたまま利用できるバゲッジラックもありました。 |
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| ベッド | 1ベッドルームのベッドはキングサイズです。枕、マットは平均的な硬さながらもフカフカとした高級ホテル仕様で、掛け布団には厚みもあり、快適に眠れました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 備品（あり） | 無料飲料水（小×2、補充あり）、歯ブラシ、スリッパ、冷蔵庫、湯沸し、セーフティボックス、バスローブ、ティッシュ、液晶テレビ（Samsung）、フルーツ、体重計、アイロン、ヨガマット | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 備品（なし） | 傘、DVD プレーヤー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| エアコン | 温度、風力の調整が可能なタイプでした。音は静かでした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ドライヤー | JVDというフランスの会社のドライヤーで、温風強・温風弱・冷風強の3段階の切替がありました。コードは短めでしたが、浴室等の壁には固定されておらず、問題なく利用できました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 浴室 | バスタブと独立したシャワーブースがあります。バスタブは長さ、深さ、幅のいずれも十分にあり、清潔感もあるので足を伸ばしてゆっくりできると思います。また、バスソルトがあるほか、バスタブからテレビを見ることもできます。2人（以上）で宿泊する場合、バスタブの側にあるブラインドを下ろして寝室側からの視界を遮ることもできます（ただし、トイレ側からは丸見え）。 シャワーブースは広々としており、小物を置くスペースも広めなので、使いやすいです。シャワーブースのシャワーは、ハンドシャワーとレインシャワーでした。ハンドシャワーはボタンでお湯の出し方を3通りに切り替えられるようになっていて便利でした。また、バスタブにもハンドシャワーがありました。お湯の出はいずれも問題のないレベルで、お湯の温度も安定していました。 トイレに洗浄シャワーはありませんでした。なお、浴室とトイレの仕切りはすりガラスになっていますが、シルエットは見えてしまうので、2人（以上）で宿泊する場合、シャワー・入浴・トイレは、親しい間柄でも気を遣う場面が増えると思われます。 |
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| ネット接続 | 室内にLANケーブルはありません。無線LANは利用可能です。料金は無料でした。 チェックインの際にパスワードを教えてもらえます。インターネットに接続しブラウザーを立ち上げると、パスワードを入力する英語のページが出てくるので、情報を入力してログインするとすぐに繋がりました。通信速度は快適な水準でした。 |
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| 窓・眺望 | 窓は大きく、周囲に視界を遮るものがないので、特に高層階では市内を一望できるような眺望が楽しめます。自分の部屋からは左手にホテル日航、正面の眼下にファングーラオ通りからブイビエン通り周辺の古い低層の建物、右手にベンタイン市場からビンコムセンターあたりがよく見えました。客室によっては、もしくは最上階（30階）のラウンジに行くと、サイゴン川まで見ることができます。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 7 | 日本語／日本人 | テレビはNHK World（英語）のみ視聴可能で、日本語放送は視聴できません。室内に日本語の案内はありません。客室に配られる新聞も現地の英字新聞でしたが、ロビーに在ベトナム日本人向け無料週刊情報誌「週刊Vetter」がありました。客層は中華系、欧米系、現地の富裕層が中心で、日本人は少ししか見かけませんでした。また、トルコからの団体旅行客もいました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 8 | 警備／鍵 | 鍵は電子カード式です。エレベーターはカードをセンサーに当てないと客室階には行けないシステムになっています。入口付近には常にスタッフがいて、荷物等のサポートをしてくれますが、警備は特に行われていません。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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朝食 | 上記③～⑥の客室の利用者は、ラウンジまたはレストラン「Food ConneXion」で朝食をとることができます。 「Food ConneXion」の朝食ビュフェは、高級ホテルとして十分なレベルだと思いました。最高級ホテルほどではないものの、惣菜からパン類、サラダ、フルーツ、ヨーグルト、ジュース等、一通りのもの揃えられており、毎日メニューの入れ替えも行われていました。また、エッグコーナーと麺コーナーがあり、オムレツやフォー等を作ってくれます。さらに、パンケーキやクレープを焼いてくれるコーナーもありました（パンケーキは焼いたものが置いてある）。このほか、個人的には瓶入りのスムージー（特に紫のブルーベリー？）がお気に入りの一品となりました。珍しいところでは、パンコーナーにバナナジャム、シナモンバター、コーヒーバターが置いてあり、どれも美味しかったです。 ラウンジの朝食ビュフェは、品揃えがかなり限られますが、卵料理か麺料理から一品選んでオーダーできるようになっていました。利用者が少ないので、静かな雰囲気を重視したい人にはラウンジの利用も悪くないと思いました。 |
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| ルームサービス | (1)シーザーサラダラップ、(2) ベトナムコーヒーミルクセーキを頼みました。待ち時間は20分以内でした。(1)は、シーザーサラダを生春巻きのような薄い皮で包んだもので、食べやすかったですが、量的には物足りませんでした。(2)は懐かしいコーヒー牛乳のような味で、普通に美味しかったです。 なお、当ホテルのルームサービスはレストラン「Food ConneXion」と同じ価格ですが、ホテルのレベルと比較して価格設定は割高な印象でした。また、24時間オーダーできるメニューの中からお手頃なローカルフード「ミー・クアン」を頼んだら、できない（品切れ？）と言われ、ちょっと失望しました。 |
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| レストラン | レストラン「Food ConneXion」でピザとスムージーを頼みました。ピザの生地は薄く、パリッとした焼き上がりで美味しかったです。トッピングはチーズときのこでしたが、チーズの量が少し多すぎてピザ好きの自分でも途中から少し飽きてきました。スムージーは飲みやすく（あまり冷たすぎず）まずまずの美味しさでした。 |
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プール | プールは細長い長方形で、子供用と大人用に分かれています。利用者が少なく、しっかり泳ぐことができます。水の透明度も保たれていました。午前中はホテルの建物が日差しを遮りますが、午後になると日が当たります。横になれるデッキチェアには日除けのパラソルはありませんが、屋根が付いている部分には椅子があります。贅沢感やリゾートのような雰囲気はありませんが、ゆっくりくつろぐこともできると思います。 プールの脇に、小さなキッズルームがあります。 |
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| ジム | ジムは24時間利用可能です。個別テレビが付いた有酸素運動用マシン8台、4～22kgのダンベルと角度調節が可能なベンチ、全身のトレーニングが可能な筋トレ用の複合型マシン1台（3設備が連結したもの）、腹筋用のベンチ、バランスボールがありました。ベンチプレスやスクワット、スミスマシン等の設備はありませんでした。本格的なトレーニングはできませんが、全身の基本的なトレーニングは可能なレベルです。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 更衣室 | あります。24時間利用可能で、鍵付きのロッカーもありますが、完全にセルフサービスです。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| その他 | 更衣室の中に、小さなジャグジーとドライサウナがあります（女性用はスチームサウナ）。また、客室内にヨガマットがありました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 11 | サービス | チェックインはフライトの都合で朝6時過ぎになりました。ラウンジ特典付きの予約をしていたのでラウンジに行ったところ、（当然のことながら）まだ部屋は準備できていないが準備ができたら連絡するので、（チェックイン当日の朝食は付いていないにもかかわらず）ラウンジで朝食をどうぞと言われ、大変有難かったです。その後、部屋の準備は10時頃になるとの報告があり、それまでの間はラウンジやプール等で時間を潰すことができました。10時にラウンジに戻ったら、あと20分→さらに20分待ちで部屋に入れたのは10時40分でしたが、それでも通常のチェックイン時刻よりもかなり早い時間だったので、助かりました。 チェックアウト（11時45分）は問題なく終わりました。 簡単なターンダウンサービスがあります。ただし、ハウスキーピングの清掃時間が午後の遅い時間になることもあり、サービスにばらつきがありました。 本数は少ないですが、無料シャトルバスのサービスがあり、1区の中心部（ホテル→ベンタイン市場→オペラハウス→統一会堂→サイゴン大教会→ホテル）に1日4本（ホテル発は9:00、10:00、14:30、18:00）出ています。2時間前までの予約が必要で、詳細は室内のテレビで確認できます。 |
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| 12 | その他 | ホテルのスパ（Thann Sanctuary Spa）は、午後3時までだと10～20%の割引があるほか、チェックイン時に200,000ドンの割引券（他の割引との併用不可）ももらえました。日本と比較すると手頃な価格で快適なマッサージを受けることができました。 ラウンジ特典は、朝食以外の多様な特典が付くことを踏まえると、費用対効果は悪くないと思いました。 30階のラウンジやプールサイド、ジム、ロッカー等のセキュリティチェックがほとんど行われておらず（入場者の部屋番号が確認されておらず、自由に使われる可能性がある状態）、管理が甘いと感じました。 |
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| 13 | 総括 | ラウンジ特典付きのプランを比較的安く宿泊できたので概ね満足しています。中心部との移動については、タクシーが利用しやすい距離なので立地面でそれほど不便だとは感じませんでした。最高級クラスの5星ホテルの設備やサービスを期待するとがっかりする点が多いものの、4星ホテルとしては十分なクオリティが保たれていると思います。ただし、部屋の中央近くにバスタブのあるユニークな構造がプライバシー等の点から問題になるかどうかで、好みが分かれるかもしれません。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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