| ホテル宿泊記 ホーチミンシティ03 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Eastin Grand Hotel Saigon （旧Mövenpick Hotel Saigon） イースティン グランド ホテル サイゴン |
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| 1 | 詳細情報のあるウェブサイト | 当ホテル（英語）、トリップアドバイザー（口コミ）、agoda（くちコミ）、expedia（ゲストレビュー） | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2 | 宿泊時期／部屋タイプ／番号 | 2013年4月／Superior room／223号室 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 3 | 1泊料金／予約方法 | 8,956円（＋税サ15.5%、朝食なし）／Expediaで即時予約（4 泊で、最後の1泊分が無料の割引。福利厚生倶楽部で税金を除く部分のみ8%引き→実費は１泊8,240円+税1,388円） | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 4 | ホテル概要 | 開業1994年、客室数262。開業時は香港のWharfグループが運営していましたが（Omni Saigon Hotel）、2008年から経営がスイス系のモーヴェンピックに変わりました（Mövenpick
Hotel Saigon）。さらに、2015年4月からは、タイのアブソリュート・ホテル・サービスグループ（Absolute Hotel Services）が現在のホテル名で運営を行っています。 同グループは、バンコクのスカイトレイン等を運営するコングロマリットBTS Groupの一員で、ホテルは「イースティン」「Uホテル」のブランドでタイ、ベトナムの他、インドネシア、ミャンマー、インド等に展開しています。「イースティン・グランド」グループ内では5☆の高級ホテルと位置付けられています。 （以下はMövenpick Hotel Saigon当時のコメント・写真） 2010年には約6カ月間の閉館を伴う大規模なリノベーションが行われているので、建物内はとてもきれいでした。最高級よりもワンランク下のクラスですが、市内の中心部から離れているため、高級ホテルの中では、中心部のホテルと比べて割安な料金で宿泊できる点が特徴です。また、クチコミ等を見ると、（日本食レストランを除く）食事のレベルに定評があるようです。ホテル内にはスロットマシン等がある小さなカジノがあります。 |
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| 5 | 立地 | ホーチミンシティの中心部（1区）と空港の中間地点よりも空港側に位置しており、トランジットを除くと不便な立地です。移動手段はほとんどタクシーになるため、渋滞の状況によって所要時間は異なりますが、ホテルから中心部までは15～30分程度かかりました（ホテルからVincom
Centerまでタクシーで65,000～80,000ドン程度）。ホテルの近くには、カフェチェーンのTrung Nguyen Coffeeや地場系のカフェがいくつかありますが、コンビニやスーパー等はありませんでした。 タンソンニャット国際空港→ホテルは平日昼間の渋滞の中で所要時間は約15分。ホテル→空港は日曜日深夜の車・バイクの少ない時間帯だったので、所要時間は6分（渋滞なし）、料金は51,000ドンでした。 |
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概要 | スイートを除く客室には、Deluxe room（34㎡）とDeluxe Family Room（40㎡）、ラウンジを利用できるExecutive room（34㎡）があります。 自分が利用したDeluxe roomは十分な広さがあり、オットマンや大きめのテレビ台等が余裕を持って置かれていました。室内は落ち着いた印象で、家具等には高級感がありました。清掃も問題なく行われていました。 テーブルはありませんでしたが、ワーキングデスクは大きく、デスクには引き出しがありました。デスクの横の電源の差込口はひとつだけでしたが、他の部分にも差込口はたくさんあったので、充電等は問題なくできました。AV等の機能面では、iPod用ステーションと各種差込口がある以外、特筆すべきものはありませんでした。洋服等の収納は十分なスペースがあり、大きなクローゼットのほか、引き出しが多数ありました。また、中サイズのスーツケースを広げたまま利用できるスペースもありました。 |
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| ベッド | 1ベッドルームのベッドはキングサイズです。枕、マットは平均的な硬さながらもフカフカとした感じで、掛け布団には厚みもあり、快適に眠れました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 備品（あり） | 無料飲料水（小×2、補充あり）、歯ブラシ、スリッパ、冷蔵庫、湯沸し、セーフティボックス、バスローブ、ティッシュ、液晶テレビ（Samsung）、アラーム機能つきiPODドッキングステーション | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 備品（なし） | フルーツ、傘、体重計、アイロン、DVDプレーヤー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| エアコン | 温度、風力の調整が可能なタイプでした。設定を変えてもあまり大きな変化はないように感じましたが、冷房が効かなくて困るということはありませんでした。音は静かでした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ドライヤー | Panasonic製の高性能タイプで、3段階の風力と温風・冷風の切替がありました。浴室等の壁には固定されておらず、使用時の音も軽かったので、とても使いやすかったです。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 浴室 | 浴室はあまり広くはなく、自分の利用した部屋には独立型のシャワーブースはありませんでしたが、バスタブがありました（バスタブがなくシャワーブースのみの部屋もあります）。バスタブはシャワーカーテンではなくガラス戸で仕切られており、清潔感がありました。バスタブの幅は広くはありませんが、深さと長さは十分にあるので、ゆっくりくつろげると思います。ただし、バスタブの底が少しポコポコしていました。シャワーはハンドシャワーとレインシャワーがあり、お湯の出は双方とも良好でした。お湯の温度も安定していました。唯一の難点は、シャワーを使うとガラス戸の外に水が漏れ出してしまうことで、シャワーの後はかなり床が濡れました。なお、トイレには、（東南アジアによくあるホース型の）洗浄シャワーが付いていました。また、浴室と寝室はガラスで仕切られていますが、寝室側のブラインドで中を隠すことは可能でした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ネット接続 | 室内にLANケーブルがあります。無線LANも利用可能です。料金は無料でした。 インターネットに接続しブラウザーを立ち上げると、英語で姓と部屋番号を入力するページが出てくるので、情報を入力してログインするとすぐに繋がりました。通信速度は快適な水準でした。 |
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| 窓・眺望 | 当ホテルは客室2棟が中央で結ばれている構造になっており、自分の部屋は内向きだった（もう1棟の側に面していた）ため、向かいの部屋の窓や壁が見えるだけで、閉塞感がありました。窓は大きく取られていましたが、天候や日差しを確認する以外は用無しでした。また、向かいの部屋からはこちら側も見えるので、レースのカーテンを常時しておく必要がありました。当ホテルは構造上、低層階だと（高層階も部屋の向きによっては）窓があっても何も見えない部屋の可能性がある点には注意が必要です。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 7 | 日本語／日本人 | テレビはNHK Premium（日本語）、NHK World（英語）が視聴できました。室内に日本語の案内はほとんどありませんでした。客層は欧米系と現地の富裕層が中心で、日本人は少ししか見かけませんでした。なお、かつて当ホテルには資生堂のQiスパがあり、日本人スタッフが常駐するなど、日本人を重視した経営が行われていましたが、現在は日本料理店が残るだけとなっています。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 8 | 警備／鍵 | 鍵はカード式です。エレベーターはカードを通さないと動かないシステムになっています。入口付近には常にスタッフがいて、荷物等のサポートをしてくれますが、警備は特に行われていません。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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朝食 | レストラン「カフェ・サイゴン」の朝食ビュフェは、朝食付のパッケージでない場合、320,000ドン（＋税サ15.5%）とかなり高めですが、それだけの価値はあると思いました。メニューは惣菜からパン類、サラダ、フルーツ等、一通りのものが豊富に揃えられており、特にジュース類が充実していたほか、アイスクリームが8種類もありました。また、エッグコーナーと麺コーナーがあり、オムレツはふっくらと焼いてくれました。全体的な盛り付けもきれいで、西洋人のシェフらしき人が残りの量をチェックするなど、きちんと管理されている印象を受けました。 ルームサービスのコンチネンタルブレックファーストは、パン類、フルーツ、ヨーグルト、ジュース、コーヒー（小ポット入り）が付いていて、価格（249,000ドン＋税サ15.5%）に見合ったレベルだと思いましたが、ビュフェとの価格差があまりないので、ビュフェのほうがお得な感じがしました。 また、朝食としてはCay Da Caféでサンドウィッチやパンを持ち帰りにして済ませることも可能です。 |
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| ルームサービス | (1)牛肉のフォー、(2)生春巻き、(3)バナナスムージーを頼みました。(1)はもやしと青菜、ソースが別の皿に盛られていて、自分の好みにアレンジして食べられる点がよかったです。スープの中には牛肉もたくさん入っていて、価格の割には満足感がありました。(2)は青菜がかなり入っていてちょっと困りましたが、2種類あるたれのうち、ニョクマムではなく甘口（茶色）のほうがとても美味しかったです。(3)は普通に美味しかったです。待ち時間は30分以内でした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| レストラン | レストラン「カフェ・サイゴン」の(1)シーザーサラダは定番の味でしたが、大きなチキン・フィレが3つ盛られており、小食の人ならメインディッシュになるくらいボリューム満点でした。また、(2)CHAR KUAY TEOWはシンガポール・マレーシアでよく見かける、きし麺のような平米麺の焼きそばです。量は少なめでしたが、シンガポールのものと違って？たれがついており、このたれが個人的にはとても美味しく、感動しました。(3)海老のマリネ トマトサルサソースは上品な味付け・盛り付けで、美味しかったです。(4)シーフードカレーは辛くありませんでしたが、具だくさんでカレーの味もしっかりとついており、食べやすかったです。 カフェ「Cay Da Café」のPARISIAN SANDWICHはハムとピクルスをバゲットにはさんだサンドウィッチですが、バゲットがサクサクとしていて食べやすく、普通に美味しかったです。また、毎日午後5時以降はケーキが半額になるとのことで、Coffee & Almond Cake （59,000→半額）を食べてみました。物凄く重厚でカロリーが気になりましたが、味はまずまずでした。 |
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プール | プールは円形で、それほど大きくはありませんが、利用者が少ないので、しっかり泳ぐことができます。水の透明度も保たれていました。また、日当たりも良好で、パラソル付のデッキチェアもあり、のんびりできると思います。ただし、ホテルが大通り沿いにあるため、車のクラクションの音が時々響いてきます。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ジム | 個別テレビが付いた有酸素運動用マシンが6台、筋トレ用のマシンが7台、1～26kgまでのダンベルとベンチ、バランスボールとヨガマットがありました。ベンチプレスやスクワット、スミスマシン等の設備はありませんでした。一般のジムと同様というわけにはいきませんが、ある程度のトレーニングはできると思います。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 更衣室 | ジムの傍にあるトイレの中に、Changing Cabinと書かれた個室がひとつありますが、ロッカー等はなく、利用価値はありません。部屋で着替えてから行くことになります。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| その他 | ジャグジーやサウナ等の設備はありません。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 11 | サービス | チェックイン（14時頃）、チェックアウト（夜10時過ぎ）は問題なく終わりました。チェックインの際、ワンランク上の部屋（高層階で広いとのこと）がUS$20（+税サ15.5%）で利用可能と勧められました。 ターンダウンサービスはありません。 無料シャトルバスのサービスがあり、1区の中心部に1日4本（ホテル発は9:00、12:30、16:00、20:00）、E-Townに2本（同8:00、17:00）出ています。2時間前までに予約が必要と記載されていました。 |
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| 12 | その他 | ホテルのマッサージ（Kinetic Wellness Studio）は、午後2時くらいまでだと半額になるので、日本と比較すると驚異的な安さで快適なマッサージを受けることができました。 寝室は照明を全て点灯しても、日本人の感覚からすると暗めです。ただ、ベッド脇には読書灯もあるので、特に支障はありませんでした。 中東のカタール航空のクルーが利用しています。 |
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| 13 | 総括 | トランジットでの利用には大変便利で快適です。通常の滞在で利用については、自分は比較的安く宿泊できたので概ね満足していますが、やはり中心部に出るのに時間とタクシー料金がかかるので、観光やショッピングが中心の短期滞在の場合、多少の料金差であれば中心部の高級ホテルを選んだほうが無難です。逆に、ホテル滞在時間が長めであれば、比較的手頃な料金でそこそこの贅沢が楽しめると思います。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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