ホテル宿泊記 ソウル02
  The Shilla Seoul
 ソウル新羅ホテル
1 詳細情報のあるウェブサイト 当ホテル(日本語)ソウルナビコネストトリップアドバイザー(口コミ)agoda(くちコミ)expedia(ゲストレビュー)楽天トラベル(お客さまの声)4travel.jp(クチコミ)
2 宿泊時期/部屋タイプ/番号 2010年5月/グランドデラックス/1229号室
3 1泊料金/予約方法 KRW250,000(+税サ21%、朝食なし)/仁川国際空港のホテル予約サービスにて当日予約
4 ホテル概要 1979年開業。客室数465。韓国を代表する名門ホテルで、サムスングループの傘下にあります。
オリンピックやワールドカップ等のイベントで何度も公式ホテルに指定されているほか、内外の多くの要人が宿泊したことでも知られています。このほか、ホテルの敷地内には、免税店、迎賓館、散策路、野外彫刻公園等があります。また、当ホテルは世界の有力メディアからソウルのベストホテルに選定されています。「Travel+Leisure」誌では「500 Worlds Best Hotel」にランキングされたほか、2009年にはZagat社の「Top International Hotels, Resorts and Spas」で6年連続国内ホテルの最高点を獲得しています。
なお、当ホテルは、最高級クラスのホテルのみを対象としたホテルグループのLeading Hotels of the World(LHW)に加盟しています。
5 立地 最寄り駅は地下鉄3号線の東大入口になります。同駅の5番出口を出ると、目の前の丘の上にホテルの建物が見えます。駅からホテルまでは徒歩だと急な階段を上る必要があり、駅前→ホテル→ホテル横の免税店を循環するバスが用意されています。バスは頻繁に運行されており、乗り場は東大入口駅5番で出口の正面にあるファミリーマートの左横にあります。ファミリーマートを除くとホテルの周辺にはほとんど何もありません。
仁川国際空港→ホテルは、KALのエアポートリムジンが便利です。ただし、他のホテルを先に回るため土曜夜の渋滞のない時間帯でも所要時間は約80分でした。ホテル→仁川国際空港は早朝出発だったためタクシーを利用しましたが、渋滞のない早朝の時間帯だと所要時間は50分程度、料金は高速道路通行料込みで約55,000ウォンでした。
6 客室 概要 自分が宿泊したグランドデラックスは下から3番目のクラスになります。ウェブサイトによるとグランドデラックスのサイズは50~53㎡となっており、スーペリア(26㎡)やデラックス(35㎡)と比較してかなり広いことがわかります。また、1229号室はL字型の角部屋だったため、ウェブサイトに掲載されている図面の部屋よりも広いタイプだったかもしれません。
室内は、入口付近にドレッサーとクローゼットや冷蔵庫等、その奥にソファとテーブルとデスク、その横にベッドというレイアウトでした。室内は落ち着いた雰囲気で、窓の内側は障子のようになっており、古風な印象でしたが、清潔感、高級感は十分に感じられました。
デスクはそれほど大きくありませんが、引き出しがあり真後ろにテーブルもあるので、使いやすいと思います。
設備の面では、ホテルの案内や会計、メッセージ等の情報が入手できるサービスが利用可能な大型の液晶テレビがありました。このほか、携帯電話も用意されていました。また、ベッド脇の端末で照明、目覚まし、エアコンの強度、室内音楽の調整が可能です。洋服等の収納スペースも十分に確保されており、クローゼットが2カ所に設置されているほか、引き出しも多数ありました。
ベッド 1ベッドルームのベッドはキングサイズ。マットの硬さや枕の柔らかさは高級ホテルの標準的なレベルで、快適でした。
備品(あり) 無料飲料水(500mi×2、補充あり)、スリッパ、冷蔵庫、湯沸し、セーフティボックス、バスローブ、目覚まし時計、体重計、ティッシュ、アイロン、傘、携帯電話
備品(なし) 歯ブラシ(環境法により無料の歯ブラシ、髭剃り、櫛は置いていないとの表示あり)、フルーツ、FAX
エアコン 風力の調整が可能な端末がベッド脇に、温度の調整が可能な端末が入口付近にありました。風力を中・高にするとわりと大きな音がしました。
ドライヤー Panasonic製で、弱・冷風、弱・温風、強・温風の3段階の切り替えがありました。強風にすると十分な風力があり、浴室の壁等には固定されていなかったため、問題なく使えました。
浴室 浴室は大理石製で高級感があります。スペースも広々としており、独立したシャワーブースとバスタブが横に並ぶ形で設けられていました。バスタブは深め、長めにつくられており、清潔感も保たれているので、足を伸ばしてリラックスできると思います。シャワーブースは平均的な大きさでした。シャワーはバスタブがハンドシャワー、シャワーブースが固定式シャワーでした。シャワーのお湯の出はバスタブが標準的、シャワーブースがかなり強めで、双方とも温度は安定していました。また、シャワーブースには温度表示付の調整機能があり、便利でした。
ネット接続 室内にLANケーブルがあります。無線LANでも接続可能です。
料金はKRW11,000/1時間、KRW22,000/1日、KRW110,000/1週間(税込)。
Docomo Intertouchが運営しています。LANケーブルを接続しIEを立ち上げると当ホテルの料金案内のページが出てきます。料金を選択し、画面の指示にしたがってクリックしていくとすぐに繋がります。通信速度については、一時的に著しく遅くなることはありましたが、概ね快適に利用できました。
窓・眺望 角部屋だったため窓が2カ所にあり、開放感がありました。自分が宿泊した部屋は眺望も素晴らしく、正面には当ホテルの迎賓館や八角亭、免税店等が見え、左側には公園が広がっていました。
7 日本語/日本人 日本語環境は充実しています。テレビはNHK World Premium、NHKBS1、NHKBS2、BSAsahi、BSFujiが視聴できます。室内の一部には日本語の案内が用意されています。受付や電話では日本語が問題なく通じます。宿泊客の中にも日本人を数多く見かけました。
8 警備/鍵 鍵は旧式で、チェックアウトの際に返却します(外出時に預ける必要はなし)。ロビー周辺に多数のスタッフはいますが、人の出入りが多く、あまり厳重な警備が行われている印象はありません。
9 食事 朝食 レストラン「The Parkview」でビュフェ形式の朝食を利用しました。エッグステーション、ヌードルステーションがあり、高級ホテルの標準的な品揃えでした。特筆するようなメニューはありませんでしたが、一日では食べきれない種類があります。
宿泊料に朝食は含まれていなかったため、料金は35,500ウォン(+税サ21%)かかりました。
ルームサービス 利用しませんでした。
レストラン 日本食レストラン「有明」を利用しました。味は普通に美味しかったですが、高級ホテル価格なのでものすごく高かったです。
10 スポーツ設備 プール 方形の屋内温水プール(3レーン)と屋外プールがあります。室内プールは塩素のにおいが充満しており、親子連れが水泳の練習をしていたので、泳ぐ気になりませんでした。デッキチェア等はありますが、ゆっくりくつろぐような雰囲気ではありません。屋外プールは閉鎖中でしたが、夏場にはオープンするようです。屋外は広々としており、開放的な雰囲気です。また、子供用プールもありました。
ジム ジムは大変充実しており、パーソナルテレビ付のエアロバイクやジョギング用マシンがあります。筋トレでは、ベンチプレス、インクラインベンチプレス、軽量から高重量までのダンベル、スミスマシンがあるほか、筋トレ用のマシンも多くの種類があり、一般のジムと同様の本格的なトレーニングが可能な水準です。
更衣室 あります。
その他 ジムの中にスタジオが、ジムの上にゴルフレンジがあります。クラブは無料でのレンタルが可能で、ボールは一箱KRW15,000とのことでした。このほか、有料のサウナがありました。なお、宿泊者はジム、プールを無料で利用できます。
11 サービス チェックイン、チェックアウトは問題なく終わりました。
ターンダウンサービスがあります。
12 その他 特になし。
13 総括 立地や利便性を重視する人には不向きですが、ホテル内の設備は大変充実しており、のんびり滞在するタイプの利用者にはお薦めできるホテルだと思います。ホテルのランクを考慮すると料金も手頃だと感じました。
入口部分1 入口部分2:寝室側から
入口部分3 入口部分4
深めのバスタブ バスタブのハンドシャワー
シャワーブースのシャワーは固定式 ロクシタン
クローゼット内1 クローゼット内2
携帯電話、LANケーブル等 ベッド脇の多機能端末
眺望1:正面に見える迎賓館、八角亭等 眺望2:右手に見える当ホテルのゴルフレンジ等
眺望3:中央左に見える奨忠体育館 眺望4:左手に見える奨忠壇公園
外観1:丘の麓から 外観2:八角亭から
屋外プール1:正面奥は屋内プール 屋外プール2
屋外彫刻公園1:散策路あり 屋外彫刻公園2:散策路あり
(左上、右上)
迎賓館

(左横)
新羅免税店
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