| ホテル宿泊記 マニラ34 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Hyatt City of Dreams Manila ハイアット シティ オブ ドリームス マニラ |
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| 1 | 詳細情報のあるウェブサイト | 当ホテル（日本語）、トリップアドバイザー（口コミ）、agoda（くちコミ）、expedia（ゲストレビュー）、4travel.jp（クチコミ） | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2 | 宿泊時期／部屋タイプ／番号 | 2016年6月／スタンダード／8618号室 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 3 | 1泊料金／予約方法 | US$155（＋クレジットカード手数料4.1%、税サ込、朝食付き）／ ディスカバリーツアーで予約（為替レートは1ドル114円＝市場実勢レートに4円程度上乗せ） |
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| 4 | ホテル概要 | ソフトオープン2014年12月14日、正式開業2015年2月2日、客室数365。 当ホテルは、マニラ最大級のカジノリゾート「シティ オブ ドリームス マニラ（COD）」の一角を占めています。CODには当ホテルの他、ノブホテル、クラウンタワーズホテルの3軒のホテルがありますが、ノブホテルは当ホテルと同価格帯で、建物やプールが当ホテルとつながっています。クラウンタワーズは当ホテルよりさらに高級で料金も高くなっています。3つのホテルの建物は片仮名の「コ」の字のような構造になっており、コの字の上の横棒がクラウン、縦棒がノブ、下の横棒がハイアットと考えるとわかりやすいです。 当ホテルは金色に輝く2棟のタワー（ハイアットウィング1とウイング2）で構成されています。当ホテルの正面入口の奥にはカジノがあり、正面右手がウィング1、正面左手がウィング2となっています。当ホテルのウィング1とノブホテルのサウスウィングは建物内でつながっていました。 ハイアットは米系の大手ホテル運営会社です。創立は1957年で、ジェイ・プリツカー（Jay Pritzker）がロサンゼルス国際空港に隣接するハイアット・ハウス・モーテルを購入したのが同社の起源となります。現在もプリツカー家がグループを運営しており、同家はアメリカを代表する富豪です。2016年6月現在、マニラのハイアットは当ホテルのみですが、第4四半期にグランドハイアットがボニファシオグローバルシティに開業の予定です。 なお、CODは、フィリピンの華人大富豪ヘンリー・シー氏が率いる「SMグループ」と、香港・豪州企業が共同出資しマカオでカジノを運営する「メルコクラウンエンターテインメント」の合弁会社「メルコ・クラウン（フィリピン）リゾートコーポレーション」が所有・運営を担っています。 |
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| 5 | 立地 | 当ホテルはニノイ・アキノ国際空港に近いマニラ首都圏パラニャーケ市のエンターテインメントシティ内にあるCODの中に位置しています。CODはマニラ湾沿いにあるリゾートワールド、ソレアに続く第三の大型カジノ施設です。CODの敷地内には、ホテルやカジノに加えて、ハリウッドのドリームワーク
アニメーションが提供する世界初の家族向けエンターテインメントセンター「ドリームプレイ」があります。また、高級感の漂うショップやレストラン等もありますが、あまり気楽に利用できるような感じではありません、CODの敷地外に出てもだだっ広い埋立地があるだけで、周辺にファーストフードやコンビニ等はありませんが、無料のシャトルバスを利用してSM
Mall of Asia（MOA、モール・オブ・アジア）に行くと（CODからの所要時間は約5～10分、「11.サービス」参照）、一通りのものは揃います。 当ホテルから国際空港の第3ターミナルまでは、渋滞がそれほどない日曜の昼の時間帯で約20分でした（マーケットと細い路地を抜けるのに少し時間がかかる）。料金はメーター113ペソ（＋Grab Taxi利用料40ペソ）でした。 |
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概要 | 客室にはスタンダード（36㎡）、デラックス（50～51㎡）、クラブ（同）、ベイビューデラックス（55㎡）、アクアスイート（85㎡）があります。スタンダードはハイアットウィング1にあり、バスタブのない客室になります。その他はハイアットウィング2にあり、バスタブ付きの客室になります。また、クラブ以上のカテゴリーにはラウンジ利用特典が付きます。 自分が利用したスタンダードは一番安い客室ですが、バスタブがない分、その他の部分には十分なスペースがあり、使いやすいサイズでした。キングサイズのベッド、大きめのテーブルとソファ、十分なサイズのデスクや収納家具等が置かれていても、まだ室内のスペースには余裕がありました。また、まだ新しいため室内はとてもきれいで、高級感もありました。当ホテルのウェブサイトには「木目のストライプとマスタードやパプリカ、チョコレートを基調とした温かい色合いでまとめたゲストルーム」とあり、総じて落ち着いた雰囲気でした。また、寝室と浴室の間もガラス張りではありませんでした。 デスクワークの環境面では、「人間工学に基づいて設計されたデスクチェア」とウェブサイトに記載があり、横に長いワーキングデスクと座り心地のよい椅子がありました。また、デスクには引き出し（小）がついているほか、デスクの正面にコンセントが2つあり、大変に使いやすい設備・構造でした。また、空コンセントはこの他にベッド脇3、寝室内その他4、浴室内1の計10カ所にありました。 AV機器としては、インタラクティブインターフェース付きのLG製42インチ液晶テレビとiPodドッキング ステーションがありました。機能面では、テレビ画面でホテル施設の情報や支払い、メッセージ等が日本語で確認できるようになっていました。また室内の照明はベッドの周辺で点灯・消灯できました。 洋服等の収納にはクローゼットと多数の棚や引き出しがあるほか、小型のスーツケースを広げたまま利用できるバゲッジラックもあり、収納面はかなり充実していると感じました。 |
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| ベッド | 1ベッドルームのベッドはキングサイズ。マットには独特のくぼみと弾力があり、ベッドに横になっただけで心地よさが感じられました。また、当ホテルのウェブサイトによると「抗アレルギー羽毛枕」を利用しているとのことで、枕も快適でした。掛け布団にも十分な厚みがあり、高級ホテルの中でも極めて上質な睡眠環境を提供していると思いました。なお、ウェブサイトには「300スレッドカウントのリネン」を使用していると記載されています。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 備品（あり） | 無料飲料水（小×2）、歯ブラシ、スリッパ、冷蔵庫、湯沸し、セーフティボックス（大型）、バスローブ、ティッシュ、アイロン、フルーツ、アラーム機能付きiPhone/iPODドッキングステーション | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 備品（なし） | DVDプレーヤー、傘、体重計 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| エアコン | 温度、風力の調整が可能なタイプで、正常に機能しており、よく冷えました。音は強風にしない限り、あまり気にならないレベルでした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ドライヤー | starmix airstarというブランドで、風力（強弱）と温度（温冷）の各々に切替があるタイプでした。強風にするとある程度の風力はありましたが、ドライヤーの大きさと風の音の大きさのわりに風力は弱めでした。また、浴室の壁等には固定されていませんでしたが、コードは太く短めで、少し引っ張ると電源からコードが抜けてしまい、やや使い難かったです。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 浴室 | スタンダードルームの浴室にバスタブはなく、シャワーブースのみとなります。室内が36㎡もあるのにバスタブを設けていないので、浴室内には少し無駄なスペースが広がっていました。 シャワーブースは十分な広さがあり、シャンプー等を置く場所も確保されていて、使いやすい構造でした。ブース内にはハンドシャワー（シャワーヘッドは大きめ）があり、水圧は概ね良好でした（夜に利用した際にはお湯の出が弱いこともあったが、通常時は快適な水準でした）。お湯の温度も安定していました。 トイレには、ハンドシャワー型の洗浄機能が付いていました。 |
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| ネット接続 | LANケーブルはありませんでしたが、有料で有線の利用は可能でした。WiFiはカジノ等を含むCOD内の全エリアで無料となっており、WiFiの設定で「COD Free Interenet」を選択するとすぐにつながりました。無料WiFiを使用する際にパスワード等の入力は不要で、通信速度は極めて快適な水準でした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 窓・眺望 | 窓は大きく取られており、当ホテルの建物の周囲には視界を遮るものが何もないので、多くの部屋から開放的な眺めが楽しめると思われます。8Fの自分の部屋からは、正面奥に国際空港第4ターミナル（国内線）が見え、駐機しているセブパシフィック航空の飛行機が見えました。また、左側にはマカティ等の高層ビル群、眼下にはロハス大通りを行きかう車が見えました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 7 | 日本語／日本人 | テレビは、NHK World Premium（日本語）を視聴できます。客室にはマニラ新聞を配達してくれます。テレビで日本語によるホテル施設等の案内を利用できます。ただし、スタッフとのコミュニケーションは英語になります。客層はフィリピン人と中華系、韓国系が目立つものの、欧米人、日本人もちらほらと見かけました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 8 | 警備／鍵 | 鍵はセンサー式のカードです（チェックアウト時に回収）。エレベーターではカードをセンサーに当てないと客室階には行けないようになっていました。また、ホテルエントランスのところでは、荷物のチェック及び車のチェックがありますが、カジノ併設ホテルのため、怪しい人の出入りを制限するようなことは行われていませんでした。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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朝食 | レストラン「ザ カフェ（The Café）」の朝食ビュフェを利用しました。とてもユニークなメニューが揃っていたほか、料理の見せ方にも工夫が見られ、楽しく贅沢な気分になれる朝食だと感じました。 品揃えとしては、高級ホテルで一般的によく見られる惣菜類は限定的な反面、パンとハンバーグを載せて加熱している小さな器の上に目玉焼きを載せて完成する一品や、グラスの中にシリアル等を入れてアレンジした一品、様々な組み合わせのミックスジュース等が珍しかったです。また、朝からピザがあるほか、フィリピン料理のコーナーも充実していました。他のホテルと比較して和食の品数も多く、（食べていないので味はわかりませんが）御飯、味噌汁の他、納豆、冷奴、巻き寿司、沢庵、梅干し、切干大根、らっきょう等がありました。一般的なメニューとしては、野菜類、ハム・チーズ、ヨーグルト、ソーセージ、点心、パンケーキ・ワッフル・フレンチトースト、パン類、フルーツ等が一通り揃っていました。また、卵料理と麺類をオーダーできるコーナー（卵料理は2カ所）もあり、オムレツを頼んだらフワフワのものを丁寧に作ってくれました。料理の補充や空いた皿の回収、コーヒーの補充等、スタッフのサービスもわりと行き届いている印象を受けました。 |
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| ルームサービス | 利用しませんでした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| レストラン | 利用しませんでした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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プール | 屋外の広々としたスペースの中に、当ホテルのプールとノブホテルのプールがありました。量プールの間には庭園・通路のようなスペースがあり、相互に行き来が可能で、宿泊者は両方のプールを利用することができます。なお、プールの利用は1室あたり4名まで無料ですが、5名以上及び宿泊客以外の利用は有料になるそうです。 ハイアットのプールは長方形で、大人用と子供用のプールが横に並ぶ形になっていました。大人用のプールは十分に泳げる大きさで、水の透明度も保たれていましたが、家族連れが騒いでいることも多く、あまり本格的に泳ぐ感じではないかもしれません。一方で、日当たりはよく、プールサイドにはパラソルとデッキチェアが多数置いてあるので、ゆっくりすることは可能です。また、プールの片隅にはジャグジーもありました。ノブホテルのプールはオーソドックスな造りで、ハイアットのプールが混雑していない限り、わざわざ行くほどのものではないかもしれません。 |
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| ジム | ジムは24時間利用可能です。個別テレビ付の有酸素運動マシンが8台、筋トレ用のマシン5台、1kgから25kgまでのダンベル、バーと10kgまでのバーベル（スクワット、ベンチプレスの設備はなし）、角度調節が可能なベンチ2台、バランスボール、ヨガマット等がありました。ジムと同じというわけにはいきませんが、ある程度のトレーニングが可能なレベルでした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 更衣室 | あります。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| その他 | 更衣室の中にサウナ等の設備はありませんでした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 11 | サービス | チェックインは午前11時45分頃でしたが、空室があったのですぐに部屋に入れてもらうことができました。 チェックアウト（正午）はすぐに終わりました。 ターンダウンサービスはありません。 CODの3ホテルが共同で運営する無料のシャトルバスがあり、特に、CODとMOA間のシャトルバスは30分間隔で朝11時から深夜2時まで運行されていて便利です。MOAから戻ってくる際のバスの発車時刻が時刻表通りでない点は要注意ですが、バスを降りる場所と乗る場所が同じで、CODからMOAに行くバスはほぼ時刻表通りに運行されているので、MOAに来たバスに乗れば問題なくCODに帰れます。MOAの他、Fisher Mall、Ermita、SM Megamall、SM Cubao、SM BF Paranaque、Binondo Dream Rewards Loungeへ行くシャトルバスがあります。時刻、乗降場所当の詳細情報はこちら。 今回は帰路でセブパシフィック航空の利用を予定していたため、オンラインチェックインのサポートをコンシエルジュにお願いしたら、その場でインターネットを利用して搭乗券の印刷まで対応してくれました。 |
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| 12 | その他 | 特になし。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 13 | 総括 | ホテルの周囲には何もないので、カジノで遊ぶ人を除くと連泊は飽きるかもしれません。一方、空港に近く、客室等の基本的な設備や朝食は充実している（バスタブの有無には要注意）ので、旅の初日や最終日にちょっと贅沢をしたいようなケースには向いていると思いました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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