ホテル宿泊記　マニラ15
  New World Makati Hotel
　（旧Renaissance Makati City Hotel）
　ニュー ワールド マカティ ホテル
1 詳細情報のあるウェブサイト 当ホテル（日本語）、トリップアドバイザー（口コミ）、agoda（最新のお客様コメント）、expedia（ゲストレビュー）、4travel.jp（クチコミ）、楽天トラベル（お客様の声）、H.I.S.（口コミ）
2 宿泊時期／部屋タイプ／番号 2008年6月／Deluxe Room／1532号室
2005年7月）／カテゴリー不明／1608号室（当時のホテル名は New World Renaissance Hotel）
3 1泊料金／予約方法 2008年6月／US$105（＋税サ22.6%、朝食なし）／Marriott.comで即時予約
2005年7月／US$85（税込、朝食なし）／Discovery Tourで予約
4 ホテル概要 1994年12月開業。客室数584。不動産業を中核とする香港の大手コングロマリット、新世界発展グループ（New World Development）が保有・運営するホテルです。開業当初はNew World Hotelでしたが、その後、マリオット系列のルネッサンスが運営を担当し、New World Renaissance Hotel、Renaissance Makati City Hotelと名乗っていた時期がありました。2009年に新しいマリオットホテルが空港近くに開業したのを契機にマリオットから離脱し、再びNew Worldの名称で運営されています。

（以下はRenaissance当時のコメント・写真）
5 立地 マカティ中心部に位置しており、しかもGreenbelt3が通りを挟んで目の前というのは、大変便利です。Greenbeltの中にはカフェやレストランが多数あり食事や買物に便利なだけでなく、周辺は夜遅くまで人通りがあり、安心感もあります。立地で選ぶならマカティの中ではRenaissanceとShangri-Laが双璧だと思います。
6 客室 概要 ロビーや室内には高級感もあり、豪華ではありませんが落ち着いた雰囲気です。清掃もきちんとされており、とても清潔でした。室内は2005年7月の宿泊時と比較すると、家具の一部がリニューアルされ、古びた印象もなくなりました。Deluxe Roomの広さは34平米。Shanigri-La、Peninsulaほどではありませんが、室内は広くゆったりしています。机は大きく、収納スペースも十分に確保されています。また、ベッド脇に照明、エアコンの調整ができる端末（時計付だがアラーム機能なし）があります。
ベッド 1ベッドルームのベッドサイズはダブルベッド（キングサイズではない）。ウェブサイトには、室内設備として「ラグジュアリーベッド（羽布団、カスタム羽毛布団、リッチコットンリネン） 」とあり、新しいベッドが導入されたと記載されています。実際、ベッドは大変心地よかったです。また、枕が6個もありました。
備品（あり） 無料ミネラルウォーター（330ml×2）、セーフティボックス、冷蔵庫、湯沸し、スリッパ、歯ブラシ、厚手のバスローブ、ティッシュ、フルーツ、傘、アイロン、文房具セット
備品（なし） 目覚まし時計、体重計、FAX
エアコン 風力、温度とも調整可能なタイプで、音も静かでした。よく冷えました。
ドライヤー Philips製で、温風・冷風、風力3段階の切替式でした。浴室の引き出し内に固定されており、その点はやや使いづらかったです。
浴室 浴室は大理石製で、独立型のシャワーブースがあります。バスタブにシャワーはなく、シャワーブース内のシャワーは固定式です。シャワーの水量は極めて豊富で温度も安定しており、大変快適でした。バスタブは浅めで背もたれの部分も狭いですが、幅は広く足は伸ばせます。
ネット接続 室内にLANケーブルがあります。料金は226.25ペソ／1時間、678.75ペソ／1日、3,393.75ペソ／1週間、10,181.25ペソ／1カ月（税込）でした。マジネット（Maginet）が運営しています。LANケーブルを接続しIEを立ち上げると、ホテルのウェブサイトが出てくる（日本語に変更可能）ので、料金等について「了承する」→利用規約「承諾する」→料金を選択し「有料で利用する」→返金等の規定「了承する」の順でつながります。通信速度は特に問題ありませんでした。
窓・眺望 窓は大きく視界を遮るものもないので、開放感があります。自分の部屋からは、正面に高級住宅街San Lorenzo Villageの緑が広がり、離陸、着陸する飛行機もよく見えました。
7 日本語／日本人 NHKが視聴できます。新聞は英字新聞でした（ウェブサイトには、リクエストベースで日本語の新聞を配布と記載されています）。室内の一部に日本語表示があります。日本人を数多く見かけました。
8 警備／鍵 厳重です。ホテル入口のセキュリティチェックは毎回きちんと行っています。タクシーの運転手はホテルの入口でIDの提示を求められます。また、メータータクシー乗車時には、No.の控えを渡してくれました。
9 食事 朝食 利用しませんでした。
ルームサービス （2008年6月）メニューには、約45分かかると記載されています。サンドウィッチとデザート、コーヒーを頼みましたが、途中で電話があり、頼んだデザートは品切れで、ティラミスとチーズケーキしかないとのことでした。味は普通でした。
レストラン 利用しませんでした。
10 スポーツ設備 プール 大人用と子供用があります。大人用はかなり大きいので、本格的に泳ぐことも可能です。デッキチェアとパラソルもたくさんあります。子供が遊んでいましたが、広々としているせいかあまり気にならず、のんびりできました。6時から23時まで利用できます。
ジム ジムはルームキーで入室するようになっており、24時間利用可能です。バーベルはありませんが、ダンベルが一通り揃っているほか、スミスマシン等のマシンも比較的充実しており、かなりのトレーニングができると思います。有酸素運動の各マシンにはテレビが付いており、NHKも視聴できました。
更衣室 あります。
その他 更衣室の中にドライサウナとスチームサウナがあります。
11 サービス チェックインは午前11時30分頃でしたが、すぐに部屋を割り当ててくれました。
チェックアウトは午後2時に延期してもらいました（「11.その他」参照）。
12 その他 （2008年6月）夜8時頃にローカルスタッフから「何かお困りのことはないですか（英語）」という電話がありました。翌日のフライトが22時なので、チェックアウト後もジム（更衣室）やプールを使えないか尋ねたところ、部屋は14時まで使用可、その後もプールとジムは利用可、との回答をもらいました。
（2005年7月）チェックインの約1時間後、流暢な日本語を話す女性ローカルスタッフから、「何かお困りのことはないですか？何でも聞いてください」という電話があり、感動しました。
13 総括 ホテルの設備のみを比較すると、Shangri-LaやPeninsulaよりも劣りますが特に問題があるというわけではありません。立地やサービスは申し分ない水準で、プールも素晴らしく、総合的な評価の極めて高いホテルだと思います。マニラのホテルの料金が急騰する中で、あまり料金が上がっていない点も評価できます。
ミニバー ベッド脇の端末
文房具セット 有料の水とお菓子
眺望1：San Lorenzo Village 眺望2：左奥がDusit Thani Manila
眺望3：グリーンベルト側 外観：前方はグリーンベルト
ルームサービス（2008年6月）
（左）Our Chef's Cobb Salad Tortilla Wrap 380ペソ＋（右）Tiramisu 205ペソ＋コーヒー130ペソ＋税サ22.8%＝878.02ペソ
ルームサービス:（2005年7月）（下記＋コーヒー120ペソ＋税サ＝約731ペソ）
（左）Teriyaki Glazed Lapu-Lapu on a Sesami Bun Shredded lettuce, tomatoes and onion with tartar sauce 340ペソ
（右）Halo Halo 210ペソ
2008年6月：ウェルカムフルーツ
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