ホテル宿泊記　マニラ09
  Diamond Hotel Philippines
　ダイヤモンド ホテル フィリピン
1 詳細情報のあるウェブサイト 当ホテル（英語）、トリップアドバイザー（口コミ）、agoda（最新のお客様コメント）、expedia（ゲストレビュー）、楽天トラベル（お客様の声）、4travel.jp（クチコミ）
2 宿泊時期／部屋タイプ／番号 2008年3月／Superior Room／ 820号室
2005年5月／Superior Room／2320号室
3 1泊料金／予約方法 2008年3月／US$98（税込、朝食なし）／ディスカバリーツアーで予約
2005年5月／US$80（税込、朝食なし）／現地Infoで予約
4 ホテル概要 1993年1月開業。客室数500。かつては日系のホテル（旧マニラダイヤモンドホテル）でしたが、日本のダイヤモンドホテルの倒産に伴って現地資本のホテルになったようです。小泉元首相や安倍元首相が訪比時に宿泊したこともあり、ロビーや室内は高級感を維持しています。2005年に宿泊したときはエレベーター等が老朽化している印象でしたが、2008年に宿泊した際にはエレベーターが改装されていました。
5 立地 マニラ市マラテ地区の中心部にあり、Hyatt からは徒歩1分です。当ホテルのサイトには国際空港からホテルまで9kmとありますが、ロハス大通りの渋滞状況により所要時間はかなり違ってきます。
徒歩圏内に一通りのものが揃っており、ホテルのすぐそばにミニストップがあります。コーヒーショップはミニストップの隣にあるFigaroが近くて便利です。ショッピングモールのロビンソンズプレイスまでは徒歩4分位です。
6 客室 概要 ウェブサイトによると、一番安いカテゴリーのSuperior Roomでも40平米の広さがあるようです。家具等は落ち着いた色合いで、部屋の造りはオーソドックスです。
ベッド ウェブサイトによると、1ベッドルームがキングサイズで 72" x 80"、 ツインルームのベッドは54" x 80"（クイーンサイズ）。マットも枕もやや柔らかめでした。
備品（あり） 無料のミネラルウォーター（500ml、補充あり、無料の表示はないが無料）、スリッパ、歯ブラシ、セイフティボックス、冷蔵庫、湯沸し、目覚まし時計（ただし、家具にはめ込まれていて、音量が小さく調整不可でした）、厚手のバスローブ、ティッシュ、ウェルカムフルーツ等
備品（なし） アイロン、傘、体重計、FAX等
エアコン 風力、温度とも調整可能なタイプで、音も静かでした。よく冷えました。
ドライヤー 温風のみで風力は2段階の切り替えがあるタイプでした。浴室内に固定されており、やや使いづらいです。
浴室 バスルームは豪華な印象があります。ただし、独立したシャワーブースはなく、バスタブのみでした。バスタブは浅いですが、大きさは十分にあり、ゆったりできます。バスタブのシャワーは固定式ですが、シャワーの向きは調整可能です。湯量、温度調整は特に問題のない水準でした。
ネット接続 室内にLANケーブルがあります。料金は225ペソ／1時間、675ペソ／1日（ともに税込）。マジネット（Maginet）が運営しています。LANケーブルを接続しIEを立ち上げると、ホテルのウェブサイトが出てくる（日本語に変更可能）ので、料金等について「了承する」→利用規約「承諾する」→料金を選択し「有料で利用する」→返金等の規定「了承する」の順でつながります。通信速度は特に問題ありませんでした。
窓・眺望 窓は大きめです。当ホテルはマニラ湾の眺望が素晴らしいことで有名ですが、マニラ湾に向かって左側の部屋（部屋番号が偶数）は、隣のビルに邪魔されるので期待したほど眺めがよくない場合もあります。眺望重視なら、右側がお薦めです。マニラ湾側の角部屋はワンランク上のカテゴリー（Palisade King, Bay view side）になります。
7 日本語／日本人 現地資本となった今も、日本語環境は大変充実しています。日本語チャンネルも多く（WINS、NHKBS1、BS2、その他1つ）、日本語の案内もあります。配られる新聞はまにら新聞です。マニラのホテルで１番日本人スタッフが多いそうで、１階の旅行会社Attic Toursのカウンターにも日本人スタッフが常駐。日本料理の有楽園もあります。
8 警備／鍵 警備は厳重です。入り口では荷物等のチェックをしています。犬も活躍しています。エレベーターが改装されており、部屋のカードを差し込まないと動かないシステムになっています。／鍵はカードキーでした。
9 食事 朝食 朝食は利用しませんでした。
ルームサービス 海老チャーハンは×、シーザーサラダ（グリルチキン）は○でした。このクラスのホテルだと食事をオーダーするとその他に頼まなくてもパンと水を持ってきてくれることが多いですが、当ホテルは食事のみでした。
レストラン ビュフェレストランPalm Court Cafeにはアラカルトメニューもあり、値段もそれほど高くはないので、気楽に利用できます。ただし、約3年ぶりに値段を見たら、ラザニア・パンシットカントンとも280→310ペソに値上がりしていました。
珈琲館も料金が高めで、パニーニと炭火コーヒーだけで1,600円近くかかりました。
10 スポーツ設備 プール 2008年1〜2月に改修を行い、敷地をタイル張りにしたそうです。プールには小さな滝があり、形もユニークなので、子供が遊ぶのにちょうどよい感じです。実際、大勢の家族連れがいて、静かにのんびり、という雰囲気はありませんでした。プール周辺には椅子とテーブルが多数置かれていますが、デッキチェアはほとんどありませんでした。
ジム あまり広くはありませんが、有酸素系のマシンのほか、バーベル、ダンベル、スミスマシン等があり、一通りのトレーニングはできる水準だと思います。
更衣室 あります。
その他 更衣室の奥に、ジャグジー、ドライサウナ、ミストサウナがありますが、これらは有料です（300ペソ）。
11 サービス チェックインは（午後12時30分）、チェックアウト（午前6時30分）は特に問題ありませんでした（2008.3）。
メータータクシーに乗る際には、必ずドライバーに行き先を告げ、しかもしっかりと車体番号をメモした紙を渡してくれるので、安心してメータータクシーが利用できました（2008.3）。
12 その他 全般的に従業員教育が行き届いている感じがしました（2008.3）。
滞在中に一度、1分程度の短い停電がありました(2008.3)。
部屋が煙草臭かったので禁煙ルームに変えてもらいました。同時に1ベッドルームへの変更をお願いしましたが、ツインしか空きがないとのことでした（2005.5）。
13 総括 至近距離で3つの高級ホテル（Hyatt、Diamond、Pan Pacific）が競合しています。それぞれ一長一短はありますが、室内の快適さと設備の充実度で選ぶならHyatt、日本語環境or眺望で選ぶならDiamond、その中間がPan Pacificというのが個人的な印象です。また、2005年当時と比較して今回は、サービスの水準が上がっているように感じました。最近はHyattの料金が高くなっており、当ホテルも料金相応の満足感は得られる気がします。
ドライヤー等 湯沸し、無料ミネラルウォーター、ミニバー
クローゼット内：バスローブ、セーフティボックス 眺望1：マニラ湾に向かって左側の部屋1
眺望2：マニラ湾に向かって左側の部屋2 眺望3：マニラ湾に向かって右側の部屋
プール1 プール2
　ルームサービス：
　　（左）シーザーサラダ（グリルチキン）195ペソ、えびチャーハン300ペソ＋税サ23.5%（2008年3月）
　　（右）Italian inspired Salad260ペソ、Beef fillet steak590ペソ、Fresh Mango Juice220ペソ＋税サ約116ペソ（2005年5月）
　レストランPalm Court Cafe：
　（左）Club Sandwich 280ペソ、Chef's Salad 250ペソ、Fresh Green Mango Juice 180ペソ＋税サ=約788ペソ （2005年3月）
　（右）Baked Lasagna 280ペソ（税サ別） （2005年10月）
　Palm Court Cafe：Pancit canton 280ペソ（左）、Leche Plan 200ペソ（右）＋Pineapple juice 200ペソ＋税サ＝約843ペソ （2006年5月）
　（左）レストラン珈琲館：スモークサーモンとマンゴーのパニーニ390ペソ、炭火コーヒー140ペソ＋税サ23.5% （2008年3月）
　（右）ウェルカムフルーツ
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