| ホテル宿泊記 クアラルンプール18 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Sunway Putra Hotel サンウェイ プトラ ホテル |
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| 1 | 詳細情報のあるウェブサイト | 当ホテル（英語）、トリップアドバイザー（口コミ）、agoda（クチコミ）、expedia（ゲストレビュー） | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2 | 宿泊時期／部屋タイプ／番号 | 2017年11月／デラックス／1614号室 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 3 | 1泊料金／予約方法 | 6,825円（＋税サ16.6%、朝食なし）／Hotels.comで即時予約。 （アプリの8%割引を適用し、実費は7,412円、別に朝食を1,058円で追加） |
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| 4 | ホテル概要 | 1993年にLegend Hotelとして開業。2011年にサンウェイグループ（Sunway Group）が同ホテル、ショッピングモール（The
Mall）、オフィスビルで構成されるPutra Placeを買収し、ホテル名とモール名を現在のサンウェイ・プトラに変更しました。買収後、グループではホテル・モールの改装を進めており、グループでは当ホテルを5☆と位置付けています（実際に宿泊した際の印象は4☆レベル）。客室数は650。 当ホテルを運営するサンウェイグループはマレーシアを代表する華人財閥のコングロマリットで、不動産、建設、小売、教育、病院経営、建材等の事業を幅広く手掛けています。ホテル事業では、「サンウェイ」ブランドのホテルをマレーシア（クアラルンプール、ペナン、イポー）、カンボジア、ベトナムに展開しています。 |
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| 5 | 立地 | 当ホテルは、クアラルンプールの中心部から見て北西方向に位置しています。当ホテルの建物はサンウェイ・プトラ・モールと一体化しているほか、近隣には国際展示場のプトラ・ワールド・トレード・センター（PWTC：Putra World Trade Centre）もあり、大規模開発地区のような雰囲気です。また、モールの中には、カフェ、レストラン、フードコート、スーパーマーケット、コンビニ、ドラッグストア等が一通り揃っており、ちょっとした用事はすべてモール内で済ますことが可能です。一方、当ホテルの近くを流れるコンパック川を超えると下町エリアのチョウキット（Chow Kit）ですが、ホテルの周辺に限ってみると庶民的な雰囲気はありません。 当ホテルの最寄り駅はLRTスリペタリン線・アンパン線のPWTC駅で、同駅とモールの2階が直結しているので、ホテルから雨にぬれずに駅まで行くことができます（所要時間3分程度）。一方、KTMコミューターのプトラ駅も徒歩6～7分の距離ですが、ホテルから同駅まではモールを端から端まで歩いた後、大通りを横切って屋外を歩くので、かなり暑くハードだと思います。 クアラルンプール国際空港（klia2）から当ホテルまではクーポンタクシーを利用しましたが、所要時間は約1時間、料金はRM84.3でした。ホテルから空港に行くのは、KLセントラル駅まで行き、そこからKLIAエクスプレスを使うのが時間の面からは無難です。自分はKLセントラル駅までLRTを乗り継いで行ってみましたが、マスジットジャメ駅での乗り換えがかなり大変なので（階段しかない所があります）、大きな荷物がある場合はタクシーのほうが無難です。 |
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概要 | ホテルの客室には安いほうから順に、①Superior（28㎡）、②Deluxe（40㎡）、③Club（40㎡）、④Family（48㎡）、⑤Junior Suite（48㎡）、⑥Classic Suite（72㎡）、⑦Club Suite（72㎡）、⑧2 Bedroom classic Suite（114㎡）、⑨Classic Premier Suite（108㎡）があります。③⑦⑨にはクラブラウンジの利用特典が付くと、当ホテルのウェブサイトに記載されています（⑤⑥⑧は不明）。 自分が利用したDeluxeは40㎡の広さがある（しかもバスタブがない：後述）ので、大変ゆったりとしており、キングサイズのベッド、大型ライティングデスク、大きめのソファ、テーブル等が余裕をもって配置されていました。室内は改装しているものの古さが感じられるほか、床はブルー系のカーペットでゴミが目立ちやすく、その他の所も掃除が雑な時もあり、清潔感は高くない印象を受けました（不潔というわけではない）。当ホテルは一応5☆とされていますが、あまり高級感はなく、どことなく安っぽいような、値段相応の雰囲気でした。 デスクワークの面では、十分な環境が整備されていました。ライティングデスクは十分な大きさがあり、後ろに棚があるので小物を置くことができました（ただし、椅子と棚との間隔が狭い）。椅子は高さの調節ができるタイプでした。コンセントはデスクの横に3、寝室の壁に2、クローゼット内1、計6の空きがありました（日本のプラグがそのまま利用できるのは1）が、ベッドの傍にないのは不便でした。AV機器については、Panasonic製の液晶テレビがあるだけでした。寝室の照明は、一部を除きベッド脇で点灯・消灯することができました。 洋服等の収納は、ウォークインクローゼットのようなスペースとスーツケースを広げたまま利用できる台があるほか、引き出しや棚が多数あり、十分なスペースが確保されていました。 |
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| ベッド | 1ベッドルームのベッドはキングサイズ。枕はフカフカ、マット（パッド）は程よい弾力があって快適でしたが、掛布団が薄い点は残念でした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 備品（あり） | 無料ミネラルウォーター（中、補充あり）、歯ブラシ、スリッパ、冷蔵庫（空）、湯沸し、セーフティボックス、ティッシュ、アイロン、体重計、懐中電灯 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 備品（なし） | バスローブ、目覚まし時計、DVDプレーヤー、iPhone/iPodドッキングステーション、フルーツ、傘 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| エアコン | 温度・風力の調整ができるタイプでした。音は静かで、弱風でもよく冷えましたが、逆に強風にしてもあまり風力が強くならない気がしました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ドライヤー | 特にブランドの記載がないドライヤーで、温風のみですが強風･弱風の切替があり、強風にすると十分な風力がありました。洗面室の壁に固定されていて、コードも短めだったので、その点では使い難さがありました。。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 浴室 | デラックスルームの浴室にバスタブはありませんでした（2014年の改装でバスタブを撤去したもよう）。40㎡の広さがある客室でバスタブがないというのは、無駄なスペースの使い方をしているように思えました。 シャワーブースは広々としていて、腰かける台や小物を置くスペースもあり、使いやすかったです。シャワーブースにはレインシャワーとハンドシャワーがありました。双方とも水圧は快適な水準で、お湯の温度も安定していました。シャワーを使うと外の床が濡れるといったこともなく、概ね良好な環境でした。ただし、ハンドシャワーとレインシャワーの切替時にお湯の温度調整が必要な点と、レインシャワーのお湯が分散してあまり快適な感じがしなかった点は残念でした。 また、トイレには東南アジアのホテルでは定番のホース式の洗浄便座機能がありました。 |
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| ネット接続 | LANケーブルは室内にはなく、有線でのサービスについては詳細不明。WiFiは無料で利用できます。パスワードは不要（セキュリティ保護されていない）で、SunwayHotelのネットワークを選択するとすぐ繋がりました。通信速度は極めて快適なレベルでした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 窓・眺望 | 窓は大きく取られていて、窓の外にはベランダがありました。眺望は部屋の向きによってかなり違うと思いますが、1614号室はべランダの先に高層ビルがあり、室内からだとあまり眺望はよくありませんでした。一方、ベランダに出ると、左にはペトロナスツインタワー、中央にはKLタワーが遠くに見え、手前にはLRTが走っていて、クアラルンプールらしい眺望が堪能できました。また、眼下には当ホテルのプールも見えました。ただし、ベランダに椅子等の設備はなく、あまり清潔感もないので、窓の外に出て眺望を見る以外、意味のないベランダでした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 7 | 日本語／日本人 | NHKは日本語放送が視聴できました（ただし画像が不鮮明）。その他はほぼすべて英語になります。室内に日本語の案内はありませんでした。 客層はマレー系が圧倒的に多く、中東系、インド系も見かけましたが、中華系、欧米系はかなり少数派でした。日本人も少数派でしたが、ロビー等で何組か見かけました。 |
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| 8 | 警備／鍵 | 鍵は電子カードキー式です。エレベーターはカードをセンサーに当ててから行先階を押すタイプで、自分が宿泊している階にしか行けない仕組みになっていました。ホテルの1階入口や9階のロビー周辺にはスタッフがいますが、警備等は特に行われていません。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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朝食 | レストラン「Coffee House」の朝食ビュフェを利用しました。あまり高級感はなく、特筆すべき料理はないものの、一通りのメニューが揃っていました。 ハム・チーズ類、各種惣菜（マレー系=ナシレマ等、インド系＝カレー、中華系＝お粥・点心、炒飯等、西洋系）、パン・デニッシュ類、野菜、フルーツ類、ヨーグルト、ジュース等が一通りありました。また、卵料理のコーナーがあり、オムレツ等がオーダーできましたが、オムレツはかなり小さいものが出てきました。麺コーナー、コーヒーはセルフサービスでした。一部のジュースも薄くてあまり美味しくありませんでした。 なお、朝食時は座席への案内がないので自分で座席を探す必要があるのですが、セッティングができていないテーブルが多く、レストラン内をうろうろさせられました。スタッフは利用客が大勢いてもテキパキと作業をこなす感覚はなく、ゆったりと動いていて、混雑時には少しイラっとしてしまいました。 |
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| ルームサービス | 利用しませんでした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| レストラン | 利用しませんでした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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プール | プールは25ｍの長さがあり、水の透明度は保たれていて、しっかり泳ぐことができると思います。また、子供用プールとジャグジーが併設されています。プールの先にはKLタワーやツインタワーが小さく見えました。プールサイドにはデッキチェア等がありゆっくりくつろげる雰囲気ですが、日当たりがよいのに日除け（パラソル等）の設備がない点には注意が必要です。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ジム | ジムは24時間利用可能になっていました。設備としては、入口から順に、有酸素運動用マシン（個別テレビなし）6台（うち1台は故障中）、筋トレ用マシン7台（大半は一種目のエクササイズのみ可能なタイプ）があり、その奥に進んでいくと、ベンチプレス・スミスマシン・バーベル・角度調節が可能なベンチ、5-50ポンド（2.3-22.7kg）までのダンベル、バランスボール、ヨガマットが置かれていました。一般のジムには及びませんが、ホテルのジムとしては充実しており、様々なトレーニングが十分にできるレベルだと思います。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 更衣室 | あります。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| その他 | 更衣室の中にサウナがありました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 11 | サービス | 昼12:30頃にチェックインをお願いしたところ、まだ空室がないのでチェックイン時刻の15時以降でないと無理と言われました。チェックイン時刻前なのは承知しているが、15時より少しでも早く入室できないかと粘ってみたところ、追加料金を払ってクラブルームに移行するなら今すぐ入室できると言われました。ただ、追加料金がかなり割高な設定だった（正確には覚えていませんが、最初からクラブルームを予約するより高くなる）ので、断念しました。これほど大きなホテルで1室も空室がないというのは疑わしく、チェックインの時点で印象がかなり悪化しました。さらに、15時を過ぎて入室した部屋には、タオルがバスタオル1枚しか置かれておらず、清掃のスタッフにタオルをもらいにいくことになりました。 チェックアウト（11:30am）は問題なく終わりました。ただし、昨年の9月から観光税が導入されており、チェックアウト時に1泊当たりMYR10を徴収されました（クレジットカード利用可）。 3泊中に1日だけ、15時を過ぎても部屋の清掃が終わっていないことがあり、電話をかけてお願いしたら約20分後にスタッフがやってきました。また、3泊中に1日だけ、ターンダウンサービス（＋窓拭きと掃除機かけ）がありました。よくわからないサービスでした。 |
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| 12 | その他 | 古いホテルのせいか、窓の防音ができておらず、16階の部屋でも電車の音、お祈りの声（？）、音楽、プールで子供が騒ぐ声等が筒抜けのように聞こえてきて、深夜を除きうるさく感じました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 13 | 総括 | 立地はよいのですが、ホテル内（客室、朝食会場）はあまり快適とはいえず、サービスの質もそれほど高いとは感じませんでした。料金が安いのでそれほど期待していなければ腹は立たないと思いますが、5☆を期待していくと失望する可能性が高く、注意が必要です。チェックインの柔軟性や朝食等を踏まえると、クラブルームを予約すべきだったと後悔しました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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