ホテル宿泊記　クアラルンプール02
  Westin Kuala Lumpur
　ウェスティン クアラルンプール
1 詳細情報のあるウェブサイト 当ホテル（日本語）、トリップアドバイザー（口コミ）、expedia（ゲストレビュー）、agoda（くちコミ）、4travel.jp（クチコミ）、World Travelog.net（宿泊記）
2 宿泊時期／部屋タイプ／番号 2009年10月／デラックス シティビュー／2205号室
3 1泊料金／予約方法 MYR465（＋税サ15%、朝食付）／JTBで予約（当ホテルでのネットでの直接予約と同一料金）
4 ホテル概要 2003年開業。客室数443。ウェスティンは2005年に創業75周年を迎えた米系ブランドで、1998年からスターウッドホテルグループに属しています。ウェスティンは1999年から導入されているヘブンリーベッド（羽毛布団、5つの枕、ピロートップマットレスの組み合わせ）で有名です。
5 立地 ホテルの目の前に巨大ショッピングモールのパビリオンがあり、買い物や食事には大変便利な立地です。最寄駅はモノレールのブキッ・ビンタン駅ですが、人通りが多いこともあり、ホテルからは10分程度歩くことになると思います。
コンビニは、ホテルから徒歩数分の距離に（KLプラザの脇の道沿いに）セブンイレブンがあります。
朝の渋滞がない時間帯だと、KL国際空港までの所要時間は車で1時間以内でした。
6 客室 概要 一番安いデラックスルームでも42 m²の広さがあり、室内は広々としています。掃除が不十分な部分（デスクの脇の延長可能部分がベタベタしていた）はありましたが、室内は概ね清潔でした。カーペットは落ち着いた色合いですが、家具等は黒が基調となっており、室内はモダンな印象です。
デスクはかなり大きめで、また、デスクの横にキャスター・引き出し付きの脇机があり便利です。ただ、自分の部屋の脇机は（床に傾斜があるせいか？）引き出しが勝手に飛び出してくるので、その点はマイナスでした。
機能性の面では最新のホテルと比較すると見劣りがします。特に室内が広い割に、エアコンや照明等が1カ所でコントロールできない点は不便でした。また、テレビはブラウン管タイプで、DVDプレーヤーやiPodスピーカー等もありません。
洋服等の収納は、クローゼットのほか、テレビの下の引き出しがあり、一定のスペースは確保されています。
ベッド 2ベッドルームのベッドはセミダブルサイズ。最近は様々なホテルがベッドや枕の快適性を追求していますが、やはりWestinのHeavenly Bedには他のホテルと異なる快適さが感じられました。掛け布団の重さと敷き布団の弾力性のコンビネーションが抜群だと思います。
備品（あり） 無料飲料水（350mi×2、有料の飲料水が洗面スペースに置かれ、無料の飲料水はミニバーの棚の奥に置かれており紛らわしい）、スリッパ、冷蔵庫、湯沸し、セーフティボックス、バスローブ、目覚まし時計、体重計、ティッシュ、アイロン
備品（なし） 歯ブラシ、フルーツ、傘、FAX
エアコン 温度・風力の調整が可能な端末があります。音はそれほど気にならない大きさでした。
ドライヤー 温風・強風、温風・弱風、冷風・強風の3段階の切り替えがありました。浴室の引き出しに固定されているうえ、自分の部屋のドライヤーはコードの接触が悪いのか何度も風が出なくなることがあり、やや不便でした。
浴室 浴室は広々としており、バスタブと独立型のシャワーブースがあります。バスタブにはハンドシャワーがありました。バスタブは深め、長め、幅広で清潔感も維持されており、足を十分に伸ばしてリラックスできると思います。シャワーブースも十分な広さがあり、ハンドシャワーと固定式シャワーがありました。シャワーブースの湯量は程よい強さで、お湯の温度も安定していました。
ネット接続 室内にLANケーブルがあります。料金はRM34／1時間（税込）、RM68／1日（1週間、1カ月の設定あり）
LANケーブルを接続しIEを立ち上げると当ホテルの日本語のページが出てきます。画面の指示に従っていくと英語ページになりますが、料金選択、OK等を何度かクリックしていくと繋がります。通信速度は問題のない水準でした。
窓・眺望 窓は大きく取られており、開放感があります。シティビューとツインタワー（ビュー）の2種類の客室があり、後者のほうがRM50（+税サ15%）だけ料金が高く設定されていました。自分が宿泊したシティビューの場合、正面にリッツカールトンの高層サービスアパートメント、右側にJWマリオットの高層ビルがあるので抜群の眺望というわけにはいきません。
7 日本語／日本人 テレビはNHK（日本語）が視聴できます。室内に日本語等の案内はほとんどなく、日本人にとって至れり尽くせりといった感じはありません。客室に配られる新聞も現地の英字新聞でした。客層は幅広く、欧米系、マレー系、中東系、インド系など多国籍でした。日本人もちらほらと見かけました。
8 警備／鍵 鍵はカード式です。エレベーターはカードを差し込まないと動かないシステムになっています。ロビー周辺にスタッフはいますが、あまり厳重な警備が行われている印象はありません。
9 食事 朝食 レストラン「リビングルーム」でビュフェ形式の朝食を利用しました。レストランの構造が複雑なため、最初はどこに何があるのかわかりにくく、まずは一回りすることをお薦めします。
エッグステーション、ヌードルステーション、パンケーキ・ワッフル等のステーションがあるほか、日本食、中華、インド料理等、多様な客層を反映した内容になっています。一般的な惣菜類は少なめでしたが、パン、ヨーグルト、フルーツのコーナーは高級デリカテッセンのような構造になっており、品数の多さにも目を見張るものがあります。ジュースの種類も多く、新しい感覚で朝食を楽しめると思います。
ルームサービス 利用しませんでした。
レストラン 利用しませんでした。
10 スポーツ設備 プール プールは改修工事中のため利用できませんでした。
工事期間中は隣のJWマリオットのプールを利用できるとのことでした。
ジム ジムは個別テレビが付いた最新の有酸素運動用マシン、ダンベル、スミスマシンがあるほか、筋トレ用のマシンも多くの種類があり、ある程度のトレーニングが可能な水準です。
更衣室 あります。
その他 更衣室の中にドライサウナがあります。
11 サービス チェックイン、チェックアウトは問題なく終わりました。
ターンダウンサービスはありません。
12 その他 ミニバーの菓子類の中に、コンドーム（販売用）が置いてありました。
13 総括 Heavenly Bedと朝食には感動しましたが、ホテル自体はややくたびれてきている部分もあり、期待しすぎると裏切られるかもしれません。ただ、クアラルンプールは他都市と比較するとホテルの料金が安いので、当ホテルも料金を考慮すれば満足できるレベルだと思います。
バスタブ シャワーブース内のハンドシャワーと固定式シャワー
クローゼット内上：アイロン、バスローブ等 ベッドの間にあるテーブル
湯沸し、有料のお菓子等 無料のお茶等
ミニバー 眺望1
眺望2：向かいのリッツカールトン レストラン「リビングルーム」の朝食1
レストラン「リビングルーム」の朝食2 レストラン「リビングルーム」の朝食3
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