ホテル宿泊記 高雄18
  頭等艙飯店 高雄‧站前館‎ / エアライン・イン高雄駅前館
 Airline Inn - Kaohsiung Station‎
1 詳細情報のあるウェブサイト 当ホテル(日本語)トリップアドバイザー(口コミ)agoda(クチコミ)expedia(ゲストレビュー)楽天トラベル(お客様の声)
2 宿泊時期/部屋タイプ/番号 2017年10月/デラックスダブル/903号室
3 1泊料金/予約方法 7,804円(税サ込、朝食付)/Hotels.comで即時予約
(土曜8.474円+日曜6,391円+税サ15%。このうち10%を割引クーポンで相殺)
4 ホテル概要 2016年12月開業、客室134。
エアライン・インは、「飛行機内の空間」をイメージした客室が特徴のビジネスホテルです。2017年10月時点では、当ホテルの他、台北、台中にもエアライン・インのホテルがあります。
当ホテルを展開する「李方酒店管理集團」(Leefang Group)は現地資本のホテル会社ですが、元々は会計士事務所を運営していたそうです。近年は多様なブランドのホテルを展開しており、当グループのホテルにはエアライン・インの他、皇家季節酒店(ロイヤルシーズンズホテル:台北、北投、台中)、太空艙(スペースイン:台北)、高雄中央公園英迪格酒店(ホテルインディゴ高雄セントラルパーク)があります。
5 立地 当ホテルは在来線の高雄駅前にあり、ホテル前の横断歩道を渡って直進すると高雄駅の敷地になります。MRTの高雄駅の入口も在来線の駅に隣接しています。ただし、駅は広く双方とも駅の入口からホームまでかなり歩きます。
高雄駅の周辺は寂れた印象で、古い建物が多いですが、有名な六合夜市までは徒歩圏内です。コンビニはホテル前の大通り(建國三路)を挟んで左斜め前にセブンイレブンがありました。スタバ等の欧米系カフェはありませんが、モスバーガー、マクドナルド、KFC、サブウェイ、吉野家といったファーストフードはありました。
6 概要 客室には、スタンダードダブル(17㎡、窓なし)、スタンダードツイン(20㎡、窓なし)、エリートダブル(17㎡)、デラックスダブル(20㎡)、デラックスツイン(20㎡)、デラックスファミリー(28㎡、4人用)、アクセシブルダブル(26㎡)があります。
自分が利用したデラックスダブルは20㎡なので広くはありませんが、ワーキングデスクがない(小さなテーブルはある)うえ、スペースの無駄が生じないような構造になっていて(入口のすぐ右に洗面台、テレビは窓に沿って置かれている、壁面を利用したソファがある等)、窮屈な感じはしませんでした。室内の木製家具やカーペット等に高級感はありませんでしたが、落ち着いた色合いで統一されており、あまり安っぽい感じもありませんでした。また、まだ新しいので、清潔感も保たれていました。
デスクワークの環境としては、ワーキングデスクがないので、小テーブルを使って作業することになりますが、パソコン等の作業はテーブルが低すぎてやり難かったです。一方で、テーブル周辺に物を置くスペースは確保されていたので、その点は便利でした。また、コンセントはテーブルの近くに1、ベッド脇に1、洗面スペースの周辺に2、計4カ所の空きがありました。AV機器としては、Tatungというブランドの液晶大型テレビがあるだけでした。浴室を除く室内の照明は、ベッド脇のスイッチでまとめて調整できるようになっていました。収納スペースは、洋服をハンガーで掛けられるスペースが付いた収納家具と、ソファ等の下に大きめの引き出しがありました。一方で、バゲッジラックやスーツケース置き場はなく、ソファの上で開けたままにするか、中身をすべて取り出して使うか、どちらかになると思います。
ベッド 当ホテルのベッドの大きさは、ツインルームが90cm×200cm、その他が150cm×200cmとなっていました。ダブルルームに2人だと、狭く感じるかもしれません。マット、枕、掛け布団は標準的な仕様で、あまり高級感はありませんでしたが、快適に眠れました。
備品(あり) 無料飲料水(中×2本、補充あり)、セーフティボックス、冷蔵庫(空)、湯沸し、スリッパ(使い捨てタイプですが、薄くてすぐに破れます)、歯ブラシ、ティッシュ、体重計
備品(なし) バスローブ、フルーツ、目覚まし時計、DVDプレーヤー、iPod/iPhoneドッキングステーション、傘
エアコン 風力、温度とも調整可能なタイプでした(暖房はなし)。音は強風にしない限り気にならないレベルで、よく冷えました。
ドライヤー 達新牌というブランドの中国製で、冷風はなく、温風の風力に強弱の切替がありました。温風強にすると、ある程度の風力がありました。また、浴室等の壁には固定されておらず、コードも十分な長さがあったので、特に支障なく使うことができました。
浴室 浴室にバスタブはなく、シャワーブースのみでした。シャワーブースと寝室の間は曇りガラスで仕切られているので、2人で部屋を利用する場合は、シャワー利用時のシルエットが気になるかもしれません。
シャワーは、シャワーヘッドを調整するとお湯の出し方を変えることができるハンドシャワーに加え、レインシャワーがありました。水圧は十分な強さがあり、お湯の温度も安定していて、快適に利用できました。また、シャワーブース内は広々としており、小物を置く場所もありました。シャンプー、コンディショナーとボディソープは据付型でした。
また、トイレにはTOTO製のウォシュレット(日本と同じタイプ)が付いていて、とても快適に使用できました。
ネット接続 室内にLANケーブルはありません(有線接続の可否等の詳細は不明)。WiFiは無料で利用できました。パスワードはチェックインの際に教えてもらえます。ただし、接続が極めて不安定で、利用している最中に接続が終了したり、再接続の際に「パスワードが違う」とのメッセージがでてきたりしました。また、通信速度もストレスが溜まる水準でした。
窓・眺望 当ホテルには窓なしの部屋があるほか、窓のある部屋も眺望は階や部屋の向きによってかなり変わります。自分が利用したデラックスダブルの903号室には大きな窓がありました。903号室は大通り(建國三路)に面した角部屋だったので、右半分に高雄駅とその手前のバスステーションがよく見えました。左側は大通りの向かいの高層ビルが見えるだけでした。
7 日本語/日本人 テレビの日本語放送は、NHKワールドプレミアム(日本語)と「緯來日本」という日本の番組を放映しているチャンネルが視聴できました。受付のスタッフに一人、日本語で対応してくれる男性がいました。室内の案内には日本語の表示がありました。
客層は、中華系が大半(国籍不明ですが、マナーの悪い本土の団体客は見かけず)でしたが、日本人も少し見かけました。
8 警備/鍵 鍵はカード式(要返却)でした。エレベーターはエントランスのすぐ右側にあり(受付前を通る必要なし)、警備の機能もなかったので、誰でも客室の前まで行けるような感じでした。
9 朝食 地下1階の朝食会場でビュフェを利用しました。宿泊料金を踏まえると、とても充実した内容だと感じました。一般的な朝食のメニューが一通り揃っていて、惣菜、サラダ、生野菜、ハム・チーズ、スープ、お粥、卵料理、パン、シリアル、フルーツ、台湾風朝食等がありました。格別美味しいというわけではないですが、どれもきちんと作られている感じで、盛り付けも丁寧でした。一方、定番メニューの中ではヨーグルトがなく、ジュースも果汁100%ではありませんでした。
サービス面では、離席中に他の人が座席を横取りしないよう、各テーブルに、食事中であることを示す札が用意されていました(食事が終わったら札を裏返すシステム)。また、ホテルのチェックインの際に、日曜日は朝食会場が混雑するので、どの時間帯で利用するのか(7:00~8:00、8:00~9:00、9:00~10:00の中から選択)、あらかじめ教えてほしいと言われました。なお、日本食はありませんでしたが、自分が朝食会場で部屋番号を伝えた際に日本人だとわかると、「納豆は準備しますか?」と聞かれました。
ルームサービス なし。
レストラン なし。
10 スポーツ設備 なし。
11 サービス チェックインは13時30分頃でしたが、すぐに入室できました。
チェックアウト(午前8時)もすぐに終わりました。
無料のランドリーがあり、洗濯機、乾燥機が各2台、アイロン設備がありました。洗剤はありませんでした。
ロビーの奥にラウンジのような設備があり、コーヒーやお茶等が無料で飲めるようになっていました。また、ラウンジの入口のところに、荷物の重量の計測器が置いてありました。
12 その他 特になし。
13 総括 Wifiの状態がよくないことを除くと、概ね快適な滞在でした。立地もよく、料金もかなり割安な設定になっているので、人気が高いのも当然だと思います。WiFiルーターをレンタル等で用意できる人なら、満足度が高いホテルになると思います。
浴室:左にシャワーブース、中央に洗面台、右にトイレ トイレはTOTOのウォシュレット(日本と同じタイプ)
シャワーブース1:数字の「9」に見える(左下)のは小物置き場 シャワーブース2:スペースは広々
歯磨き、髭剃り等  セーフティボックス、スリッパ(薄過ぎ)、体重計等
湯沸し、無料飲料水等 冷蔵庫
眺望1 眺望2:中央が高雄駅、右手前がバスステーション
外観1:中央の建物が当ホテル 外観2:エントランス
エントランス近くのスペース  フロントの奥にあるラウンジのようなスペース
1Fの飲料コーナー(無料) 荷物の重量の計測器
無料のランドリー WiFiの速度計測結果
朝食1 朝食2
(左上、右上、左横)
朝食3, 4, 5
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