ホテル宿泊記 高雄10
  大益商旅 / Tホテル 高雄
 T Hotel Kaohsiung
1 詳細情報のあるウェブサイト 当ホテル(中国語、日本語もあり)トリップアドバイザー(口コミ)expedia(ゲストレビュー)agoda(くちコミ)
2 宿泊時期/部屋タイプ/番号 2010年11月/Classic Business Room(經典商務房)/402号室
3 1泊料金/予約方法 5,857円(税サ込、朝食付)/Hotel Clubのウェブサイトで即時予約
予約時にUS$6(510円)をHotel Clubに支払い、ホテルチェックインの際にTW$1,918(5,327円)を支払い
4 ホテル概要 ウェブサイト等には簡単な情報しか記載されておらず、詳しいことはわかりませんが、比較的新しいビジネスホテルです。建物は7階建てで、1階以外の6フロアが客室となっており、全体の客室数は40前後です。
5 立地 高雄の中心部、MRT2線が交差する美麗島駅の2番出口(地上)から徒歩3分という便利な立地です。ただし、美麗島駅及び当ホテルの周辺にファーストフードやコーヒーショップ、デパート等はなく、隣の中央公園駅(当ホテルから徒歩圏内)、その次の三多商圏駅周辺のほうが発展しています。コンビニは、当ホテルから徒歩1〜2分圏内にOK Martがあります。このほか、六合夜市も徒歩圏内です。
なお、当ホテルのウェブサイトには、タクシーで高速鉄道の左營駅からは約30分・NT$350、高雄小港国際空港から約20分・NT$300と記載されています。
6 客室 概要 Classic Business Room(經典商務房)は下から3番目のカテゴリーの部屋で、わりと広々としていました。キングサイズのベッド、大き目のソファ、デスク、ドレッサーが置かれていても、スペースには余裕がありました。高級感はありませんが、室内はまだ新しく清潔で、清掃もきちんと行われていました。
デスクにはデスクトップコンピュータがあり、パソコンを持参しない人には便利かもしれません(日本語環境での利用が可能かどうかは不明)。逆に、自分のパソコンを使いたい人にはデスクトップのディスプレイが邪魔になります。デスクに引き出しはありませんが、デスクの横にドレッサー等があるので、小物を置くスペースは確保できました。機能面では、37インチの薄型テレビとiPod用ドッキングステーションがあるほか、ベッド脇の端末でテレビと照明の調整ができました。洋服等の収納には、細めのクローゼットがあります。また、荷物置き用と思われる台もありました。スーツケース広げて使うには小さすぎますが、スーツケースを広げるスペースは十分にあります。
ベッド Classic Business Room(經典商務房)のベッドはキングサイズでした。台湾の安いホテルはマットがかなり硬いところが多いですが、このホテルは程よい硬さで快適でした。
備品(あり) 無料飲料水(600ml×2本)、冷蔵庫(空)、RO浄水機能付きの飲料用給湯設備(95℃の熱湯がすぐにでてきます)、スリッパ(かなり薄め)、歯ブラシ、ティッシュ、コンドーム
備品(なし) セーフティボックス、フェイスタオル(タオルはバスタオル×2とハンドタオル×3)、湯沸し、フルーツ、バスローブ、アイロン、体重計、傘、FAX
エアコン 風力、温度とも調整可能なタイプでした。音は気になりませんでした。
ドライヤー 温度のみ2段階の切り替えがありました。壁に固定されていましたが横に鏡があり、風力も十分だったので、問題なく使えました。
浴室 浴室には全室、バスタブと独立型のシャワーブースがあるようです。Classic Business Room(經典商務房)は浴室の設備が充実しています。バスタブは深さ、横幅とも十分にあり、マッサージ機能がついているのでとても快適でした。バスタブにはシャワーはありませんが、シャワーブースのシャワーには、レインシャワー、ハンドシャワー、ボディシャワーがあり、こちらも快適でした。お湯の温度と湯量はやや不安定でしたが、お湯は十分にでてきたので特に支障はありませんでした。なお、浴室の窓にブラインドがありますが、ブラインドを上げても眺めは悪く逆に外から丸見えになるので、利用価値はないと思います。
なお、当ホテルのウェブサイトによると、洗面設備はRO浄水機能付きとのことです。
ネット接続 室内にLANケーブルはありませんが、受付で貸してもらえます。接続料金は無料です。LANケーブルをパソコンに挿入すると、自動的に接続しました。通信速度は遅めで、ウィルスソフトの更新等にかなりの時間がかかりました。(部屋に備え付けのデスクトップパソコンは使用していないので不明)
窓・眺望 窓は小さく、自分の部屋からは隣の古いビルが見えるだけでしたが、大同一路を挟んでいるのであまり圧迫感はありませんでした。一番安いクラスの部屋の場合、隣のビルの壁が見えるだけの部屋も多いと思います。
7 日本語/日本人 100前後のチャンネルがあるCATVの中で、NHK(日本語)が視聴できる(チャンネル106)ほか、日本の番組がいくつか放映されていました。このほか、受付でも簡単な日本語が通じました。ただし、ウェブサイトや室内の案内はすべて中国語のみとなっています(英語もなし)。
8 警備/鍵 警備等は特に行われていません。鍵は旧式で、外出するときはフロントに預けます。小さなホテルなので、入口の真正面にフロントがあり、宿泊者以外の入館者はすぐにわかると思います。(エレベーターを降りるとフロントの反対側にも出入り口があり、そこを使うとフロントの前を通らずに出入りできますが、24時間利用できるかは不明)。
9 食事 朝食 簡単なビュフェ形式の朝食があります。このクラスのホテルにしては充実しており、サンドウィッチ・トースト等のパン類、サラダ、フルーツ、卵とハム、台湾系の小皿等がありました。
ルームサービス なし
レストラン なし
10 スポーツ設備 なし
11 サービス チェックイン、チェックアウトはすぐに終わりました。チェックイン時に宿泊料金を支払うシステムでした(Amexのクレジットカードは使えません。VISA、Master等は使用可能)。午前11時30分にチェックアウトの確認の電話がありました。
12 その他 外の車の音は聞こえませんが、廊下での人の話し声や従業員の作業の音がかなり響きました。
台湾のビジネスホテルはラブホテルと兼用で使用されていることが多く、当ホテルでも備品の中にコンドームがありました。また、ベッド脇のテレビのリモコンには「成人」のボタンがあり、押すとアダルトビデオがでてきます。
13 総括 欲を言えばセーフティボックスとテーブルを付けてもらいたいところですが、料金、立地、新しさ、清潔感、充実した浴室等から総合的に判断して、大変お得なホテルだと思います。高雄ではほぼ同程度の価格で以前に京城大飯店を利用しましたが、こちらのホテルのほうが快適だと思います。ホテルでは寝るだけなのでコストは抑えたいが便利で綺麗なホテルがいい、という人にお勧めします。
RO浄水機能付きの飲料用給湯設備 コンドーム
テレビと証明用のリモコン:中国語表記のみ iPod用ドッキングステーション
(左上)
眺望

(右上)
外観:中央の白い建物が当ホテル

(左横)
朝食
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