| ホテル宿泊記 新竹01 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 新竹英迪格酒店 ／ ホテルインディゴ新竹サイエンスパーク Hotel Indigo Hsinchu Science Park |
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| 1 | 詳細情報のあるウェブサイト | 当ホテル（一部日本語）、トリップアドバイザー（口コミ）、agoda（クチコミ）、expedia（口コミ） | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2 | 宿泊時期／部屋タイプ／番号 | 2018年12月／Superior Room／816号室 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 3 | 1泊料金／予約方法 | NT$4,038（＋税サ15.5%、朝食なしで予約→チェックイン時に年末のスペシャルサービスとして朝食を無料で提供するとの案内あり）=実費約17,700円／IHGのアプリで即時予約。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 4 | ホテル概要 | 2018年9月開業、客室数140。当ホテルの建物は、美麗信（ミラマー）グループが「新竹美麗信酒店（ミラマーホテル新竹）」の名称で2013年から17年まで運営していましたが、この土地を保有し不動産投資を手掛ける子楽投資というファンドが建物を買い戻し、改装を経て新たに開業しました。ホテルの運営は「ホテルインディゴ」ブランドを有する英国インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ（IHG）が担っています。 「ホテルインディゴ」は2004年に誕生したグローバルなブティックホテルブランドで、台湾では高雄に一号店があり、当ホテルは二号店となります。デザイン、食事、アメニティ、サービス等に各々の土地の特色や魅力をふんだんに取り入れ、二つとないホテルであることが特徴です。当ホテルも、館内に入ると正面にバーがあるなど、特に1階のエントランス周辺がとてもユニークな構造となっていました。 |
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| 5 | 立地 | 当ホテルは、新竹市東区にあります。在来線の新竹駅と高速鉄道の新竹駅の中間あたりに位置しており、ホテル名の通り、台湾のシリコンバレーと呼ばれる新竹科学工業園区へは車で数分の距離です。また、高速道路（中山高速公路）へのアクセスも良好です。一方で、当ホテルの徒歩圏内に鉄道の駅はなく、目の前の大通り（公道五路）はバスの路線も限られます。このため、どこへ行くにも車が必要です。在来線の新竹駅方面と当ホテル間の移動は、所要時間15分程度、料金はNT$150～195でした。ホテルから高速鉄道の新竹駅までは所要時間10分、料金はNT$205でした。なお、公道五路でタクシーを捕まえるのは容易ではなく、毎回ホテルのスタッフにタクシーを呼んでもらうことになります。呼ぶと遅くとも10分以内でタクシーは来ました。 当ホテルの周辺には、カフェ、ファーストフード、レストラン等は何もなく、この点は不便でした。なお、コンビニは、徒歩1~2分の距離にファミリーマートがありました。 |
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概要 | ホテルの客室には、料金の低い順に①Superior Room（35㎡）、②Deluxe Room（42㎡）、③Deluxe Twin（44㎡）、④Premier Twin（46㎡）、⑤Premier Room（54㎡）、⑥Duplex Suite（86-97㎡）があります。 自分が利用した①は35㎡の広さがあるので、大変ゆったりとしており、キングサイズのベッド、大きな丸テーブル、長いソファ等が余裕をもって配置されていました。客室にはヨガマットがあり、室内でヨガをすることも十分可能でした、室内の構造はオーソドックスですが、置かれている家具等は個性的で、インディゴらしさが感じられました。家具等には濃い茶系のものを採用しているので部屋は落ち着いた雰囲気で、洗練された高級感があるように思いました。ホテルは開業してから日が浅く、清掃もきちんと行われており、清潔感は保たれていました。 |
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| 備品（あり） | 無料ミネラルウォーター（小4、補充あり）、歯ブラシ、スリッパ、冷蔵庫、湯沸し、セーフティボックス、ティッシュ、バスローブ（タオル生地）、フルーツ、Bluetoothスピーカー（型番XMYX03YM）、ネスプレッソマシン、ヨガマット | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 備品（なし） | 目覚まし、DVDプレーヤー、アイロン、傘、体重計（ジムにあります） | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ベッド | 1ベッドルームのベッドはキングサイズ。枕やマット、掛布団には質の高さが感じられ、特にマットはフカフカとしており、とても快適に休むことができました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 浴室 | 浴室はバスタブの横にシャワースペースがあるタイプで、使い勝手のよい構造でした。バスタブは大理石製で、長さ、深さ、幅はいずれも十分にあり、足を伸ばしてくつろげました。また、洗面スペースにテレビのスピーカーがあり、浴室内でもテレビの音声が聞けるようになっていました（浴室と寝室の間はガラス張りではないのでテレビの視聴は不可）。 シャワースペースは十分な広さがあり、小物を置く小棚も設けられていました。シャワースペースには固定式のシャワーとハンドシャワーがありました。両シャワーとも水圧は十分にあり、極めて快適なレベルでした。また、両シャワーとも、シャワーヘッドはお湯の出し方を変えられるタイプでした。ただ、固定式シャワーは高い場所に設置されているので、背が高い自分でもシャワーヘッドを調整するのに苦労しました。お湯の温度はいずれも安定していました。 また、シャンプーやソープ等には、アーユルヴェーダの原則を取り入れた米国のブランド「AVEDA」が採用されていました。 なお、トイレに洗浄便座機能はありませんでした。 |
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| デスクワークの環境 | 専用のライティングデスクがない代わりに、少し大きめの丸テーブルが置かれており、これをデスクワークにも使用するようになっていました。テーブルの大きさはデスクワークには十分で、コンセント等の各種差込口もテーブルの近くにありました。椅子の座り心地も良好でした。ただし、椅子は高さの調節ができず、高級ホテルで一般的なライティングデスク＋高さの調節が可能な椅子の組み合わせと比較すると、多少使い難い感覚が残りました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ネット接続 | LANケーブルが室内にありました（有線でのサービスについては詳細不明）。WiFiは無料で利用できます。ホテルのネットワーク（HSZSP）への接続にパスワードは不要（セキュリティで保護されていない）で、ネットワークに接続するとすぐにつながりました。また、IHGのメンバーにはIHGConnectという別のネットワークも提供されていましたが、こちらはなぜかPCでのみ利用できました。通信速度は特に支障のない水準でした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 電源、AV機器等 | コンセントはソファの横に1、ベッド脇に1、浴室に1、計3の空きがありました。このクラスのホテルとしては少ないですが、USBポートがベッド脇とソファの横にありました。AV機器については、SONY製の液晶テレビとBluetoothスピーカー（型番XMYX03YM）がありました。テレビをつけると、言語の選択画面が出てきて、日本語を選択して進むと、テレビの視聴（ライブTV）の他に、操作説明、インターネットラジオ、Youtube、フライト検索、天気、IN ROOM YOGA等のボタンがあり、正常に機能していました。照明は浴室も含め、ほとんどベッド脇で調整することができました。また、窓には電動式ブラインドが設置されていました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| エアコン | 温度・風力の調整ができるタイプで、双方とも正常に機能していました。音は静かでした。また、台湾のホテルとしては珍しく暖房の機能がありました。日本のように急速に暖まる感じではありませんでしたが、寒い時期に滞在したのでとても重宝しました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ドライヤー | TESCOMというブランドの中国製ドライヤーで、冷風・温風の切替がありました。冷風・温風とも十分な風力がありました。壁等には固定されておらず、コードも十分な長さがあり、快適に使用できました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 収納スペース | 洋服等の収納は、クローゼットに加え、窓際にスーツケースを広げたまま利用できる平らなスペースが設けられており、使いやすい構造でした。さらに、クローゼットの中には引き出しがあるほか、ベッドの両脇にも引き出し付の家具が置かれていて、十分なスペースが確保されていました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 窓・眺望 | 窓は大きく取られています。部屋の向きにより眺望は異なりますが、大通りに面した自分の部屋の正面には、通りの向こうにわりと大きな建物がありました。ただ、通りの幅が広いので、圧迫感はありませんでした。また、窓の右側には中山高速公路が、その奥の遠方には高速鉄道の新竹駅周辺の建物も見えました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 7 | 日本語／日本人 | テレビは、NHKの日本語放送が視聴できました。日本の番組が放映されている「緯來日本台」もありました。室内には上記「電源、AV機器等」に記載したテレビの機能を除くと、日本語の案内等はありませんでした。自分が話したスタッフの中に片言でも日本語を話す人はひとりもいませんでした。 客層は中華系が圧倒的に多く、中国本土からとみられる団体客も受け入れていて、彼らが利用する時間帯の朝食会場は荒れ気味でした。日本人は見かけませんでした。 |
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| 8 | 警備／鍵 | 鍵は電子カードキー式です。エレベーターにはカードを読み込む機器が設置されていましたが作動しておらず、セキュリティ対策は導入されていないようでした。エントランス周辺にはスタッフがいますが、こちらも特に警備等は行っていないようでした。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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朝食 | 当ホテルではレストラン「CHAR bar & bistro」で朝食ビュフェが提供されています。今回の宿泊プランに朝食は付いていませんでしたが、前述の通り無料で利用することができました。 無料で利用したのであれこれ言える立場にはないのですが、ホテルのランクのわりにたいしたことはなかった、というのが率直な感想です。まず、メニューとしては一通りのものが揃っていて、きちんと調理されていました。ただ、種類が限定的で、例えば点心は1種のみ、ジュースはなぜかパッションフルーツジュースのみでした。また、卵料理や麺を作ってくれるコーナーもありませんでした。さらに、利用した2日間でメニューの入れ替えはほとんどないように見えました。また、朝食会場はエントランスを入って右側になるのですが、手前のビリヤード台が置いてあるところに案内された日とその奥に案内された日があり、置いてあるものや設備が少し異なっていて、わかりにくかったです。 |
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| ルームサービス | 利用しませんでした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| レストラン | 利用しませんでした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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プール | ありません。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ジム | ジムは10回にあり、24時間利用可能になっていました。中に入ると、階段で登るロフトのようなスペースがあり、そこに有酸素運動用マシン（個別テレビあり）が5台ありました。その他には、筋トレ用の複合型マシン1台、ダンベル（2.5kg～25kg）、角度調節が可能なベンチ、ケトルベル、バランスボール、ヨガマット等が置かれていました。設備はかなり限定的ですが、調整系の新しい設備がいろいろと置いてあるほか、比較的重いダンベルとベンチがあるので、全身の筋トレも含め、様々なトレーニングが一通りはできるレベルだと思います。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 更衣室 | ありません。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| その他 | ありません。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 11 | サービス | チェックイン（午後4時頃）は問題なく終わりました。チェックインの際に、年末のイベント期間なので朝食付きではない予約の人にも無料で朝食を提供するとの案内がありました。また、チェックインで並んでいるときに、お菓子とコーヒーのサービスがありました。このほか、1階のバーで利用できるウェルカムドリンクのチケットももらいました。 チェックアウト（正午前）は混雑していて、処理にも時間がかかっており、待ち時間も含め10分程度かかりました。ただ、並んでいる間にスタッフが、「（上記の）ウェルカムドリンクのチケットを使っていなければ何か飲み物をお持ちします」、「タクシーが必要でしたら呼んでおきます」と声をかけてくれました。おかげて、待っている間にジュースを飲み、終わったらタクシーが既に到着していました。 ターンダウンサービスはありません。 |
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| 12 | その他 | 大通りを走る車の音が時折聞こえてきました。自分にはそれほど気にならないレベルでしたが、神経質な人は注意が必要です。 ホテル前の大通りは風を遮るものがなく、天気が悪いとかなりの強風が吹き付けてきました。 |
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| 13 | 総括 | 年末でホテルの料金が高い時期でしたが、当ホテルは年末の値上げ幅が小さかったので、選んでみました。やはり、当ホテルで最も考慮すべきは立地で、どこへ行くにも車が必要なこと、ホテル周辺で食事が取れないことは不便でした。一方、室内の環境は良好で、室内では快適な滞在ができました。こうした立地と料金に納得できれば、新竹のホテルの選択肢に入れてもよいと思いました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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