ホテル宿泊記　香港22
  香港萬怡酒店 ／ コートヤード香港
　Courtyard Hong Kong
1 詳細情報のあるウェブサイト 当ホテル、H.I.S.（クチコミ）、トリップアドバイザー
2 宿泊時期／部屋タイプ／番号 2008年6月／Guest Room／2206号室
3 1泊料金／予約方法 HK$850（＋税サ13%、朝食なし）／Marriott.comで即時予約。
4 ホテル概要 2008年4月開業の新しいホテル。客室数は245。コートヤードはマリオットの中級ブランドで、エントランスの部分や館内はこぢんまりとまとまっています。当ホテルのウェブサイトによると、建物は1990年築となっていますが、綺麗に改装されており、古さを感じさせない造りです。
5 立地 香港島西部の上環よりもさらに西側の西營盤にあり、香港華美達酒店（Ramada Hong Kong Hotel）のすぐ傍に位置しています。ホテルの周辺はローカル色の濃いエリアで、ホテルのすぐそばにセブンイレブンがありますが、ホテル周辺にファーストフードやカフェはありません。
国際空港との往復はバスが便利です。空港→ホテルは、A12のバスに乗車し、海底トンネルを出て最初のバス停（嘉安街）で下車してから、バスの進行方向に徒歩2分程度歩いた交差点（特輔道西と水街）を横切って水街を左に進むとすぐに着きます。空港行きのバス停（水街：A10、A12共通）はホテル正面にあります。上環、中環方面に出るにはタクシーが便利ですが、バスとトラムの停留所まで歩いても数分（徳輔道西沿い）なので、タクシーを使わなくても簡単に行くことができます。上環方面からホテルに戻るときは、Ramada　Hotel（金色のビル）の前がトラムの停留所なのでわかりやすいです。なお、頻度は高くありませんが、シャトルバスのサービス（IFCⅡ、Pacific PlaceⅡ方面）もあります（写真参照）。
6 客室 概要 スイート以外の部屋のカテゴリーはすべてGuest Roomで、眺望（Harbor Viewかどうか）、Executive Lounge利用の可否により料金が違ってきます。香港のホテルなので、決して広くはありませんが、スーツケースを広げるスペースは確保されています。また、机は大きく、引き出しはありませんが、窓の横のスペースに物が置けるので、便利でした。椅子も高さの調整ができるタイプで、ホテルのウェブサイトによると「人間工学に基づいた椅子（ergonomic chair）」と記載されています。洋服等の収納については、クローゼットはありましたが、引き出しはありませんでした。室内は大変モダンな雰囲気で、最新の機能も備わっています。例えば、テレビは液晶タイプ、カーテンは電動式で、二重になっています。また、MP3やパソコンをテレビとつなぐ端末とケーブルがありました。
ベッド 1ベッドルームのベッドはキングサイズ。マットの上の敷布団、掛け布団が厚めで快適でした。ウェブサイトにも、Luxury bedding - crisp linens, thicker mattresses, custom comforters, fluffier pillowsとあります。
備品（あり） 無料ミネラルウォーター（500ml×1日2本）、歯ブラシ、スリッパ、冷蔵庫、湯沸し、セーフティボックス、ティッシュ、厚手のバスローブ、ラジオ付目覚まし時計、体重計、アイロン
備品（なし） フルーツ、傘、FAX
エアコン 温度・風力の調整が可能なタイプです。音は静かでした。
ドライヤー 風力のみ2段階の切替があります。コードは浴室に固定されていますが、風力は強く使いやすかったです。
浴室 バスタブはありません。シャワーブースのシャワーはハンドシャワーとレインシャワーでした。シャワーの水勢は十分な水準でした。お湯の温度は概ね安定していました。洗面スペースと寝室の間はガラスで仕切られており、ブラインドを上げるとガラス越しに双方が見えます。ブラインドはバスルーム側にあり、浴室内を隠すこともできます。
ネット接続 室内にLANケーブルがあります。無線LANも可能です。料金はHK$60／1時間、HK$120／1日、HK$600／1週間、HK$1200／30日（税込）。マジネット（Maginet）が運営しています。LANケーブルを接続しIEを立ち上げると、ホテルのウェブサイトが出てくる（日本語に変更可能）ので、料金等について「了承する」→利用規約「承諾する」→料金を選択し「有料で利用する」→返金等の規定「了承する」の順で繋がります。通信速度は問題ありませんでした。
窓・眺望 Harbor Viewの角部屋だったため、素晴らしい眺望でした。香港の中心部のようなきらびやかな夜景は期待できませんが、海側の左手前に市場やトラムの車庫なども見えました。反対側だと古い高層ビル群が見えると思います。
7 日本語／日本人 テレビはNHKが視聴できます。室内等には日本語の案内がほぼ完備されていました。また、MoMo Caf?に朝日新聞がありました。客層は欧米系、中華系等が多く、日本人は見かけませんでした。
8 警備／鍵 警備等は特に行われていません。鍵はカード式です。
9 食事 朝食 MoMo Cafeの朝食は利用しませんでした。1階のMoMo to Goという持ち帰り用の売店でコーヒーやマフィン等を販売していますが、パン類は品揃えが極めて少なく、また、スタッフがMoMo Cafeと兼務しているため、自分が利用したときには戻ってくるまでにかなり待たされました。
ルームサービス 利用しませんでした。
レストラン MoMo Cafeでピザとキャロットケーキを頼みました。味はどちらもパッとしませんでした。また、MoMo Cafeも人手不足の感があり、注文を聞きにこない、急ぐように頼んでも時間がかかる、といったことがありました。
10 スポーツ設備 プール なし
ジム 筋トレ用のマシンの種類は少なく、バーベルもありませんが、ダンベルが20kgまで揃っているので、基本的なトレーニングができる水準だと思います。有酸素運動のマシンは海側に向かって設置され、各々テレビがついているので、NHKと海を見ながら運動できます。24時間利用可能です。
更衣室 なし
その他 なし
11 サービス チェックイン（午後5時）、チェックアウトは特に問題はありませんでした。
食事部門の対応がよくありませんでした（「8.食事」参照）。
12 その他 特になし
13 総括 バスタブがない、プールがない、（空港には近いが）中心部からは離れている、食事がパッとしない、といった点はありますが、室内の充実度は上環以西のホテルの中ではトップです。料金が安くなる週末ならお得だと思います。
（↓：レインシャワーとハンドシャワー） （↑：シャンプー類、体重計等）
（↑：電話、メモ、リモコン、ラジオ付目覚まし時計） （↑：MP3やパソコンをテレビとつなぐ端末とケーブル）
（↑：眺望1） （↑：眺望2）
（（↑：眺望3） （↑：眺望4）
（↑：外観：中央の建物が当ホテル） （↑：エントランス）
（↑：シャトルバスのルートと運行時刻） （↑：ホテル正面のバス停の空港行きバスの案内）
（上：レストランMoMo Cafe
　　　左上：Margarita=HK$68、
　　　右上：MoMo Carrot Cake=HK$28
　　　＋7 Up Light =HK$25（写真なし）＋Service 10%＝HK$133.1）


（←：売店MoMo to Go：チョコレートマフィン=HK$8、コーヒー=HK$26）
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