ホテル宿泊記　香港08
香港宜必思世紀軒 ／ イビス香港 ノースポイント 　Ibis North Point
1	宿泊時期		2004年5月、6月（当ホテル、香港ナビ、アップルワールド（クチコミ）を基に2008年4月加筆）
2	カテゴリー／部屋番号		スタンダードルーム／2202号室、2502号室
3	1泊料金／予約方法		HK$450（＋税サ13％、朝食なし）／（2004年5月：繁忙期） HK$300（＋税サ13％、朝食なし）／（2004年6月：閑散期） 2回とも、当ホテルのサイトで即時予約
4	立地		ホテル名の通り、香港島の東側、北角（North Point）にあります。空港との往復はA12のバスで所要時間約50分です。バスを降りると右前方にホテルが見えます。ホテルまでは徒歩2分位なので、荷物を抱えてエアポートエクスプレスからMTRに乗り換えるよりもバスのほうが安くて楽だと思います（空港に行くときのバス停は英皇道にあります）。なお、A11のバスはA12より多少時間がかかりますが、終点がホテル前になるのでA12よりもわかりやすいです。 北角は香港島の中心部から離れていますが、当ホテルはMTR北角（North Point）駅の入口から1分弱の距離にあり、意外に便利です。ホテル周辺は下町の雰囲気が漂うエリアで、コンビニや地元の人が通う食堂、街市等が近くにある反面、スタバ等のカフェはありませんでした。
5		概要	Ibisはフランスのホテルチェーン、Accorグループの低価格ホテル。低価格だけに、建物や設備は料金相応の安っぽい感じです。2001年の開業ですが、自分が利用した2004年時点で既にかなり傷んでいました。部屋はまあまあ清潔に保たれていますが、大変狭いです。香港ナビによると、スタンダードルームの広さは12平方メートル。総じて狭いといわれる香港のホテルの中でも屈指の狭さで、ベッド以外に余分なスペースはほとんどありません。限られたスペースを効率的に活用するための工夫が見られ、例えば小型テレビは壁にはめ込まれています。また、出窓の部分のスペースが机の機能を果たしています。
		ベッド	1ベッドルームのベッドはセミダブル程度。1人なら問題のない大きさですが、あのベッドに2人で寝るのは厳しいと思います。2ベッドルームのベッドは、香港ナビによると通常のシングルベッドより狭く、「寝がえりを打つと下に落っこちてしまいそう」とのこと。
		備品（あり）	セイフティボックス、冷蔵庫、湯沸し等。
		備品（なし）	無料のミネラルウォーター、歯ブラシ、スリッパ等。必要最低限のものしかありません。
		エアコン	（詳細不明）
		ドライヤー	（詳細不明）
		浴室	バスタブはありません。シャワは固定式で、水勢はやや弱めでした。
		ネット接続	室内でブロードバンド接続（無線）できます。 香港ナビによると、料金はHK$40／3時間、HK$120／24時間となっています（2007年10月時点）。
		窓・眺望	窓はありますが、眺望は部屋の向きにより異なると思います。自分の部屋からは向かいのマンションが見えるだけでした。海側の部屋の場合、視界を遮る建物がないので、九龍側まで見渡せると思います。
6	日本語／日本人		NHKは視聴できません。日本人は少なく、やはり中国本土の宿泊客が多い印象でした。
7	警備／鍵		鍵はカードキーでした。
8	食事		利用しませんでした。
9	スポーツ設備		なし
10	サービス		特記事項なし。
11	その他		アップルワールド（クチコミ）では、遅いエレベーターが２基しかない、壁が薄い、等が指摘されています。
12	総括		香港の格安ツアーで使用されるホテルよりさらにワンランク下というのは否めません。部屋やベッドの大きさから見て、大人2人で利用するのは避けたほうが無難だと思います。1人の場合、コストと利便性は魅力的なので、ホテルには寝に帰るだけで、ほぼ1日外出しているような人にはお薦めできるホテルだと思います。アップルワールド（クチコミ）でも、「コスト重視だがゲストハウスには抵抗がある」人向け、とのコメントがあります。
（↑：小さめのベッド。テレビは壁の中） （↑：出窓の部分を利用した机） （↑：洗面スペースも小さめ） （↑：ホテル周辺は下町の雰囲気） （左上：固定式のシャワーとシャンプー） （右上：セイフティボックス、湯沸し等） （←：外観=中央の建物が当ホテル）
トップページに戻る.　　　　　　. 香港のホテルリストに戻る