ホテル宿泊記 ハノイ01
  Sofitel Plaza Hanoi
 ソフィテル プラザ ハノイ
1 詳細情報のあるウェブサイト 当ホテル(日本語)、アップルワールド(クチコミ広場)トリップアドバイザー(クチコミ情報)
2 宿泊時期/部屋タイプ/番号 2009年10月/スーペリアルーム/1311号室
3 1泊料金/予約方法 USD160(+税サ10.25%、朝食付)/当ホテルで直接予約
4 ホテル概要 1998年開業、客室数317。眺望の素晴らしさではハノイ屈指と言われ、ハノイでは最も高層のホテルです。開業当初はMeritus Westlake Hanoiというホテル名でしたが、フランスのアコーホテルズによる当ホテルの運営権取得に伴い、2001年9月より現在の名称になっています。
Sofitelは1964年にフランスのストラスブールで誕生したホテルで、1997年にアコーグループの傘下に入りました。同グループの最上位ブランドに位置付けられており、ウェブサイトには「高級感溢れるフレンチスタイル」と紹介されています。
5 立地 タイ湖(West Lake)の近くにあり、市街地からは少し離れています。ホテル・空港間の所要時間は車で約40分でした。HSBCのATMがホテルの敷地内にあり、クレジットカードでベトナムドンの引き出しができます。
6 客室 概要 ウェブサイトによると、クラシック、スーペリア、ラグジュアリーの各カテゴリーとも広さは30〜35uとなっています。自分が宿泊した部屋も過不足のない手頃な広さでした。家具等はクラシックな雰囲気でまとめられており、新しさはありませんが清潔感は保たれています。
デスクはさほど大きくはなく、大きなランプが机上に置かれているほか、小物の収納スペースが限られることもあってやや使い難いです。テーブルもありません。機能面では、照明とエアコン、目覚まし時計がベッドサイドの端末でコントロールできるようになっていました。また、テレビはSamsungの液晶でした。洋服等の収納は、クローゼットのほか、スーツケース置き場の下も引き出しがあり、かなりのスペースが確保されています。
ベッド 2ベッドルームのベッドはシングルサイズで、幅は狭いです。枕は柔らかく、マットは平均的な硬さながらもフカフカとした感じで、快適でした。なお、当ホテルをはじめとして、ソフィテルでは、独自の羽毛布団等を利用し快適な睡眠環境を保つMyBedを導入しています。
備品(あり) 無料ミネラルウォーター(350mi×2、補充あり)、歯ブラシ、スリッパ、冷蔵庫、湯沸し、セーフティボックス、バスローブ、目覚まし時計、ティッシュ、フルーツ
備品(なし) 体重計、傘、アイロン、FAX
エアコン 温度、風力の調整がベッド脇の端末でできるようになっていましたが、調整してもそれほど大きな変化は生じないように感じました(調整機能が正常に作動しているか不明)。音は静かでした。
ドライヤー 旧式で、洗面スペースの横に固定されているタイプ。温風・冷風、風力等の調節はできません。ただ、風力は強め、温度は低めだったので、それほど支障を感じずに使うことができました。
浴室 独立型のシャワーブースはありません。バスタブの幅はあまり広くありませんが、長さ、深さは十分にあり、清潔感も保たれており、ゆったりできると思います。バスタブには固定式のシャワーとハンドシャワーがあり、双方ともお湯の出は問題のないレベルでした。お湯の温度はやや不安定でしたが、特に問題なく使用できました。
ネット接続 室内にLANケーブルがあります。料金は無料でした。LANケーブルを接続しIEを立ち上げ、OKをクリック→Click hereをクリックで、繋がりました。通信速度は一時的に遅く感じる時もありましたが、概ね問題のない水準でした。
窓・眺望 窓は大きく取られており、開放感があります。部屋はレイクビューとリバービューの2種類があり、眺望はレイクビューのほうが素晴らしいです。残念ながら自分の部屋はリバービューで、眼下にはバイクの群れが、遠方に川が見えました。
7 日本語/日本人 テレビはNHK World Premiumが視聴できます。室内に日本語案内等はほとんどありません。現地の英字新聞の配達がありましたが、日本語の新聞はありません。客層は幅広く、日本人もかなり見かけました。ウェブサイトには、ホテルスタッフが応対可能な言語として日本語と記載されていますが、それらしい人は見かけませんでした。
8 警備/鍵 鍵はカード式です。カードを差し込まないとエレベーターが動かないシステムになっています。入口の警備等は特に行われていません。
9 食事 朝食 レストランBRASSERIE WESTLAKEでビュフェを利用しました。惣菜、パン、シリアル、フルーツ、ジュース等が一通り揃っており、高級ホテルの一般的な朝食の水準だと思います。オムレツ等を作ってくれるエッグステーション、フォーを作ってくれるステーションがありました。ただ、混雑時のサービスの手際の悪さが気になりました。
ルームサービス 利用しませんでした。
レストラン ケーキショップのAu Palais Gurmandでケーキとアイスコーヒーを買って部屋に持って帰りました(6.16米ドル)。美味しいというほどではありませんが、ホテルの周囲に店がないので重宝しました。
10 スポーツ設備 プール 屋内プールがあります。屋根が開閉式になっておりプールの中央部分からは空が見えるようになっていますが、やはり屋内なのでリゾートのような開放感はありません。そのせいか、デッキチェアはあるのにそこで横になってくつろいでいる人はほとんどみかけませんでした。一方、プールはある程度の大きさがあり水もきれいなので、泳いでいる人が結構いました。
ジム ジムは充実しています。筋トレ用のスペースと有酸素運動用のスペースが(同一フロアの隣接するスペースに)別々に設けられており、後者はプールの脇にあります。筋トレについては、マシンの種類はそれほど多くないものの、ベンチプレスの設備とバーベル、ダンベル、スミスマシンがあり、かなり本格的なトレーニングは可能です。エアロビクス用のスタジオもあります。
更衣室 あります。
その他 男性更衣室と女性更衣室の間の部分に男女兼用のジャグジー、ドライサウナ、スチームサウナがありました。高級感はありません。ウェブサイトによると、この他に屋外テニスコートがあるようです(未確認)。
11 サービス チェックイン、チェックアウトは問題なく終わりました。チェックアウトの際には、私用と会社用に別々のクレジットカードを使いたい旨を伝えたところ、迅速に対応してくれました。
簡単なターンダウンサービスがあり、毎晩チョコレートが置かれていました。また、Superior Roomの宿泊者は、1階のSONG HONG BARで使えるウェルカムドリンクのクーポンがもらえました。
レセプションやコンシエルジュの対応はよかったのに対し、ハウスキーピングやレストランのスタッフが洗練されていない印象を受けました。例えば、(1)自分の部屋には洗濯済みの枕カバーがまとめて10枚程度置き忘れてあった、(2)初日にクリーニングを利用した後、2日目もクリーニングの準備をして(所定の袋に洗濯物を入れ書類に記入)食事に出かけ、部屋に戻ったらその袋がなくなっていた。ハウスキーピングがクリーニングの依頼前に部屋に入り洗濯を行ったことが後で判明した、(3)朝食会場が混雑していた際、テーブルの片付け等を後回しにしてゲストを待たせても平然としているスタッフが多く、席に案内されてからテーブルがきちんとセットされるまでかなり待たされた、といった具合でした。
12 その他 4日目にゴキブリが1匹でました。
SPAを利用しましたが、ホテルのSPAにしては割安でした。
13 総括 ハノイの他のホテルと比較はできませんが、あまり期待し過ぎると失望する可能性があります。ただ、普通に宿泊するだけなら問題のないホテルだと感じました。
(↑:バスタブとハンドシャワー) (↑:バスタブ内の固定式シャワー)
(↑:クローゼット内:セーフティボックス、引き出し等) (↑:クローゼット内:バスローブ、スリッパ等)
(↑:湯沸し等) (↑:ミニバー)
(↑:ベッド脇の目覚まし時計等) (↑:フルーツ)
(↑:眺望1) (↑:眺望2)
(←:ケーキショップAu Palais Gurmand:
   Iced Coffee US$4
   Hazelnut Praline Mousse US$1.87
   税 5% US$0.29
   合計 US$6.16=109,950ベトナムドン
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