ホテル宿泊記 バンコク35
  Holiday Inn Bangkok Sukhumvit 22
 ホリデイ・イン バンコク スクンビット 22
1 詳細情報のあるウェブサイト 当ホテル(日本語)トリップアドバイザー(口コミ)agoda(くちコミ)expedia(ゲストレビュー)
2 宿泊時期/部屋タイプ/番号 2014年1月/Deluxe/2325号室
3 1泊料金/予約方法 8,960円(税サ込、朝食付)/ニューグリーンホリデーで予約
4 ホテル概要 2012年末にソフトオープン、2013年春に本格稼動したホテルです。客室数300。
バンコクでは、3番目のホリデーインとなります(2014年1月時点。他にHoliday Inn Bangkok 、Holiday Inn Bangkok Silomがあります)。当ホテルはインド系タイ人のSrichawla 一族が運営するFICOグループが保有しており、同グループは当ホテルの他に、Grand Millennium Sukhumvit Bangkok、Le Fenex Sukhumvit、Novotel Bangkok Fenix Silom、Novotel Bangkok Ploenchit Sukhumvit、Hotel Muse (M Gallery)、The Eugenia Hotel & Spa Bangkok等を保有しています。
5 立地 バンコクの中心部、スクムウィット通り沿いにあり、ホテル名の通りソイ22の角に位置しています。スカイトレインのプロンポン駅とアソーク駅(及び地下鉄のスクムウィット駅)のちょうど中間あたりになるので、どちらにも徒歩で5~7分程度かかります。アソーク駅までは、無料のトゥクトゥクを利用することもできます(「11サービス」参照)。
ホテルの建物の1階には、ドラッグストアのBoots、カフェのCoffee Bean & Tea Leaf、ドミノピザ、DIORA SPA(日本人スタッフがいます)が入店しています。また、コンビニは、ホテルを出てアソーク方面に向かうとすぐにセブンイレブンがあります。アソーク及びプロンポン駅には大型商業施設があり、便利です。ホテルの周辺にはマッサージ店が多数あります。この地域には日本人駐在員等が多く住んでおり、日本人をあちこちで見かけます。
タクシーで当ホテルからスワンナプーム国際空港までの料金は、メーター約260バーツ+(南側の)高速道路50バーツでした。ホテル→空港の所要時間は30分程度(早朝6時45分頃で渋滞なし)でした。
6 客室 概要 客室にはDeluxe(28㎡)、Premier(30㎡)、Executive(32㎡、ラウンジ特典付き)とスイート(48㎡以上)があります。
Deluxe roomはコンパクトな大きさで、ゆったりとした感じはありません。室内はグレーと黒の色合いでまとめられており、落ち着いた印象でした。まだ新しく、清掃も概ねきちんと行われているので清潔感はありますが、高級感は全くありません。すべてが安っぽい印象で、壁や窓、カーペットや家具等の隅々に目をやると日本では考えられないほどお粗末な仕上がりになっていました。
ワークスペースの環境としては、標準的な大きさの引き出し付きデスクと、高さの調節ができる高機能タイプの椅子がありました。電源等はデスクの下にあり、他の部分も含めると多数の空きがあったので、複数の電子機器の充電が問題なくできました。
AV機器等については、シャープ製Aquosの壁掛テレビのほか、Philips製のアラーム機能付きiPod/iPhoneドッキングステーションがありました。洋服等の収納については、クローゼットや引き出し等に加え、スーツケースを広げたまま使用できる台もあり、ある程度のスペースが確保されていました。スーツケースの台はあまり大きくはありませんでしたが、大型のスーツケースは台の下のスペースに収納することができました。
ベッド 1ベッドルームのベッドはキングサイズ。ベッドは高級ホテル仕様で、非常に快適でした。掛布団、敷布団ともしっかりとした厚みがあり、程よい弾力が感じられました。また、枕については「Soft」「Firm」の2種類があり、枕カバーに表示されていました。
備品(あり) 無料ミネラルウォーター(中×2本以上、補充あり)、スリッパ(薄い)、冷蔵庫、湯沸し、セーフティボックス、ティッシュ、バスローブ、Philips製のアラーム機能付きiPhone/iPodドッキングステーション、体重計、アイロン、コンドーム
備品(なし) 歯ブラシ、DVDプレーヤー、フルーツ、傘
エアコン 温度、風力を調整できるタイプでした。音は大きめでした。
ドライヤー Philips製で、温風・強、温風・弱、冷風・弱の切り替えがあるタイプでした。壁や引き出しの中には固定されておらず、弱風でも十分な風力があったので、問題なく使えました。
浴室 Deluxe Roomのバスルームにバスタブはありません。シャワーブースはガラス張りの仕切りが1/3程度しかなく、シャワーカーテンもないので、シャワーを利用すると洗面スペースの床が濡れてしまう構造になっています。
シャワーブースには、ハンドシャワーとレインシャワーがありました。湯量は弱めで、特にレインシャワーは使い物になりませんでした(大きなシャワーヘッドの半分くらいからしかお湯が出てこない状態)。ハンドシャワーは、シャワーヘッドに調整機能が付いているので、お湯の出るスペースを絞ってお湯の勢いを強めるようにすると問題なく使えました。お湯の温度はやや不安定でしたが、使用に支障を来たすほどではありませんでした。
ネット接続 室内にLANケーブルはありません。無線LANは利用可能です。
無線LANは無料です。(有線は未確認)
インターネットに接続しIEを立ち上げると、ログインの画面が出てくるので、ユーザーネーム(部屋番号)とパスワード(姓8文字まで)を入力してログインすると、規約をAcceptするか確認画面が出てくるので、Acceptすると、利用可能になります。通信速度は問題のないレベルでした。
窓・眺望 窓は大きく作られており、周囲に眺望を遮る物が何もないので、見晴らしは良好でした。自分が宿泊した23階の角部屋からは、左手にスカイトレイン、正面にエンポリウムとベーンチャシリ公園、眼下に広大な空き地(及びその右側に廃屋)、右手にImeperial Queen’s park Hotelが見えるという構図でした。
7 日本語/日本人 テレビは、NHK World Premium(日本語)及びWorld(英語)の双方が視聴できます。室内の案内はほとんど英語ですが、客室に読売新聞の配達がありました。客層は現地系、中華系、欧米系、インド系(オーナーがインド系で、インド料理レストランもある)が多い印象でしたが、日本人もちらほらと見かけました。
なお、ルーームサービスには日本料理のメニューがありました。また、1階には、日本人スタッフのいるスパDIORA SPAが入店していました。
8 警備/鍵 鍵は電子カードキーです。エレベーターはカードをセンサーにあてないと目的の階のボタンが作動しないようになっています。また、ロビーが狭いので、エレベーターに乗るには必ずフロントの前を通る必要があり、セキュリティはわりとしっかりしていると思いました。
9 食事 朝食 レストランZeta Caféの朝食ビュフェを利用しました。高級ホテルに近い品揃えがあり、卵料理と麺類を作ってくれるコーナーもありました。メニューは特に充実した分野があるわけではないですが、一通りのものが揃っており、過不足のない印象でした(ただし日本食はない)。特筆すべきメニューとしては、朝からインド風のカレーがありました。マイナス点としては、メニューの入れ替えがあまりないこと、卵料理のスタッフが不在の時間があったこと、等が気になりました。また、座席やコーヒー等は基本的にセルフサービスでした。
ルームサービス 2回利用しましたが、20~25分程度で持ってきてくれました。アジアのローカルフードを除くと、価格はホテルのランクのわりには高い気がしました。
Phad thai koongは、プリプリの海老がたくさん入っていて、他の具も香ばしく味付けされており、美味しくお得感がありました。
Club sandwichは、もともとVegetable burgerを頼んだ数分後、(深夜だったせいか)野菜を切らしているのでベーコン等に変えてもよいかとの電話があったため、Club Sandwichに変更するよう頼みました。出てきたサンドウィッチの中には、Club Sandwichに入っているはずのチキンや卵が見当たらず、少し残念でした。サンドウィッチ自体は、カリカリのベーコンを細かく刻んだものがたくさん入っていて美味しかったです。
レストラン 利用しませんでした。
10 スポーツ設備 プール 屋外プールは8階のレストランZeta Caféの座席内を横切って行く必要があります。プール自体もレストランの屋外テーブルと隣接しているので、少し人目が気になるかもしれません。
ただ、その点を除くとプールは泳ぐにもくつろぐにも適していると思いました。プールは細長い長方形で、子供が水の中で遊びまわるような雰囲気ではなく、水の透明度も高かったので、しっかり泳げます。また、プールの周辺には横になれるソファや椅子、デッキチェア等が置かれていて、見晴らしもよいのでゆっくりすることも可能です。
なお、当ホテルのプールは午前中の早めの時間を除くと、建物が日差しを遮るので、日当たりがあまりよくありません。したがって、日除けの設備はほとんどないのですが、実際にあまり必要ないと思われます。逆に、降り注ぐ太陽の光を期待していくと、期待はずれになります。
ジム ジムは24時間利用可能ですが、設備は限定的です。有酸素運動用機器(個別テレビなし)6台、ダンベル(2kgから20kgまで)とベンチ2台、筋トレ用マシン3台、バランスボール、ヨガマットがありました。バーベルを使ったトレーニングはできませんが、ダンベル等を使って基本的なトレーニングが可能なレベルです。
更衣室 ありません。
その他 ありません。
11 サービス チェックイン(午後1時45分)は、10分で部屋が用意できるので少し待ってほしいと言われ、実際10分後に部屋の準備ができたと呼ばれました。
チェックアウト(午前6時45分)は問題なく終わりました。
ターンダウンサービスはありません。
アソークの交差点まで無料トゥクトゥクの運行サービスがあります。時刻表はなく、ベルボーイに伝えると日中は随時対応してくれます。ホテルへ戻る際のサービスはないと思います。
12 その他 新年に宿泊したのですが、年越しの際に隣の空き地から花火が打ち上げられたので、(わずか5分程度でしたが)花火を室内から間近に見ることができました。
他の口コミを見ると、スクムウィット通り側の部屋だとスカイトレインの音がかなり聞こえるとのことです。自分の部屋は空地に面している側だったので静かでした。
13 総括 ホリデーインなので高級感や贅沢感は味わえませんが、手頃な料金で必要なものをきちんと提供してくれるという点で、安心して利用できるホテルだと感じました。改善してほしい点がないわけではありませんが、料金に見合ったサービスは提供できているので、この料金水準を維持してもらえるのであれば、このままでよいような気がします。
トイレはホース式の洗浄シャワー付 シャワーブース内のレインシャワーとハンドシャワー
シャワーブースの仕切りは1/3程度しかない デスクの下にある電源等
               (左)左にクローゼット、中央にスーツケースが置けるスペース、右に冷蔵庫等
               (右)クローゼット内:セーフティボックス、バスローブ、アイロン、スリッパ等
ミニバー1、無料飲料水、湯沸し等 ミニバー2
アラーム機能付きiPhone/iPodドッキングステーション 二種類の枕:カバーにfirmとsoftの表示
眺望1:右手前がベーンチャシリ公園、右奥がエンポリアム 眺望2
眺望3:中央がImperial Queen's Park Hotel 眺望4:ホテル横の空地
外観1 外観2:最上階がユニークな形
プール1 プール2
プール3 プール4:子供用
プールの脇にあるソファ アソークの交差点まで行くトゥクトゥク
       (左)ルームサービス:Phad thai koong(※) 260バーツ+Fresh Orange Juice140バーツ+17.7%
          ※Stir fried rice noodles in tamarind sauce with prawns

       (右)ルームサービス:Club sandwich 320バーツ+17.7%
レストランZeta Caféの朝食1 レストランZeta Caféの朝食2
(左上、右上、左横)
レストランZeta Caféの朝食3,4, 5
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