ホテル宿泊記 バンコク22
  Le Meridien Bangkok
 ル メリディアン バンコク
1 詳細情報のあるウェブサイト 当ホテル(日本語)アップルワールド(クチコミ広場)バンコクナビトリップアドバイザー(クチコミ情報)
2 宿泊時期/部屋タイプ/番号 2009年10月/ビスタルーム/903号室
3 1泊料金/予約方法 5,800バーツ(+税サ17.7%、朝食付)/JTBで予約(当ホテルでのネットでの直接予約と同一料金)
4 ホテル概要 2008年12月開業。客室数282。新しさを前面に打ち出した印象があり、正面入口からロビー、エレベーターに向かう部分がとても斬新なデザインになっているほか、通路を含めた公共のスペースには上品な音楽が流れています。また、あまり団体客を受け入れていないようで、音楽が聞こえる以外はとても静かでした。
なお、メリディアンは1972年にエールフランスが創設したブランドですが、2005年11月よりスターウッドホテルグループの一員となっています。
5 立地 ビジネス地区シーロムのスリウォン通りに位置し、パッポンナイトマーケットやエンターテインメント地区にも近い立地です。ホテルの隣にセブンイレブン、正面にファミリーマートがあるほか、少し歩くとスターバックス、ジムトンプソンのショップ等があります。
最寄り駅は地下鉄のサムヤーン駅で、ホテルから駅の入口までは徒歩5分以内の距離です。また、日中であればBTSのサラデーン駅も所要時間はあまり変わらないと思います。国際空港までの所要時間は渋滞がなければ30分程度で、平日の日中にタクシーを使うと327バーツ(高速道路通行料金を含む)でした。
6 客室 概要 一番安いビスタルームでも36㎡の広さがあり、室内はとても広々としています。窓際には3人掛けのソファがあるほか、かなり大きめのスーツケース置き場、小物置き場がありました。ただし、テーブルはありませんでした。
また、新しいのでとても綺麗なうえ、流行のデザインを採り入れているため、とても斬新な印象を受けました。ウェブサイトには「モダンなデザインにわずかな赤を配し、落ち着きのある中間色の室内にアクセントを加えた」とあります。機能性も高く、タッチスクリーンのIP電話とLCDフラットスクリーンテレビ(Sony製)を通じて、さまざまな情報サービスを利用できるようになっています。また、カーテンの開閉も電動式でした。
ワークスペースについては「人間工学に基づいて設計されたチェアとワークデスクを用意」と記載されています。デスクは横長の構造で、引き出しはありませんが、モノを置くスペースは確保できると思います。一方、衣類等の収納についてはクローゼットがあるだけで、引き出し等はありませんでした。
ベッド 1ベッドルームのベッドはキングサイズ。ウェブサイトには、「羽根枕•羽毛布団カバー•抗アレルギー枕•スレッドカウント250のシーツ」を揃えていると記載されており、寝心地は柔らかすぎないもののフカフカとしていて、大変快適でした。
備品(あり) 無料ミネラルウォーター(600ml×4~5本、補充あり)、スリッパ、冷蔵庫、湯沸し、セーフティボックス、ティッシュ、バスローブ、目覚まし時計、体重計、アイロン
備品(なし) 歯ブラシ、フルーツ、DVDプレーヤー、FAX、傘
エアコン 温度・風力の調整が可能なタイプです。音は静かでした。
ドライヤー 温度は3段階、風力は2段階の切り替えがありました。壁等には固定されておらず、風力も強かったので快適に使えました。
浴室 バスルームは大理石製で、スライドドアで寝室と仕切られており、扉を開けてバスタブに入ると、寝室のテレビが見られるような構造になっています(バスルーム内にスピーカーあり)。
バスルーム内には、バスタブと独立型のシャワーブースがあります。バスタブは深めかつ長めで、思い切り足を伸ばせます。バスタブにはハンドシャワーがありますが、シャワーの湯量は弱めでした。また、シャワーブースは広々としており、レインフォレストシャワーとハンドシャワーがありました。レインシャワーの湯量はまずまずでしたが、ハンドシャワーは弱めでした。お湯の温度は安定していました。
なお、トイレとシャワーブースもスライドドアになっていて、シャワーブースを閉めるとトイレの前が開く形になります(またはその逆)。また、両者の間はすりガラスで仕切られているので、トイレとバスルームを二人で同時に利用するのはやや憚られる感じがします。
ネット接続 室内にLANケーブルあり。料金は325バーツ/1時間、650バーツ/1日(税込)
LANケーブルを接続しIEを立ち上げると、料金案内の日本語サイトが出てくるので、「Login」→「Purchase」→「1Hour または1day(料金選択)」→「To purchase high speed internet access please enter 1 in this block」の枠に「1」を入力→「Submit」→「Purchase」の順でクリックすると繋がります。通信状態は良好でした。
窓・眺望 窓は大きく、床から天井まで広がっています。また、正面に視界を遮るものがないので、見晴らしは良好で、自分の部屋からはシーロム地区のビル群が見えました。
7 日本語/日本人 日本人スタッフが1名いました。テレビはNHK(日本語)が視聴できます。室内等に日本語の表示がありました。客層は欧米人が多く、アジア系の団体客は見かけませんでした。部屋に配達されるのは現地の英字新聞ですが、プールの入り口前にあるテーブルに日本経済新聞が置いてありました。
8 警備/鍵 鍵はカード式です。エレベーターはこのカードをセンサーに当てないと動かないシステムです。警備は厳重というほどではありませんが、ロビー周辺に多数のスタッフが待機しています。
9 食事 朝食 レストランLatest Recipeでビュフェを利用しました。メニューの品揃えは高級ホテルとしては平均的な水準だと思いますが、とても洗練された雰囲気です。卵料理、パンケーキ、麺をその場で作ってくれるスタッフがいました。珍しいところでは、クッキーやアイスクリームが置いてありました。コーヒーはIllyで、挽いたコーヒー豆の入ったガラスのポットに入れて持ってきてくれます。
ルームサービス 利用しませんでした。
レストラン Latest Recipeでは、(1)パッタイ、(2)アイスクリーム鉄板焼、(3)アイスコーヒーを頼みました。(1)は少し辛みがきいていて美味しかったです。(2)は普通のアイスクリームとの違いがよくわからず、鉄板焼の意味が不明でした。(3)はIllyブランドですが、最初からミルクが入っていました。
10 スポーツ設備 プール プールは長さ20m、幅8m、深さ1.5mで、しっかり泳げます。また、プールサイドには多数のデッキチェアやパラソル、屋根付きのマットレス等があり、子供が走り回るようなスペースもあまりないので、のんびりするにも最適です。なお、「ハイドロマッサージ付きの小さめの海水プール」があるとウェブサイトに記載がありますが、あまり利用できるような感じではありませんでした。
ジム 24時間利用可能です。ウェブサイトには、「最新のイタリア製テクノジム設備を完備し、心臓機能、トレッドミル、ウェーブ、シンクロ、サイクリング、リクライニングといった各種マシンでは、最先端の機能とアクティブウェルネステレビが利用できる」とあり、有酸素運動のマシンは充実しています。一方、筋トレ系の機器としては、ダンベル、スミスマシンがあるものの、マシンの種類は限定的で、本格的なトレーニングができるという水準には達していませんでした。
更衣室 あります。
その他 SPAの中に、無料で利用できるプライベートのスチームサウナがあるそうです(要予約)。
11 サービス チェックイン、チェックアウトは問題なく終わりました。また、午後2時までのレイトチェックアウトをお願いしたところ、快諾してもらえました。ターンダウンサービスがあります。
12 その他 特になし。
13 総括 独特の雰囲気があり、最寄の駅から少し離れているので、人により好みは分かれると思いますが、室内の設備や環境を重視する人や、パッポン界隈での夜遊び重視の人には選択肢に入るホテルだと思います。逆に、ホテル内のレストランや設備を使ってのんびりしたい人には物足りないかもしれません。
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(↑:バスタブ内のハンドシャワー) (↑:シャワーブース内のハンドシャワーとレインフォレストシャワー)
(↑:湯沸し等) (↑:無料の飲料水とお茶)
(↑:ミニバー1 (↑ミニバー2)
(↑:ミニバー3) (↑:ベッド脇のスイッチ等 )
(↑:タッチスクリーンのIP電話1 (↑:タッチスクリーンのIP電話2
(↑:プール1) (↑:プール2:ハイドロマッサージ付きの小さめの海水プール?)
(↑:プール3) (↑:プール4:部屋から)


(↑:眺望)
(←:外観)
(↑朝食1) (↑:朝食2)
(左上、右上、左横:レストランLatest Recipe:以下の料金+税サ17.7%
 左上:Illy Iced Coffee アイスコーヒー 130バーツ、食事に付く無料のパン
 右上:Phad Thai エビと卵入り焼きそば モヤシとピーナッツ添え 210バーツ
 左横:Icecream Teppanyaki アイスクリーム鉄板焼き 200バーツ)
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