ホテル宿泊記 バンコク13
  Swissotel Nai Lert Park
 スイスホテル ナイラート パーク
1 詳細情報のあるウェブサイト 当ホテル(日本語)バンコクナビトリップアドバイザー(みんなの口コミ)Expedia(ゲストレビュー)agoda(最新のお客様コメント)H.I.S.(口コミ)楽天トラベル(お客様の声)
2 宿泊時期/部屋タイプ/番号 2008年4月/Swiss Classic Room/466号室
3 1泊料金/予約方法 US$97(+税サ17.7%、朝食なし)/Agodaで即時予約。
4 ホテル概要 1983年にヒルトンとして開業。2004年よりラッフルズ系列のスイスホテルになり、同年に改装が行われました。客室数336室を有する大規模ホテルですが、自分が滞在した際には大型バスで到着するような団体ツアー客は見られず、館内はとても静かでした。
ウェブサイトを見ると、当ホテルは国際的に有名な建築家カルヴィン・ツァオによるデザインしたそうで、建物は、緑豊かな3ヘクタールのトロピカルガーデンに取り巻かれた敷地に佇むリゾートスタイルの低層構造になっています。また、庭園に囲まれた屋外プールも特徴的です。
5 立地 バンコク中心部のウィッタユー通り(ワイヤレスロード)沿いにあり、最寄駅はBTSのプルンチット駅になります。ただし、ホテル(建物)と駅(改札)の間は地図で見るほど近くはなく、徒歩で10分近くかかります。特に、ホテルの建物は通りからかなり奥に入ったところにあり、ホテルの敷地に入ってから建物の入口まで2分くらいかかります。しかも一部は上り坂です。また、ホテルと駅の間にはコンビニやファーストフード等はなく、駅に近いWave Placeというビルの中にローカルのカフェがあるのみです。セブンイレブンはプルンチット駅の通りの向こう側にあります。したがって、中心部にありながら、立地面ではあまり便利とは言えず、タクシーを使ったほうが効率的なケースも多いと思います。
シャトルバスのサービスもありますが、頻度は少ないです(しかも、日曜は休み)。
6 客室 概要 ゲストルームは、全室にプールと庭園を眺めるプライベートバルコニーを配しています。
室内は、一番安いSwiss Classic Roomでも36uの広さがあり、バルコニーもあるので、大変広々としています。また、設備、家具等は決して新しくはないものの安っぽくはなく、きちんとメンテナンスがされているので、上品で(部屋の名称の通り)クラシックな雰囲気が部屋全体に保たれていました。ハイテク機器を駆使した新しいホテルとは対照的な印象でした。机やテーブルは大きめで使いやすく、収納スペースも十分に確保されています。
ベッド 2ベッドルームのベッドはシングルサイズでしたが、ベッド間の隙間がないので、(中央部分に寝るわけにはいきませんが)1人でも大きく使えました。マットは平均的な硬さでした。
備品(あり) 無料ミネラルウォーター(500ml×2本、補充あり)、スリッパ(薄い)、冷蔵庫、湯沸し、セーフティボックス、歯ブラシ、ティッシュ、バスローブ、目覚まし時計、体重計。
備品(なし) フルーツ、アイロン、傘。
エアコン 温度・風力の調整が可能なタイプです。音は静かでした。
ドライヤー 浴室の壁に固定されている旧型のもので、使いにくかったです。
浴室 Swiss Classic Roomには独立型のシャワーブースはありません。バスタブはシャワーカーテンではなくガラス戸で仕切られているなど、高級感、清潔感が保たれています。バスタブは浅めですが、大きく造られており、ゆったりできます。シャワーはハンドシャワーで、お湯の出は良好でした。お湯の温度も安定していました。
ネット接続 室内にLANケーブルがあります。料金は1日642バーツ(税込、他の課金体系はなし)でした。LANケーブル接続後、IEを立ち上げるとMaginetのサイト(英語→日本語選択可)に繋がるので、「了承する」→「(規約に)承諾する」→(料金、利用日数を指定し)「有料で利用する」→(料金について)「了承する」の順で接続します。通信速度は普通でした。
窓・眺望 部屋が広い上に窓が大きく、ベランダもあるので開放感があります。窓の向こうには庭園の緑が広がり、下にはプールが見えました。
7 日本語/日本人 NHKが視聴できます。室内にNHKワールドプレミアムの番組表がありました。室内等の一部には日本語の案内があります。欧米系の宿泊客が中心ですが、日本人や華人も見かけました。
8 警備/鍵 タクシーはホテルの敷地に入る際に番号をチェックされていました。鍵はカード式です。
9 食事 朝食 朝食付ではなかったので、カフェ&ベーカリーのGourmandisesを利用しました。簡単な朝食には十分だと思いますが、値段のわりにコーヒーの量が少ない点は残念でした。カフェでそのまま食べることも可能ですが、冷房が強すぎるうえ、サービス料もかかるので、部屋に持ち帰ったほうが無難かもしれません。
ルームサービス 利用せず。ISOレストランと同じ品目がISOよりも割高に設定されています。品目数もISOより少ないです。
レストラン ISOを利用しました。パイナップル炒飯は具が多く、ドライカレーのような味付けで美味しかったです。Guay TIew Khua Gai(鶏肉と卵の平麺)も量が多く、普通に美味しかったです。一方、デザートは味も見た目も上品でしたが、個人的には量の面で物足りなく感じました。
10 スポーツ設備 プール プールは庭園の中にあり、素晴らしい雰囲気です。デッキチェアの数も多く、のんびりできます。泳ぐのにも十分な大きさです。大人の足が届かないほど深い部分はありませんでした。プールの一部がジャグジースペースになっており、とても快適でした。
ジム 有酸素運動のマシンのほか、ダンベル、バーベル、筋トレ用マシンが揃っており、一般のジムに近い水準のトレーニングができると思います。エアロビクスのスタジオもありました。
更衣室 あります。
その他 更衣室の中にドライサウナとスチームサウナがあります。屋外テニスコートと屋内スカッシュコートもあります。
11 サービス 午前11時半頃にチェックインしました。部屋の準備が数分で終わるので座って待っていてほしいと言われ、その後、15分ほどかかりそうなのでコーヒーでも飲みながら待っていてほしいと言われ、Syn Barで美味しいコーヒーをいただきました(無料)。また、待ち時間に読売新聞をもってきてくれました。チェックアウトは迅速で、特に問題ありませんでした。
ターンダウンサービスがあります。
タクシーで別のホテルに移動する際、車のナンバーを書いて渡してくれました。
サービスも高級ホテルにふさわしい水準でした。バスタブの栓が故障していたのでハウスキーピングに修理を頼んだところ、エンジニアをすぐに呼んでくれ、エンジニアが直してくれました。部屋にフォーク等がなかったので、ハウスキーピングに頼んだところ、すぐにもってきてくれました。
12 その他 1ベッドルームは空きがないとのことで、2ベッドルームになりました。
13 総括 今まで利用したバンコクのホテルの中では、プールのよさが際立っています。プールにこだわりのある人や、ホテル内での滞在時間が長く静かにのんびりと過ごしたい人にはお薦めできるホテルだと思います。逆に、ホテルの外で精力的に活動する人は、同クラスでももっと立地のよいホテルにしたほうが効率的です。
(↑:眺望:ベランダ越しに見える庭園) (↑:ベランダ)
(↑:プール1:部屋から) (↑:プール2)
(↑:プール3) (↑:プール4)
(↑:庭園1) (↑:庭園2)
(↑:庭園3) (↑:庭園4)
(↑:ホテル敷地正面:ここから館内まで徒歩2分) (↑:館内入口前)
(↑:カフェ&ベーカリーGourmandises)
   左:Sandwich Box (egg) 90バーツ、Mango Tiramisu 80バーツ、Coffee 115バーツ+Tax 7% (持ち帰り)
   右:Cured Black Forest Ham Sandwich 140バーツ、ブルーベリーマフィン40バーツ、Coffee 115バーツ+Service 10%+Tax 7.7% (イートイン)
(↑:レストランISO:以下の価格+Service 10%+Tax 7.7%)
   左上:KHAO OB SAPPAROD(P/N):Baked Fried Rice in Pinapple 200バーツ
   右上:GUAY TIEW KHUA GAI:Wok-Fried Flat Rice Noodles with Chicken and Egg 150バーツ
   左下:SPONGE OMELETTE:Filled with Whipped Cream, Seasonal Fresh Fruits and Berries 180バーツ
   右下:Nai Lert Park Bread And Butter Pudding with Rum and Raisin Ice Cream and Vanilla Sauce 180バーツ
(↑:館内右奥の吹き抜け部分) (↑:シャトルバス運行案内)
トップページに戻る.      . バンコクのホテルリストに戻る