ホテル宿泊記　バンコク08
  Grand Mercure Fortune Bangkok
　グランド メルキュール フォーチュン バンコク
1 詳細情報のあるウェブサイト 当ホテル（日本語）、バンコクナビ、トリップアドバイザー（みんなの口コミ）、Expedia（ゲストレビュー）、agoda（最新のお客様コメント）、H.I.S.（口コミ）、楽天トラベル（お客様の声）
2 宿泊時期／部屋タイプ／番号 2007年10月／Superior ／1714号室→1821号室
3 1泊料金／予約方法 US$66（税込、朝食付）／ホテルトラベルドットコムで予約。
4 ホテル概要 客室数400の大規模ホテル。Grand Mercureはフランスのホテルチェーン、アコーのブランドで、もともとは1993年にFortune Bluewave Hotelとして開業しましたが、その後、Best Western Fortune Hotel →Fortune Hotel と名称が変わり、2005年10月から現在のホテル名となっています。外観、エントランス、館内、室内ともやや殺風景な感じで、高級感はありません。エレベーターを降りると、天井の低さが目に付きます。
5 立地 国際空港から近いうえに、地下鉄のプララーム9駅の真上にあるためバンコク中心部へのアクセスも良く、大変便利な立地です。ホテル→国際空港は、約20分でした（早朝）。ローカル向けのショッピングセンターFortune Townと直結しており、ファーストフード（マクドナルド、KFC、Mister Donut等）、コーヒーショップ（地場系）、ATM、ドラッグストア（Boots、Watsons）、スーパーマーケット（TESCO-Lotus）等が利用できます。ただし、周囲にコンビニ等はないので、Fortune Townの閉店後は要注意です。
6 客室 概要 室内に入ると、カーペットや椅子のしみ等が目立ち、家具等もやや傷みが見られ、老朽化してきている印象は否めません。掃除はきちんとされており、汚いというわけではありませんが、室内がやや暗いせいもあり、清潔感はあまり感じられません。室内はわりとゆったりしており、机の横にはドレッサーがあります。ある程度の収納スペースも確保されています。照明、エアコンの風力、目覚まし時計は、ベッド脇の端末で調整できます。
ベッド 1ベッドルームのベッドサイズは、キングサイズ。2ベッドルームのベッドサイズはセミダブル。マットの硬さは普通でした。
備品（あり） 無料ミネラルウォーター（500ml×2本、それ以上は有料）、冷蔵庫、湯沸し、セーフティボックス、スリッパ、ティッシュ、目覚まし時計、薄手のバスローブ。タオルはバスタオルとフェイスタオルが2枚ずつありますが、ハンドタオルはありません。
備品（なし） 歯ブラシ、アイロン、フルーツ、体重計、傘。浴室の備品は必要最低限のものしかありません。
エアコン 温度調整は簡単で、音も静かでした。ただし、風力の調節と温度の調節が別々の場所にあります。
ドライヤー 温風のみのタイプで、風力は2段階です。ドレッサーの下に固定されており、やや使いにくいです。
浴室 独立型のシャワーブースはなく、床等も安っぽい感じです。バスタブは浅めですが大きさは十分で、清潔に保たれています。シャワーは固定式でしたが、お湯の出は極めて良好で、温度も安定していました。
ネット接続 LANケーブルがあります。LANケーブルを接続しIEを立ち上げると、接続画面が出てきます（日本語選択可能）。利用規約に承諾するとそれだけで接続します。通信速度はまずまずでした。料金を確認する前に規約に承諾してしまったので正確な料金体系は不明ですが、チェックアウト時に聞いたところ、39分（?）までは従量制で、それ以上使用すると1日当たりの料金となり、自分は1日当たり695.5バーツ（税込）を課金されました。
窓・眺望 窓は大きく、正面に視界を遮るものが何もないので、見晴らしは良好です。眼下にはラチャダーピセーク通りやラマ9世通りを走る車が見え、正面にはラィソンホテルやラマ9世病院も見えます。
7 日本語／日本人 テレビはNHKが視聴できます。室内の一部（インターネット、セーフティボックス等）には日本語の案内があります。滞在日数が短かったこともあり、日本人は全然見かけませんでした。
8 警備／鍵 警備等は特になし。鍵はカード式です。
9 食事 朝食 早朝出発のため、ランチボックスに代えてもらえるかどうか頼んだところ、ツナサンド、チキンサンド、フライドライスのいずれかに変更可能とのことだったので、ツナサンドを朝5時30分に頼みました。レセプションでチェックアウト時に受取りましたが、こちらから言わないと出てこない感じでした。
ルームサービス 利用しませんでした。
レストラン 利用しませんでした。
10 スポーツ設備 プール プールは小さいですが、雰囲気はまずまずです。ただ、プールサイドが狭いため、デッキチェアはプールから少し離れた所にいくつか置いてあるだけで、プールサイドには椅子しかありません。
ジム このレベルのホテルとしては、充実しているほうだと思います。バーベルを使ったフリーウェイトのエクササイズはできませんが、ダンベルのほか、スミスマシンをはじめとして一定のトレーニングができる機器を揃えています。
更衣室 あります。
その他 更衣室の中には入りませんでしたが、受付の人によると、ドライサウナとジャグジー（水着着用）があるそうです。
11 サービス 11時40分頃にチェックインしましたが、すぐ対応してくれました。
17Fの部屋が2ベッドルーム（1714号室）だったため、1ベッドルーム（1821号室）への変更を頼んだところ、45分〜1時間後なら変更可能なので、室内で待っているように言われました。1時間たっても連絡がないので電話したら、あと5分待ってほしいと言われ、今度は5分後に準備ができたと電話がかかってきました。
チェックアウト自体は特に問題ありませんでしたが、ランチボックスの受取りに少し時間がかかりました。
12 その他 大通りが交差する場所にあり、17Fでも車の音が結構聞こえてきます。
チェックアウト後、ドアマンが寄ってきて「Airport？Taxi？」と聞いてきたので、「Yes」と答えたところ、待機していたと思われるメータータクシーを呼んでくれました。その後、「How much do you pay？」と聞かれたので、変な質問だなと思いつつ「Meter」と答えたら、「about 300」と言うので、そんなに高くないはず、と言ってタクシーに乗り込みました。タクシーの運転手は、「Meter please」と言うと、すぐにメーターを使ってくれましたが、ほっとしたのもつかの間、物凄い速さでメーターの価格が上がっていきました。急いでいたのでそのまま空港まで行きましたが、結局、メーター料金353バーツ＋高速道路料金25バーツをとられました。車で数分の距離にあるラディソンから空港まで155バーツで行けたことを踏まえると、ドアマンとドライバーはグルで、違法メーターを使っているとしか思えません。大通りに出て、走行中のタクシーを利用したほうが無難だと思われます。
13 総括 立地が便利なわりに価格は安く、一通りの設備も揃っているので、寝るだけなら特に問題ないホテルだと思いますが、古臭い雰囲気、スタッフの対応がやや大雑把なこと、上記のタクシーの件等があり、積極的にお薦めできるホテルではありません。近隣のラディソンと料金はさほど変わりませんが、ホテル自体のクオリティはラディソンのほうが断然上です。トランジット等での短期利用ならラディソンのほうが、バンコクに数日間滞在するなら中心部のホテルのほうが便利だと思います。
（↑：1ベッドルーム=1821号室） （↑：2ベッドルーム=1714号室）
（↑：固定式シャワー）
（↑：ドレッサーの下に固定されているドライヤー）
（↑：ポット、ミニバー等） （↑：プール：左端に椅子、奥にデッキチェア）
（↑：眺望） （↑：朝食の代わりのランチボックス）
トップページに戻る.　　　　　　. バンコクのホテルリストに戻る