ホテル宿泊記　バンコク06
  Golden Tulip Sovereign Hotel, Bangkok
　（旧Radisson Hotel Bangkok）
　ゴールデン チューリップ ソヴェリン ホテル バンコク
1 詳細情報のあるウェブサイト 当ホテル（英語）、バンコクナビ、トリップアドバイザー（みんなの口コミ）、Expedia（ゲストレビュー）、agoda（最新のお客様コメント）
2 宿泊時期／部屋タイプ／番号 2007年9月／Superior ／713号室
3 1泊料金／予約方法 2,350バーツ（税込、朝食付）／アジアトラベルで即時予約。
4 ホテル概要 1995年開業、客室数448。開業から15年間は米国のホテルチェーンCarlsonグループとの契約により「ラディソンホテルバンコク」の名称で運営されてきましたが、契約満了に伴い2011年1月より運営主体とホテル名が変わりました。
「ゴールデンチューリップ」は1962年にオランダで誕生したホテルチェーンで、4☆クラスに位置付けられています。1975年から96年まで航空会社KLMが出資し海外展開が進められましたが、その後の紆余曲折を経て、2015年3月からは中国の大手ホテルチェーンJin Jiang International（錦江国際集団）の傘下に入っています。

（以下はRadisson Hotel Bangkok当時のコメント）
場所が不便なものの設備は比較的充実している大型ホテルのため、格安ツアーでよく利用されています。
5 立地 ホテルのすぐそばを高速道路が走っており、国際空港に近く（タクシーでホテル→空港は20分：155バーツでした）、バンコク中心部には遠い立地です。最寄り駅は地下鉄のプラ・ラーム・ナイン駅ですが、ホテルのスタッフに聞いたところ徒歩で15分程度かかるそうです。そのかわり、1時間に1回（9時から20時）地下鉄のペッチャブリー駅までシャトルバスのサービスがあります（12その他参照）。また、プラ・ラーム・ナイン駅3番出口のところに待機しているモーターサイ（バイク）を利用すると、ホテルまで5分以内で到着します（20バーツでした）。ホテル周辺には、隣のラーマ9世病院（ホテルから病院内まで徒歩3分程度）の中に、セブンイレブンとATMがあります。RCA（ロイヤル・シティ・アベニュー）というパブストリートも近いです。
6 客室 概要 一番安いクラスのSuperior Roomでも室内は広々としています（37平米）。机は大きく、収納スペースも十分にあります。クローゼットが2つあり、その間にドレッサーが設けられています。家具は木目、カーペットはグリーンの落ち着いた雰囲気で、きれいにまとまっています。ただ、備品等は必要最小限のものしかなく（タオルも大中2種類×各2枚のみで、ハンドタオルはなし）、贅沢な雰囲気は感じられません。。
ベッド 1ベッドルームのベッドはクイーンサイズでした。マットの硬さは平均的でした。
備品（あり） 無料ミネラルウォーター（600ml×1日2本）、冷蔵庫、湯沸し、セーフティボックス、ティッシュ、フルーツ、目覚まし時計
備品（なし） スリッパ、歯ブラシ、バスローブ、傘、アイロン、体重計、FAX
エアコン 温度・風力の調整が可能で、音も静かでした。
ドライヤー Philips製でしたが、温風のみで、風力は2段階でした。壁等には固定されていません。
浴室 浴室もあまり高級感はありませんが、大変ゆったりとしており、バスタブと独立型のシャワーブースがあります。バスタブはハンドシャワー、ブースのシャワーは固定式でした。バスタブはやや深めで、ゆったりとしています。シャワーブースは半円形です。お湯の出は良好で、温度も概ね安定していました。
ネット接続 LANケーブルはあるのになぜか接続不可となっており、無線LANの利用になります。料金は1時間250バーツ、1日600バーツ（税込）でした。ロビーでUsernameとPasswordが入った紙を購入します。ワイヤレス接続後、IEを立ち上げると当ホテルのサイトに繋がるので、Log Inをクリックし、UsernameとPasswordを入力します。接続速度は普通で、特に問題なく使えました。
窓・眺望 窓は大きめですが、正面に高いビルがあり、あまり眺望はよくありませんでした。
7 日本語／日本人 テレビはNHKが視聴できます。室内等の一部に日本語の案内があります。Coffee Shop（メニューは日本語付）の入口に読売新聞が置いてあり、朝食時には日本人のツアー（Trapics）客を見かけました。
8 警備／鍵 警備等は特になし。鍵はカード式です。
9 食事 朝食 このクラスのホテルにしては、品数、内容とも充実しており、1日では食べきれません。特に、惣菜の種類が多いと思います。ただ、卵料理専門のスタッフはいませんでした。
ルームサービス Coffee Shopと同じメニューの値段がかなり高く設定されており、利用しませんでした。
レストラン Coffee Shopでタイ風海老入り焼きそばとツナサンドウィッチを食べましたが、まずまずでした。このホテルの周辺には何もありませんが、Coffee Shopは24時間営業なので重宝しました。
10 スポーツ設備 プール 小さめのごく普通のプールの周りにデッキチェアが置いてある感じです。高速道路に近く車の音も聞こえてくるため、あまりのんびりとした気分にはなれないかもしれません。
ジム このクラスのホテルにしては大変充実しており、かなりしっかりとトレーニングができる水準です。バーベル、ダンベルのほか、マシンの種類もかなりありました。エアロビクス・ヨガスタジオもありましたが、中に卓球台が置かれていました。
更衣室 あります（利用料無料）。
その他 更衣室の中にジャグジー、ドライサウナ、スチームサウナがあります（ただし、利用料250バーツ）。
11 サービス 正午前にチェックインしましたが、すぐに部屋に入れました。チェックアウトもまったく問題ありませんでした。
ウェルカムドリンク（フルーツカクテル）のクーポン付でした。
12 その他 バンコクのタクシーの運転手は大きなホテルでも場所を知らないことがよくありますが、このホテルは高速道路からもよく見える位置にあり、比較的よく知られていました。ただし発音は「ラディソン」よりも「レディスン」という感じです。
無料シャトルバスのルートと時間は次の通り。ホテル→ペッチャブリー駅（9時〜20時、1時間に1回）、ホテル→マーブンクロンセンター（10時、14時、16時）、ホテル→ルンピニナイトバザール（20時）、ホテル→パッポン（21時）、ホテル→ウイークエンドマーケット（土日の10時、11時30分）。
13 総括 立地面のハンディキャップはありますが、その分、料金のわりに設備等は整っています。日本からはツアーでの利用が多いようですが、個人利用の場合も、トランジット等で利用できると思います。ただし、ホテル内で優雅に一日を過ごすほど豪華ではありません。また、自由旅行で数日滞在となると、移動時間のロスが大きいかもしれません。
（↑：半円形のシャワーブース）
（↑：ミニバー）
（↑：無料ミネラルウォーター、湯沸し等） （↑：目覚まし時計と照明用の端末）
（↑：眺望） （↑：外観）
（↑：朝食1） （↑：朝食2）
（左上：ウェルカムフルーツ）

（右上：Coffee Shop）
　　Phad Thai Goong Sod（タイ風海老入り焼きそば） 165バーツ
　　＋Service 10% ＋Government Tax 7.7%

（左横：Coffee Shop）
　　ツナサンドウィッチ 230バーツ
　　コーヒー 70バーツ
　　＋Service 10% ＋Government Tax 7.7%
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