ホテル宿泊記　バンコク05
  Ramada Plaza Menam Riverside Bangkok Hotel
　（旧Menam Riverside Hotel）
　ラマダ プラザ メナム リバーサイド バンコク ホテル
1 詳細情報のあるウェブサイト 当ホテル（英語）、バンコクナビ、トリップアドバイザー（みんなの口コミ）、Expedia（ゲストレビュー）、agoda（最新のお客様コメント）
2 宿泊時期／部屋タイプ／番号 2007年9月／Superior Riverview Room→Deluxe Room／1421号室
2連泊以上でDeluxe Roomにアップグレードという特典つきでした。
（2008年5月現在、Superiorのカテゴリーはなく、Deluxeが最も安いクラスとなっています）
3 1泊料金／予約方法 US$80（税込、朝食付）／当ホテルのサイトで即時予約。
上記の特典に加え、空港ーホテル間の無料片道送迎サービスも付いていました（「12その他参照」）。
（Free one way Airport transfer (Airport - Hotel or Hotel - Airport) Special Promotion）
4 ホテル概要 開業は1980年代。客室数550。場所が不便なものの設備は比較的充実している大型ホテルとして、かつては格安ツアーでよく利用されていましたが、2008年3月にRamada系列でRamadaのワンランク上のブランド「Ramada Plaza」となり、格安ツアーで利用されるホテルとは一線を画しています。

（以下はMenam Riverside Hotel当時のコメント）
外観は古くて大きいだけの建物ですが、2006年に改装しており、館内は古さを感じさせません。
5 立地 チャオプラヤー川沿い、しかも南側に位置しており、バンコクの中心部からはかなり離れています。ただ、シャトルボートの時間に合わせて移動すれば、中心部へはホテルのシャトルボート→BTSサパーン・タークシン駅経由で比較的スムーズに出られます。また、ホテル周辺には一通りのものが揃っています。まず、ホテル正面の両側に宿泊客をターゲットにしたマッサージ店が並んでいます。チャルンクルン通りに出て右に行くとスーパーのTOPSがあり、その周辺にセブンイレブンやATMもあります。一番近いローカルのコンビニはチャルンクルン通りを左に進んだ所にあります。
6 客室 概要 室内は清潔で広々としており、家具等が落ち着いた感じでまとめられています。収納スペースがかなりあり、机も大きめで使いやすいです。また、ベッド脇の端末で照明、目覚まし、エアコンを調整できます。洗面台がバスルームの外（部屋に入ってすぐ横の場所）にあるのもユニークで、実際に使ってみると使いやすいです。
ベッド 1ベッドルームのベッドはキングサイズでした。マットの硬さは普通で、快適でした。
備品（あり） 無料ミネラルウォーター（毎日補充）、セーフティボックス、ティッシュ、歯ブラシ、冷蔵庫、湯沸し、DVDプレーヤー、時計、バスローブ、フルーツ、傘等。
備品（なし） スリッパ、アイロン、体重計。
エアコン 風力、温度とも調整可能なタイプでした。ただ、温度調節機能が故障している（冷えないわけではないが温度が変わらない）ので、チェックを依頼しましたが、依頼後に外出したのでチェックしてくれたかどうかは不明です（その後もあまり温度に変化はなし）。音は風力をHighにするとややうるさいですが、その他だと気にならない水準だと思います。
ドライヤー 冷風はなく、風力の切り替えのみができるタイプでした。壁等には固定されていません。
浴室 バスルームもきれいです。バスタブ（シャワーなし）は細めですが、十分に足が伸ばせる長さです。セパレート型のシャワーブースも広めです。ただしシャワーは固定式でした。お湯は勢いよく出てくるという感じではありませんが、支障のない程度に出てきました。温度は安定していました。
ネット接続 無線LAN方式です。料金は3時間210バーツ、1日420バーツ、4日1,340バーツ（税込）。利用するにはビジネスセンターでUsernameとPasswordが入ったカードを購入します。無線LAN接続機器の貸出も行っているようです。ただし、室内での接続状況が不安定でした。初日はシグナルの強さが「極めて弱い」状況でダイアルアップ並みのスピードしか出ず、2日目の途中から改善し、その後まったく繋がらなくなり、3日目の午前中に再び接続可能になりました。ロビー周辺やビジネスセンター内での接続状況は良好でしたが、室内での接続はあまり期待しないほうがよいと思います。
窓・眺望 目の前にチャオプラヤー川が広がり、眼下にプールが見えました。ただ、ミレニアムヒルトンの眺望と比較すると、スケールが小さい気がします。
7 日本語／日本人 テレビはNHKが視聴できます。室内の一部に日本語の案内がありますが、日本語が充実しているというほどではありません。宿泊客は欧米人が多く、日本人はあまり見かけませんでした。
8 警備／鍵 警備等は特になし。鍵はカード式です（要返却）。
9 食事 朝食 ビュッフェスタイルで、1日では食べきれないほど品数は豊富です（ただし、土曜日の9時過ぎにいくと、一部は品切れ状態）。卵料理専門のスタッフのほか、モンゴリアン料理等のスタッフがいます。川沿いにはテラス席があり、雰囲気も良好です。また、朝5時からやっているので、出発日が午前便でも利用できます。
ルームサービス タイ風焼きそばとプリンを頼みましたが、30分以内で持ってきてくれました。焼きそばは○、プリンは△でした。
レストラン Coffee Shopでパイナップルチャーハンとバナナスプリットを食べました。チャーハンは○、バナナスプリットは△でした。
10 スポーツ設備 プール プールは大きめで、足が着かないほど深い部分はありません。ただし、水の上に小さな木の実や葉などが結構浮いていて、神経質な人は気になるかもしれません。プールそのものは綺麗で、雰囲気も良いので、プールサイドでのんびりしたい人には最適です。
ジム バーベルとダンベルの重量は限られています。マシンも設備が古く、メンテナンスはあまりよくありません。ただ、ある程度のトレーニングは可能なレベルです。
更衣室 あります。
その他 更衣室の中に、ドライサウナとスチームサウナがあります。
11 サービス チェックイン、チェックアウトは（少し遅いものの）特に問題ありませんでした。
ウェルカムドリンク（フルーツパンチ）のクーポン付でした。
ロビーの周辺で迷っていると、スタッフがすぐに声をかけてくれます。ただし、インターネットの接続など、専門的な話になると途端に反応が鈍くなります。
12 その他 空港−ホテル間の無料片道送迎サービスがあったので、空港→ホテルで利用しました（通常料金はUS$30）。空港のExit Bを出た左手にホテルのスタッフが待機しているスペースがあり、スタッフとドライバーが自分の名前を持って出迎えてくれました（念のため、メールで事前に確認）。そこから空港内の駐車場に一緒に移動し、専用のバンでホテルまで連れて行ってくれます。
ホテル専用シャトルボート（ホテル⇔サートーン船着場：所要時間7〜8分）は30分間隔で、ホテル始発は7:00、最終は23:00。利用時にはコンシェルジュに申し出て往復チケット（無料）をもらいます。タークシン橋の南側は、高級ホテルが連なる北側と比べて、風景がやや寂しい感じです。また、電車と比較すると機動性に欠けます。
13 総括 料金が安かったので、十分なコストパフォーマンスだと思います。特に、朝食やローカルフードの食事が充実している点、2泊以上で片道送迎サービスが受けられる点が気に入りました。ただし、上記のようなインターネット接続やエアコンの件、スリッパがないことなど、最高級クラスと比較するとやはりあらゆる部分で見劣りがするのも事実です。完璧を求めず、コストを抑えてのんびり旅行したい人にお薦めします。
（↑：シャワーブース）
（↑：ベッド横の端末）
（↑：プール1=部屋から） （↑：プール2=プールサイドから）
（↑：外観1=チャオプラヤー川側から） （↑：外観2=正面から）
（↑：眺望） （↑：シャトルボート）
（↑：ウェルカムドリンク：フルーツパンチ） （↑：ウェルカムフルーツ：バナナを食べた後）
（↑：ルームサービス）
　右Fried noodle with shrimp 140バーツ、左Caramel custard 80バーツ
　　＋Iced Coffee 80バーツ＋Service 10% ＋Government Tax 7.7%）		 （↑：川沿いのテラス席=朝食会場となっているレストランの中）
（↑：朝食1） （↑：朝食2）
（↑：朝食3） （↑：朝食4）
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