ホテル宿泊記　バンコク03
  Millennium Hilton Bangkok
　ミレニアム ヒルトン バンコク
1 詳細情報のあるウェブサイト 当ホテル（日本語）、バンコクナビ、トリップアドバイザー（みんなの口コミ）、Expedia（ゲストレビュー）、agoda（最新のお客様コメント）、H.I.S.（口コミ）
2 宿泊時期／部屋タイプ／番号 2007年8月／Deluxe River View Campaign ／1108号室
3 1泊料金／予約方法 13,000円（税込、朝食付）／H.I.S.で即時予約。
期間限定のキャンペーンで他のサイトよりもかなり安く、最終日18時までのレイトチェックアウトの特典も付いていたので、宿泊してみました。
4 ホテル概要 建設が中断していた建物をヒルトンが購入し、2006年3月に開業しました。客室数533。
5 立地 チャオプラヤー川の西岸に位置しています。チャオプラヤー川沿いの高級ホテル群はバンコクの中心部から離れており、立地面では不便ですが、このホテルは中でも車での移動に時間がかかる西北側です。一方で、対岸のリバーシティとサートーン船着場（BTSサパーン・タークシン駅と直結）までホテル専用シャトルボートがあります（「12その他」参照）。ホテルの周辺は下町で、隣はクロンサン市場というマーケットです。コンビニはセブンイレブンが大通り（Charoen Nakhon Road）の反対側と、クロンサン市場のチャオプラヤー川沿いにあります（川側から簡単に行ける）。なお、当ホテルのウェブサイトには、国際空港からホテルまでは車で45分と記載されています。
6 客室 概要 部屋はこのクラスのホテルにしては狭い（34平米）ですが、きれいにまとまっています。家具、カーペット、照明、壁等の色と形の相乗効果で、新しさと落ち着きの双方を備えた雰囲気があります。事務机の代わりに大きな丸テーブルと、2人分のスペースがあるソファがあり、食事をするには便利です。また、テレビの画面で会計明細が日本語で確認できるのも重宝しました。一方、まだ新しいにもかかわらず、壁に取り付けてある電気のスイッチがはずれそうになっていたり、エレベーター内の表示が剥げかけていたりと、安普請の部分もありました。
ベッド 1ベッドルームのベッドサイズはキングサイズです。マットは少し柔らかめで、「フカフカ」という感じでした。
備品（あり） 無料ミネラルウォーター（500ml×2本、補充あり）、冷蔵庫、湯沸し、セーフティボックス、スリッパ、歯ブラシ、ティッシュ、ラジオ付時計、薄手のバスローブ、傘等。
備品（なし） アイロン、フルーツ、体重計、FAX等
エアコン 温度調整は簡単で、音も静かでした。
ドライヤー Philips製でしたが、温風のみで、風力は2段階でした。壁等には固定されていません。
浴室 バスタブと独立型のシャワーブースがあります。バスタブもブースもシャワーはハンドシャワーでした。
バスタブはやや深めで、ゆったりとしています。シャワーブースは普通サイズで、問題なく使えました。お湯は大変勢いよく出てくるので快適です。温度も概ね安定していました。
ネット接続 室内にLANケーブルがあります。料金は1日642バーツ（税込、他の課金体系なし）でした。LANケーブルを接続しIEを立ち上げると、Hiltonの料金案内の画面が出てきます。日本語を選択→料金について了承→利用規約について承諾→利用料金を選択（1日のみ）→有料で利用する→了承する、の順でつながります。
窓・眺望 窓は大きく、正面右側にチャオプラヤー川を行きかう船がよく見えます。左側にはバンコクの下町が広がっています。
当ホテルのサイトによれば、全客室から川の眺めを一望できるとのこと。
7 日本語／日本人 テレビはNHKが視聴できます。Room Directory等 は英語のみですが、テレビに日本語の案内があります。日本人をかなり見かけました。
8 警備／鍵 タクシーでホテルに到着すると、車のトランク等のチェックを行っていました。鍵はカード式です。
9 食事 朝食 品数、内容とも充実しています。特に、パンとジュースの種類が多く、スムージーもありました。卵料理専門のスタッフがいて、オムレツ等を作ってくれます。
ルームサービス 利用しませんでした。
レストラン Flowを利用しました。焼きそばを頼みましたが、きれいな盛り付けで、味もよかったです。
10 スポーツ設備 プール 自慢のインフィニティプールは、泳ぐスペースこそ小さいですが、チャオプラヤー川に向かって流れる落ちるような凝った構造で、のんびりしたい人には最適です。チェアは、屋根のある部分（プールに面した部分と砂を張った「ビーチ」に面した部分の2カ所）と、チャオプラヤー川に面した水の上の部分（プールの遊泳部分の奥）にあります。
ジム バーベルはありませんが、有酸素運動以外のマシンが一通りそろっており、ダンベルもあるので、ある程度のトレーニングはできる水準です。スタジオもありましたが、中に卓球台が置かれていました。
更衣室 あります。
その他 更衣室の階段を下りると、ジャグジー（ジャクージ）、ドライサウナ、スチームサウナがあります。
11 サービス チェックイン、チェックアウトは特に問題ありませんでした。
最終日18時までのレイトチェックアウトの特典も問題なく利用できました。
12 その他 ホテル専用シャトルボートは、以下の2路線。風情は楽しめますが、電車と比較すると機動性に欠けます。
　ホテル⇔サートーン船着場（BTS乗換）：20分間隔。ホテル始発6:40、サートーン船着場発最終22:50
　ホテル⇔リバーシティ：15分間隔。ホテル始発6:30、　リバーシティ発最終23:00
13 総括 同時期に宿泊したPlaza Athenee と比較すると、スタッフの対応はフレンドリーかつ親切です。立地と設備はPlaza Atheneeのほうが充実していますが、眺望とソフト・サービス面はこちらに軍配が上がると思います。あまり外出しないで、ホテル内でゆっくりと過ごしたい人にとって、この料金は魅力的だと思います。
（↑：シャワーブース）
（↑：ラジオ付き時計） （↑：ロビー周辺：右端がフロント。左奥にレストランFlowがある）
（↑：プール1：左側が遊泳スペース） （↑：プール2）
（↑：プール3：左側が遊泳スペース） （↑：ビーチ）
（↑：眺望1：室内右手） （↑：眺望2：川の右側の白いビルがペニンシュラ）
（↑：眺望3：室内左手：手前にクロンサン市場） （↑：クロンサン市場の中）
（↑：外観1：チャロン・ナコン通りから） （↑：外観2：チャオプラヤー川から）
（↑：ホテル専用シャトルボート：サートーン船着場行き）
　※ボートは他のホテルのほうが豪華。		 （↑：レストランFlow：Pad Thai goong 300バーツ
　　＋Iced Coffee 140バーツ＋Service 10% ＋Government Tax 7.7%）
（↑：朝食1） （↑：朝食2）
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