ポール PAUL
PAULは1889年に北フランスのリールで誕生し、フランスと海外30カ国に店舗を展開するベーカリー・カフェ・レストランです。アジアでは日本の他、シンガポール、インドネシア、フィリピン、タイ、台湾に進出しています。コンセプトは「リュスティック･シック＝素朴でおしゃれ」。長時間発酵のレシピによる素朴な美味しさを守り続け、店舗にはシックな黒い内装に伝統的な木目の家具・調度品を配し、フランスの味をそのまま提供しています。
（↓：2018年5月：クアラルンプールPavilion） サーモンと海老のリガトーニパスタは、 定番のトマトソースにポピュラーな具材の組み合わせですが、やはり上品な味に仕上がっていて、とても美味しかったです。海老のプリプリ感が楽しめたほか、上に添えられていたバゲットも独特の味わいがあり、気に入りました。バニラのミルフィーユは、パイ生地の美味しさに感動しました。食感がとても繊細なうえにキャラメル味が効いていて、一方のクリームはそれほど甘くなかったので、生地の美味しさが引き立ちました。アイスコーヒーも他店とは一味違う美味しさがあり、3月にベトナムのPaulで飲んだアイスコーヒーを思い出しました。
Rigatoni with salmon & prawns MYR38+サービス料10%	Millefeuille vanilla MYR14+サービス料10%
Iced Coffee MYR10.8+サービス料10%	パビリオン内にある店
（↓：2018年3月：ホーチミンシティ Saigon Centre） 農園風サラダは、グリルした鶏胸肉、すりおろした人参、リンゴのスライス、エメンタールチーズ、レーズン、ウォルナッツが入っているとの説明が写真付きであったのですが、出てきたサラダはその写真よりも豪華で、山盛りの状態だったので感動しました。味付けとしては、薄味のドレッシングがかかっていましたが、素材の味が消されることはなく、チキンと野菜のそれぞれの味を楽しみながらしっかりと食べられました。サラダにしては高い値段でしたが、相応の価値はあると思いました。コーヒー・紅茶にはマカロン等のデザートとセットになっているものが何種類かあり、自分はCafe Luxueuxという、コーヒー各種（自分はアイスアメリカーノを選択）、マカロン（小）2、クリームブリュレ（小）、ハーフサイズのタルト（8種から1品選択、自分はFlan normand＝アップルタルトを選択）のセットを食べてみました。これまでマカロンがそれほど美味しいと思ったことはなかったのですが、PAULのマカロンはバターの風味が効いているのか、とても美味しかったです。また、クリームブリュレは定番の味で、アップルタルトは自分には酸味が強過ぎました（2年前にシンガポールで食べて同じような感想を残していたことに後で気付きました）。アイスアメリカーノは本格的な味がしました。全体的に見ると1品1品のクオリティが高く、総じて満足できました。
Salade fermiere VND210,000+税サ15.5%	Cafe Luxueux VND170,000+税サ15.5%
Cafe Luxueuxというセットに付く飲み物（アイスアメリカーノを選択）	サイゴンセンター内にある店
（↓：2016年2月：シンガポール Changi Airport T3） アップルタルトとカマンベールチーズのサンドウィッチ、コーヒーを頼みました。フードはどちらも値段が高い分、量が多いだけでなくクオリティの高さも感じられました。タルトはリンゴの酸味がやや個人的には強すぎる気がしましたが、クリームや生地がとても上品な味で、美味しかったです。サンドウィッチはバゲットにカマンベールチーズを挟んだシンプルなものでしたが、パンが美味しかったせいか、一気に食べられました。コーヒーは普通の味でした。 なお、タルトのみなぜか、税サ17.7%が表示金額に上乗せされていました。
	（左上） Sandwich Sesame Camembert S$7.8, Cafe Americano S$4.4 （右上） Flan Normand S$7+税サ17.7% （左横） チャンギ空港第3ターミナルの店舗
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