香港スイーツ
聰嫂甜品 Chung So Dessert
香港スイーツの人気チェーン店。香港の有名スター、劉德華（アンディ・ラウ）が推薦したということでも知られています。香港内にいくつか店舗がありますが、情報を網羅した正式なウェブサイトが見当たらず、詳細はわかりません。なお、ウェブで検索すると「聰嫂星級甜品」「聰嫂私房甜品」、英語でも「Con Sao Dessert」「Chung So Dessert」という二通りの名称が出てきます。
（2018.9：灣仔店＝大王東街21-23號）今回は、「必食推介」メニューのひとつ、マンゴーミルクシェイクカスタードを食べてみました。一番上にマンゴー、その下にマンゴーシャーベット、一番下にミルクプリン？が並んだ3層構造で、美味しくいただきました。ただ、「カスタード」の味は特に感じられず、その点は少し残念でした。この他にも様々なメニューがあり、あちこちに店があり、夜遅くまで開店しているので、夕食の後に何かサッパリとしたデザートが食べたいときにはまた利用したいと思いました。

		（左上） Mango Milkshake Custard=芒果奶昔雙皮奶 HK$49 （右上）灣仔店の店内（夜9時頃でも満席）（左横）灣仔店の外観
義順牛奶公司 Yee Shun Dairy Company
マカオに本店がある牛乳プリンの有名店。ミルクプリンの他にも軽食メニューがあり、簡茶餐廳（庶民的な香港式レストラン）に位置付けられます。香港にはいくつか支店があります。当店自体のウェブサイトは見当たりませんが、ウェブで検索すれば情報サイトやブログ等で店の場所等は簡単にわかると思います。
（2018.9：香港＝油麻地＝彌敦道513號）油麻地の店には入口のガラスにメニューが貼ってあり、そこに（怪しげな）日本語が記載されているので、オーダーするものの見当をつけてから店に入ると比較的スムーズにいくと思います（テーブルには日本語メニューなし。頼めば持ってきてくれるのかもしれません）。今回は比較的混雑している時間だったので、相席になりました。牛乳プリンは量が多いですが、あっさりとした味なのであっという間に食べられました。格別美味しいというほどではないものの、軽めのデザート感覚で食べる分には悪くないかもしれません。エッグチーズサンドはトーストしていない食パンに薄い卵焼きとチーズがサンドしているだけだったので、やはりトーストしてあるもののほうが美味しいと思いました。アイスコーヒーは、やはりスタバ等のカフェで飲むコーヒーとは違って最初から少し甘みが付いていましたが、甘ったるいわけではなく、不味くはありませんでした。庶民的な雰囲気の店ですが、手頃な価格というほど安くはないので、プリンだけ食べれば十分だと思いました。

牛乳プリン HK$36		エッグチーズサンド HK$25

アイスコーヒー HK$21		油麻地店の店内

油麻地店の外観（左側のガラスケース内に牛乳プリンを陳列）	店頭に貼られた怪しげな日本語のメニュー（「ミルク」→「ミルタ」）
滿記甜品 Honeymoon Dessert
1995年創業。料理好きの女性5人が西貢で始めた店で、かつては手造甜品という名前でした。160種類以上のデザートメニューを提供しています。現在は香港・マカオに加え、中国、シンガポールにも出店しています。インドネシアからは撤退したようです。
（2019.10：香港=Mongkok Langham Store）ミックスフルーツフローズンヨーグルトは、ヨーグルトよりもアイスクリームの味が強く、名前はヘルシーですがデザート感覚の一品でした。値段相当の価値があるかどうかはともかくとして、普通に美味しかったです。マンゴーパンケーキは、記録を遡ると↓の2007年にも食べていて、多分、味は変わっていないと思います。昔は珍しかったせいかとても感動した記憶がありますが、今回は確かにこんな味だったという懐かしさはあったものの、感動はありませんでした。また、価格も倍近くに値上がりしており、割高感がありました。よくわからないまま頼んだキウィと桃膠のジャスミンティーは、さっぱりした味でゴクゴク飲めました。桃膠（peach resin）は、後で調べたら、桃の木から分泌された半透明の樹脂のことで、貴重な薬膳食材とのことでした。

		（左上） Mixed Fruit Frozen Yogurt HK$46 （右上） Mango Pancakes (2pcs) HK$32 （左横） Kiwi & Peach Resin Jasmine Tea HK$35
（2017.5：香港=Kowloon Bay Telford Store）九龍湾駅に隣接するTelford Plazaの中の店は、毎日12時から15時までの午後のセットがあり、パスタ・ピザ・ワッフル数種の中から1品、ドリンク1品、デザート1品を選ぶようになっていました。今回は、スモークサーモン・卵・チーズのワッフルを食べてみました。中はフワフワ、外はカリッとしたワッフルの上に、惜しみなくサーモンが載っていて、その上に野菜、その下に目玉焼きとチーズが隠れていて、見た目以上にボリュームのある一品でした。味は普通に美味しかったですが、いろんな味が同時に楽しめる点はよかったです。ドリンクで選んだライチ・ガーデン（アイスティー）は、ライチの味のする少し甘いアイスティーの中に、小さく切ったフルーツがいろいろと入っていて、こちらも美味しかったです。デザートのココナッツミルクサゴは定番の味でした。

		午市套餐（午後のセット） HK$88 （左上） Smoked Salmon & Egg Cheese Waffle （右上） Drink: Lychee Garden (cold) （左横） Dessert: Coconut Milk Sago(cold)
（2017.2：香港=Sheung Wan Western Market Store）メニューにワッフルがあったので、マンゴーワッフルのハーフを食べてみました。一番上にマンゴーアイスクリーム、その下にサクッとした正方形のワッフル、その下にまたアイス、一番下にまたワッフルがあり、ワッフルの周りにはマンゴーが散りばめられていました。甘党、マンゴー好きなら普通に美味しく食べられる一品だと思います。ワッフルにはハーフサイズとフルサイズがありましたが、ハーフサイズで十分なボリュームがありました。

Mango Waffle (Half) HK$48	上環駅の傍、西港城（ウェスタンマーケット）の店
（2016.12：香港=Mongkok Langham Store）今回は新商品のカボチャとサゴの焼きプディングと、マンゴーともち米の団子をオーダー。焼きプディングは、上段にサゴ、下段にカボチャのペーストがあり、これが通常のプリンと一体化する形になっていました。カボチャはほんのりと甘味が感じられるものの主張し過ぎてはおらず、程よい感じで仕上がっており、とても美味しかったです。また、マンゴーともち米の団子は、周囲にココナッツの粉が塗してあり、口の中に入れるとマンゴーの味が口の中に広がるとともり、うっすらとココナッツの味も感じられ、爽やかな味わいで美味しかったです。

		（左上） Baked Pumpkin Sago Pudding (Hot) HK$34 （右上） Mango Glutinous Rice Dumplings (3pcs) HK$26 （左横） Langham Place店
（2016.2：シンガポール=ION Orchard, Paragon）シンガポールの店舗はIONオーチャードもパラゴンも香港と比較して空いていて入りやすかったです。 IONでは人気商品と書かれていたバナナチョコパフェを食べてみました。サイズはあまり大きくはなく、アイスクリーム、コーンフレーク、バナナ、かき氷、チョコチップが入っていて、日本のファミレス等で出てくるパフェと比べると軽めでした。味はチョコとバナナの定番の組み合わせなので特筆するようなものではありませんでしたが、バナナは少なめで、チョコチップがたくさん入っていました。パラゴンではミックスフルーツと仙草ゼリーのデザート（マンゴージュース入り）を食べました。フルーツとしては、キウイ、マンゴー、パパイヤ、メロンが入っており、一部のフルーツは甘さが足りなかったものの、定番の味を楽しめました。

		（左上） Banana Choc Parfait S$6.3 （右上） Mixed Fruits Grass Jelly (with Mango Juice) S$6.95 （左横） ION Orchard店
（2004～2007）マンゴーパンケーキと焼プリンは◎。フルーツタピオカは○。ドリアンパンケーキは、ドリアン自体が初挑戦だったせいか？でした。

マンゴーパンケーキ HK$18 （2007/5）	ミックスフルーツタピオカ HK$32 （2007/5）

baked pudding HK$23 （2005/1）	ドリアンパンケーキ（2004/6）
許留山 Hui Lau Shan
許留山は香港を拠点とするスイーツの有名店。1960年代に新界地区の元朗で第一号店を開店し、創業当初は亀ゼリー等を扱っていましたが、1990年代に発売したマンゴーとサゴのデザート（芒果西米撈）がヒットし、果物をふんだんに使った香港式スイーツの名店としての地位を確立しました。現在は香港のほか、中国本土とマレーシアでも多店舗化しています。
（2017.5：香港=apm）マンゴー・スノー・マウンテンは、文字通り雪山をイメージしたと思われる感じで、ドライアイスの煙とともに出てきました。中身は、マンゴーの他、ストロベリーチョコレート、シャーベット？、タピオカ？、豆腐花？のようなものがマンゴーソースの中にいろいろと入っていて、ボリュームのある一品でした。マンゴー好きの甘党なら満足できると思いました。セットは4種（Mango Mochi, Pan Fried Radish Cake with XO Sauce, Mango Crisp, Spicy Swiss Sauce Chicken Wings）から1品選べますが、自分はマンゴークリスプを選択。こちらはマンゴー入りのアイスクリームで、甘すぎない軽い仕上がりで、普通に美味しかったです。

Mango Snow Mountain Set HK$49		←のセットに付くMango Crisp
（2016.1：クアラルンプール=Pavilion） Mango Feastという、マンゴーのデザート3種（mango chewy ball、mango coconut ribbon、 mango crisp）のセットを食べてみました。mango crispというのがアイスクリームのような食感で上品な甘さがあり、とても気に入りました。他の2種は一般的な香港デザートで、普通に美味しかったです。Mango coconut ribbonはその名の通り、ココナツの味が効いていていました。このセットでRM16.9（約500円）というのはとてもお得な気がしました。

Mango Feast RM16.9（全体）		（拡大写真1）mango crisp

（拡大写真2）mango chewy ball		（拡大写真3）mango coconut ribbon
（2014.10：クアラルンプール=KLCC） KLCC内の店舗は座席数が限られるものの、一人でも入りやすい雰囲気だったので、立ち寄ってみました。今回試した「マンゴーロマンス」はマンゴーが3種類の組み合わせで楽しめる一品で、特に目新しい味というわけではありませんが、マンゴー好きの自分としてはそこそこ満足できました。
		Mango Romance RM13.9＋税サ16%
（2004.10：香港国際空港）香港の街中の店舗は雰囲気が庶民的なので、衛生面でちょっと警戒していたのですが、空港内の店舗はきれいなので、安心して入れました。大根もちはスパイシーでまずまず。デザートもおいしくいただきました。

Mango Pudding with Bird's Nest　HK$30		大根もち
天后甜品
香港島東部の天后駅と炮台山駅の中間地点、ローカル色のかなり強い場所にある小さな香港スイーツのお店です。英語は通じず、メニューも広東語のみですが、写真付きなので問題なく選べると思います。ただし、価格表示はなく、店の雰囲気等からすると価格は結構高めだと思います。トリップアドバイザーで比較的上位にランクされていました。（2015.11）初めてでよくわからなかったので、店の人が薦めてくれた芒果天后を食べてみました。マンゴーとプリンとサゴがたっぷり入った典型的な香港スイーツの味がして、美味しくいただきました。わざわざ行くほどの店ではないと思いますが、写真を見ていたら他に試してみたいものもいろいろとあったので、また機会があれば行ってみたいと思いました。
		（左横）芒果天后 HK$50 （左下・右下）店の外観。かなりディープ

滿屋甜品 Moon House Dessert（2008年閉店）
銅鑼湾の百徳新街にある人気店でしたが、残念ながら閉店しました。

マンゴーパンケーキ（2004/5）	Baked Pudding with black sesami paste HK$19 （2005/1）
トップページに戻る　　　　　　　　　　　　　　　　　食事のリストに戻る